真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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拠点・荀彧との会話

「はあーーー・・・」

と俺はため息をついていた

 

「なんでこうなった・・・」

と俺は今、荀彧と一緒に書庫にいる、なぜいるかと言うと

 

 

 

 

「華琳来たけど、何の用?」

 

「これを運んでほしいの」

と俺が見たのは明らかに50冊ほどの本があった

 

「何で?」

 

「全部読み終わったから、書庫に戻してほしいの」

 

「これ全部読んだの!?」

 

「ええ」

突然のことに、俺はビックリした

 

「まさか、このために呼んだの」

 

「私一人では、運べないでしょう」

 

「確かに」

 

「わかったら、お願いね」

 

「わかりました」

 

 

 

「重い、でもよく読めたなこれ」

と俺は書庫に向かっていた

 

「でもこれじゃ前が見えないな」

 

 

 

 

「此処が書庫か?」

 

「げ・・・なんであんたが居るのよ?」

声が聞こえる方に体を向けると荀彧がいた

 

「華琳に頼まれて本を書庫に戻しに来たんだけど、そういうお前は?」

 

「私は此処に用があるから来ただけよ」

 

「そうかい。ついでだから開けてくれない?」

 

「なんであんたの頼みごとを聞く必要があるの?」

 

「俺の状況を見て良く言えるな」

 

「ふん!開けたいなら自分で開ければ」

 

「そうか、じゃあこれを持ってよ」

 

「な・・・あんたバカ。こんなに持てるわけないでしょ」

 

「こうでもしないと、開けれないんだよ。自分で」

 

「持ったまま開ければ良いじゃない」

 

「前が見えないのに、出来るか」

 

「・・・・・・」

 

「何だよ?急に黙り込んで」

 

「別に」

 

「はあーー。仕方ない。本を地面に置くか」

と俺は本を地面に置いた

 

「さて開けるか」

と俺は書庫の扉を開けた

 

「さて、入るか」

と入ろうとした時

 

「待ちなさいよ」

荀彧が止めた

 

「今度はな・・・」

言おうとした時もう書庫に入っていた

 

「何で?」

 

「あんたより早く入りたかっただけよ、それと扉は閉めないで」

 

「え?」

 

「閉めたらあんたと二人きりになって襲ってくるかもしれないから、叫びが聞こえるようにしたいからよ」

 

「・・・・・・・」

 

「何よ?」

 

「そんなに信用ないのかよ」

 

「ないわ。男の人のことなんて」

 

「(こんなに男嫌いの人初めてだぞ)」

と思っていた

 

 

 

 

 

 

ということがあった

 

「はあーーー・・・」

 

「何よため息なんかついて」

 

「何でも、それより」

 

「話しかけないでよ、妊娠するから」

 

「(しないよ)此処にある本読んだことあるのか?」

 

「あるわよ。ここにある本全部」

 

「全部!?」

明らかに千冊ぐらいはあるぞ

 

「何よ驚いて」

 

「いや、なんでもない」

 

「・・・・・・・・」

 

「どうしたの?」

 

「アンタ、この街の警備の案。アンタが考案したって聞いたけど」

 

「そうだけど、何か?」

 

「別に、他の男よりは使えると思っただけよ」

 

「そうかい」

 

「なんでそんなに頭がいいの」

 

「何で聞くの?」

 

「アンタのこれまでの案見たけど、なかなかのことがあったからよ」

 

「ふーん」

 

「それに読み書きが出来ているからよ」

 

「どういうこと?」

 

「アンタ、天の国とこの国の文字が違うんでしょ」

 

「そうだけど」

 

「何で出来るのよ」

 

「別に良いじゃん」

 

「良くないよ」

 

「・・・・・・・」

 

「何よ、黙り込んで」

 

「いや、俺に話しかけてくるからもう終わったのかと思って」

 

「何よ、アンタに話しかけることがそんなに嫌なの」

 

「そういうわけでは」

 

「なら良いじゃない」

 

「そうか」

 

「なら、私の質問答えなさい」

 

「質問?」

 

「さっき言ったでしょ」

 

「さっき?・・・・・あーあれか」

 

「そうよ」

 

「うーーん。なんていうか。やることが無くて勉強しただけだけど」

 

「それだけ」

 

「うん。あと人助けが出来る仕事に就きたかったから」

 

「あっそ」

 

「何だよ。その反応」

 

「別に良いじゃない」

 

「はあーーさて終わったし行くか」

 

「あら、もう終わったの」

 

「そうだけど、何か?」

 

「別にアンタが居なくなるからよかったと思っただけよ」

 

「そうかい」

 

「早く出て行ってくれる」

 

「わかりました」

と言い書庫から出た

 

 

 

 

 

「ふうー居なくなってせいせいしたわ。けどアイツと話してもあまり拒絶しなかった。何で?」

と考えていた

 

「・・・・・何考えているのよ。私は。男なんて信用できない生き物よ」


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