平凡な男と白髪の少女   作:ふれあすたー

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ども。遅すぎて私を殴りたい方。そんな方は殴らずに私にとって心を削られる攻撃、感想欄で叩く、をして見てください。喜びます。ふれあすたーですますん。違うんだ‼︎オルガルでイベ始まったから走ってたんや‼︎
さて今回は新しく出た子がハッチャケます。
どういう風にか?それは見た方がはやいよ‼︎
ではどぞ。オルガルたのしぃー‼︎


修羅場ではない。はず…

「はぁ、運命の人ねぇ…」

「………」

「…どうした支那美。黙りこくって…」

「…どうして私たちっていつもこうして会うのでしょうね?支那美さん。」

「同じ学校にいるから仕方ないでしょ。…隼人、場所をかえよ。」

「え?ちょっ、ちょっと支那美!」

どういうことだ。今朝ぶつかった子に会ったら支那美の雰囲気がおかしい…

「いいんですよ。あんな方無視して。それより…」

「君さ。一体誰だ?俺は名も知らない奴に運命の人と呼ばれたくないわけだんだが。」

「失礼しました。私は佐々木茉莉花。先程言った通りあなたの運命の人でございます。」

「あ〜そこそこ。なんで運命の人ってわかったの?」

「簡単です。今朝あなたにぶつかったから。それだけです。」

「…は?」

何を言っているんだこの子は…

「私は急いでいて周りを見ずにあなたにぶつかってしまいました。私に非がある筈なのにあなたは私を責めず、むしろ心配して下さり、私にはこの方しか居ないと思いました。」

なるほどわかったよわかっちゃったよ意味が!

この子、アホだ。所謂少女系漫画のテンプレをリアル世界に持って来てしまったわけだ。

まぁ俺は何言われようとだな…

「俺は生憎あそこで待ってくれてる支那美の方が好きなんでね。残念だったな。俺よりいい男なんて沢山いるからそいつと付き合いな。」

「………」

「んじゃ。」

全く…大変だったな。

「でしたら…支那美を消せば良いんですよね?」

「……⁉︎支那美逃げろ‼︎…くっ⁉︎」

「隼人さんは私の物なんですから逃げちゃ嫌ですよ?」

支那美…早く…逃げろ…

「逃げろって言われて大切な人裏切って逃げるわけないじゃない‼︎」

「支那美…」

「鬱陶しい人ね…いい加減一途で好きな人を殺す性格はやめてくれない?隼人は私の大切な家族なんだから‼︎」

「家族に愛され方を教わってない癖に偉そうに…だったら支那美さんから殺して差し上げましょう‼︎」

「私はあなたには絶対に殺されない…あなたとは違うの‼︎」

____________________

「遅いです‼︎」

茉莉花はナイフを支那美にふるった。

「遅いのはどっちかな?もう後ろにいるんだけど…」

「…⁉︎隙を見せるのは死に直結しますよ‼︎」

「明らかに動揺したのにね?」

支那美は素手でナイフとぶつかった。

…ナイフは砕け散り、支那美も手に少しだけ傷を負っていた。だが。

「こんなのじゃ全然だよ〜?もっと強靭なのを持ってきなよ〜。」

支那美はいつもとは違う顔で不気味に笑った…




いかがでしょうか?
タグにもありますよね?ヒロイン最強説って…
つまりそういうことです。
ね?茉莉花さんヤバかったでしょ?
ではまた明日〜

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