真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~   作:ヒーロー好き

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TINAMIからの投稿です


出会い編
プロローグ


「あーおもしろかった。やっぱり何度見ても仮面ライダーは面白いな」

 

 

とテレビを消して、感想をいう人がいた。

 

僕の名前は紅翼(くれないつばさ)18歳。どこにでもいる普通の少年だ。しかし僕にはつらい過去があった。僕が幼いころ、両親に捨てられた。理由は育てるのが面倒になったからと言い、僕を残し居なくなった。そのことが理解できずに僕は泣いた。その後、親戚の人に引き取られ、生活をした。しかし心は晴れす、ただただ生活し、生きる気力がなくなっていった。そんなある日、いつもより早く起きてしまいやることがなく、テレビをつけた時、ある番組を見た。それが仮面ライダーだった。それを見ているうちに、すごく感動した。怪人と闘う姿に僕は夢中になって見た。その日以来僕は仮面ライダーの番組を欠かさず見るようになった。いろんな仮面ライダーが出て、夢中になって見た。そして生きる気力をもらった。つらいことがあっても仮面ライダーを見れば、勇気が湧き、生活が楽しくなった。もし出会っていなかったら僕は自殺をしたと思う。だから出会ったことに感謝した。

 

 

その後の僕は、人助けのできる仕事を目指して、学校で勉強をしている。大変なこともあるけどテレビで見た、人を助ける仮面ライダーのようになるために頑張っている。今日は学校が休みなこともあり、録画した仮面ライダーの番組を見終わったところだ。

 

「やっぱり面白いな。必殺技が決まった時はカッコ良かったな。」

 

と僕は感想を言っていた。

 

「そうだ明日は仮面ライダーの番組が放送されるから、宿題を終わらせて寝よう、あ、ちゃんと録画の予約をしておかないと」

 

と言い僕は宿題を終わらせ、布団に入った。

 

「あー楽しみだな、そういえば明日は新しい仮面ライダーが出るから、どんなライダーか楽しみだな。それではおやすみなさい。」

 

そして、僕は眠りについた。

 

 

 

 

 

 

不意に目が覚めて、トイレに行こうと立った時に

 

「あれ、なんだ意識が薄れていく」

 

そして僕は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして再び目を開けてみると

 

「あれ、ここは、どこだ」

 

見覚えのない所にいた

 

「あれ、ここはどこだ。あ、そうだトイレに行こうとして意識が薄れてきて」

とあの時のことを思いだしながらいった

 

「でも、ここはどこだろう」

と考えていると

 

「目が覚めましたか?」

と声がした方に体を向けると

 

「あなたは?」

 

「私はあなたを此処に連れてきたものよ」

女の人が立っていた。

 

「なんで僕を此処に?」

 

「あなたに話したいことがあるの」

 

「話したいこと」

 

「ええ。まず一つ目・・・・ごめんなさい」

と女の人はいきなり謝ってきた

 

「なんですか。いきなり」

 

僕は突然のことにビックリした

 

「私の自分勝手なことで、あなたを連れてきて本当にごめんなさい」

 

「大丈夫です。だから頭を上げてください」

と僕はそう言った

 

「あなた優しいのね」

と笑顔で言ってきた

 

「はい」

 

僕は照れながら返事した。

 

 

「それで此処は何処なの」

 

と僕は質問をした。

 

 

「それは、今説明をするわ」

と答え、僕は耳を傾けた

 

「此処は生と死の狭間」

 

「生と死の狭間?」

 

「ええ、ミラーワールドに行く時の空間みたいな所よ」

 

「なんであなたがそのことを」

 

「あなたが仮面ライダー好きなことは知っているから。わかりやすいように例えてあげたの」

 

「そうですか、でもなんで?」

 

「あなたに行ってほしい所があるの」

 

「行ってほしい所?」

 

「ええ、そこである運命を破壊してほしいの」

 

「破壊って、何そのディケイドみたいな言い回し。でも何で僕が?」

 

「あなたには、それが出来るからよ・・・・後ある子を救ってほしいの」

と女の人は小さく呟いた。

 

「何か言いました?」

 

「いや、なんでもない」

 

「?、でも、どうやって」

 

「そのために、あなたに渡したい物があるわ」

 

「渡したい物?」

 

「ええ、これよ」

と女の人が渡してきたものを見て驚いた。

 

「これは、ディケイドライバーとライドブッカーじゃないですか。これ本物?」

 

「はい、本物です」

 

「でも、なんであなたがこれを持っているの?」

 

「それは言えないわ。でもそれをあなたに渡すわ」

と言い僕に渡してきた。驚きもあったけど、うれしくなってきた。好きだった仮面ライダーに変身できるから

 

「あと、これも渡すわ」

 

「これは?」

 

「そのバックは何でも入る四次○ポケットみたいなものよ。必要なものはそれに入れるといいわ」

 

「わかった」

 

「後、いずれの内にほかのベルトも渡しておくわ」

 

「ほかのベルト?」

 

「ええ、クウガからフォーゼまでの13個のベルトよ」

 

「フォーゼ?なにそれ・・あ・僕が明日見ようとしていた仮面ライダーの名前」

 

「ええ、そうよ」

 

「でも、そのライダーのことよく知らないよ」

 

「大丈夫よ、そのベルトに触った時にそれに関することがわかるから」

 

「・・・わかった。そうしとく」

 

「ありがと・・・あ・そうだ、あなたに言っておきたいことがあるの」

 

「言っておきたいこと?」

 

「あなたが使う仮面ライダーのベルトだけど、あなた以外の人が使うと大変なことになるから気をつけてね」

 

「大変なこと?・・まさか死ぬの?」

 

「死なないけど、体に相当な苦痛に襲われるから気をつけて」

 

「わかった」

 

「あともう一つ、そのバックのことだけど、あなたがほしいと思ったものが出てくるようしたから。けど危険なものは出ないからね」

 

「わかった。ありがとう教えてくれて」

 

「いいわ、あ、後2つほど聞いてほしいことがあるの」

 

「何?」

 

「1つはバイクのことについてよ。あなたが使うバイクは基本的にはディケイドが乗っていた物にするけど、ほかのライダーに変身した時はそのライダーが乗っていたバイクになるからね」

 

「わかった。それでもう一つは?」

 

「これから行く所に、北郷一刀という人がいるの。その人はそこで天の御使いとしてその世界にいるわ。

 

「北郷一刀?その人はどんな人なの」

 

「あなたと同じ学生さんよ、とにかくその人とは、敵対してね」

 

「わかった、後はない?」

 

「ないわ、そうだ後これを渡すわ」

渡されたものを見ると

 

「カメラと・・アークルってこれはクウガの変身ベルトじゃないですか」

僕は驚いた

 

「それは、あなたの意志でつけたり、外すことも出来るようにしたわ。それも使うようにしてね。」

 

「わかった」

僕はアークルを腰につけると消えた。

 

「言い忘れたけど、あなたに子供が出来た時は、その子も変身出来るようにしてあるから」

 

それを聞いた時ビックリした

 

「いいいきなり何を言うのですか」

 

「ごめんなさい」

 

「ま、いいや」

 

「私の言いたいことは、それだけよ。ごめんなさいね、こんなことになってしまって」

 

「大丈夫ですよ」

と僕は笑顔で答えた。

 

「よかった。そろそろ送るから準備をして」

 

「わかった、じゃ、いってくるよ」

と言いまた意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの子を救ってあげてね。あなたなら出来るから」

と女の人はそう言い姿を消した




主人公の詳細

名前:紅 翼 くれないつばさ

年齢:18歳

身長:179cm

体重:74㎏

容姿:髪と目の色は黒。容姿はインフィニットストラトスの主人公と同じ。服装は、仮面ライダーフォーゼに出ている天ノ川学園高等学校の学生服とほぼ同じ。靴は青のシューズ



性格:マイペースで穏やか。しかし助けが必要な人、危険な状態の人を見ると、無理をしても出来るだけ助けようとする。またつらい過去のせいか、人が嫌がることはしない。そのせいか人との関わりが少なく、一人で居ることが多かった。

またおかしなこと・違和感のある時は考えることが多い。頭は世間的にはよい方である



好き:仮面ライダー・料理・人助け・運動



嫌い:悪人・いじめ・自分のことしか考えていない人



持ち物

・ディケイドライバー(ディケイドの変身ベルト)ライドブッカー

・アークル(クウガの変身ベルト)

・カメラ(テレビでディケイドの主人公が使っていたのと同じ)

・バイク(基本的はディケイドが乗っていたものだが、ほかのライダーに変身するとそのライダーが乗っていたバイクになる。また、変身しなくても本人の意思で変えることができる。1日経つと戻る)

・四次○ポケットと同じな手持ちバック

・ベルトは主人公以外の人が使うと体が苦痛に襲われる。本人は知らないが555(ファイズ)とキバを主人公以外の人が使うと死ぬ。北郷も同様。また彼に子供が出来た時はその子も使えるようになっている。クウガやアギトみたいに自分で外せないベルトでも本人の意思で外すことが出来る

・龍騎がミラーワールドから出る時は自由に出来る

・龍騎が使っていなかったカードも使える

・ディケイドはほかのライダーにも変身できるが、ここでは、変身しない

・ここで主人公の使うベルトは、クウガ・アギト・龍騎・555(ファイズ)・剣(ブレイド)・響鬼(ヒビキ)・カブト・電王・キバ・ディケイド・W(ダブル)・オーズ・フォーゼ・ウィザードの14個のベルト(基本はディケイドに変身する)

話が進むにつれて、使うベルトが増えていく

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