平凡な男と白髪の少女   作:ふれあすたー

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ども。昨日宣告した通り今日は早いです。
これ書いたら勉強してシャドバのデッキ作らなきゃ。
ではどうぞ。


海の宿は思ったよりすごい

「あ、やっと来た。」

「お前らなぁ…俺がどれだけ大変だったか分かるか?」

「いや、知らない。」

「先生が沢山の人達と話してたから驚きました。」

「この方は?」

「ああ、この人はこれでも教師やってるんだよ。ほんと、世界は広いよなぁ…」

「どう言う意味だコラ。」

「そう言う意味ですよ?」

「ほらほら、2人とも漫才はそれぐらいにして。先生は挨拶しなきゃいけませんし。」

「そうだった。俺の名前は水原 竜馬だ。あんたはこのガキを助けてくれたライフセーバーのリーダーだろ?」

「ご丁寧にどうも。そうですね。隼人君に助けられたとも言えますが…僕は割腹 誠です。以後、お見知りおきを。」

「と言うかガキとはなんだガキとは。俺はもう16だ。」

「高校生レベルなんてガキみたいなもんだ。」

「ガキだからって甘く見ていると痛い目見るぞ。」

「そうかい。さ、こんなガキ、ほっておいて早くみんなで宿に行こう。」

「だったら私はここに残ります。隼人を置いてはいけないから…」

「私も…お兄ちゃんを放っては行けない。」

「…そうか。ならガキ同士で仲良く宿まで来い。誠君、行くぞ。」

「…えぇ。」

誠さんと水原先生は宿に向かって歩き始めた。

「ほら隼人‼︎早く宿に行こう?」

「隼人お兄ちゃん早く早く‼︎」

「ちょっ、2人で手を引っ張るのはやめて、バランス、バランスが崩れる、あ…」

2人同時に手を引っ張ったので、足がもつれて砂浜に盛大に転んだ。

…俺が足怪我してる事もう忘れたのか?

そう頭のなかで言葉がよぎった。

「あ…ご、ごめん‼︎足怪我している事覚えてなくて…その…ごめんなさい…」

「私が急かしたからお兄ちゃんが転んじゃった…お兄ちゃん、ごめんなさい…」

なんだこれ。

支那美も真希も涙目になりながらこちらに謝っている。

これさ、側から見たら俺が泣かしたみたいになってるじゃん…うわ、近くの人がめっちゃ俺の事ジト目で見てるし…

「ちょっと待て。取り敢えず泣き止んで。俺やばいから。二つの意味でやばいから。」

やばい理由一つ目。

こんな美少女2人(しかも片方は自分より年下)を泣かせていたら俺の評価がだだ下がり。あの宿で生きて行くものとしてそれは避けたい。

やばい理由二つ目。

今見比べると、真希も支那美と同じ白髪だ。ちょっとこの2人が並んで涙を溜めながら俺に誠心誠意謝ってると…うん…俺の人体に悪影響を及ぼしそうなのだ。主に鼻的な意味で。

「「こんな私を…許してくれるの?」」

これは乙女ゲーの一種かな?




いかがですか?
隼人いい思いし過ぎでしょほんとなんなの。
書いてるの私だけどさ。
では今回は早いですが又明日。

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