吉井side
イノケンティウスを攻略しますた。
ドヤァ!
って!そんなこと言ってる場合じゃ無いよね!インデックスの脈を確認して、動いているからまだ生きてる!どこに歪みがあってもおかしく無いから注意しないと、取り敢えず止血をしておいて…
「吉井!!インデックスは!?」
「まだ生きてるけど、後1…いや2時間持つかどうかだね。急がないと!俺は上野を探してくる!上条は他のアテを探しといて!」
「ああ!急いでくれ吉井!」
サムズアップをして素早く動く!
そして3分位後…ようやく見つけた!
「上野!」
「どっ…どうしたんですか!?吉井先輩?」
「かっ…回復の魔術を使えないか?インデックスの怪我を治す為に使ってくれ!」
(ふざける雰囲気じゃ無さそうですね。)
「わかりました。インデックスは何処ですか?」
「あっ…」
聞いてくるの忘れてたぁー!
「あっ…ってまさかわかんないとか言いませんよね?」
うっ…バレてる!どうすれば…
「上条に電話しないといけないな。」
「松野お前電話番号知ってるのか?」
「勿論、知ってるに決まってるだろーが!」
「さっすが松野ぉ!略してさす松ぅ!」
「略すな!このせっかちが!」
「取り敢えず急ぎましょう。歪みのせいで手遅れになる前に!」
「うん!…って..ん?」
あれ?俺歪みの心配してるって言ったっけ?
そんな事考えてる俺に上野は気取って一言。
「初歩的なことですよですよ。吉井先輩。」
「「お前は何処ぞの名探偵だ!」」
ハンチング帽?とか被ってたら完全に一致してたね。
「まず最初に吉井先輩はとても焦った様子でした。松野先輩から聞いた吉井先輩の様子は焦った様子は無く、何か嫌な予感を感じたからインデックスを追いかけなかったと聞きましたが、少し今の行動から違和感を持って何があったか推測しそして何か心境の変化があったのかと思いました。でもそれでは原作を知っていて安心できるはずなのに焦るのはなぜか?歪みが怖いからだったら自分もその心配をし、その可能性を考慮して今の発言を言ったまでです。」
「うわー作者らしくない長文。こんなの書くくらいなら地の文もっとちゃんと書きやがれ!!」
「メタいよ松野。」
しかし上野は頭の回転が早いんだっけ、すっかり忘れてたなぁ。確か部活の副顧問に口喧嘩して勝ったって逸話があるんだよなぁ〜…ん?松野が周りを見回してるな。
「どうしたんだ?」
「イヤ、なーんか視線を感じるんだよなぁ〜。」
「どうなんですか?カルナさん?」
「違和感を感じるが、気配は感じない。よほど高ランクのアサシンだろう。」
「「うわぁ!!びっくりした!!」」
いきなりカルナがでてきた!何処にいたの!?
「霊体化ですよ。一種の透明化ですね。」
「それよりもアサシンって事はハサン先生とかか?」
ハサン先生?ハサンってアサシンの語源になったとかいわれてるあのハサン?
「ハサンの可能性が高いと思います。でもそれだと俺達は狙われていると考えられますね。」
「まあ死んだり怪我したりしたら音が鳴るアプリがあるから大丈夫だな。」
「おい待て何処が大丈夫なの!?そんなアプリいつ貰ったの?そんな描写無かったよね!?」
「「メタいぞ(ですよ!)」
全くしかもそのアプリなんの意味も無いよね!なんでそんな事すんのかな?あの堕神は!
そんな事を考えていると
ビーーーーー!!!!
うおぉぉぉ!!!びっくりした!なんで鳴ったんだ?
びっくりしている俺達はアプリを確認してみた。そしたら
「吉井の霊圧が…消えた…?」
「俺生きてるからね!!なんで消えてるの!?」
そう…俺の反応が消えているのだ。
ここに俺はいるのにその反応は元から何も無かったように消えているのだ。
「まさか故障?いやそんな事起きないようにしていたはず…つまり神様の作ったアプリすら超える何かがあったと言うことになりますし、まさか!?」
「上野!まさかこれは伝説のアサs「契約者よ。」
「「「!?」」」
いきなりでてきた!?なんだこいつ!?
そこにはドクロのお面をつけた尋常じゃない何かを感じさせる何かがそこにいた。
「キッ…キングハサンっ!?」
「じいじ!?」
知ってるの!?てか松野なんだじいじって!?
「契約者って誰なんですか?」
「原作だと主人公の生体反応消してたし吉井だと思うぜ。」
そこでキングハサンが松野を見て。
「いや汝だ。」
「ふぁ!?」
空気が固まって
「ふぁぁぁっ!?」
「松野センパーイ!?」
松野がショートしてぶっ倒れた!?
ゆっくりと進んで行きますけどこの小説は多分新約まで続けるので待っていてくださいキャラ設定の方は1巻が終わってからするつもりです。