真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

8 / 74
拠点・翼の手料理

討伐を終え、俺は政務に没頭していた。けどほとんどが警備に対することだけど

「ふうー大分終わった。けど疲れたな。この世界に来て仕事をするようになるとは思わなかったけど、人助けが出来ることだからいいか」

と筆をおき、背伸びをした

 

「あの時の、華琳には助けてもらったな。おかげで気分が楽になったしな・・・本当あの時とは大違いだ」

と翼は思い出していた

 

「(泣くなら泣いていろ・・・・・お前なんて・・・・・・・・だ)」

 

「・・・・・・・・・なにを思い出しているんだ俺は」

と言っている時に腹の音がなった

 

「そういえば、もうお昼か。どうしよっかな、食べに行くのは面倒だし・・作るか、あ、バックも持っていこう」

と俺は厨房に向かった

 

 

「此処が厨房はか。俺の居た所とは大違いだな」

と厨房を見て言っていた

 

「さてと、やるか」

と俺はバックをあさった

 

「便利だな、このバック。まさか食材まで出てくるとは」

といろんな食材を出していた

 

「さて、何を作るかな・・・そうだ、酢豚に味噌汁、ついでに餃子も作るか」

とメニューを決め、食材を取り出し作った

 

 

 

 

 

 

「ふうー出来た」

と俺は料理をし終えた

 

「久々だったけどうまく出来たな」

と俺はできた料理を見て言った

 

「食べるか。いただきます」

と俺は食べた

 

 

 

 

 

料理を食べている時、扉が開いた。見ると

 

「あれ、季衣どうしたの?」

 

「厨房からいい匂いがしたから来たんだ」

 

「よくわかったな」

 

「わかるよー・・・兄ちゃん何してるの?」

 

「お昼になったから、作って食べていたんだ」

 

「これ、兄ちゃんが作ったの?」

 

「そうだけど・・・・・食べたい?」

 

「うん!」

 

「じゃあ、食べるか」

と俺は季衣と一緒に食べた

 

 

「あーおいしかった」

 

「それは良かったな」

と俺は皿を洗っていた

 

「それにしても、兄ちゃんが料理を作れるなんて」

 

「変か?」

 

「変じゃないよ。それにおいしかったし」

 

「そうか」

 

「ねえ、兄ちゃん」

 

「何?」

 

「明日も兄ちゃんの料理を食べたいんだけどいいかな?」

 

「別にいいよ」

 

「やったぁーーーー」

 

「おいおい」

 

「じゃあ、明日のお昼で良い」

 

「良いよ」

 

「じゃあね、明日のお昼に」

と季衣は走って行った

 

「うれしそうだな、さて片付けを終わらせて、俺も行くか」

と皿を洗い終わり、仕事に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、昼になったので季衣との約束を果たすために厨房に向かったのだが、

 

「なんで、華琳達がいるの?」

厨房に着くとそこには、季衣のほかに華琳・春蘭・秋蘭・荀彧が居た

 

「貴方が料理が作れるって季衣から聞いたから食べに来たの」

 

「まさか、季衣喋ったのか」

 

「何かまずいことしたボク?」

 

「いや、なんでもない」

 

「翼、早く作ってくれ」

 

「姉者を待たせるでないぞ」

 

「わかったよ。それにしても荀彧まで居るとはね」

 

「私は華琳さまに呼ばれただけで、別にあんたの料理なんか・・・」

 

「はいはい。じゃあ作るよ」

と俺は厨房に向かった

 

「(さて、なにを作るか・・・チャーハンでいいか)」

と俺は作業を始めた

 

 

 

 

 

 

 

「出来た」

と俺は出来たチャーハンを出した。ちなみに季衣が居ることもあり、量にすると二十人前

 

「じゃあ、いただきましょう」

とそれぞれ自分の皿にとって食べた

 

 

 

 

みんな俺の作ったチャーハンを食べている

「(何か言ってくれよ)」

と思っていると

 

「「...美味しい。」」

 

「え!?」

 

「翼、これすごく美味しいわ」

 

「私もこんなに美味しいチャーハン初めて食べたぞ」

 

「たしかに」

 

「むかつくけど、美味しいわ」

 

「やっぱり、兄ちゃんの料理は美味しいよ」

とそれぞれ感想を言っていた

 

「それはよかった」

と二十人前あったのにあっという間になくなった

 

「ねえ?」

 

「ん?」

 

「そんなに美味しかった?」

 

「ええ、美味しかったわ」

 

「そうか」

 

「特に、美味かったのはこのお米よ」

 

「米?」

 

「いろんなお米を食べたけどこんなに美味しいお米は初めてよ」

 

「確かに」

 

「うむ」

 

「これどこで作られた米なの?」

 

「それは、コシヒカリって言って、俺のいた。ここで言う天の国のお米だよ」

 

「翼がいた?」

 

「そうだよ」

 

「すごいわね」

 

「そうか」

 

「ねえ、貴方のいた食文化について教えて」

 

「わかった」

と俺は華琳達に教えた

 

 

 

 

 

「どうだった」

 

「なかなか興味深かったわ」

 

「たしかに」

 

「ねえ、兄ちゃん」

 

「なんだ、季衣」

 

「ほかに何か作れる?」

 

「まだ、食べるの」

 

「うん」

 

「わかったよ」

 

「わーーーい」

 

「私たちにもお願いね」

 

「了解」

と俺はお菓子などを作った

 

 

 

 

 

 

 

「ふうー疲れた」

俺は皿洗いをしている

 

「疲れた。けどみんな喜んで食べていたし、よかったな」

と皿を洗っていると

 

「お疲れ様」

 

「華琳」

 

「まさか、貴方が料理をつくれるとは」

 

「やっぱり、変なの」

 

「そういうわけじゃないの」

 

「そうなの」

 

「貴方、どうしてそんなに料理がうまいの?」

 

「・・・・・俺、もともと一人暮らしだったから生活が出来るように」

 

「そうなの」

 

「ああ、それだけ」

 

「ええ、そうだ、明日私が料理をごちそうしてあげるわ」

 

「華琳が」

 

「今日の御礼として」

 

「わかった。明日楽しみにしてる」

 

「ふふ、じゃあね」

と華琳は厨房から出た

 

「華琳の料理か、楽しみだな」

と皿を洗い終わり自分の部屋に戻った

 

 

次の日、俺は華琳の料理を食べた。すごく美味しかった


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。