真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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遅れてしまいすいません
反董卓連合編は終了です



終焉・ダークメモリー

「・・・・・・・・・・ここは?」

 

気付いたらおれは暗闇にいた

 

「・・・・・・・・・」

周りを見渡すが何も見えない

 

「俺はいったい」

 

考えていると

 

「・・・・・・おい!」

 

「ん?」

 

声が聞こえて振り向いた

 

「なんです・・・っ!?」

 

その瞬間・・・頭に衝撃が走る

 

「・・・・・・・・・・・・!!」

 

倒れながらその姿を見て、驚愕した

 

「父さん!母さん!」

 

俺の親だった

 

「やったぞ!」

 

「ええ」

 

「何で?」

 

「何でって・・・貴様を殺すためだ」

 

「!!」

 

「ええ」

 

「何で俺を・・・」

 

「・・・・・・・」

 

「答えてよ・・・」

 

「うるさい!!アンタなんて生まれなければよかったんだのよ!」

 

「!!」

 

その言葉に頭が真っ白になった

 

「・・・あなた早く」

 

「そうだな」

 

父と母が近ずいてくる

 

「(俺、殺されるの・・・何で何で何で何で何でナンデナンデ何で何で何で何で)」

 

その言葉が頭に繰り返えられる

 

「(いやだ!!)」

 

俺は体を動かしその場を去る

 

「な!!貴様!!」

 

「待ちなさい!!」

 

何も考えず走り出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・ん?」

 

気が付くと白い物が目に入る

 

「・・・ここは?」

周りを見ると・・・陣幕に居るとようだ

 

「何で俺・・・・・・・・・・・・・・そっか」

 

何故いるのか考え・・・そして思い出す

 

「俺は倒れてそして于吉に・・・・・・ん?」

 

腕を見ると

 

「包帯」

 

包帯が巻かれていた

 

「(あの人が手当したのかな・・・・・・みんなは)」

と思いながら立ち上がり歩く

 

「(・・・・・・いつかの俺の記憶・・・もう見ることないと思ったのに・・・・・・・・・何で)」

さっきまで見ていた夢を思い出した

 

「(・・・・・・やっぱり俺、生まれなければよかったのかな・・・)」

そう思いながら外に出る

 

「・・・・・・・・」

 

外に出ると兵たちが動きまわっていた

 

「もう終わったのか」

と思いながら華琳達を探そうとした時

 

 

 

「に、兄ちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!」

 

「ぐう!!」

 

横の腹に衝撃が走る

 

「・・・季衣」

 

「目覚めてよかったよ!真桜ちゃんから話聞いたときすごく心配したんだよ」

 

「・・・・・・・・」

 

「よかった・・・よかった」

涙を流す季衣

 

「・・・・・・・・」

その姿に俺はなんて声を掛ければいいかわからなかった

 

「「「隊長!!」」」

と今度は、凪、沙和、真桜が来た

 

「お前達!!」

 

「もう動いて大丈夫なの?」

 

「よかったです」

 

「えらい心配したんやで」

 

皆、近寄ってきた

 

「・・・・・・・・みんな」

 

「目が覚めたのね」

と華琳が来た

 

「・・・・・・・心配かけてごめん」

無意識におれはそう言いった

 

「・・・・・・・そう」

そう言っただけだった

 

「・・・それだけ」

 

「話は後で聞くから・・・今は、この子達を相手にしなさい」

 

「ああ」

と言った時

 

「翼」

 

「春蘭、秋蘭」

 

「これくらいで倒れるなんて情けないぞ!!」

 

「いや・・・あの」

 

「姉者」

 

「あ、いや、そうでなくてな・・・ゴホン・・・・・・心配かけるでない」

 

「え、でも・・・春蘭、俺の事なんて心配しないって」

 

「そんなこと言った覚えはない!!」

 

「(いや、言ったろ、前に連合に参加する前に・・・)」

 

「翼」

 

「秋蘭」

 

「あまり皆に心配かけるでない・・・私たちは皆心配していたんだぞ」

 

「(そんなバカなこと・・・・・・・あるわけ・・・ない・・・)」

そう思い・・・言いかけたが

 

「(あるわけない・・・あるわけないんだ・・・俺は・・・・俺は・・・)」

言葉が出ない・・・そして出たのが

 

「・・・・・・ごめん・・・ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここなのですか?」

 

「ああ」

俺は今、自分で壊した倉庫に来た

 

「于吉のという者が申していたこと信じるのですか?」

 

「私も少し信じられないですよ!兄様」

 

「まあ、そうだけど・・・このまま確認しないってのも・・・」

と言った

 

あの、あと皆を宥めた後、いろいろ話と説明をした・・・とても信じられない表情もたたあったが、何とか納得されることができた。そんで今、于吉に言われたこと確かめるため、向かったのだが、凪と流琉がついてきた

 

 

凪は分かるがなぜ流琉が一緒なのかというと

 

「(また無茶して季衣や皆さんがまた泣くかもしれないのでその見張りです)」

 

とか言ってついてきたのである

 

「・・・そうだ!流琉、料理ありがとう。おいしかったよ」

 

「はい・・・ありがとうございます」

と雑談していると

 

 

ピカ

 

「ん?」

何かが光った

 

「何だあれ?」

と近ずくと

 

「どうしました、隊長?」

 

「いや、今あそこで何か光ったんだ」

 

「え!」

と近ずくと瓦礫の下に何かが光っていた

 

「なにかありますね」

 

「けど瓦礫が邪魔だな」

 

行きたいが大きな瓦礫が邪魔で見えない

 

「私に任せてください」

と流琉が瓦礫を退かすと地下に続く階段があった

 

「階段?」

 

「降りてみよ」

と3人で降りていく

 

降りると畳二畳ほどの空間があり・・・

 

 

「隊長あれは?」

 

その中央には鎖に巻かれている何かカゴ見みたいなものがあり、また無数の鎖が行く手を阻むように張り巡らされていた

 

「これでは近づけませんね」

 

「どうすれば」

と思っていると

 

「兄様」

 

「どうした」

 

「兄様の足元に何か文字みたいなものが掛かれています」

 

「え?」

 

その場を離れると文字が書かれていた

 

「何だこれ」

 

「この文字を読める者、鎖に封印されし物解き放たれる」

 

「文字ってこれでしょか」

とその下に別も文字が刻まれていた

 

「何でしょうこれ」

 

「私もなんて書いてあるかわかりません」

 

「・・・・・・・これは」

 

「兄様、読めますか」

 

「・・ああ、読めるけど(なんでこれが)」

 

「隊長」

 

「よし、読むぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウェイクアップ!

 

 

 

 

 

 

 

 

と大声で言うと

 

 

ジャラジャラ

 

鎖が外れ出した

 

 

「鎖が」

 

全ての外れると

 

「隊長あれは・・・」

 

「!?」

 

鳥かごの中に何かがあり、翼はそれに驚く

 

「(やっぱり・・・キバットバット三世だ)」

 

「兄様、あれはいったい」

 

「あれは、キバットバット三世・・・仮面ライダーキバに変身するための相棒だ」

 

「あれもですか!」

 

「ああ」

俺は近ずきカゴ開け取り出す

 

「(やっぱりか・・・さすがにしゃべらないか)」

 

「どうしたんですか」

 

「なんでもない・・・さあ、もどろう」

 

俺たちは華琳達の元に戻った

 

 

 

 

こうして、大陸の諸侯達を巻き込んだ反董卓連合の戦いは終わりを告げた

 

新しい仲間や力、そしてたくさんのつながりを得て、俺たちは自分たちの城に帰って行った

 

これから始まる群雄割拠に備えて


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