真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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董卓救出

「・・・ここか」

 

俺はディスクアニマルに案内され、とある場所の扉の近くにいた

 

「大きさからして宮殿かな?」

 

そこに

 

「おい、そこのお前!」

 

「ん?」

誰かに呼ばれ振り向いた

 

「お前そこで何をやっている。それにまた仮面を被っているのか・・・」

 

一人の兵士が居た。さらにその後ろには10人の兵士

 

「いえ何も。それより皆さんは何を・・・」

 

「ん?俺たちはたった今、何進を殺してきた所だ・・・」

 

「な!?」

 

俺は驚いてしまった

 

「何?驚いているんだ」

 

「いえ。こんなに早く殺してきたことに驚いて・・・」

 

「・・・そうか」

 

「それで、皆さんはその帰り・・・」

 

「そうだぞ」

 

「それにしても、楽な仕事だったなー」

 

「そうだな」

 

「けど、これで俺たちも出世できる」

 

「ああ、これも張譲様に感謝しないと・・・」

 

「おう」

 

「・・・・・・・・・・・」

その話を聞き、怒りで手を強く握っていた

 

「ところでさ・・・」

怒りを何とか抑え、兵士に聞いた

 

「何だ?」

 

「董卓はどこに居るんだ?」

 

「アイツなら、少し行った所の牢に閉じ込めているぞ・・・」

 

「・・・そうか」

 

「ああ、今ならやりたい放題だからな・・・」

 

「ああ、欲求不満解消には良い道具だよ」

 

「ど、どういう事だ!?」

兵士の言ったことに驚き、声を上げた

 

「どうしたんだよ。いきなり?」

 

「いや、すまん」

 

「張譲様の命令で董卓に何してもよいと言われているんだよ・・・」

 

「・・・・・・」

 

俺は驚きで、わけわからなくなってきた

 

「全部終わったら、やっていいと張譲様から言われているけど・・・」

 

「いつ終わるんだ・・・」

 

「まあ、もう少しで終わるだろう」

 

「そうだな」

 

「それに、董卓は良い女だし、俺、ご奉仕してもらおう」

 

「・・・良いね」

 

「おう」

 

「・・・・・・・るな」

 

「ん?」

 

「・・・・・けるな!」

 

「何だと!」

 

「ふざけるな!!」

 

「どうしたんだよ!いきなり」

 

俺が叫んだことに兵士は驚いていた

 

「お前たちに心は無いのか!」

 

「何言っているんだ。お前?」

 

「なんだと!」」

 

「アイツはただの道具だよ。張譲様の。それにほかの部下もね・・・」

 

「そうそう」

と一人の兵士が言い、それに続けてほかの兵士たちも言った

 

「・・・・・・・・」

 

翼はそのことを黙って聞き

 

「・・・・・ロス」

 

「ん?」

 

「・・マ・・ロス」

 

「なんだと!?」

 

「オマエタチ・・・コ・ロ・ス」

 

「何!?」

 

と翼の腰には、アークルが現れていた

 

「・・・・・変身!!」

 

アークルの変身ボタンを押す。変身を終えるとその身体は黒く、頭の角も4本あり、棘上のパーツが付いていた。なんと仮面ライダークウガアルティメットフォームになった。しかし瞳の色は・・・・・・黒かった

 

「何だお前!?」

 

「何者だ・・・」

 

兵士たちは突然のことに驚き、警戒した

 

「・・・・・・・」

 

翼は自分の手を前にして手を広げて、敵兵達に向けた。すると・・・・・・・

 

『ぐわぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!』

 

手を向けられた兵士達は、正面の兵士の一団は皆燃え死んだ。これがクウガのアルティメットフォームの能力、それは対象物の体内から発火させる「超自然発火能力」である

 

「ななななな何だ」

と一人の兵士が運よく生き残ったがその場に座り込んでしまう。そして翼が近ずいてくる

 

「た、助けてくれ・・・」

 

「・・・ダマレ」

 

「ひぃー」

 

「オマエニ・・・イッテオク」

 

「な、何」

 

「ゼツボウガ・・・オマエノ・・・ゴール・・・ダ!」

 

「ぎゃあああああ」

 

そして最後の一人も死んだ

 

「・・・・・・・ぐっ!」

 

と翼は突然、頭を抱え、地面に膝をついた

 

「・・・ハァ・・・ハァ」

と変身が解除された

 

「・・・俺はいったい・・・何を・・・」

と目の前を見ると

 

「何だこれ?」

 

翼は目の前の光景に驚いていた

 

「俺がやったのか・・・・・・」

 

俺はただ茫然としていたが

 

「董卓を助けに行こう」

 

董卓の居る牢屋に俺は向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここか」

 

「誰だお前」

と見張りの兵士が近ずいてきたが

 

「・・・ふん!」

 

「ぐわ!」

俺は兵士を蹴り倒した

 

「・・・あった!カギだ」

 

カギを取り、扉を開けた。そこには一人の女子が居た

 

「あ、貴方は・・・」

 

「貴方を助けに来ました」

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・」

 

妙な沈黙が流れる

 

「・・・本当ですか?」

 

「・・・本当です!来てください」

 

と手を差し伸べるが

 

「・・・・・・」

 

まだ警戒しているようだった

 

「(まあ、いきなり出られるわけでもないか・・・・・・仕方ない)」

 

と翼は

 

「貴方の仲間から助けてくれとお願いされました」

 

「・・・皆さんが」

 

「はい。賈詡さん、華雄さん、張遼さん、陳宮さんそして恋からも・・・」

 

「貴方、恋さんの真名を・・・」

 

「(しまった!思わす・・・まあ、いいや)はい!俺は恋から真名を預かっています。だから来てください!」

 

「・・・わかりました」

と立ち上がり、牢屋から出た

 

「行きましょう」

 

「はい!」


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