平凡な男と白髪の少女   作:ふれあすたー

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完全に久しぶりです。
もう一つの方はいちおレベルで書いてましたが
今日から再開させていただきます。
受験生は辛いの!
お忘れの方もいるかもしれません。
旅館の人の紹介と思ってください。
ではでは。


ホテル?いやいや。旅館です。

「なるほど。あんたがオーナーか。こちらの紹介もした方がいいか?」

「あ、いえ。今日の夜に食堂で顔合わせをしたいと思いますのでご紹介はまたそこで。」

「分かった。…あーでも。子供一人追加していいか?」

「えーっと…こちらの券は4人まででございますが…」

「あ、僕はまた別です。個人として泊まるのでお気になさらず。」

「それなら大丈夫です!!水原様、刈谷様、中村様、あともう一人は…?」

「あぁ、奥井だ。」

「なるほど。奥井様ですね。お部屋はどうされますか?嫌なのであれば二つの部屋を使用することも可能ですが…」

「それは…「俺ら3人とこいつ1人の二つでお願い致します。」…ちょっ…お前…!?」

「どうせあんた一人部屋なんだからいいだろ。支那美と一緒に寝るとか殺すからな。」

「いや、どちらかと言うと俺と中村かと思ったのだが。」

「誰が貴様なんかと。」

「まぁまぁ…えと、二部屋でお願いします。」

「かしこまりました。お部屋の案内をさせていただきます。」

「じゃあ、中村くん。また後で…食堂で会おうか。」

「おす。またな。」

________________________________

「こちらです。」

神奈と呼ばれる少女に案内をされ、連れてこられた部屋は106号室。

水谷先生はその隣の107号室だ。

ふむ。ここは端に近いのか。覚えておいて損は無いだろう。

非常口はすぐ近く…っと。

「あの、入ってみてもいいですか?」

「どうぞ。」

支那美は「失礼しまーす」と言って扉を開けた。

「わぁ…!!」

そこは広い部屋だった。三人が寝ると少し狭いだろうがそれでも十分な広さだ。

案外田舎の旅館も馬鹿にできたものじゃないな。

「凄い!広いよ!」

「そうさなぁ。これなら一人でも十分だ。」

「気に入って頂けて何よりでございます。」

「というかさ。この旅館は1人なのか?職員は。」

「確かにそうだよね…ほら、真希ちゃん隠れないで。」

「…だって…」

「えーと。この旅館はコックが1人…」

「ふむふむ。」

「…以上でございます。」

「…はぁ!?」

嘘だろ!?まさか…!!

「この旅館…パッと見でもとても綺麗だ…ホコリ一つ落ちていなかった…まさか君が全てやったのか…?」

「はい!!勿論でございます!!」

…こりゃ負けたわ。有名な所で子供とコックが1人ずつ。

掃除はすべてこの子がやっていると来た。

支那美はもちろん疑問に思い

「え!?でも貴女ってまだ小学生だよね…?」

「今年11歳にならせて頂きました!!」

…神よ。嘘だと言ってくれ。

 




いかがかな?
これからも毎日投稿で頑張らせて頂きます

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