真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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翼の休日編
今日から休日


休日編前編・・・今日から休日

 

「・・・・・・・・・・・」

俺は、最後の仕事を片付けている

 

「・・・・・・・・・・・終わった」

と筆を置いた

 

「さて、これを華琳の所に持って行っていこう」

 

俺は華琳の居る部屋に行った

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・」

華琳は資料を見ている

 

「・・・・・・良いわ」

 

「よし」

 

「ご苦労様、翼・・・」

 

「ああ、これでやっと休める」

 

「そうね。・・・ところで翼」

 

「ん?」

 

「明日から2週間の休暇だけど、どうするつもりなの?」

 

「何処かに行く予定だけど・・・」

 

「そう・・・」

 

「聞かないんだ・・・」

 

「あら、聞いてほしかったの?」

 

「いや、良いです」

 

「そう」

 

「じゃあ、自分の部屋に行くね・・・」

 

「ええ」

 

俺は華琳の部屋を出た

 

「・・・・・・何処に行くか聞けばよかったかしら・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・さてと」

自分の部屋に戻り椅子に座った

 

「明日から休日か・・・・・・いろいろあったけどやっと休める」

 

とここまであったことを思い出していた

 

「さて、もう寝るか・・・」

 

俺は布団に入った

 

 

 

 

 

 

 

翌日

 

「う~ん。もう朝か・・・」

と俺はベットから降り

 

「顔でも洗いに行くか・・・」

と部屋を出た

 

 

 

 

 

井戸のある所に向かっていると・・・

 

「あれは・・・」

 

荀彧が居た

 

「見つかると面倒だし、別の道から行こう・・・」

と引き返そうとしたが

 

「ちょっと、待ちなさいよっ!」

 

見つかった

 

「何だよ・・・」

 

「アンタ、私になんかようでもあるの・・・」

 

「別に」

 

「じゃあ、何で来たのよ・・・」

 

「顔を洗いに来ただけだよ」

 

「あ、そう」

 

「(はあー)」

とため息をついた

 

「じゃあね・・・」

と荀彧は俺から離れようとしたが

 

「待て・・・」

俺は呼び止めた

 

「何なのよ!!」

 

「お前にとって嬉しい事を教えてやるから」

 

「う、嬉しいこと?」

 

俺の言葉に反応して問いかけてくる。

 

「今日から2週間の休日だから出掛けるから」

 

「に、2週間!?」

 

「何だよ、何もそんなに驚かなくても良いだろう」

 

「良いじゃん。2週間、アンタの顔を見なくてするのだから・・・」

と笑みを浮かべながら言った

 

「そうかい、じゃあね!」

 

俺は荀彧から離れた

 

 

 

 

「・・・・・・・・気を付けて」

と荀彧は翼に聞こえないように言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、行くか」

準備を終え、門の前にいる。バイクに乗ろうとした時

 

「「「隊長」」」

と凪、沙和、真桜が来た

 

「どうしたの?」

 

「見送りです」

 

「そうか・・・」

 

「きーつけてな、隊長」

 

「そうなのー」

 

「わかったよ。お前たちもしっかり仕事なれよ」

 

「「「はい!」」」

 

「じゃあ、行くね・・・」

と行こうとした時

 

「兄ちゃーーーん」

と今度は季衣が来た

 

「よっ」

と季衣が抱き着いてこうとしていたので、バイクから降り、季衣を受け止めた

 

「どうしたの?」

 

「僕も見送りに来た・・・」

 

「そうか、ありがとう」

 

ナデナデ・・・・・・・

 

「えへへー」

 

「じゃあ、今度こそ・・・」

とバイクに乗り

 

「兄ちゃん、お土産お願いね」

 

「わかったよ、じゃあ、行ってきます」

と俺はバイクを発進させた

 

 

 

 

 

「行っちゃったね」

 

「そうなのー」

 

「さあ、仕事に戻るでー」

 

「おう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞ!目指すは・・・・・・・・・・・洛陽!?」


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