ドラゴンボール超 全宇宙一武道会編(IF物語)   作:サクトン

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♪チャンチャチャーン チャーチャーチャチャーチャーチャチャーチャチャーン♪

ナレーター「第7宇宙では、ネコマジンに負けてしまったベジータが約束通り、皆の為にお好み焼きを振る舞っていた。」


ベジータ「くっ……!おいトランクスッ!!もっと生地を持ってこい!!間に合わなくなっても知らんぞー!!」ジュー

トランクス「は、はーい!ちぇ、何で俺がパパの手伝いしなきゃなんねーんだよ……。」タッタッタ

ベジータ「ネコマジンやカカロットの野郎がお好み焼きを一気に食い始めてやがる……ここからが本当の地獄だ……!」ジュー


ナレーター「そして悟空はネコマジンを全宇宙一武道会のメンバーへと誘い、見事にチーム入りを果たさせたのだった。」


ネコマジンZ「なるほど。でも面白そうだから出ても良いぞ。」モグモグ 

悟空「ホントか!?よっしゃぁぁ!これでメンバー全員揃ったぞ!!」


ナレーター「悟空は一度、全宇宙一武道会のメンバーを集めるため、17号と一緒にスマホを買いに行った未来のトランクスの元へと、瞬間移動をする。」


悟空「オッス、トランクス。」

トランクス(未来)「ご、悟空さん……!瞬間移動で来たんですか?」

悟空「へへっ、まあな!17号もいたんか?」チラッ

17号「あぁ。お前は相変わらず、俺を驚かせるのが上手い奴だな。」


ナレーター「しかしその頃、大神官サクリファイスの宇宙では、全宇宙一武道会の賞品である極封印のつるぎに、何やら不吉な予感が漂っていた……。」


ウイス「それ程まで力を……?そもそも、何故つるぎ自身が持った者に対して力を奪うのですかねぇ……。」

雷神「その辺はまだ良く解っていないのですが……とりあえずこのつるぎは全宇宙一武道会の賞品に出す際、全王様のお力でつるぎの能力を消していただこうと思っております。」

ウイス(まるでつるぎ自体が意識を持っているような……まさかとは思いますが、何者かがあの中に封印されているとか……考えすぎですかねぇ。)


ナレーター「そして遂に、9日後に我ら第7宇宙の戦う対戦宇宙が決定したのだった……!!」


全王「わかったのね。それじゃあAブロック第1試合は、4日後の第3宇宙と第6宇宙。それでBブロックの第1試合は、9日後の第7宇宙と第10宇宙にするのね。あとはまた決めるのね。」


♪チャチャチャン チャチャチャン♪


26話 第7メンバー全員集合!?裏に潜む謎の陰謀!!

   ~第10宇宙 ロッドの宮殿~

 

 

ロッド「えぇ!それホントなの!?ルヴィスッ!!」

 

ルヴィス「うむ。先程神ッターで全王様から全宇宙一武道会の詳細が告知された。今日から9日後、我が第10宇宙と第7宇宙が戦うらしい。」

 

ロッド「第7宇宙って……ビルスの所か!ということは、悟空のいる宇宙と戦うんだなぁ!!ヒャホー!!」ピョン

 

ルヴィス「ロッド殿、食事中は静かに食べるのだ。騒がしくするのなら、これから我の発案したトレーニングメニューをやらせるぞ。」

 

ロッド「うっ……それは勘弁。でも楽しみだよなー、まさかこんなに早く第7宇宙と戦うなんてなー。」モグモグ

 

ルヴィス「確かに……全王様も、何か考えておられるのかもしれんな。」

 

ロッド「っぽいねー。早く全宇宙一武道会やらないかなー!僕のチームと戦わせてみたいなー!……ところで皆は何してんの?」

 

ルヴィス「我のトレーニングメニューをやらせている。腕立て10万回に腹筋5万回、スクワットが3万回に星一周を10万周といった所だ。基礎体力を付けるのが一番大事なのでな。」

 

ロッド「そ、そうなんだ……。まぁ皆には頑張ってもらわないとなー、全宇宙の最強を決める戦いだからね!!でも無理させたらあれだから、後で差し入れでも持ってってやるか。」

 

 

   ~第10宇宙 ロッドの宮殿前平原~

 

 

グッ グッ レジック「99995……99996……99997……!」

 

グッ グッ デビル「48879……48880……48881……っ!ぐぁっく……何だこりゃ……こんな事するなんて聞いてねぇぞ……!」

 

ブラック「言い忘れていました……ここにいるルヴィスと言う付き人は見た目通り筋肉馬鹿のようで、こういったハードな訓練をさせるのが好きなんですよ……。」

 

ダーブラ「むぅ……そうなのか。だがお前はそれほどキツそうには見えんが?」

 

ブラック「私のこの身体は元々こういう事には慣れてますので……何せ最強のサイヤ人の身体ですから。」

 

ダーブラ「なるほど……やはりお前が身体を入れ替えたとは本当だったのか。」

 

ブラック「えぇ。孫悟空の身体をね……。」ニヤッ

 

エリフィア「孫悟空……?」

 

レジック「ふむ……どおりで見た事がある顔だと。まさかとは思ったがな……。」

 

ブラック「おや、貴方も孫悟空を知っていたんですか。しかしこの身体は良いのですが……髪型が少し気に入りませんね。」サワサワ

 

レジック「サイヤ人は確か、髪型は不気味に変化はしないはずだ……余り触らん方が良いぞ。」

 

エリフィア「禿げるって事かい?w」

 

ブラック「……それは少し困りますね……私の目的はあくまでこの身体でしたから……。」(汗)

 

ダーブラ「私もその超ドラゴンボールとやらで若い身体に戻してもらうべきか……その全盛期の力があれば、私は今よりもっとパワーが増すのだがな……。」

 

レジック「その為には全宇宙一武道会で優勝するしか無いぞ……全ての宇宙の最強が集まるんだ、油断はできん。」

 

デビル「はぁ……はぁ……ったく、もう俺様はやってられん。俺様は元々魔法特化の戦士だと言うのに……何故こんな鍛えなければならん……!」スッ

 

エリフィア「と言って律儀に特訓する姿、嫌いじゃないよ。」

 

ブラック「まぁ今は大人しく全宇宙一武道会に向けて鍛えましょう……私達の※計画※はまだもう少し先ですからね……。」ニヤッ

 

ダーブラ「そうだな……その武道会はあくまで建前……。我々の計画は破壊神や天使でさえ知らぬ……。」

 

レジック「ブラック、俺はお前じゃない孫悟空を倒す……それが最大の目的だ。」

 

エリフィア「そこまで試合が進めば良いけどねぇ……アイツが痺れを切らして、早めに計画を始めなければ良いけどさ……。」

 

ブラック「その時はその時ですよ……。」

 

ブラック(……孫悟空……楽しみですよ……貴方に会える日がっ……!)グッ

 

デビル「よしっ!……これで9万周だぜっ……!!」

 

 

    ~第3宇宙 ワンドの宮殿前平原~

 

 

       キ ィ ィ ィ ィ ン……

 

スタッ ギネ「よし、ワンド様の星に着いたね。ブロリーそろそろ起きな。」

 

ブロリー「親父ぃ……なんだぁ……?」

 

ギネ「ほら、寝ぼけてないでさっさと荷物持ちな!」

 

ブロリー「アァイっ!」スッ

 

ギネ「バーダックとパラガスの気配はないな……もう少し時間かかるか。先に私達でワンド様のとこへ行っとこう。」スタスタ

 

ブロリー「はい……。」スタスタ

 

ギネ「ワンド様怒ってないと良いけど……。」スタスタ

 

ブロリー「カカロットのマ↑マ↑。荷物ぅぅ重いです……。」

 

ギネ「アンタ筋肉モリモリのマッチョマンなんだから、それぐらいどうってことないだろ?早く行くよ。」スタスタ

 

ブロリー「はぁ……だリーです……。」スタスタ

 

 

       ~ワンドの宮殿~

 

 

ワンド「ふぅ……ご馳走さま。ふぁ~ぁ……何だか眠くなって来たからちょっと寝るわ……。サフィア、アイツ等帰ってきたら絞めといて~……。」スタスタ

 

サフィア「解りました……あ、ワンド様。寝るのならその前に歯を磨いてくださいね?いつも磨かずにすぐ寝てしまいますので。」

 

ワンド「はいはーい……。」スタスタ

 

サフィア「やれやれ……ところでガレゴムさん、キベスさん。1つ宜しいですか?」

 

ガレゴム「へい。」

 

キベス「なんでしょう?」

 

サフィア「全宇宙一武道会の件ですが、どちらが出場されるんです?」

 

ガレゴム・キベス「「え……?」」

 

サフィア「何故ならバーダックさんやギネさん、パラガスさんにブロリーさんは確実に出場されるでしょうし……そうすれば、あと1人しか出られませんよ?」

 

ガレゴム「ま、マジすか……。」

 

キベス「最初と話が違う気がするんですけど……。私達は武道会へ出る為に、ここで修行していたんですよ?」

 

サフィア「私はあくまでワンド様がそう言っていたのを貴殿方に伝えたまで……最初はもちろんその予定だったのですが、何しろワンド様は気変わりが激しいお方……。それでどうします?」

 

ガレゴム「おい……どうするよ?」

 

キベス「ワンド様がそう言っているのなら……仕方ないでしょう……。」

 

サフィア「私からの提案ですが、お2人でジャンケンをして決めては如何ですか?それなら公平だと思いますが。」

 

ガレゴム「ジャンケンか……。」

 

キベス「わ、解りました……。」

 

サフィア「では私はバーダックさん達をお迎えするので、それでは。……おや、通信に反応が……?」シ ュ ン

 

ガレゴム「……はぁ、俺等ってホントに何も期待されてねぇんだな……。」

 

キベス「これでも私達、宇宙に名を馳せた者なんですけどね……仕方ありません。ところでサフィアさんの通信……何かあったんでしょうか……?」

 

ガレゴム「さあな……じゃあ、とりあえずジャンケンで決めるか。」スッ

 

キベス「そうですね、勝っても負けても恨みっこ無しで行きましょう……行きますよガレゴムさん。」スッ

 

ガレゴム「おう!最初はグーで良いか?」

 

キベス「はい。せーの!」

 

ガレゴム・キベス「「最初はグー!」」

 

キベス「ジャン!」バッ

 

ガレゴム「ケン!!」バッ

 

 

~第7宇宙 地球 カプセルコーポレーション庭~

 

 

ブルマ「あれ……おかしいわねぇ。」ポチッ ポチッ

 

悟飯「ブルマさん、どうかしたんですか……?」

 

ブルマ「さっきからウイスさんの通信機を押してるんだけど、全然反応がないのよ……。」ポチッ ポチッ

 

トランクス「そういえばさ、前にも未来の俺が来た時に出なかったよね?」

 

悟天「あの人、お仕事サボってるのかな?」

 

ブルマ「こらぁぁー!!ウイスさぁぁーん!早く返事しなさーい!!」

 

ピッコロ「恐らく出られん用事でもあるのだろう。しばらくしたら向こうから掛けてくるかもしれん、気長に待つのだな。」

 

ブルマ「そうするわ……。全くビルス様と言いウイスさんと言い、何で神様ってどこか抜けてる人ばっかりなのかしら……!」

 

悟飯「ブルマさん……あんまり悪口言ってると、ビルス様に破壊されちゃいますよ?」

 

ブルマ「別に聞いてないでしょうからどうってことないわよ、フンだ!」

 

18号「ブルマ、少し良いか?」

 

ブルマ「あら18号!お父さんの具合は良くなったの?」

 

18号「あぁ、あの特効薬が効いたみたいでな。本当にありがとな……17号も凄く喜んでたよ。」

 

ブルマ「そう、良かった。で……17号さんは?こっちに来てないの?」

 

18号「アイツはアイツで仕事があるみたいだから家に帰ったよ。だからマーロンを迎えついでに、私が伝えに来たんだ。悟飯やピッコロもありがとな……。」

 

悟飯「いえ、困ったときはお互い様ですから!僕も薬に関して良い勉強になりましたし!」

 

ピッコロ「そういうことだ、気にするな。」

 

18号「……そうか。じゃあ私達も帰るよ、悟空にも宜しくな。マーロン行くよ。」

 

マーロン「はーい。」タッタッタ

 

ブルマ「何だかんだ言って、18号もお父さんの事気にしてたみたいね。」

 

ブリーフ「そうみたいじゃな、まぁワシも暇潰しできたから良かったよ。」

 

ブルマ母「でもやっぱり、子供も親の事が気になっちゃうのねぇー素晴らしい親子愛だわぁ。」

 

トランクス「18号さん、あそこにいるネコには見向きもしなかったな……。」

 

悟天「きっと話すとめんどくさそうって思ったからじゃ無いかな……?」

 

 

ネコマジンZ「ゲフッ、もう腹一杯だ。ベジータ、お好み焼き美味しかったぞ。」

 

ベジータ「フン……俺の作ったお好み焼きは宇宙一だからな。」

 

ネコマジンZ「オニオにも食わせてやりたかったけどな、けど俺が全部食べたから無理そうだ。」

 

ベジータ「オニオ……?誰だそいつは。」

 

ネコマジンZ「俺のところに来たサイヤ人だ、超サイヤ人にもなれるんだぞ。」

 

ベジータ「なに……!まだ俺達以外に、サイヤ人の生き残りがいたのか……!しかも超サイヤ人にまでなれるとは……。」

 

ネコマジンZ「まぁ俺が軽く倒したけどな、その後なんやかんやで友達になったぞ。」

 

ベジータ「俺も人の事を言えた義理じゃないが……戦闘民族サイヤ人も落ちたものだな……。」

 

スタスタ ヤムチャ「おっ!お前見ない顔だなー新入りか?」

 

ネコマジンZ「ん、お前誰だ。」

 

ヤムチャ「なんだよ俺の事知らねーのか?俺の名はヤムチャってんだ、それでこっちの浮いてるのはプーアル。」

 

プーアル「よろしくっ!」

 

ネコマジンZ「お、おう……。」(このプーアルってやつ、何で浮いてるんだ?)

 

ヤムチャ「お前の名前は何て言うんだ?」

 

ネコマジンZ「俺はネコマジンZだ、これでも凄く強いぞ。」

 

ヤムチャ「そうなのか?見た目からして……凄く弱そうだけどな。」

 

プーアル「そうですねぇ……。」

 

ネコマジンZ「ん、今俺の事バカにしただろ。なんなら戦ってみるか?」

 

ヤムチャ「え…?そ、そうだなぁ……よし!やってみるか……!」

 

ベジータ「やめておけ、こいつは貴様の思ってるよりとんでもない力を秘めている……栽培マンにやられるボロクズが勝てる相手じゃない。」

 

ネコマジンZ「ボロクズ?お前本当の名前ボロクズなのか。」

 

ヤムチャ「違うわっ!!おいベジータ!そんな言い方はねぇだろ!!」

 

ベジータ「俺は事実を言ったまでだが?」

 

          ビ ッ

 

悟空「おっ、皆集まってるみてえだな!」

 

ベジータ「カカロット……。」

 

ブルマ「あらお帰り、早かったわね。」

 

悟空「あったりめえだろ?瞬間移動なんだかんな。ブルマ、ウイスさんはどうだぁ?」

 

ブルマ「だぁーめ。例によって例のごとく全然応答なし!また後で掛けてくるとは思うけれど……。」

 

悟空「そっかぁ……めえったなあ。あんまり時間ねえのによ。」

 

トランクス(未来)「ところで悟空さん、全宇宙一武道会の最後のメンバーとは一体どこに……?」

 

悟空「あぁ、あそこだ。あのネコみてえな奴さ。」スッ

 

ネコマジンZ「zzz……。」

 

トランクス(未来)「あ、あの人が……?」

 

悟空「けんど、ああ見えてメチャメチャつええんだぜ?」

 

トランクス(未来)(と……とてもそんな風には見えないけど、悟空さんが言うんだから本当なのかな……。)

 

ヤムチャ「よお悟空、久しぶりだな!……ところでお前の隣にいるのは誰だ?……何かどっかで見た事ある顔だが……。」

 

プーアル「や、ヤムチャ様……!!この人……!!」

 

ヤムチャ「どうしたプーアル、お前の知り合いか?」

 

悟空「何言ってんだヤムチャ。トランクスだよ、未来から来た。」

 

ヤムチャ「へ……?」

 

トランクス(未来)「お久しぶりですヤムチャさん、元気そうで良かったです。」

 

ヤムチャ「おっ、お前トランクスかっ!?ははっ!久しぶりだなおい!!セルの時以来か!?」バッ

 

トランクス(未来)「そ……そうですね……。」

 

悟空「ヤムチャ、トランクスはセルの時いげえに1回来てんだ。オラの身体奪ったザマスっちゅう奴ん時によ!」

 

ヤムチャ「ザマス……それに悟空の身体を奪ったって……一体どういう事だよ……!?」

 

トランクス(未来)「じ、実は……。」

 

 

 

 

ヤムチャ「なるほど……そういう事があったのか。そして今は全部の宇宙の最強を決める、全宇宙一武道会か……。」

 

トランクス(未来)「はい。それで俺は武道会に参加するために、未来からやってきたんです。」

 

ヤムチャ「そうか……お前も色々大変だなトランクス。」

 

トランクス(未来)「い……いえ、今回は俺のワガママみたいなものですから……。」

 

ベジータ「フン、こんな奴に話すだけ時間の無駄だ。どうせこいつは全宇宙一武道会には出場出来んのだからな。」

 

ヤムチャ「え?そうなの?」

 

ブルマ「うん、だってもう5人決まってるから。孫くんにベジータに未来のトランクス、あと悟飯くんとそこにいるネコマジンって子。」

 

ネコマジンZ「ネコマジンZだ。」

 

プーアル「綺麗に5人揃ってますね、ヤムチャ様。」

 

ヤムチャ「そ、そうだな。まぁ俺が出場しても足手まといにしかならないだろうし……。」

 

悟飯「でしたらヤムチャさん。僕達が全宇宙一武道会へ出る際に、天津飯さん達も連れて応援に来てくれませんか?やっぱり今回もヤムチャさん達にも来て欲しいので。」

 

ヤムチャ「解った、アイツ等には俺から伝えておくよ。確か悟空達の出場する日は9日後だったな……その日ここへ集まれば良いのか?」

 

ピッコロ「あぁ、ここが比較的に解りやすいだろう。」

 

ブルマ「勝手に人ん家を待ち合わせ場所にして欲しくないけど……まぁ今度ばっかりは仕方ないわね。」

 

ヤムチャ「それだったら、しばらく皆で遊びに行くのは無理そうだなぁ……悟空やベジータ達は全宇宙一武道会に向けて修行するんだろ?」

 

悟空「あぁ!でもそのめえに他の宇宙同士のしええがあっから、それは見に行くつもりだっ!」

 

トランクス「へぇー!おもしろそー!俺達も行って良い?」

 

ベジータ「駄目だ、お前達がいても他の観客に迷惑がかかる。俺達の試合まで大人しく待っているんだな。」

 

悟天「そ、そんなぁー。」

 

ブルマ「当たり前でしょ?アンタ達はいっつも何かやらかすからダーメ!それに悟天くん?チチさんから聞いたけど、学校の成績落ちてきてるんでしょ?今もチチさん心配してると思うから、早く帰ってあげたら良いんじゃないの?」

 

悟天「はーい……。」

 

悟空「悟天、しんぺえすんな!父ちゃんがしええの時に、悟天もちゃんと呼びにくっから。それまで勉強がんばんだぞ?」

 

悟天「うん、じゃあ僕勉強頑張る!お父さんとお兄ちゃんの試合の時、絶対呼んでよね!」

 

悟空「おう!約束だ!」

 

ヤムチャ「お、悟天帰るのか?ならついでに俺が途中まで送っていってやるよ。」

 

悟天「ホントー?ありがとおじさん!」

 

ヤムチャ「なーに気にするな!※お兄さん※に任せなさい!じゃあ行くぞプーアル。」スッ

 

プーアル「はい!」

 

悟飯「すいませんヤムチャさん、ご迷惑お掛けします。」

 

ヤムチャ「良いってことよ!俺もこれからバイトを入れる予定だからな!」

 

ピッコロ「お前……まだそんな事をやっていたのか……?」

 

ヤムチャ「いやー新しい彼女がさ、結構高いペンダント欲しがってて……ってそういう話は良いか。じゃあ俺達帰るから、また武道会の日に会おうぜっ、皆!!」ザッ

 

悟空「またなヤムチャ!ぜってー来いよ!」

 

ヤムチャ「あぁ!」

 

トランクス「またなー悟天。」ノシ

 

悟天「うん!またねトランクスくんー!」ノシ

 

ネコマジンZ「zzz……。」

 

ブリーフ「じゃあそろそろワシ達も失礼させてもらうか、皆中々難しい話をしているからね。」スタスタ

 

ブルマ母「そうねぇ。じゃあ皆ぁ、ゆっくりしてってねぇーん。」スタスタ

 

トランクス(未来)「ど、どうも……。」

 

トランクス「で……これからどうするの?」

 

ブルマ「孫くん。ウイスさんに連絡が繋がらないからさ……皆を連れて、ビルス様の気を辿って瞬間移動したら?メンバーが決まったって事だけでも伝えた方が良いんじゃない?」

 

悟空「そうだなぁ……ベジータ、それで良いかぁ?」

 

ベジータ「フン、お前の好きにしろ。」

 

トランクス(未来)「悟空さん、今からビルス様の所へ行くんですか?」

 

悟空「あぁ!そういやトランクス、ビルス様の星行くん初めてだったなぁ。しんぺえすんな、危ねえ場所じゃねえからよ!」

 

トランクス(未来)「そ、そうですか……。」

 

悟飯「お父さん。ビルス様にメンバーを紹介するだけなら、そんなに時間はかからないですよね?そろそろ僕も家に帰らないとビーデルさんも心配しますし、明日学会も入ってるんで……。」

 

悟空「そっか、じゃあパパッと終わらせちまった方が良いな!じゃあ皆、とりあえず瞬間移動すっからオラの肩に掴まってくれ。」スッ

 

悟飯「解りました。」スッ

 

トランクス(未来)「お願いします、悟空さん…。」スッ

 

ベジータ「…。」スッ

 

悟空「おーいネコマジン!行くぞー?」

 

ネコマジンZ「ん……どこ行くんだ?」

 

悟空「ちょっとな!オラの肩はもう掴まれねえから、足掴んでてくり。」

 

ネコマジンZ「わかった。」スッ

 

悟空「よし、じゃあ行くぞ!」

 

チラッ トランクス(未来)「ん……あれはマi」

 

          ビ ッ

 

ピッコロ「悟飯……。」

 

ブルマ「大丈夫かしら、孫くん達。」

 

トランクス「大丈夫なんじゃないの?悟飯さんや未来の俺もいるし。」

 

ブルマ「そうね……じゃあこの辺でお開きにしましょうか。ベジータが焼いてた鉄板も片付けないといけないし……ピッコロとトランクス、手伝ってくれる?」

 

ピッコロ「仕方ないな……トランクス、お前は食器を持っていけ。」

 

トランクス「はーい……。」(結局俺だけパパのお好み焼き食べれなかったなぁ……。)

 

ピラフ「うーむ全宇宙一武道会か……何やら面白いことになってきたではないか……!」

 

シュウ「と言うより、余計に私達の出る幕が無くなって来てると思うんですが……。」

 

マイ「はぁ……トランクスも忙しそう、私に一声も掛けてくれなかったなぁ……。」

 

ブルマ「アンタ達っ!アンタ達も手伝いなさーい!!」

 

ピラフ・シュウ・マイ「はーい……。」

 

 

  ~未来の第7宇宙 ブラックのいた世界~

 

 

ここはロッドがブラックを連れていった世界……現代や未来のトランクスがいた世界とは違うパラレル世界である。ブラックがいなくなったこの世界では、ザマスが1人地球にいたが……。

 

 

ザマス「はぁ……はぁ……貴様……人間の分際でっ!!」ダンッ

 

 

ザマスは人間達とは違う謎の者に襲撃を受けていた。不死身の身体を得たザマスは、何故か謎の者に対して劣勢状態となっていたのだ。そしてザマスは右手に自身の気を纏い刃状に変え、その者に対して突撃していった。

 

 

???「もうそろそろかな……?」

 

ザマス「ぐっ!?」ガクンッ

 

 

だがその者は自身の手をザマスにかざすと、ザマスの身体はピタリと止まってしまい、その者はニヤリと笑いながらザマスを見下した。

 

 

ググッ ザマス「ぐっ……!何故だ……動けん……!!」

 

???「ククク……さっき貴様の身体の中に入った時に、俺の卵を産み付けておいたのだ……どうだ?身体が思うように動かんだろう……?」

 

ググッ ザマス「お、おのれ……!!」

 

???「貴様には用はないが……その不死身の身体……中々使えそうだな。今は俺の僕にして……後であのお方の生け贄に捧げる事にしよう……ククク!」

 

ザマス「お……お前は一体……何者だっ……!!」ググッ

 

???「俺か?ククク……まぁ良い。どうせ操られるんだ、教えてやる。」

 

ベビー「俺様はベビー……惑星エリサの王に仕える、全てのサイヤ人を滅ぼす者だっ……!」

 

ザマス「な、なんだと……!」グググッ

 

 

ナレーター「悟空が全宇宙一武道会のメンバーを連れビルスの元へ向かう中、トランクスとは違う未来では何かが起きようとしていた……不死身のザマスの前に現れたベビーとは、一体何者なのだろうか……?」

 

ナレーター「そして、ベビーと惑星エリサの王の関係とは……!?」

 

 

ブロリー「うおおおおおおおおおっ!!26(ブロ)話来たぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

パラガス「あーう☆(^q^)私の話はまだかな?」

 

ブロリー「親父ぃ……はクズだからカットォォォォォォです……。」

 

パラガス「……なにもかもおしまいだぁ……。」

 




これで26話は終わりになります。
そろそろ全宇宙一武道会が始まりそうな感じになってきました!良いぞぉ……その調子だぁ……どんどん近づけ、全宇宙一武道会よ……。

今回はベビーが登場しましたが、GTタグ付けるべきかなぁ……というか最近伏線張りすぎてるような……。相変わらず文才力なくてすいません……。
ここまで見ていただき、ありがとうございました!!

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