ハードオンの楽しい思いつき集   作:ハードオン

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チャリメラを食べた。

僕はちいかわなので。


39話 仕様変更

さて。

 

早速、サスボーンでの戦闘が関わるクエストは全部やってしまったので、何か別のことをやろうかと思う。

 

……そうだ!

 

商人の誘致をしよう!

 

 

 

「つまり、生産チートって訳よ」

 

「あのー……、そう言うことはしない予定だったのでは……?」

 

エルフ嫁、エイブリーが言う。

 

まあうん、それは認めよう。

 

しかし……。

 

「俺は、村に新しい産業を興しまくって政治チートはしないと言ったんだ。俺、そして俺の一家が生産チートをしないとは言ってない」

 

これなんだよな。

 

俺はあくまでも、無学で道徳感のない木端ノーミン共に産業を任せたくないって言ってるだけで、信頼できる俺とその嫁らが生産関係でチートする分には良いんだよ。

 

因みに俺がこんなに差別意識ビンビンなのは、実際にノーミン共がカスだからである。

 

今もこうして平然と生活しているが、実は結構イラついている面が多い。

 

何せあいつらと来たら、税は誤魔化すし、そもそも学がないから税の量を間違うし、何度言っても不潔で汚らしいし、無学だからこっちの指示を理解しないし、理解してないくせにその場では頭を下げて言うことを聞いたふりをするし……。もうダメだねこりゃ。

 

それも仕方ない、よく考えてみてほしい。

 

人間、地球の日本人でも、インターネットも新聞も何もないところで、学校にすら行かず狭い村に引きこもって育った奴がいたとして……。そいつ、人間って言えると思うか?

 

総理大臣の名前が分からないとか、算数ができないとかそんなレベルの話じゃない。もっと根本的な人間性がないんだよ。

 

簡単に人を殴るし、女子供でも容赦なく殴って、すぐ怒鳴って、横柄で太々しく図々しいし、その癖愚鈍で。

 

人前で鼻をほじったり、服の袖で鼻を拭いたり、手づかみでものを食べたりする。入浴はなんか知らんけど「男らしくない!」とか言ってしないし意味不明だ。

 

女子供はその家の所有物で、生意気な口を利けば家父長制に基づいて父親が殴り怒鳴る。下手をすれば殺されることだってある。

 

レイプされたら女の方が悪いと扱われるし、法律もガバガバ、村長とか富農とかの力がある方が言ったことはほぼ通るので弱者は酷い扱い。

 

俺は少なくとも、ここまで教育を受けていない奴らのことを人間とは思えないね。言っちまえば、こいつらノーミンはゴブリンよりちょっとマシ程度の存在だ。

 

で、こんなんだから、言って分からない奴には力で脅しつけなきゃならない。

 

既に、村の規則を破った罪人を何人かこの手で処刑している。

 

……長々と悪口を言ったが、とにかく。俺は「人々の為」に働くことはないとだけ宣言しておこう。

 

「は、はあ……。つまり、うちで何かを作って売りに出すと言う方向でよろしいですか?」

 

エイブリーが言った。

 

俺はそれに頷いて、もう一言。

 

「もちろん、変なものを出すつもりはない。ただ貴族ならば、お抱え商人の一人や二人、いてもおかしくないと聞く」

 

「ううん……、確かにそうですね。ヴォルスランドでも、私達の村に王都から商人の支店を作ってもらっていましたし……」

 

「生活レベルや治安に文化レベルが段違いだからお前らは自覚してないのかもしれんが、実は俺、この世界でも貴族なんだよね」

 

「あー……、そう言われればそうですね」

 

「商人、呼び込むっきゃないでしょ」

 

「そうしましょうか」

 

 

 

×××××××××××××××

 

《御用商人》

・アスレッド王都からサスボーンに商人を誘致する

 

×××××××××××××××

 

 

 

「そういや、ファストトラベルもできなくなってんなあ」

 

「ファストトラベル、ですか?」

 

馬車に乗って移動開始。

 

隣に座るエイブリーが可愛らしく小首を傾げるが、これでキャラを作っている訳ではないというのだから、MOD追加キャラは男の夢が詰まった存在だなあ。

 

「ああ、えーと……、使うと一瞬で移動できるやつなんだけど」

 

「転移魔法のことですか?」

 

「あれ、転移魔法の扱いだったのか?」

 

「そうなんじゃないんですか……?」

 

「いや知らん……」

 

何それ知らん……、怖……。

 

ファストトラベル、実体験した嫁らもよく分かっていないらしい。

 

完全に謎の技術だったのだそう。

 

怖いなー……。

 

「まあとにかく、今はもうできないから、こうして直接出向くしかないんですね」

 

「ですが、空間超越の儀式魔法がありませんでしたか?」

 

「それも考えたんだが、主君のお膝元である王都に瞬間移動するとか、なんか色々疑われそうで怖いからなあ……」

 

それができることを知られるだけでちょっとマズい。あらゆる事件の容疑者にされかねん。

 

儀式魔法だから儀式場も用意しなきゃならないしな。

 

「あ……、そうですね。確かにそうです、すみません」

 

「いや良いさ。ヴォルスランドでは大体なんでも許されたって言うか、やってたからな。感覚が違うのは仕方ない」

 

そんな話をしつつ、移動移動。

 

……暇だなあ。

 

 

 

野営をする。

 

ちょっと王都まで行くだけなのに、嫁らは何故か全員ついてきた。

 

こいつらも、なんだかんだ言って不安らしいな。俺とあまり離れたがらない。

 

まあ移動中はクッソ暇だし、いてもらえるのは助かるんだが。

 

「行きますわよ〜!『火炎放射』!」

 

まず、魔法剣士の悪魔っ子、シャーロットが手から魔法の火を出して、草原の一部を焼き尽くす。

 

圧倒的な火力で、草はもちろん、凹凸や沼とそこに潜む毒虫の類を全て焼き払う。

 

「そして、『冷凍光線』ですわ〜!」

 

さらにそこを冷やして、真っ平らな地面を作る。

 

「では、メイド魔法……、『時間加速』」

 

で、そこに、自称メイド長の妖精嫁、ドロシーが、目にも止まらぬ速さで天幕や椅子、テーブルを設置。

 

ここで野営(キャンプ)って寸法よ。

 

ドロシーがまたもや、インベントリから食材をポンポン出して、それを焚き火で調理する。その間に、嫁らは思い思いの休憩時間を過ごすのだ。

 

「で!その最下層にあったのが実は新宿で〜!激アツでやんすよ〜!」

 

「あらあら、そうなの?」

 

「まーたピコピコ遊びかえ?飽きないのう」

 

無駄話に興じる奴。

 

「ツーペアだぜ!」

 

「スリーカードですわ!」

 

「フルハウスだよ!」

 

「「グワーッ!」」

 

カード遊びをする奴。

 

「ん……、7五桂打」

 

「6六角打」

 

「2四金でござる!」

 

「2六飛」

 

「強いんでござるよ!強いんでござるよ!もうアーリヤ殿と打つの嫌でござる〜!」

 

「申し訳ありません、コンピュータですので」

 

ボードゲームをする奴。

 

『〜〜〜♪』

 

「原爆娘、小さな原爆、僕のテントに来てほしい〜♪」

 

魔道具で音楽を聴く奴。

 

それぞれが、自由に楽しく過ごしていた。

 

やがて、天幕内に良い香りが漂い始めて……。

 

「料理ができました。牛ハラミのステーキ、マルファス帝国風ソースかけです。付け合わせはドフィノアとクレソンのサラダで、リガトーニの赤辛味ソース絡めと、オニオンスープもあります。パンはこちらに、それと田舎風のパテも……」

 

「「「「わーい!」」」」

 

皆で揃って、食事を始める。

 

うーん、良い暮らしだなあ。

 




もう俺、エロ小説書いた方がいいかもしれんな。ノリがこれ、R18のやる夫スレみたいなもんだからな。

直接的なエロシーンが書けるなら書きたいが、実際書くと「そんな書くこともねえな……?」となるのが僕の悪い癖。

チート持ち主人公が奴隷の猫耳ロリに「流石ですご主人様!」と誉められまくってチンチンをしゃぶらせるみたいなのが一番面白いんじゃ。個人的には、打算で近づいてきた女狐が主人公の男性的魅力(金暴力SEX)に惚れ込んで、籠絡するつもりが逆に虜にされていた!みたいなのが一番好きなんだが……。

試しに書くか……?チート持ち主人公のエロありもの……。

どうせここ読んでる人らみんな成人男性でしょ?読者も多くがついてきてくれるはず……。

前言った、ステラリス的世界から宇宙船ごとファンタジー世界に漂流するやつで書こう。

無垢な獣人奴隷の猫耳ロリを可愛がってエロいこと仕込んで、「あー、非文明人にチンポしゃぶらせんのサイコー!」「バリバリに宇宙連邦法違反だけど、連邦非加盟国の非文明人には何したって良いもんなあ!」みたいないつも通りのクズを主人公にしてだなあ……。

盗賊女とかレイプしようぜ!冒険者女も食っちまおう!

しかしとなると最終目標はどうすんのかね?まあ銀河皇帝にでもなって、元鞘の銀河連邦に加盟する君主になるとかでええか……?

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