GATE 男性IS操縦者 彼の地にて斯く戦えり 作:ブルーデステニィー
次回から第2巻の話を書く予定をしております。
ではどうぞ!!
建物の材木を採取した日から4ヶ月が経過した。
自衛隊の協力も会ってアルヌスは少しずつだが建物が出来ていき、徐々に発展していった。
ところが発展していくにつれある問題が浮上した。
これは町が発展していてもしていなくとも重要な問題である。
それは...
特地人:「○○○、○○○?」
自衛隊:「え、何て言ってるんだ?」
そう。それは言葉の問題である。
これは前々から問題にはなっていたが発展前のアルヌスはそこまで特地の人間が多くなかったのである程度は対応する事が出来ていた。
しかし現在は違う。大量に特地側の人間が増えたため、対応する人間がいないと場合によってはややこしい状況になってくるのである。
そこで自衛隊はあることをはじめることにした。それは...
一夏:「今、ボードと配布したプリントに書かれている文字と訳は特地の挨拶や物、動物の呼び方などをリスト化した物です。しかし、当たり前ですがこれだけでは特地での会話は出来ません。今自衛隊の方々が特地で活動するためにはまず言葉と文字を覚えなければなりません。」
自衛隊:「それはそうだけど特地の言葉で会話出来るようになることと文字を読み書き出来るようになるのはかなりの時間が掛かるんじゃ...」
一夏:「そうです。俺の場合は幸か不幸かカトー先生の試作の薬で話すことと聞くことは直ぐに出来るようになりましたが文字を読み書き出来るようになるまで2ヶ月はかかりました。しかし、これはレレイ達が忙しくないときに色々丁寧に教えてくれたためです。」
自衛隊:「その試薬はもうないのですか?それがあれば言葉の解決するでしょう?」
一夏:「残念ながら薬は俺が飲んだやつしかありませんでしたし、新しく作ろうにも材料と作り方の書かれた書はレレイが燃やしてしまいました。」
自衛隊:「それじゃ仕方がないですね。でも何で燃やしたんですか?」
一夏:「後で調べたら試薬で使われた材料がものすごい危険な物が大量に使われていて、俺が飲まされた時はかなり危険な状態でした。ただでさえ体がボロボロの状態でしたし、それに加えて薬のせいで気を失う程の危険な成分が大量に体の中に入ってしまい、少しでも処置が遅れたら命は助からない状況になりました。」
自衛隊:「うわぁ...」
一夏:「そんなものをまた作るわけにはいかないので二度と作らないようにとレレイが作り方と材料が書かれた書を燃やして処分しました。」
一夏:「では今から特地の言葉を発音するので続いて発音してください。○○○○」
自衛隊:「○○○○」
数分後...
ピピピピピピピピピッ!!!!
一夏:「時間が来たので今日はここまでにします。今回の講習で使ったものは次回の講習でもう一度使うので無くさないように気を付けて下さい。では号令お願いします。」
自衛隊:「起立!!有り難うございました!!」
その場にいる全員:「有り難うございました!!」
ここまで見れば何を始めたかわかっただろうか。
そう。答えは勉強会である。
一夏が講師として自衛隊に特地の言葉を教えて少しでも言葉による問題を無くそうとした。
一夏:「しかし、俺が先生の真似事をする事になるとは思わなかった。」
特地で言葉の問題で何かあったときは一夏やレレイが通訳していたが、もし二人が何らかの事情ですぐに対応出来ない場合が何回かあった。
そのため少しでも対応出来るように一夏達に講習を依頼し、特地の言葉を少しずつ覚えていこうとしたのである。
なおこの勉強会で使われた教材やプリントは後に貴重な特地の資料として扱われることになる。
NextStory
どうやらロウリィ様は激おこのようです
これはアルヌスの町が今の規模になる前の話である。
(※今回はほとんどセリフだけです。)
ドゴォォォォォンッ!!!
一夏:「うわぁぁぁぁ!?」
伊丹:「足を止めるな!!走れ!!走れぇぇぇぇぇぇ!!!」
ロウリィ:「にぃぃぃがぁぁぁすぅぅぅぅぅかぁぁぁぁ!!!」←何故かブチギレ+大暴れ中
栗林:「隊長!!何があったらあんな風になるんですか!?」
伊丹:「知るか!!」
レレイ:「原因は不明。私達が追加の飲み物を買いに行ってる間に何かがあったと思われる。」
伊丹:「冷静に分析してる場合か!!?」
一夏:「てか、何があったらあんな風になるんだ!?」
ロウリィ:「ウガアァァァァァァ!!」
栗林:「なんかウガァァァって言い始めましたよ!?」
冨田:「とにかくはやく逃げ「キシャアアアアッ!!!」グアァァァァッ!?」←ロウリィが投げた木材が直撃
一夏:「冨田さぁぁぁぁぁんっ!?」
ロウリィ:「うふふふふ......次の獲物はだれかしらぁ......」
伊丹:「まずい!!全員早く散れ!!固まったらすぐ狙われ(ドゴォォォォォンッ!!!)うおおっ!?」
ロウリィ:「ふふ...ヨウジにキメタァァァァァ!!」
伊丹:「マジかよ!?」
一夏:「今だぁぁぁぁっ!!狙いが伊丹さんに向いている間にこの場から離れろぉぉぉぉぉっ!!」
伊丹:「一夏ぁぁぁぁっ!!俺を囮にするなぁぁぁぁぁ!!」
栗林:「隊長の逃げ足なら逃げきれますから!!...たぶん!!」
伊丹:「たぶんってなんだ!?たぶんって!?【ドゴォォォォォンッ!!!】うおおっ!?」
ロウリィ:「なぁにぃをよそ見をしてるのかしらぁ...殺されたいならいいけどネェェェェェェ!!」
伊丹:「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
バキッ!!ドゴォン!!グシャァ!!
伊丹:「ギィィィィィヤァァァァァァ!!!」(←※断末魔の叫び)
一夏:「今のうちにここから(ドゴォォォォォンッ!!!)うわぁぁぁぁっ!?」
ロウリィ:「ニイィィィィゲェェェェルナァァァァァ!!!!」
一夏:「逃げないと死ぬから!!」
ロウリィ:「良いじゃない。別に。」
一夏:「よくねぇよ!!ええい!!こうなら自棄だ!!全員応戦用意!!こっちが殺られる前に殺るぞ!!撃てぇ!!」
ズダダダダダンッ!!!ドゴォン!!!バリバリバリバリッ!!!!
(※しばらくお待ち下さい...)
ドサッ!!バタリッ!!
一夏:「」チーン...
レレイ:「」チーン...
栗林:「」チーン...
その他自衛隊:「」チーン...
【一夏達はぜんめつしてしまった!!】
(※数時間後になんとか復活)
因みにロウリィがブチギレした原因はある子供の発言が原因だと言うことが後に判明し、そのワードは禁止ワードとして自衛隊全員に伝わった。
その禁止ワードとは一体何なのかは読者の想像にお任せする...
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