真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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託された思い

「・・・これでよしっと」

 

俺は今、中に居た兵士と見張りに居た兵士を縛り上げていた

 

「ちょっとアンタ!」

 

「ん?」

と賈詡が俺に話しかけてきた

 

「ありがとう助けてくれて・・・」

 

「別にいいよ。それよりも早くあんた達の主人を助けないと・・・」

 

「せやな・・・」

 

「そうだな」

 

「・・・・・・・・コクッ」

 

「そうですぞー」

 

「そうだわね」

 

「・・・さて、行くか」

 

「ならば、私も行く!」

 

「ちょっと待ちなさいよ!」

 

行こうとする華雄を賈詡が止めた

 

「何故だ!」

 

「さっきまでボク達は人質になっていたんだよ。もしボク達が行ったりしたら月に何かされるかわからないのよ・・・」

 

「・・・しかし」

 

「華雄、詠の言う通りや。月に何かあったりしたら・・・」

 

「・・・ぐっ」

 

華雄は悔しそうな表情をした

 

「・・・皆さんは此処に居てください」

 

「「えっ!?」」

 

「俺が助けに行きます」

 

「アンタが?」

 

「お前がですか?」

 

「俺なら顔を知られていないし、適任です」

 

「しかし、相手は少なくとも100人の兵がと一緒に居るのよ」

 

「わかっています。けど俺しかしないのは皆さん知っているはずです」

 

「・・・・・・・」

 

「初対面の俺をいきなり信じられないと思います。けど俺を信じてください」

 

「・・・・・・・・・わかったわ」

 

「詠!」

 

「華雄、信じられないのもわかるけど、今はこいつに頼むしかないのよ」

 

「しかし」

 

「華雄、ここはこいつに任せるしかないや・・・」

 

「悔しいですが、こいつの言う通りなのですぞー」

 

「・・・・・・・」

 

「華雄さん」

 

「何だ!」

 

「必ず救い出します。信じてください。お願いします」

 

俺は頭を下げた

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・わかった。お前を信じる」

 

「ありがとうございます」

 

「お願いするわ」

 

「月を必ず救って来るのですぞー」

 

「はい」

 

「アンタだけが頼りや。お願いする!」

 

「任せてください」

 

「ボクからのお願いするわ。必ず月を救って!」

 

「救います。では行ってきます」

 

俺は部屋を出た

 

 

 

「行ったな」

 

「・・・そうだね」

 

「けど、何者なんやあいつは」

 

「知らないわよ。あいつ仮面を被っていたのよ!」

 

「これが終わったら外してもらうか・・・」

 

「そうだな・・・・・・・・・・ん?」

 

「・・・・・・・・」

 

「どうした、恋?」

 

「・・・・・・似ている」

 

「え!」

 

「恋殿?」

 

「翼と同じ感じがする」

 

「な、何ですとー」

 

「なんやて!」

 

「どういう事なの?恋」

 

「と言うか翼って誰だ?」

 

「翼は曹操のとこに居る天の御使いや・・・」

 

「天の御使い?」

 

「思い出したわ!確か管路という占い師が予言したことが噂になっていたわね」

 

「そういえば、孫策の所にも居るって噂があったはずですぞー」

 

「けど、恋の言うてるが本当なら、何で居るんや?」

 

「そんなことボクに言われても知らないわよ」

 

「とにかく、今はアイツを信じよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、翼は

 

「さてと、あいつ等はどこに居るんだ」

 

翼は十常侍を探していた

 

「アイツらの近くに董卓が居るはずだ」

とそこに

 

「見つけたか・・・」

 

ディスクアニマルが来た

 

「案内してくれ・・・」

と俺はディスクアニマルについて行った

 

「(待っていろよ!十常侍!お前たちの計画は俺がぶっ壊してやる)」


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