真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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拠点・お土産

部屋に戻り、お土産を分けていた

 

「気に入ってくれると良いんだけど・・・」

 

お土産をまとめ、王座の間に向かった

 

 

 

 

「遅かったわね」

王座の間に着くと、華琳達が居た

 

「わり・・・分けていたら遅くなった」

 

「兄ちゃん!早く!」

 

「わかった」

 

俺はバックを取り出した

 

「よし渡すよ・・・真桜!」

箱を渡した

 

「やんなこれ」

 

「開けてみろ」

 

「わかった」

 

真桜が箱を開けると

 

「・・・・・・・」

 

「どうしたのー真桜ちゃん?」

 

「・・・・・・・」

 

「真桜・・・いったいどうし・・・」

 

「隊長!?」

 

「な、何!」

 

「すごいで・・・隊長!こんな良いものもらえてすごくうれしいで・・・」

 

「そうか」

 

「何もらったの?」

 

「うちのカラクリを作る時の道具や・・・しかも新品」

 

「うそ!」

 

「隊長、本当にええの」

 

「もちろん」

 

「おおきに」

 

「さて、沙和」

 

「はいのなー」

 

「合うかどうかわからないけど、これだ」

と俺がバックから服を取り出すと

 

「あーっ!」

 

「何だ?」

 

「これ、阿蘇阿蘇に載ってた服なのー」

 

「そうなんだ」

 

「それにこれすごく数が少なくて、沙和ぜんぜん買えなかったものなのー」

大きな瞳をキラキラさせながら、言った

 

「ありがとうなのー」

 

「どういたしまして・・・・・・凪」

 

「はい」

 

「これなんだけど・・・」

と言って渡したのは

 

「隊長、これは・・・」

 

「ああ、凪がいつもしている髪留めの色違いだよ」

 

俺が渡したのは、赤い色で龍騎の紋章がある髪留めだ

 

「・・・・・・」

 

「気に入らなかった?」

 

「いえ、うれしいです・・・ありがとうございます。一生大事にします」

笑顔で言って来た

 

「そ、そうか」

 

「あの、隊長」

 

「ん?」

 

「この紋章は・・・」

 

「ああ、龍騎の紋章だ」

 

「・・・・・・」

 

「駄目だった?」

 

「いえ、これをしているだけで常に隊長と一緒に戦っていると感じます」

 

「そうか、喜んでもらえてうれしいよ」

 

「ねぇ、兄ちゃん!まだ・・・」

 

「待って次は季衣だから」

 

「わーい」

 

「・・・ほら」

 

「あ!これ」

 

「何だ季衣!何を渡された?」

春蘭が聞いてきた

 

「これ都でしか売っていない限定のお菓子です」

 

「本当だわ」

華琳の見て驚いた

 

「兄ちゃん本当にいいの」

 

「いいよ」

 

「ありがとう!兄ちゃん」

季衣は笑顔で言って来た

 

「さてと、荀彧」

 

「何よ!」

 

「お前にもあるけど・・・」

 

「どうせ下らないものでしょ!貰ってもうれしくないわよ」

 

「そうか・・・ほらよ」

と俺は本を渡した

 

「なんだ本じゃぁな・・・・・・・・」

 

「どうしたんだよ・・・そんなに気に入らなかったのかよ」

 

「アンタこれどこで手に入れたの?」

 

「どうしたの?桂花」

と華琳が聞いてきた

 

「華琳さまこれ・・・」

 

「!?これは」

 

「どうしたの?」

 

「これ水鏡の書いた幻の本でこの大陸に5冊しかない本なのよ」

と華琳が説明した

 

「そんなにすごいの?」

 

「すごいものなのよ」

 

「(荀彧があんな声を出していうなんて・・・そんなにすごいのか・・・・・適当に選んだものなのに)」

 

「・・・・・・」

 

「ん?どうしたんだ荀彧」

 

「一応礼は言うわ」

 

「そうか」

 

「翼、私たちにはないのか!」

 

「姉者。すこしは落ち着け」

 

「しかし」

 

「今、渡すから待って」

おれはポケットから取り出したのは龍の両目に宝石が埋め込まれていた腕輪だ

 

「春蘭には赤い方で秋蘭には青い方だ」

と言い渡した・・・・・・ちなみにこれは仮面ライダーアマゾンに出で来るギギの腕輪とガガの腕輪をモデルしたものだ。

 

「(洛陽で良い職人が居て作ってもらったけど気に入るかな)」

 

「・・・・・・・・」

 

「気に入らなかった?」

 

「いや、そういう訳では・・・」

 

「気にするな。姉者はあまりの嬉しさに声が出ないだけだ」

 

「しゅ、秋蘭!?」

 

「ふふふ」

 

「喜んでもらえてうれしいよ」

 

「ああ、姉者とお揃いでうれしいぞ。ありがとう」

 

「そ、その・・・・・・ありがとう」

 

「喜んでもらえてうれしいよ・・・・・・・じゃあ次は」

 

「翼」

 

「ん?」

 

「お土産はまだ良いからちょっと付き合いなさい」

 

「え?」

 

「いいから来なさい」

 

「・・・・・・わかった」

 

「皆は、先に戻っていなさい」

 

「はっ!」

 

「いくわよ」

と俺は華琳について行った


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