ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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♪テンテテーン テーテーテテーテーテテーテテーン

ナレーター「第10宇宙の界王神界に突如現れた全王。ザマスに関する事を調べに来たらしく、ゴワスの頭の中を見る事に。」

ゴワス「ど、どうでしょうか……?」

全王「ちょっとだまっててくれる?」

ビクッ ゴワス「は…はぃ…!」

ナレーター「一方第7宇宙の地球では、悟空達が神龍に頼んで、ブルマが造っているタイムマシンを動かせるよう頼むのであったが……。」

神龍「時間移動や時空転移に手を貸すことは、神は禁止されている……。他の願いを言うが良い。」

悟空「えーマジかよぉ……」

ベジータ「チッ、だめか……。」

ナレーター「しかし、事前にタイムマシンの事を知っていたウイスは、言い出しっぺとの事もあり、今回は全宇宙との武道大会ということで、タイムマシンを使用することを許可するのであった。」

ウイス「恐らく、他の宇宙の方達も時間移動をしたりして選手を集めるでしょう。その事は全王様も承知しているはずですよ。」

ブルマ「ふーん……神様達も必死なのね。そこまでするなんて……。」

ナレーター「これで未来へ行く準備は整った。果たして、無事に未来に行くことが出来るのか……!?」

♪チャチャチャン チャチャチャン



8話 未来へ行くぞ!?武道会の詳細発表!!

  ~第7宇宙 カプセルコーポレーション~

    ~全宇宙一武道会まであと9日~

 

 

悟空「zzZ……zzZ……もう食べらんねぇぞ……むにゃむにゃ……。」

 

スゥー ???「……」

 

 

ゴゴ「悟空さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ゴゴ

 

 

ビクッ 悟空「ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!?」ビリビリ ドサッ

 

???「やっと起きただか。家に帰らねぇでブルマさん家に泊まるなんて、ほんっとしょうがない人だべ。」

 

悟空「いちちち……。な、なんだよチチぃ……いきなり大声出してよ……。オラびっくりして布団から転げ落ちちまったじゃねえか……。」

 

チチ「もう皆下に集まってるべ、早く降りてくるだ。」スタスタ

 

悟空「皆って……何の事だ?ちょっくら行ってみっか……。」

 

 

ブルマ「じゃじゃーん!ついに完成したわ!!私のmyタイームマァッシーン!!」

 

皆「ぉぉぉぉ……!!!」(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

 

ピッコロ「しかし、何でまたタイムマシンを造ったんだ……ビルス様達が黙っちゃいないぞ。」

 

ブルマ「大丈夫!今回はウイスさんが言い出しっぺだから、このタイムマシンを造る事や使うことも大目に見てくれるって言ってたから心配ないわ!」

 

18号「けど、他の神様が黙っていないんじゃないか?前に武道大会に来た全王様とかさ。」

 

ブルマ「心配ご無用!これはね、その全王様が主催する全宇宙一武道会って言う武道大会の、メンバー集めの為に使うのよ。」

 

18号「ぜ……!?」

 

クリリン「全宇宙一!?」

 

 

皆「武道会ぃぃ!?」ザワザワ

 

 

パン「きゃっきゃ。」

 

ビーデル「ブ、ブルマさん。その全宇宙一武道会って、一体何なんですか?」

 

魔人ブウ「また何かやるのか?」

 

ブルマ「そうよ。前に、この第7宇宙と第6宇宙との格闘試合があったでしょ?今回は、その全宇宙をひっくるめた格闘試合なの。」

 

トランクス「ぜ、全部の宇宙の!?」

 

悟天「格闘試合するのっ!?」

 

ブルマ「そういう事。」

 

悟飯「で、でも。その全宇宙一武道会とメンバー集めは解るんですが、何でタイムマシンが関係あるんですか?」

 

ベジータ「カカロットが言うには、未来のトランクスをその全宇宙一武道会に出場させるらしい。」

 

悟飯「え……!?」

 

ピッコロ「未来のトランクスをだと……?」

 

トランクス「未来の俺を……?」

 

悟天「未来のトランクスくん!?」

 

ブルマ「私はその気が全く無かったんだけど、孫くんは言い出したら聞かないから……。まぁトランクスが承諾するかは解らないけどね。」

 

クリリン「ははは……悟空らしいな。」

 

トランクス「お、俺じゃダメなの!?パパ!!俺これでも結構強いぜ!?」

 

ベジータ「ダメだ、今のお前では恐らく、他の宇宙の奴等の相手にならん。」

 

悟天「でも!僕とトランクスくんがフュージョンしたら良いんじゃないかな?それだったら絶対勝てるよ!」

 

トランクス「おぉ!その手があったな悟天!!」

 

ブルマ「ダメ!アンタ達の出場は許さないわよ!ルールで殺すのは反則みたいだけど、もし他の宇宙の選手が凶暴でめちゃくちゃ強くてアンタ達が死んじゃったらどうするのよ!修行してる孫くんやベジータ、悟飯君は良いとして!!」

 

悟飯「ははは……。」

 

トランクス「そ、そんなぁ……。」

 

悟天「僕達、また見るだけ?」

 

ベジータ「それに、今回も出場メンバーは前の大会と同じ5人だ。お前達で2人も消費するわけにはいかん……フュージョンなら尚更だ、反則負けにもなりかねん。」

 

トランクス「ちぇ……俺も出たかったなぁ。」

 

悟天「仕方ないよ、トランクスくん。」

 

サタン「じゃ、じゃあ私が地球代表として出場するのはどうだろうか?」

 

 

皆「却下。」キッパリ

 

 

サタン「で、ですよねー……あははは……。」

 

ブルマ「それで昨日、ウイスさんが帰ってから、私がこのタイムマシンを既に動かせるよう準備してあるの。今から行こうと思ってね。」

 

クリリン「え?テストプレイとかはしたんすか?」

 

ブルマ「してるわけないじゃない、私天才だから。」

 

ベジータ「な、なんだと……!?」

 

18号「大丈夫なのか?そんな大雑把で……。」

 

マーロン「うん……。」

 

ブルマ「私は天才よ?甘く見てもらったら困るわ。」

 

ビーデル「でも、もし違う次元に飛んじゃったら……。」

 

ブルマ「皆心配しすぎだって。今までに私の発明した物、上手く行かなかったことある?」

 

クリリン「そ、そりゃそうすけど……。」

 

悟飯「でも、もしトランクスさんが出場してくれるなら……ベジータさんとお父さんと僕で、これほど心強いことはありませんよ!」

 

ドタドタ ドタドタ

 

バッ チチ「ご、悟飯ちゃん!!」

 

悟飯「は、はい!」

 

チチ「悟飯ちゃんも出場するんだか!?その全宇宙一武道会っての!」

 

悟飯「え、えぇまぁ……。」

 

チチ「オラそんなこた聞いてねぇぞ!?悟空さとベジータさんは出場するってのはさっき聞いたけんど!!」

 

ブルマ「え?チチさん聞いてなかったの?」

 

チチ「全く聞いてねぇだ!!悟飯、どういう事か説明するだ!!」

 

悟飯「えっと……僕、この前の武道大会出たかったんですけど、大事な学会が入っちゃってましたから出れなかったんです。でも今回の宇宙一武道会の開催日が、丁度予定が無い日なので是非出ようと思いまして……ダメですか?」

 

チチ「ダメだ!!ビーデルさんやパンちゃんもいるのに何言ってるだ!!」

 

ビーデル「お義母さん、私は構いませんよ。パンも私とパパで面倒見てますし……。それに、悟飯くんも前の大会に出れなくて大分落ち込んでいたんです……。今回は私、悟飯くんに出て欲しいなって思ってて……。」

 

悟飯「ビーデルさん……。」

 

チチ「…………まぁ、ビーデルさんがそこまで言うならええだ。オラも鬼じゃねぇからな。但し、今だけはみっちりピッコロに稽古つけてもらって、これが終わったらちゃんと学者の仕事と家の事を専念するだぞ!!」

 

悟飯「はい!ありがとうございます、お母さん。」

 

チチ「ピッコロ!!悟飯ちゃんを苛めるような事すんじゃねぇだぞ!!」

 

ピッコロ「う、うむ……わかった。」

 

ビッ 悟空「よぉ!皆どうしたんだ?」

 

クリリン「悟空、やっと起きたのか。もう昼前だぞ?」

 

悟空「ホントか?どぉりで腹減ってると思ったぞぉ……。」グギュルルルル

 

ブルマ「今皆に全宇宙一武道会の事を話してたの。アンタが話さないから!」

 

悟空「へへ、わりいな。オラも昨日は急いでたからよ。ところでチチぃ、何か食いもんねぇかなぁ……オラ腹減っちまって。」

 

チチ「起きたらすぐこれだ。そう思って昨日弁当さ作っといただ。そっち行って食っといてけろ。」

 

悟空「サンキュー!」スタスタ

 

ブルマ「やれやれ……で、このタイムマシンなんだけど……なんと6人まで乗れるの!凄いでしょ!?勿論操縦士を含めてだけど。」

 

トランクス「え?それだけしか乗れないの?」

 

ブルマ「今の私の技術ではこれが限界。未来の私なら、もっと高度なものを作れたかもしれないけれどね。」

 

悟天「へぇー。触っても良い?」スタスタ

 

ピラフ「あーダメダメ!これはとても精密な物なんだぁ。君のようなお子ちゃまが触ったら、せっかくのタイムマシンが壊れちまうだろうがぁ。」

 

悟天「えーいいじゃん、ケチー。それにピラフ君もお子ちゃまじゃないかー。」

 

ピラフ「俺様はれっきとしたおt……じゃなかった、色々な知識を持ったお子ちゃまなんだ。だから君はダメ!」

 

ブルマ「そうよ悟天君、これはとても大事な物なの。だから触るのはまた後でね?」

 

悟天「……はーい。」スタスタ

 

 

ピラフ「ふぅ……。」

 

マイ「ところでピラフ様、昨日は願いを叶えられたんですか?」

 

ピラフ「ん……ま、まぁな。」

 

シュウ「何をお願いしたんです?」

 

ピラフ「……お前達には教えん、昨日俺様を裏切ったのだからな。」

 

マイ「じゃあ良いです。いこ、シュウ。」スタスタ

 

シュウ「はい。」スタスタ

 

ピラフ「お、おい!お前達!!」

 

ピラフ「くぅぅぅ……せっかく教えてやろうと思ったのに……!!この裏切り者どもめ……!」

 

ピラフ(結局あの後神龍の時間が切れて、何の願いも叶えられなかったが……。)

 

 

チチ「ところでまぁ……その宇宙一武道会をすんのはええだが、する場所や貰える景品は決まってるんだべか?」

 

クリリン「そういえば、その辺聞いてませんでしたね。」

 

ピッコロ「その辺りはどうなっているんだ?孫。」

 

悟空「んぉ?ふぁんふぁっふぁっふぇ?ふぇひぃーふぁ。」

 

ピッコロ「……。」

 

ベジータ「ビルスとウイスの奴と、全王は特に何も言っていなかったな……。」

 

ブルマ「えぇ?アンタ達そんな事も聞いてないの!?だったら何でそんな武道会なんてするのよ?何の意味も無いじゃない!!」

 

悟空「ふぉんふぁふぉふぉふぇーふぉ。ふぉふぁふぅふぇーふぁふゅふぉふぁふぁふぁふぇふぁ、ふぉふぇふぇひぃーふぉ。」

 

悟飯「お、お父さん……。」

 

ピッコロ「おい、口の中のもん……ちゃんと飲み込んでから喋れ。」

 

悟空「ん…………。」ゴクン

 

ピッコロ「ちゃんと噛めよ……!」

 

悟空「そんな事ねーよ。オラつええ奴と闘えりゃあ、それで良いぞぉ。」

 

ベジータ「俺も景品などに興味は無い……カカロットをぶっ倒せればそれで充分だ。」

 

ブルマ「はぁ……全くアンタ達は気楽よね。私達がそれだけの為にどれだけ迷惑してると思ってんのよ。こっちの身が持たないわ。」

 

クリリン「でも、タイムマシンを自分で造ってたのはブルマさんすよね?今回の件はまた違うんじゃないすか?」

 

ブルマ「ま……まぁそれはそうだけど。結局この二人に付き合わされるのよねー……。」

 

チチ「それはすんげーわかるだ。」

 

悟空「ふぃー食った食ったー!よし!」スタッ

 

悟空「ブルマ!早速タイムマシン動かしてくりよ!全宇宙一武道会まであと9日しかねぇんだからよ!」

 

クリリン「え!もうすぐじゃないか!何でそんなにすぐにやるんだよ?」

 

悟空「知らねぇよ。全王様がその日にやるって言ったんだからさ……。」

 

クリリン「な……なるほどな……。」

 

ベジータ「カカロットの言う通り、俺達は時間がない。ブルマ!早速起動させろ!!」

 

ブルマ「わ、わかったわよ。それで乗る人は決めたの?私は操縦しないとダメだから、あと5人だけ!」

 

悟空「どうする?ベジータ。」

 

トランクス「俺!俺も行く!!ママと前に約束したからさ!」

 

ブルマ「しょうがないわね……じゃあ私と孫くんとトランクスとベジータと……。」

 

ベジータ「お、おい!何で俺も入ってるんだ!!」

 

ブルマ「アンタも来なさいよ、未来がどうなってるか気になるでしょ?」

 

ベジータ「…………チッ、仕方ない……。」

 

クリリン「お、俺は別に良いよ。行ったって何もできなさそうだし……。」

 

マーロン「私行きたいなー。」

 

18号「やめときな、知らない人ばっかだよ。」

 

マーロン「うーん……じゃあいいや……。」

 

18号「私も遠慮しておくよ、どうせ金にならないだろ?」

 

悟空「そーだな。」

 

悟天「えー!トランクス君が行くんだったら僕も行くー!それに大きいトランクスくん見たいー!」

 

チチ「ダメだ!!悟天ちゃんは帰ってお勉強だ!!行ったってなんも面白いことねぇべ!」

 

悟天「そ、そんなぁ……。」

 

トランクス「へへ、悪いな悟天!また帰ってきたら話してやるよ!!」

 

悟天「ぜ、絶対だよ!!」

 

トランクス「わかってるって!」

 

魔人ブウ「んー未来か、それって旨いのか?」

 

ビーデル「えっと……食べ物じゃないんだけれど……。」

 

魔人ブウ「じゃあいらない、パンとベエと遊んでおく。」

 

パン「きゃっきゃ。」

 

ベエ「ハッハッハッハ。」

 

ピッコロ「悟飯、お前行ってみたらどうだ?トランクスの奴も喜ぶだろう。」

 

悟飯「え、ですが……。」

 

悟空「おめぇも行けよ悟飯。おめぇ未来じゃトランクスの師匠だったらしいじゃねぇか。」

 

ブルマ「え?そうなの?」

 

悟飯「で、でもそれって未来の僕であって……今の僕じゃないですし……。」

 

ブルマ「お願い悟飯君、きっとトランクスも悟飯君に会いたいと思ってるわ……ついてきてくれる?」

 

悟飯「わ、わかりました……僕で良ければ……。」

 

悟空「同じ選手として出場すんだ、交流っちゅうのを深めとかねぇとな!!」

 

ベジータ「おい、トランクスはまだ出場すると決まった訳じゃないんだぞ。」

 

悟空「いやぁ、あいつならきっと来るさ。まちげぇねぇ……。」

 

ベジータ「フン……。」

 

 

ゴゴコゴコゴゴゴゴ キィィィィィィィィーン……

 

 

ブルマ「さぁ起動できたわ!私と孫くんとベジータとトランクスと悟飯くん……あともう一人乗れるわよ?」

 

ビーデル「私は遠慮しときます。トランクスさんには少し悪いですけど……。」

 

サタン「よぉぉぉぉし!!では地球代表として、このミスターサタンが行こうではないか!!!」バッ

 

ビーデル「パ、パパ!?何言ってるのよ!」

 

サタン「良いじゃないかビーデル、少し私も未来と言うのに興味があってね。」

 

悟空「サタン、おめぇも行きてぇんか?」

 

サタン「はい。やはり未来では私を必要としている人達がたくさんいると思いますから!それに、未来の私にも少し喝を入れてやろうと思って!えい!この!ってねー。」

 

悟空「ははっ!それいいかもなぁ!でも、未来でサタンいたっけな……どこにも見なかったけどなぁ……。」

 

トランクス「どっかに隠れて暮らしてんじゃねーの?サタンさんは悪運強いからさー。」

 

サタン「と、トランクスくんー……」

 

 

皆「ははははははははは!!!」

 

 

ブルマ「よし、じゃあ皆乗って!未来へ出発よ!!」ガシャン

 

バッ 悟空「よっ!」

 

バッ ベジータ「仕方あるまい……。」

 

バッ トランクス「未来の俺元気にしてるかなー!」

 

バッ 悟飯「ほっ!」

 

サタン「よし!私も!それぇぇ!」バッ

 

ドサッ サタン「あいたぁ!!」

 

悟空「サタンでぇじょうぶかぁ?」

 

サタン「な、なんとか……はははは……。」

 

ブルマ「皆乗ったわね!!じゃあしゅっぱーつ!!」カチッ

 

サタン「ま、待って!まだシートベルトが!!」

 

 

キィィィィィィィィーン…… ドヒュゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…………

 

 

クリリン「皆行っちまったな……大丈夫かな。」

 

18号「あいつらなら、心配ないだろ。さぁ帰るよマーロン、クリリン。」

 

マーロン「はーい。」

 

クリリン「お、おう。じゃあ皆!!また帰ってきたら連絡してくれ!あ、あとブウ!これ!」スッ

 

魔人ブウ「ん?何だ?」

 

クリリン「昨日言ってたおみやげだよ。お前の大好きなロイヤルスイーツチョコレートだ!良かったら食べてくれ!」

 

魔人ブウ「おお!良いのか!?ヒャッホーイ!」ピョンピョン

 

ビーデル「ブウさん行っちゃった……。」

 

クリリン「じゃ、じゃあ皆!またなー!」スタスタ

 

18号「マーロン、いくよ。」スタスタ

 

マーロン「皆ばいばーい。」スタスタ

 

悟天「ばいばいー。」ノシ

 

チチ「じゃあオラ達も一旦帰るだべ。悟天、帰ったらお勉強だ!」

 

悟天「えー……。」

 

チチ「何がえーだ!最近学校の成績落ちてきてるの知ってるだぞ!ほらいくだ!」スタスタ

 

悟天「はーいお母さん……。」スタスタ

 

ビーデル「私もそろそろパンのご飯の時間なので、ピッコロさんお先に失礼しますね。またパンの子守り、出来る日があればお願いします。」ペコッ

 

パン「きゃっきゃ。」

 

ピッコロ「う、うむ。気を付けてな。」

 

ピラフ「……じー……」

 

ピッコロ「……何だ?」

 

ピラフ「お前は帰らないのか?」

 

ピッコロ「いや、俺はここで待っている。恐らくすぐに戻ってくるだろうからな。」

 

ピラフ「そ、そうか……じゃあ俺様も中に入ってよーっと!!」スタスタ

 

ピッコロ「……。」

 

 

ブリーフ「おーい皆、ジュース持ってきたぞぉ……あれ?ピッコロくんだけか?」

 

ピッコロ「あぁ。他の奴は帰ったぞ。」

 

ブリーフ「そうかぁ……せっかく皆の分持ってきたのになぁオレンジジュース……ピッコロくん飲むかい?」

 

ピッコロ「……少しだけ頂く……。」

 

 

     ~第7宇宙 ビルスの星~

 

 

ビルス「あーむ!」パクッ

 

ビルス「美味い!美味いぞぉ!!」モグモグ

 

ウイス「ビルス様。あんまり食べ過ぎると体に毒ですよ?もう少し控えてください。食べ物は逃げませんから。」

 

ビルス「うるさいなぁ。元はと言えばウイス、お前が僕に内緒でステーキを食ったのがいけないんじゃないか。その辺わかってる?」モグモグ

 

ウイス「はいはい、もうビルス様に隠し事はしませんよ。」

 

ビルス「まぁ今回は、お前が地球から持ってきたこの食べ物で許してやるか。次回からはないぞー。」モグモグ

 

ウイス「ではまた近いうちに、地球へ行って美味しいものを食べに行きましょうか?ビルス様。」

 

ビルス「おう!それがいいな!是非頼むぞー。」モグモグ

 

ウイス「ほんと、子供なんですから……。」

 

ビルス「何か言ったー?」

 

ウイス「いいえ何も。」

 

 

ピィィィン ピィィィン ピィィィン ピィィィン

 

 

チラッ ウイス「ん……この通信は。」

 

モグモグ ビルス「うるさいなぁ……切っとけ。僕は今食事中だぞ。」

 

ウイス「少し開いてみましょう。」スッ

 

ビルス「さっさと切れ、どうせ下らん事だr」

 

 

ブゥゥゥン 全王「やぁ。」

 

 

ビルス「ヽ( ;゚;ж;゚;)ノブッ!?ぜ、全王様ぁぁ!?」

 

ウイス「これはこれは、全王様。本日はどうされましたか?」

 

 

全王「これを見てる皆に、連絡があるのね。」

 

 

キキィィィ ビルス「ぬぅ!ぜ、全王様!!今日もお元気そうで何よりで!!!」バッ

 

ウイス「ん……これは。どうやらリアルタイムでの神ッターの通信映像のようですね。」

 

ビルス「え……どゆこと?」

 

ウイス「これはつまり私達にではなく、全宇宙に流されている映像のようです。」

 

 

全王「全宇宙一武道会の件だけどね。」

 

 

ビルス「全宇宙……?神ッターということは、今ここで全王様は僕達の事を見ていないと言うことだな?」

 

ウイス「そのようですねぇ。」

 

ビルス「ほっ、良かった……。」ドサッ

 

ウイス「全然良くありませんよ、ビルス様。全宇宙ということは、全ての宇宙に流されていると言うことです。」

 

ビルス「つまり……。」

 

ウイス「えぇ……私達を含め……全破壊神達と天使にも流されているのですよ。」

 

 

      ~第1宇宙~

 

 

全王「開催地と景品が決まったのね。」

 

 

第1宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第2宇宙~

 

 

全王「開催地はね……。」

 

 

第2宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第3宇宙~

 

 

全王「んっとね……。」

 

 

第3宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第4宇宙~

 

 

全王「僕のいる宇宙で決定したのね。」

 

 

第4宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第5宇宙~

 

 

全王「それでね。戦う星なんだけれどね。」

 

 

第5宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第6宇宙~

 

 

全王「僕のいる宮殿からね。」

 

 

シャンパ「……ゴクリ……。」

 

ヴァドス「ふむ……。」

 

 

キャベ「たぁ!!」ポーヒー

 

フロスト「遅いですよ!」バッ

 

マゲッタ「シュポポポポ!!!」ブンッ

 

ガッ ボタモ「おりゃぁぁ!」

 

ヒット「……こい。」

 

 

      ~第8宇宙~

 

 

全王「すぐ目の前にある星で戦うのね。」

 

 

第8宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第9宇宙~

 

 

全王「そこだと一番見えやすいからー。」

 

 

第9宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

      ~第10宇宙~

 

 

全王「それでね、トーナメントの発表もするよ!」

 

 

ロッド「ふむふむ。」

 

ルヴィス「行儀が悪いですぞ、ロッド殿。」

 

ロッド「細かいこと言いっこなし!今全王様が喋ってる大事な時だよ!」

 

ルヴィス「うむむ……。」

 

 

     ~第11宇宙~

 

 

全王「えーと最初に戦うのはね……うん、そうそう!」

 

 

第11宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

     ~第12宇宙~

 

 

全王「第6宇宙と、第3宇宙なのね!」

 

 

第12宇宙破壊神「……」

 

付き人「……」

 

 

     ~全王の宮殿~

 

 

全王「それで、今から4日後に試合開始するのね。それで、見事全宇宙の頂点になった宇宙はね!」スッ

 

全王「神の神器達をあげるのね。」

 

サクリファイス「ふふ……。」

 

 

 

ビルス「なっ!!?」

 

ウイス「えぇ……!?」

 

 

シャンパ「それってまさか!?」

 

ヴァドス「神の……!?」

 

 

 

ロッド「神器……!?」

 

ルヴィス「ですとぉぉぉ!?」

 

 

ナレーター「遂に、全王から全宇宙への武道会の開催地と、対決する宇宙の連絡が入った。破壊神達も驚く、神の神器達とは一体何なのだろうか?」

 

ナレーター「そして、全宇宙の破壊神達が選ぶ選手は、一体どんな強敵達なのだろうか?悟空達は、未来のトランクスを無事、メンバーに加えることが出来るのだろうか!?」




これで8話は終わりになります。
次回で未来トランクスが出てくる予定です!!
ずいぶんと投稿が遅くなってしまいましたが、ごめんなさいです……。
他宇宙の破壊神達のデザインはまだ全然決まっておりません!!(え?)
最悪文だけになるかも……
オラに絵画力をわけてくれ……!
次回の更新を楽しみにしていただけたら幸いです。
コメントなどお待ちしてます!

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