真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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乱入

此処は虎牢関の城壁

 

「おー。来た来た」

 

「・・・・・・・むぅぅ」

 

「来た来た・・・・・・」

 

「・・・・・・・むぅぅ」

 

「来た・・・・・・・・・・っつーか、どんだけ来るねん!来すぎやろ!」

 

「これでは作戦も立て直しなのです!」

 

「ぐぬぬ・・・・・・」

 

「・・・・・・なかよく」

 

「わ、わかっているっ!」

 

「恋。何とかなりそうか?」

 

「・・・・・・・何とかする」

 

「せやねぇ・・・・・何とかせんと、月と賈詡っちも守れんか・・・・・・それにあんたの王国もな」

 

「・・・・・・・・コクッ」

 

「んー。陣形の展開もなかなかやな。この手の定石は籠城やし、向こうもそのつもりやろうけど・・・・・・あまり、時間を掛けるワケにもいかんしなぁ」

 

「申しあげます!」

 

「何や?敵の状況ならちゃーんと見えおるで!」

 

「はっ。後方から孫策軍が現れました」

 

「なんだと!?」

 

「何で孫策軍が!?」

 

「ウチに聞かれても分からんわ」

 

「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じころ翼達にも情報が流れて来た

 

兵「申し上げます!後方より砂塵!旗印には孫一文字!」

 

「孫策の部隊だと?奴ら、後方で待機をしていたはずでは無いのか」

 

「何をしにきた・・・・・・・?」

 

「・・・あの勢いから見るに、こちらの戦場に乱入するつもりじゃないかしら」

 

「乱入だと?」

 

「乱入・・・・・・・・・・・・・・!?」

 

「乱入、か・・・・・なるほどね」

 

「華琳さまは孫策の考えがお分かりで?」

 

「ある程度はね。翼も分かったようだし」

 

「アンタも分かったの」

 

「まあね・・・・・・孫策が今、排除したがっている人間は誰たと思う?」

 

「袁術でしょう。それぐらい・・・・・・・あ!」

 

「そういうことよ・・・・・我らもこの一石に乗じましょう」

 

「・・・・・・・なるほど。孫策の意図はそこにありますか・・・・・・・了解しました」

 

「えっ?えっ?どういうことだ?」

 

「後で説明してやる」

 

「わ、わかった」

 

「さてと、華琳」

 

「何?」

 

「ちょっと行ってくるわ」

 

「何処に行くのだ?」

 

「虎牢関にね」

 

「良いわ。呂布を捕えてきなさい」

 

「出来るだけ頑張るわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「前方、城攻めの部隊に動きあり!曹の牙門旗が道を開けました!」

 

「道を開けた?・・・・・・・さずが曹操。こっちの思惑、見透かされてるっぽいわね」

 

「そのようね。曹孟徳・・・・・・恐ろしい奴だ」

 

「だけど今は助かるわ。こっちの思惑がわかっているなら、上手く連携してくれるでしょ」

 

「そうだな・・・・・・あれは!」

 

「あれって・・・紅」

 

「何をする気なんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戻って虎牢関では

 

「何で来たのか軍師であるねねも分からないなんて」

 

「けど、叩くなら、今が好機だな」

 

「ちょっと待て・・・籠城はどうするねん」

 

「ふん、関係あるか・・・孫策覚悟しろ」

 

「・・・恋もいく」

と二人は行ってしまった

 

「あかん・・・・なんでウチらの陣営には猪しかおらんのや・・・・・・」

 

「霞殿」

 

「しゃあないやろ! せめて華雄を引きずり戻さんと、月に会わせる顔が無いわ! 陳宮は関の防備、しっかり頼むで!」

 

「わかったのです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

said 翼

 

「おいおい、何で出てくるんだよ!」

 

翼は門が開いたことに驚いていた

 

「まあ、良いか・・・・・・・・あれは」

 

「翼」

 

「・・・・翼」

 

「よう、久しぶり」

 

「・・・・・・」

 

「まあ、怒るのも無理はないな」

 

「・・・・・フルフル」

 

「怒っていないのか」

 

「霞から全部聞いたから・・・」

 

「そうか・・・よかった」

 

「おお、翼!」

 

「何だ、霞も来たんだ」

 

「こいつらが勝手に出たからな・・・」

 

「そうか・・・で、3人で俺を倒すの」

 

「何言ってんや・・・今度はウチが相手をする」

 

「霞・・・ずるい」

 

「ずるいってウチはちゃんと約束したんや」

 

「・・・・・恋、ここは霞に任せよう、私たちは後退した孫策軍を追う」

 

「・・・・・・分かった」

 

「よし、行くぞ」

 

「・・・・・・次は恋がやる」

 

「おお、行ってこい」

 

「あ!ちょっと」

と二人は行ってしまった

 

「よそ見をしている場合ちゃうやろ」

 

「はあ、春蘭には悪いけど・・・やるか!」

と俺は両手をバックルの前でかざした。そしてアークルが現れ、そして右手を前に出し左手をベルトに沿えて、叫んだ

 

「変身!」

 

クウガに変身した

 

「!?何や華雄の時と全然姿がちゃうやん!」

 

「おじけついた」

 

霞「そんなわけないやろ・・・行くで!?」

 

「来い!?」


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