ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語) 作:サクトン
ナレーター「第10宇宙にいるブラック達は全宇宙一武道会に出場する為、破壊神ロッドの元で過酷な修行を続けていた。そんな中、第10宇宙にある惑星エリサでは、惑星エリサの王がベビーに命令し、未来に居た不死身の力を持ったザマスに寄生するのだった。」
王「さようなら、出来損ないの界王様…。」(^_^)ニコッ
グググ ザマス「やめろ…!……私に近づくなぁっ!」
ザマス「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!??」
ナレーター「一方第7宇宙では、無事に界王神に地球へ送ってもらった悟空達がいた。それぞれが自身の家へと帰宅するが、未来のトランクスは悟飯宅へとお邪魔するのだったが……。」
バッ サタン「あっ!ブウさーん、トランクスくんを驚かしちゃダメじゃないですかぁー!」
トランクス(未来)(え…ブウ……?まさか……さっきの奴は魔人ブウ!?)
ブウ「ん?こいつトランクスか?トランクスはもっと小さいぞ?」
バッ トランクス(未来)「くっ!皆さん危険ですっ!ここから離れてくださいっ!」シャキン ザッ
ナレーター「トランクスは、かつて未来で界王神に聞かされた魔人ブウを思いだし、現代のブウに斬りかかろうとしたが悟飯によって制止され、己の内に秘めた弱点を見出すのであった……。」
悟飯「けれどトランクスさん……トランクスさんは闘いになると、誰もいない未来で闘ってきた影響のせいか、責任の重さを感じすぎているのが弱点のようです。トランクスさんはまず、そこを修行で直していくようにしましょう。」
トランクス(未来)「は……はい。えっと……ブウさん、それに皆さん……本当に申し訳ありませんでした……。」ペコッ
♪チャチャチャン チャチャチャン♪
~第3宇宙 ワンドの宮殿 選手達の寝室~
ガレゴム「グガガガァァ…zzz…グガガガァァ…zzz…。」
キベス「スゥー……zzz……スゥー……zzz……。」
パラガス「あーう☆(^q^)……zzz……う~う~……zzz……。」
ブロリー「んぅぅぅ……!zzz……カカロットォォォォ!……zzz……。」
ギネ「……うー……。」
ギネ(…眠れない…うるさすぎだろコイツ等…。)スッ
ムクッ ギネ「はぁ……少し風に当たってくるかな……。」スタスタ
~ワンドの宮殿前平原~
ギネ「すぅーはぁー……風が吹いててとても心地良いな。」
チラッ ギネ「ん……あれは……バーダック?」
バーダック「はぁ…はぁ…!ダァァッ!」ポーピィ
ギネ「修行でもしてるのか?バーダック。」スタスタ
チラッ バーダック「……ギネか、テメエも起きたのかよ……。」
ギネ「まぁね……逆にあんなうるさい所で、寝れる奴等の方がおかしいからさ。」
バーダック「そいつは言えてるな……それで、俺に一体何の用だ。」
ギネ「別に用って程でもないんだけどさ……バーダックがいたから声掛けただけだよ。」
バーダック「ケッ……なんだそりゃ。そんな事で俺の修行の邪魔すんじゃねえよ……失せろ。」
ギネ「そんな事言うなよ、どうしてアンタはいつもそうやって私を突き放すのさ?」
バーダック「理由なんかねえ、俺に構うなって言ってんだ……。」
ギネ「ふーん……そういう事言うんだ……?」フ ッ
バーダック「ん……?」
ギネがそう言った瞬間、彼女は高速でバーダックの背中に回り込み、彼の首にヘッドロックをかました。
グググ バーダック「おいてめっ……!何しやがるギネッ!!」
ギネ「うるさいっ、私の事を邪魔者扱いした罰だっ!私にだってこれぐらいはできるんだからなー!」
グググ バーダック「このっ……!いい加減にしねぇとぶん殴るぞっ……!!」
ギネ「ははっ、やれるもんならやってみな!私もアンタとほとんど力の差は変わらないしね!」
グググ バーダック「良く言うぜ……!こんなもん俺がその気になればなぁ……!…………!?」ビクッ
ギネ「ん……そろそろ観念したか?バーダック。」
グググ バーダック「俺の背中に……何か変なもん当たってんぞ……。」
ギネ「当たってんじゃなくて、当ててるんだよ!///」
グググ バーダック「はぁっ!?/// テメッ……!ふざけた事言ってんじゃねーぞっ……!いい加減離しやがれっ……!」
ギネ「嫌だ、これから私の事を邪魔者扱いしなかったら……離してあげてもいいけどな?」
グググ バーダック「いつまでも調子にっ……イテテテテッ!!……ギネ……!死ぬ……!ギブギブッ!!」✋パシパシ
ギネ「仕方ないなぁ……はい、私の勝ち!」パッ
ザッ バーダック「はぁ……はぁ……お前……どれだけ力入れて絞めんだよ……!危うく窒息するとこだっただろうが……!」
ギネ「ごめんごめん。じゃあ今からお詫びと言ってはなんだけど、私が今からアンタの修行に付き合ってあげるよ。」スッ
バーダック「チッ……仕方ねぇ、断ったら今度こそ首の骨折られそうだからな……。」スッ
ギネ「かもね!じゃあ早速始めようよ、いきなり超サイヤ人で行くからな!」ドヒュゥゥゥゥン 超サイヤ人化
バーダック「上等だ、さっきの借りを返してやるぜっ!」ドヒュゥゥゥゥン 超サイヤ人化
ギネ「さぁ……今のアンタに出来るかな?」ダ ン ッ
バーダック「抜かせぇっ!!」ダ ン ッ
パラガス「運命の糸がまたここで絡みあーう☆(^q^)と言うのか……もしそうだとしたら、私のこれまでのギィ↑ネェ↓に対するアプゥゥ↑ローチの苦労が……。」
ブロリー「はぁ……リア充爆発しロットォ……!!」
パラガス「うにょりー!お前も起きたようだなぁ。」
ブロリー「親父ぃ……いたのか。」
パラガス「oh.yes~。ブロリー、私たちもバーダック達のように絡みあーう☆(^q^)のは如何かな?」
ブロリー「へぁっ!?ホモかYO☆キモいから親父ぃ……まずお前から血祭りにあげてやる……!」
パラガス「ゑゑ!?やめろブロリィ!やめるんだ!ニャメロォォォォォ!」\ピロロロロ/
ブロリー「出川っ!」ブ ン ッ
パラガス「あぁぁぁぁぁぁぁうぅぅぅぅ~☆(^q^)」
クシクシ ワンド「もう……何よ朝っぱらから……うるさいわねぇ……。」スタスタ
パラガス「腐☆腐。ワんん?ド様ではありませんか……!大人のお姉さん良いねえ☆これから私と夕食でも如何かな?」
ワンド「あは!ブロリーじゃない☆起きてたの?」
パラガス「あはぁ!☆」
ブロリー「は、はい……。」
ワンド「もう……相変わらず素っ気ないわね。こういう時はさ、フッ……今俺も来た所だよ……とか、ワンド……遅かったな……とか、そういうロマンチックな感じで言うもんなのよ?」
ブロリー「そ、そうなんだぁ……。」
ワンド「うん☆…………で、アンタ誰だっけ?」チラッ
パラガス「ゑゑゑっ!?私は、宇宙の中で一番環境が整った美しい伝説の超パラガスでございます……。」\エーー/
ワンド「あっそ。ねぇブロリー、これからどこか気分転換に遊びに行かない?」
ブロリー「ど、どこへ行くんだぁ……?」
ワンド「ん~……ブロリーはどこが良い?」
ブロリー「惑星シャモが良いなぁ…。」\ピュィン/
ワンド「惑星シャモね……解ったわ!じゃあ早速キューブで行きましょ!」スタスタ
ブロリー「はい……。バイバイ、親父ぃ……。」スタスタ
パラガス「なっ……あっ……!」
パラガス「あっあっあっあっうぅ↑はぁ~はぁ~はぁ~ふぅ!」( ノД`)…(泣)
サフィア「……皆さん色々と頑張っているようですね。」
~第7宇宙 ビルスの星 ビルスの宮殿前平原~
ベジータ「だだだだだっ!だりゃぁぁ!!」バッ
悟空「くっ!どりゃぁぁ!」ガガッ
スタスタ ウイス「ふぅむ……悟空さんとベジータさん、また少し腕を上げましたねぇ。」
悟空「あっ!ウイスさん。」
ベジータ「どうも……。」
ウイス「おはようございます、お2人とも朝から頑張ってますねえ。」
悟空「へへ!全宇宙一武道会まであと8日しかねぇからな、オラ少しでも強くなりてえし!」
ベジータ「俺はコイツに抜け駆けされる訳にはいかんのでな……。」
ウイス「そうですか……。まぁ修行で身体的に鍛えるのも大切ですが、あのネコマジンZさんのように心を穏やかに落ち着かせ……どんな状況でも覆せるような心を鍛えることも、とても大事な事ですよ?」
悟空・ベジータ「心……?」チラッ
ネコマジンZ「ははは、待て待てー。」タッタッタ
ベジータ(ただ蝶を虫網で捕まえようとしてるだけにしか見えんが……。)
悟空「ところでウイスさん、昨日どこ行ってたんだよ?オラ達すっげえ心配したんだぞ?」
ウイス「それは失礼しました……。昨日は少し用事がありましたので、サクリファイス様の宇宙へ行っておりました。」
ベジータ「サクリファイスの宇宙へ……?」
悟空「ええっ!ずりいぞウイスさんだけー!何でオラも連れてってくれなかったんだよぉ!」
ウイス「申し訳ありません。サクリファイス様達との間で、何やら不吉な事が起きていましたから。」
ベジータ「不吉な事だと……?」
悟空「サクリファイス様達に、何かあったんかあ?」
ウイス「いえいえ、悟空さん達が心配する事ではありませんよ。もう解決しましたから、ホホホホ。」
ベジータ「……。」
悟空「ふーん……でもなーんか隠してねえか?ウイスさん。」
ウイス「ご、悟空さん。私のような天使は嘘はつかない存在なんですよ?あまり私を疑うのは、少し宜しくありませんねえ。」
悟空「……それもそうだな!」
ベジータ(良く言いやがる……散々ビルスの前では嘘をつきまくっていた癖に……。)
ウイス「ベジータさん、なんです?その私を疑うような目は。」
ベジータ「い、いや……なんでもない。」
ウイス「それより悟空さん、私達第7宇宙の試合まであと8日もありますが……その間の予定はどうされるんですか?」
悟空「そうだなあ……とりええず3日後の試合は見に行くつもりだっ!第3宇宙ってとこは良く解んねぇけんど、第6宇宙はヒットの奴もぜってえ出ると思うかんな!その後はまだ解んねぇ!」
ベジータ「そういえば俺達の宇宙と、その3日後に始まる試合は日程などは決まっているが……他の宇宙が対戦する宇宙や日にちの方はどうなんだ?」
ウイス「その辺りはまだ全王様から連絡が無いので、恐らくまだ決まってないかと思われます……全王様も、その辺りの事はお考えになられているとは思うのですがねえ。」
悟空「じゃあサクリファイス様んとこの宇宙も、まだ決まってねえって事かぁ……。」
ウイス「サクリファイス様の宇宙でしたら、全宇宙一武道会を告知する前からもう決まっておりますよ。少し特別な感じになっておりますが……。」
ベジータ「な、なんだと……!?」
悟空「え!そうなんかぁ!?ウイスさん!」
ウイス「はい、仮にもサクリファイス様は大神官様ですからねぇ……彼女は他の大神官様の代表で出る予定です。」
ベジータ「と言うことは、他の大神官の奴は見物人と言う事か……。」
ウイス「そういう事になりますね。ですが基本的に大神官様も色々と忙しい身ですから、全宇宙一武道会にお姿を出していただけるかも疑問な所です……唯一サクリファイス様の所が了承して頂けたぐらいですし。」
ベジータ「なるほどな……。」
悟空「それでウイスさん!サクリファイス様の宇宙ってよ、どの宇宙と闘うんだあ!?」
バッ ネコマジンZ「よし、蝶々捕まえたぞ。」
ウイス「それは全宇宙一武道会トーナメント……つまり、※12の宇宙全ての頂点になった宇宙※とです。」
悟空「全ての宇宙の頂点?」
ベジータ「つまり……そのサクリファイスの宇宙はエキストラか……!」
悟空「エキストラ?エキストラってなんだ?」
ウイス「武道会風に言えば……トーナメントの決勝戦の後に、最後に闘う宇宙と言うことですよ。」
悟空「そっかあ……サクリファイス様の宇宙の奴と闘うには、トーナメントを勝ち上がっていくしかねえって訳だなあ。でも何でサクリファイス様の宇宙だけ特別なんだあ?」
ウイス「まぁ大神官様という特権もありますが……。私もあまり詳しくは聞いていませんけれど、彼女の宇宙の選手は、サクリファイス様自身が集めた強豪な手練れ達だと聞いております。恐らくそれが彼女の宇宙がエキストラに選ばれた、1番の理由だと思いますよ。」
悟空「んー……ベジータ、どういう事だあ?」
ベジータ「そのサクリファイスという所にいる奴等は、他の宇宙の野郎とは比べ物にならん程、とんでもなく強い可能性があると言うことだ。」
悟空「ホントかぁ!!!すっげえなぁぁ!」
ベジータ(カカロットの奴はあんな事を言ってるが……サクリファイスの野郎の所には、あの第6宇宙にいたヒットよりも更に強い戦士がいるというのか……!?クソッタレェ……!!)
ウイス「そしてこの前……ここにいらした第10宇宙の破壊神ロッド様と付き人のルヴィスさんが、サクリファイス様の宇宙の事を少し話していたのを、お2人は覚えていますか?」
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ロッド「まぁね。さっきこっちへ来る前に全王様の宮殿に行ってたんだけど、丁度サクリファイス様にバッタリ会っちゃってさー。全宇宙一武道会に出る選手の一人を連れていたんだよ。」
ビルス「なに……!」ピクッ
悟空「ほ、ホントか!えっと……ロッド様!!」
ロッド「うん。サクリファイス様がそう言ってたから間違いないと思うよ。」
ウイス「もしかして、そのサクリファイス様が連れていた方もサイヤ人ということですか?」
ルヴィス「恐らく。そこにいるサイヤ人の方々にオーラの質や、外見も似ていたのでな。」
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悟空「んー……そういやそんな事言ってたっけな。」
ベジータ「確かロッドの奴はサクリファイスの所にも、俺達と同じサイヤ人がいると言っていた……。」
ウイス「その通りです。そして先程のサクリファイス様の情報を合わせると……一体どうなるでしょうねえ。」
悟空「つまりオラ達と互角か、それ以上につええサイヤ人の奴が……サクリファイス様の宇宙にいるって事か……。」
ウイス「悟空さんの正解です。なので悟空さんやベジータさんがもし優勝を目指すのなら……今よりももっと強くならなければならないということですね。」
悟空「あぁ……そういやサクリファイス様と闘った後も、サクリファイス様言ってたな……。」
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サクリファイス「そうですね……ノーコメントと言いたいところですが……1つだけ。」
サクリファイス「どっちもどっち……と言った所でしょうか……。」(^ー^)ニコッ
悟空「!!」
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悟空「やっぱ宇宙にはまだオラ達の知らねぇつええ奴がいっぺえいんだなぁ……かぁー楽しみだぁ!!ベジータもそう思うだろ?」
ベジータ「フン、貴様と一緒にするな。俺はどんな奴が来ようと絶対に負けん……それだけだ。」
悟空「へへ……そっか!!じゃあこうしちゃいらんねぇ……ベジータ!早速修行の続き始めようぜ!」バッ
ベジータ「良いだろう……望むところだっ!!」バッ
ウイス「ふぅ……私が教えてあげても良いのですが、お2人で手合わせする方が上達が早いですからねぇ……。」
ネコマジンZ「ほら、キラキラ光る蝶々捕まえたぞ。」
ウイス「あらあら……ネコマジンZさん、後で放してあげてくださいね?」
ネコマジンZ「ん、わかった。」
ウイス(この星のコウタクチョウをいとも簡単に捕まえるとは……このネコマジンZもかなりの逸材みたいですねぇ…。)
ウイス(……私もサクリファイス様が言っていた極封印のつるぎの事を、少し調べてみましょうか。)
~地球 カプセルコーポレーション内~
トランクス(未来)「こんにちはー。」スタスタ
ピラフ・シュウ「ん?」
マイ「あっ……トランクス……!」
トランクス(未来)「やぁマイちゃん、久しぶりだね。ここへ来たときにすぐに話そうと思ってたんだけど、色々バタバタしちゃってて……ごめんね。」
マイ「うぅん……また会えて嬉しいわ……未来の私も元気にしてる?」
トランクス(未来)「あぁ!今は町の復興の手伝いをしてもらってるよ。まだまだかかるとは思うけど、未来の君も一生懸命生きてる……だから心配しなくても良いよ。」
マイ「良かったぁ……。///」
ピラフ「……マイの奴、相変わらず未来の坊ちゃまにゾッコンのようだな……。」
シュウ「そうみたいですねぇ……。」
スタスタ ブルマ「あら?トランクスじゃない。聞いたわよ?全宇宙一武道会が始まるまで、悟飯君の家に居候になってるって。」
トランクス(未来)「はい。俺も最初は断ったんですが、悟飯さんがどうしてもと……。今は悟飯さんの家のお手伝いをしながらお世話になってます。」
ブルマ「へぇーそうなんだ、相変わらず仲が良いのね。」
トランクス(未来)「はい!」
ウーロン「ふーん、何かと大変みてえだな。」
トランクス(未来)「あれ……貴方はウーロンさん……?こっちの世界では生きていたんですね!」
ウーロン「勝手に殺すなっつーの!これでもまだまだ現役なんだからな!」
トランクス(未来)「ど、どうもすみません……未来では見なかったものですから……。」
ウーロン「ったく……あ、トランクス!そういや1つ聞きたかったことあるんだけどさぁ。」
トランクス(未来)「はい……?何ですか?」
ウーロン「未来ってよ、ピチピチギャルとか一杯いるのか……?」
トランクス(未来)「え……ピチピチギャル……ですか……?」
ブルマ「もう!アンタがいると話がややこしくなるから、あっちに行ってなさい!」バキッ
ウーロン「あいてぇ!尻蹴るこたぁねぇだろ尻は!!この年増女!!」
ブルマ「なんですってえええ……!!!」ゴゴゴ
トランクス(未来)「か……母さん……?」
ブルマ「あっ……あははは、もうウーロンったら冗談キツいんだからぁぁ……。」スッ
ウーロン「た……助かったぁ……。」
ブルマ(後で覚えてなさいよ……ウーロン……!)ギロリッ
ウーロン「た……助かってなかったぁ……。」
トランクス(未来)「ところで母さん、ちっちゃな俺は今どこに?」
ブルマ「あぁ……こっちのトランクス?小さいトランクスなら、今悟天くんと一緒に学校に行ってるわよ?」
トランクス(未来)「そうですか……なら邪魔したら悪いですね。よろしく伝えておいてもらえますか?」
ブルマ「良いけど……今から何処か行くの?」
トランクス(未来)「ええ。先程悟飯さんから連絡があって、悟飯さんの学会を開いている会場で待ち合わせするんです。その後に、しばらく会っていなかったクリリンさんや天津飯さん達にご挨拶をしようと思いまして。」
ブルマ「そう……まぁ無理しないようにね。クリリン君なら、今日お仕事はお休みの筈だから……天津飯達は何処にいるか解らないけど……。」
トランクス(未来)「解りました。じゃあ母さん、失礼します。マイちゃんもまたね……。」スタスタ
マイ「……はぁ……やっぱり良いわぁ……。///」
ピラフ「あいつぅ……我輩達に一声も掛けていかなかったぞ!一体どういう教育を受けてきたのだ……!!」
シュウ「所詮、私達もモブキャラって事なんでしょうかね……。」
ブルマ「さーてと……ウーロンちゃん……?覚悟は宜しいわね……?」ゴゴゴゴ
ウーロン「ひ、ひいいい!!お助けぇぇぇ!!」
~地球 サタンシティ サタン王立学会場~
悟飯「……ということで、僕からの説明を終わらせていただきます。ありがとうございました!」
(*’ω’ノノ゙☆パチパチ (*’ω’ノノ゙☆パチパチ (*’ω’ノノ゙☆パチパチ
悟飯「ふぅ……なんとか無事に終わったぁ……。」スタスタ
教授「ご苦労悟飯君、素晴らしい説明だったよ!!」
悟飯「あ、教授!お疲れさまです!!」ペコッ
教授「悟飯君、これから予定はあるかい?もし良かったら、今から食事にでも行かないか?」
悟飯「す……すみません教授、今日は少し予定があって……。」
教授「そうか、まあ予定があるのなら仕方ないな。じゃあ次の学会も楽しみにしてるよっ。」スタスタ
悟飯「は、はい!ありがとうございますっ!」
スタスタ 悟飯「……参ったなぁ、教授の印象悪くしちゃったかも……。でも今日はトランクスさんに連絡入れちゃったし、仕方ないよな……。」
スタスタ 悟飯「よし……気持ちを切り替えていこう!今日はトランクスさんに付き合うぞ!」
トランクス(未来)「あっ、悟飯さん。お疲れさまです。」
悟飯「トランクスさん!いつの間にこっちに来てたんですか?」
トランクス(未来)「ついさっき着きました。……悟飯さん、何か考え事をしてたみたいですが……どうかしましたか?」
悟飯「あ、いえ!学会の事でちょっとね!」
トランクス(未来)「そうですか……すみません。お仕事が終わったばかりなのに俺の事に付き合って頂いて……悟飯さんが無理なら、俺一人で行きますよ。」
悟飯「いや大丈夫です!僕も気持ちを切り替えて行きますから、早速クリリンさんの所へ行きましょう!」
トランクス(未来)「は、はい……!」
~第??宇宙 サクリファイスの宮殿 書庫~
サクリファイス「……これも違いますね……。」スッ
サクリファイス「やはり……父上が使っていたという手記の内容しか、もう残っていないのでしょうか……。しかし……全王様でも消すことが出来なかったあんな危険な物を、このまま野放しにしておくわけには……。」
サクリファイス「……出来るだけ探してみましょう。もし無ければ無いで全王様にお願いして、あのつるぎだけ神の神器から外してもらうしかありませんね……。」
サクリファイス(全王様に神の神器達を全宇宙一武道会の賞品にすると言ったときは……私は甘い気持ちで考えてしまっていた……。大神官ともあろう私が情けない……。)
サクリファイス(第7宇宙でもあのつるぎの事をウイスが調べていますから、私も私で出来る限りの事はしなくては……!最悪全宇宙一武道会の事は、風神さんと雷神さんに任せれば良いでしょう……。)
~第10宇宙 惑星エリサ 王の間~
王「ほう……良く似合っているじゃないかベビー。」
ザマスベビー「私の名はザマス……以後お見知りおきを。クククク……こいつの体……とても馴染んでくるぞ!人間の恨み、神への恨み……そして俺様のサイヤ人への恨みが全て混合され、はかり知れん力がみなぎってくる……!しかも不死身と来たもんだ……フハハハハ!!」
王「そんなものはどうでも良い……お前のご希望通り、俺が異次元を開きそいつのいる場所へお前を送り込み、不死身の肉体を提供してやったんだ。次は俺の計画に付き合って貰うぞ?」
ザマスベビー「あぁ……そうだったな……。だが俺様の最終目的は全宇宙の人間や神をもツフル化させて全てを支配し、俺様はその頂点に君臨することだ……ツフル化の中には無論、元神の貴様も含まれている……。」
王「……何が言いたい……。」ギロッ
ザマスベビー「つまり……今の俺様が貴様をここで殺せば……貴様の計画に手を貸すことも無く、俺様が全てを支配できると言うことだぁぁ!!!」バッ
王「フン……やはりそう来るか……。」スッ
~第10宇宙 ロッドの宮殿前~
ルヴィス「よし、皆の者並べ!!!」
ブラック「」スッ
ダーブラ「」スッ
レジック「」スッ
デビル「」スッ
エリフィア「」スッ
ルヴィス「皆、よくぞここまで我の修行に耐えたな。これでお前達は我のトレーニングを全て完走し、正に完璧な力を手に入れたと言って良いだろう!」
デビル「何なんだ?いきなりよ……。」
エリフィア「まぁ適当に流しとけば良いさね。」
ルヴィス「もうお前達に教える事は何もない!これからは各自、自由に行動せよ。我のトレーニングを復習するも良し、ロッド殿の手伝いをするも良し、仮眠を取るも良し!好きに時間を使って構わん。もしキューブを使いたければ我に言うのだ、では。」スタスタ
ダーブラ「どうするのだ?ブラック。」
ブラック「そうですね……そろそろもう1人の私が来る頃なのですが、遅いですね。」
レジック「何かあったのかもしれんな……様子を見てくるか?」
ブラック「別に問題ないでしょう……。今の王は、同じ神クラスの者でないと倒すことは無理ですからね……このまま待つことにしましょう。」
ダーブラ「そうだな……。」
レジック「じゃあ俺はその間、少し横になる。奴が来たら起こしてくれ。」
デビル「ふぅ……いくらデマガエルの脳みそ飲んだつっても、気持ち悪くなる気分だけはどうしようもねえからなぁ……俺も休んどくぜ?」
エリフィア「勝手にしな。私はしばらく宮殿の中にいることにするよ、お腹も少し空いてきたからね。」
ブラック「解りました……では計画が始まるまで、少し気を休めることにしましょうか……。」ニヤッ
~サクリファイスの宮殿 封印の間~
ここはサクリファイスの宮殿の屋上にある部屋……特殊な極封印のつるぎがサクリファイス達の結界によって、誰にも触れることが出来ないよう厳重に保管されている場所である。つるぎの周りは頑丈な光の壁で覆われ、辺りは結界の白く目映い光に照らされていた……。
つるぎ「…」
だが……この結界に覆われている極封印のつるぎにはある異変が起きていた。そしてこのつるぎは……近いうちに全ての宇宙を巻き込む恐ろしい存在が封じられているとは……サクリファイス達はおろか、全王にもまだ知る由はなかった……。
つるぎ「…」ピシッ……
ナレーター「それぞれの宇宙にそれぞれの思想が入り乱れる中、各宇宙は全宇宙一武道会へと向けて駒を進めていく。そして何かの予兆か……サクリファイス達が管理している極封印のつるぎにヒビが入った……。」
ナレーター「この全ての宇宙が激突する全宇宙一武道会……まだ明かされていない宇宙もある中、一体どうなってしまうのだろうか……?」
ワンド「ねぇブロリー……惑星シャモって言ってたけどさ、確か貴方が破壊したんじゃなかった?」
ブロリー「あっ……うっかリーです……。」
ワンド「まぁ良いわ。ドジな彼氏を支えるのも、彼女の立派な務めよね。」
ブロリー「ゑっ!?照れリーです……///」
シャンパ「っておーい!!三個の宇宙を書いたんなら、俺達の宇宙も出すのがセオリーだろうがぁぁ!!」
ヴァドス「シャンパ様、我々は次回にまわされてますので安心してください。」
シャンパ「チッ……しゃあねぇなぁ!!」
これで29話は終わりになります。
全宇宙一武道会開始までに、かなり整理できたと思います!次回である程度収束させ、仕切りも良いので31話から武道会開始編を書いていこうと思います!相変わらずの文才の無さですが、お付き合いいただけたら嬉しいです……。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!