真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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拠点・クウガの力と警備

華琳達と話し終わって、俺は今部屋の中にいる

 

「さて、これからどうしよ・・・そうだバックの中を整理しよう。今まで確認していなかったし」

と俺はバックをあさっていた

 

「さて、あの人が言ったとおりなのかな・・・ん?」

何かに触り、取り出した。出てきたのは明らかにバックには入り切れない箱が出てきた

 

「何だこれ?」

と箱を開けてみると

 

「手紙と・・・ウソ!?」

そこに入っていたのは9種類のカンドロイドが3つずつ、さらにメダジャリバーが入っていた

 

「何でこれが・・・また手紙?」

と手紙を読むと

 

 

 

「この手紙を読んでいることは、だいぶ落ち着いた所ね。知っていると思うけど、ここは三国志の世界なの。でもただの三国志の世界じゃないわ。簡単にいうとあなたが居るのは「真・恋姫†無双」と言う世界で有名な人物が女性化した世界なの。ごめんなさいね時間がなくて説明できなかったの、そのお詫びとしてその箱に入っている物を送るわ。大事に使ってね。あとこの世界の文字は漢文だから読めないと思うわ、けどディケイドライバー持っていれば、読めるし、書けるようになるから。でも持っていなくても読み書きが出来るように練習してね。あと銃を使う時だけど、頭に当てると死ぬけどそれ以外の所に当っても血は出ないけど、相手に相当なダメージを与えるし気絶させることも出来るわ。これは、ほかのライダーでも同じだからね。あと近いうちに会いに来るか。がんばってね」

 

 

 

「近いうちにって、でもありがとう」

と心の中で言い、バックの中を整理した

 

「本当に思ったものが出てくるな。でもベルトやそのライダーが使っていたアイテムは出て来なかったな。でもま、いいや」

と言いバックを閉めた

 

「さてと、街に行ってみるか、気になることもあるし、あ、メダジャリバーとタカカンドロイドとバッタカンドロイドを持っていこう」

と言いメダジャリバーを背中に差して、タカカンドロイドとバッタカンドロイドを3つずつ持った

 

 

「さて、街に着いたし使うか」

と言うとタカカンドロイドとバッタカンドロイドのプルトップを開けた。

「すごい、本当に動いているよ・・・と、こういうことしている場合じゃなかった」

と俺は、タカカンドロイドとバッタカンドロイドに向かって言った

 

「タカ君はバッタカンドロイドと持って街の偵察に行ってきて、バッタ君はその様子を録画して、君は北、君は西、君は南に行って、日が暮れたらここに来るように」

と言うとそれぞれ言われたとおりに行動した

 

「やっぱりすごいな、さて俺は東に行くか」

と言い東に向かった

 

 

 

 

 

 

街の偵察が終わり、カンドロイド回収し、部屋に戻って録画されたものを見ていた

 

「やっぱりいい街だな。ここは。でもこの町の警備はあまりよくないな」

と録画されていたもの見てたり、自分で見たこと思い出しながら、問題点を紙に書いていた

 

「それにしてもあの手紙のとおり、本当に漢文だったな。これは読み書きが出来るまで、ディケイドライバーを持っているか。ちゃんと練習しないと」

と街を偵察している時に、本屋に寄って、本を見たことを思い出しながら言った

 

 

「やっぱり詰所の数が足りないなー。四町から五町の間に、詰所がひとつあるだけだし、それだといざ騒ぎがおこっても、すぐに駆けつけられないし、平時は本隊から兵士を半数回してもらいたいけど厳しいと思うな。平時は問題ないだろうが、調練や戦が起きたとき、その兵は全て本隊に戻さねばならないし。遠征になれば、その間はずっと本来の人数で警備をしてもらうことになるし。どうすればいいんだ?」

と考えていた

 

「あーやっぱり情報が足りない。仕方ない。明日街の人たちから話を聞くか。今日はもう寝よう」

と俺は布団に入った。

 

「それにしても今日はいろんなことがあったな、おやすみなさい」

と眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日俺が寝ている時

「翼ー!」

と声と共に春蘭がドアを突き破りやってきた

 

「なんだ、敵襲か!?」

突然のことに俺は起き上がった

 

「いつまで寝ているんだ!いい加減起きろ」

 

「起こしに来たのは良いけど、扉壊さないでくれる」

 

「そんなことはどうでも良い!」

 

「いや、良くないよ!!」

 

「華琳さまがお呼びだ。すぐ王座の間に来い!」

 

「華琳が、何だろう?」

と考えながら着替えて王座の間に向かった

 

 

 

王座の間着くと華琳・春蘭・秋蘭が居た

 

「華琳来たけど何の用?」

 

「これのことで聞きたいことがあるの」

と俺に見せてきたのは

 

「これ、俺が書いた、でも何で持っているの?」

昨日、俺が書いた街の警備の問題を書いた紙だ

 

「昨日の夜、貴方の部屋に行ったの。でも寝ていたから、出ようとした時それが目に入ってね」

 

「そうなんだ、それで聞きたいことは?」

 

「貴方、これをどうやって書いたの」

 

「?どういう意味」

 

「これを見る限り、この街の警備の問題点がよくわかるわ。けど一部の場所ならともかく、街全体のことを見ないと、書けないことが多いのよ。貴方と別れた時間を考えると、街全体を見る時間がないからこんなに書くのは不可能なのよ」

 

「え?」

と二人は驚いていた

 

「貴方、どうやったの」

 

「あーそういうことか。実はこれを使ったからだよ」

と俺はタカカンドロイドとバッタカンドロイドを華琳達に見せた。

 

「何それ?」

 

「これはカンドロイドって言うんだ」

 

「かんどろいど?それを使ったの」

 

「うん。こうやって使ったんだ」

俺はカンドロイドのプルトップを開けた。すると

 

「な、何これ、動いている、どうなっているの?」

 

「驚いた?」

 

「驚くわよ。これは何。説明しなさい!」

 

「わかった。これは」

と俺はカンドロイドことについて説明した。

 

「というものなんだ」

 

 

 

「・・・・・・」

3人とも驚いて、固まっていた

 

 

「あのー」

 

「翼」

 

「何?」

 

「貴方、それどれくらい持っているの?」

 

「全部で9種類あって、それぞれ3つずつ持っているけど」

 

「翼」

 

「何?」

 

「何で教えてくれなかったのよ!!」

 

「いやこれ、華琳と別れた後に、見つけたから。明日教えようと思って」

 

「まったく、とはいえ、なかなか面白いものだったわ」

 

「ありがとう。それでは、これで」

 

「何処に行くの?」

 

「話が終わったから帰ろうと思って」

 

「まだ話はあるわ」

 

「今度は何?」

 

「仮面ライダーについてよ」

 

「仮面ライダーのこと?」

 

「ええ。貴方、ディケイドのほかに別のライダーになれると言っていたけど本当なの?」

 

「本当だよ」

 

「そう」

といやな笑みをうかべて

 

「今から、城の庭で仕合をするから準備をして」

 

「へ?」

 

「華琳さまそれなら私が!」

 

「だめよ、春蘭」

 

「え!」

 

「貴方はまだ戦える状態じゃないでしょ」

 

「そ、それは」

 

「姉者、あきらめろ」

 

「秋蘭」

 

「それで、誰が相手なの」

 

「私よ」

 

「・・・・・・・・・・・・・・へ?」

 

「華琳さま、いくら何でも」

 

「何で?」

 

「興味があるのよ。春蘭を簡単に倒してしまうその力が、もう一つあることに」

 

「しかし、いくら華琳さまでも危険です」

 

「秋蘭、貴方私の実力を疑っているの?」

 

「そ、それは」

 

「華琳は強いの?」

 

「ああ、姉者と同等の実力だ」

 

「・・・・・・・」

 

「何よ、貴方まで疑っているの?」

 

「いや、そういう訳では」

 

「だったら、いいわね」

 

「やるしかないか」

と言い俺たちは城の庭に向かった

 

 

「準備は良い?」

 

「ええ、いいわよ」

と言い華琳は武器を構えた

 

「大鎌の武器を使うんだ」

 

「そうよ。名前は絶と言うわ」

 

「そうか、じゃいくよ」

と言い両手をバックルの前でかざした。するとアークルが現れた

 

「!?何あれ」

 

そして右手を前に出し左手をベルトに沿えて、叫んだ

 

「変身」

すると足から胴、腕、頭の順で、仮面ライダークウガに変身した

 

「それが2つ目の仮面ライダー?」

 

「ああ、仮面ライダークウガって言うんだ」

 

「そう」

 

「じゃ、行くよ」

と言い華琳に向かって走った

 

「はっ」

と俺は回し蹴りをした

 

「ぐっ!」

華琳は絶で防いだが威力をいなしきれず後退する

 

「よく防いだね」

 

「当り前よ。これくらい(なんて蹴りなの手の痺れが尋常じゃない)」

 

「今度はこっちから行くわ」

と言った瞬間、鋭い攻撃が来た。

 

「ふん」

と俺は篭手で防いだ

 

「(すごい攻撃だ。どうやら春蘭と同等の実力だということは本当らしいな)」

と思っていると

 

「戦っている時に考え事とは余裕ね」

と防御で空いた胴に衝撃が来た

 

「ぐっ」

その衝撃を殺しきれず、後退した

 

「へぇー、あれを受けて立っていられるなんて」

 

「それはどうも」

 

「貴方の力そんなものではないでしょう」

 

「そうだよ。秋蘭その長い木の棒、俺に投げて」

 

「なに?」

 

「いいから、早く」

と言い木の棒を投げ、手に取った

 

「なにをするの?」

 

「こうするんだよ・・・超変身」

そう叫ぶとクウガのカラーが赤から青に変化し持っていた木の棒もドラゴンロッドへ変化した

 

「な!?」

「赤から青に変わった!」

「なんだあれは?」

と3人は驚いていた

 

 

「いくよ」

ロッドを構え距離を詰め華琳に突きを放つ

 

「!?」

先程までと違う速さに戸惑い反応が遅れるがギリギリ防いだ

 

「まだまだ行くよ」

と連続で攻撃を仕掛ける。

 

「ぐっ!」

華琳も防ぐがジリジリ後退していく

 

「(なんて速さなの。防ぐのがやっとだなんて)」

 

「さて、そろそろ決めるか」

と言い距離を取った

 

「超変身」

と言いクウガのカラーが青から紫に変化し持っていたドラゴンロッドがタイタンソードへ変化した

 

「また変わった!?」

「なんと!!」

「武器まで変わるのか」

とまた驚いていた

 

「はあ!」

とタイタンソードを振り上げた

 

「きゃっ」

と攻撃に耐えきれず、武器が手からはなれ、後方7~8mの所に刺さった

 

「勝負ありだね」

 

「そうみたいね」

と言い僕は武器を下した

 

「華琳さま、大丈夫ですか?」

と心配そうに秋蘭聞いた

 

「ええ」

 

「そうですか」

 

「翼、さっきのはなんだ?色は変わるわ、武器は変わるわで、どうなっているんだ?」

 

「ああ、これがクウガの特殊能力だよ」

 

「特殊能力?」

 

「ほかになれる色はあるの?」

 

「後は緑かな」

 

「なりなさい」

と言われ緑になった

 

「それはどんな能力を持っているの?」

 

「これは簡単にいうと弓兵かな。主に長距離攻撃を得意とするから」

 

「どんな武器を使うの?」

 

「今見せるよ。秋蘭、弓矢を持ってきて。あと一里離れた所に的を立てて」

 

「わかった」

と言い僕に弓矢を渡した瞬間ペガサスボウガンに変化した

 

「翼、これは一体」

 

「これは俺のいた世界ではボウガンと呼ばれてる武器さ」

 

「矢を打ち出すのか?」

 

「普通はね。でもこれは空気……所謂、風を打ち出すんだ」

 

「そうなの?」

 

「でもあんな所に立てて大丈夫なの?」

 

「まあ、見てて」

と言い俺は神経を集中させたすると遠くに有った的が近くに望遠鏡を覗いてるかの如く大きくなり視界には何やら照準を合わせる十字のマークが映し出されているその照準を合わせ俺はトリガーを引くと一里先に有った的は粉々になった

 

「な!?的が粉々に」

「なんて威力だ!」

「信じられん!!」

と目に前に起こったことに唖然としていた

 

「どうすごい」

 

「たしかにすごいわ!」

 

「そう、よかった」

と言い変身を解いた

 

「まったく凄い力ね」

 

「それは、どうも」

 

「ねえ」

 

「何?」

 

「それ私も変身できるの」

 

「無理だよ。俺の使うベルトは俺しか使うことが出来ないんだ」

 

「そう」

 

「さて、僕はもう行くよ」

と立ち去ろうとした時

 

「待ちなさい」

 

「今度は何?」

 

「貴方が書いていた街の警備の問題点なかなかのものだから、警備に関しての治安、貴方にまかせるわ」

 

「いいのか」

 

「いいのよ、ついでにあなたを警備隊の隊長をするわ、警備に対しての案が出来たら、私に持ってきて、3日以内に」

 

「え?3日以内」

 

「何驚いているのよ?あれだけことを書けるのだから余裕でしょ」

 

「・・・わかった。やってみる」

と言い華琳から離れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よろしいのですか?華琳さま」

 

「あれだけのことを書けるのだから大丈夫よ」

 

「そうですね」

 

「それにしても、本当に彼が敵じゃなくてよかったと思うのだけれど」

 

「たしかにそうですな!!」

 

「うれしそうですね。華琳さま」

 

「ほんとよ、入ってくれてよかったわ」

 

「確かに」

 

「さて、行きましょう。仕事がまだ残っているので」

 

「はい」

 

「それと春蘭、秋蘭。今日は気分が良いから。今夜閨に来るように。二人まとめて可愛がってあげるわ。いやとは、言わせないわよ」

 

「「・・・はい!」」


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