クロスアンジュ エクストリーマー    作:オービタル

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今回の話ではマサトとナオミが○○へ行きます!


過去編
第35話:悪魔の姿


マサト達が丁度出た直後にサリア達のラグナメイル、ジョアンヌのイクス、デシルのガンダムメフィストが立ち塞がる。それにいち早くタスクが気づく。

 

「マズイ!アイツ等の狙いはアウローラ達だ!」

 

アンジュ、ヴィヴィアン、タスクはサリア達のラグナメイルを、マサト達はジョアンヌ、デシル、スペードを殺ると。

 

「メフィストビット!!」

 

ガンダムメフィストの展開されたトランスミッターからエネルギー状の球体が放出され、メフィストビットが襲い掛かる。

 

『射撃進化 エクリプス・フェース!』

 

レオスがエクリプス・フェースへと進化し、ヴァリアブル・サイコ・ライフルを連射する。

 

「クソ!あの球体は破壊しても再生成出来るのか!?」

 

マサトはメフィストビットに追撃される。

 

《マサト!!》

 

マティス達は急いでマサトを支援攻撃を開始した。しかし、メフィストビットは破壊されても、再生し始め、マティス達の機体の四肢に直撃した。

 

「皆!!」

 

マサトは急いで皆の所へ戻ろうとすると、ジョアンヌが立ち塞がった。

 

「アンタの相手は私よ!!」

 

「ジョアンヌ.......!」

 

マサトとジョアンヌ.......二人のエクストリームの戦いが始まったけど

 

『格闘進化 ゼノン・フェース』

 

『格闘進化 タキオン・フェイズ』

 

レオスとイクスが格闘進化形態へとなり、腕部のビームソードと大型ビームソードのぶつかり合いが始まった。

 

「ジョアンヌ....どうして!?どうして!?アイツ等の仲間に!?」

 

「関係ないでしょ!そんなこと!」

 

ジョアンヌは怒鳴り、大型ビームソードを振り下ろすが、マサトはビームソードで防御する。

 

『射撃進化 エクリプス・フェース』

 

『射撃進化 カルネージ・フェイズ』

 

次に射撃進化形態へとなり、ミサイルやビーム砲の撃ち合い、そして全く同じ動きで戦う。

 

「関係なくないよ!何があったんだ!?」

 

「うるさい!黙れ!!」

 

『ファンネル進化 アイオス・フェース』

 

『ファンネル進化 イグニス・フェイズ』

 

今度はファンネル進化形態へとなり、大型ファンネル、イリス・ファンネルの戦いが始まった。ファンネル同士のスピードが加速し、レオスとイクスはビームサーベルをぶつける。

 

「頼む、ジョアンヌ!!話してくれ!何があったんだ!?」

 

「.........死んだのよ」

 

「え....!?」

 

「.......お母さんが.......」

 

「お母さん......」

 

「ワタシのお母さんは......ノーマである私をずっと守ってくれた....."エース"....いいえ、お父さんもワタシの事をちゃんとした家族と思っていてくれた.....あの事件が起こるまでは.....」

 

ジョアンヌは話した。マサトと別れた五年後、ミスルギ皇国の検察官に見つかり、アルゼナルへ移送されそうな所をジョアンヌの母親が銃を向けている検察官の前に立ち、発砲と共にジョアンヌの母親は死んだ。エースはジョアンヌを連れて、逃げた。その為、指名手配されてでも娘を守ろうとしていた所、ネロスが声を掛けた。

 

「『大切な妻を失ったことで、人間から罪人になるとは.......』」

 

「『何が言いたい?』」

 

「『.......率直言おう.......僕の能力で...."生き返らせて上げようか?"』」

 

「『っ!?』」

 

「『......君の妻を......生き返らせて上げようか?』」

 

そして彼はエースと名乗り、ジョアンヌはジョーカーと名を変えた。事実を知ったマサトは呟く。

 

「そんなことが.........ジョアンヌ.........知らなかったんだ.......お前が引っ越した後にそんなことが.......」

 

「そして事実を知った.....マサトがトリスタン連邦の王家の王子と言うことに......マサト.......いいえ、"キング"!!」

 

「っ!?」

 

「だから私とエースは決めたの........貴方を捕獲して、ディーラの最上位幹部"キング"にして、私を守ってくれたお母さんを生き返らせるために!!」

 

ジョアンヌはそう言い、攻撃が再開された。スペードは交戦しているタスクを相手していた。

 

「フンッ!アストラの弟子か.....」

 

「それがどうした!!」

 

タスクはビームサーベルでスペードに斬りかかるが、スペードのディザスターのスピードに追い付けない。

 

「これほどに弱いとは.....呆れる!」

 

スピードがそう言うと、ディザスターの蹴りがコックピットハッチを破壊した。

そして、その衝撃で後ろに乗っていたモモカが落ちてしまう。

 

「うわああああ!!!」

 

「モモカ!!」

 

「ま!マナ!!マナの光!!マナの光よ~~!!!!」

 

っと慌ててマナの光をスカートに集中させて、何とかパラシュート替わりにして落下を減速させる。

 

ヴィヴィアンは持ってきたレイザーを駆逐形態へと変形させて、ブーメランブレードを投げる。

 

「飛んでけ!ブンブン丸!!」

 

ヴィヴィアンのブーメランブレードがディザスターへと飛んでいくが、エルシャに邪魔をされた。

 

「駄目でしょ...ヴィヴィちゃん」

 

エルシャはヴィヴィアンに向けてビームライフルを放ち、それをまともに貰ってしまった。

 

「うわっ!!」

 

「ヴィヴィアン!!」

 

そしてアウローラ達が急速潜航し終えると同時にマサトはホッとする。

 

「よそ見してるんじゃねぇ!!」

 

イクスの膝蹴りがコックピットに炸裂し、マサトは血を吐く。

 

「アンタ見たいな御人好しは生きていけない......だから、人間共やノーマ見たいな悪なる存在を駆逐する.....それがディーラの目的.......その為には、」

 

ジョアンヌがエクセリアに乗っているナオミとココとミランダのグレイブを見る。そしてジョアンヌがエクセリアにビームサーベルを向ける。

 

「アンタが邪魔なんだよ!!」

 

「何で!?」

 

ナオミはジョアンヌに問うと、衝撃な言葉を言う。

 

 

 

 

「何でって?それは........貴方はもう......この世には存在しない死人であったからよ.....」

 

 

 

 

《え!!!???》

 

「私が......この世にいない?」

 

「そう......思い出してみて、貴方はあの時、パラメイルの起動テストでドラゴンの襲撃で墜落した。そして海へ不時着したと思われているが、そうじゃない......目の前にあった岩とパラメイルの衝突によって.....貴方の体はグチャグチャだったのよ.....」

 

するとナオミは思い出す。下半身がなく、内蔵が飛び出ていたときの事を......。

ナオミは頭を抱え、荒い息を吐きながら、泣き崩れる。

 

「私は.........私は!!!アアアアアアアアァァァァァァ~~~~っ!!!!!」

 

「ナオミ!!」

 

「しっかり!」

 

ココとミランダが必死に落ち着かせる。

 

「ジョアンヌ!!もう言うな!!ナオミは関係ないだろ!!?」

 

「関係あるんだよ......あの後、ナオミはネロス様の能力で生き返ったのだから......」

 

「何だって!?」

 

「そして、ナオミは......あの医務室で目を覚ました。それと同時に、彼女は......ネロス様が選ばれし人類"神人類"へと進化した。そしてマサト......貴方もよ」

 

「俺が.......神人類....!?」

 

その時、ジョアンヌの両目の瞳が十字架へと変わった。

 

「「っ!!」」

 

それと同時に、マサトとナオミはの瞳が十字架に変わる。

 

「「グァァァァァァァァァっ!!!?/アアアアアアァァァァァァッ!!!?」」

 

十字架の目から激しい痛みが二人を襲う。

 

《マサト!!/ナオミ!!》

 

負傷したマティス達が駆け寄った直後、

 

「「『『下がれ、愚か者が!!』』」」

 

レオスとエクセリアのツインアイの色が緑から血のような真っ赤に染まっており、二人はマティス達を睨み付ける。

 

《っ!?》

 

マサトとナオミに異変が起きた。十字架の目の周りの結膜が赤く染まり、血が流れ落ちる。そして犬歯が鋭く尖り、爪が鋭く伸びる。

 

「死人にしか発動できない力.......それが神人類........貴方達は、ネロスに選ばれた新たなアダムとイヴよ!!」

 

ジョアンヌの声と共に、レオスとエクセリアのマスクが開き、口が浮かび上がる。

 

「ひぃっ!!?」

 

「悪魔だ!......あれこそ悪魔だ!!」

 

於曾ましい口を展開したレオスとエクセリアはイクスとガンダムメフィスト、ディザスターにビームサーベルを向ける。

 

「来るが良い!!」

 

「「ガァァァァァァッ!!!!」」

 

2体の悪魔が唸り声を上げた直後、上空からビームが飛んできた。

 

「っ!?」

 

ジョアンヌ達は上空を見ると、そこにいたのは、月光蝶を展開している∀ガンダムがいた。

 

「あれは!?」

 

「"∀"だ!!」

 

ジョアンヌが言うと、∀が月光蝶でジョアンヌ達を襲う。

 

「月光蝶、だと!?」

 

すると∀が荒れ狂っているマサトとナオミを見ると、レオスとナオミのコックピットのコンソールモニターに数字が表示された。

 

 

 

2017年:6月17日 水曜日

 

 

 

 

分からない年数が出たと思ったら、∀が手を翳す。すると天候が雷雲で染まり始め、異次元の穴が出現し、荒れ狂っているマサトとナオミだけを吸い込む。そしてマサトとナオミは異次元の穴へ吸い込まれた。その光景を見ていたアンジュやマティス達は驚きを隠せなかった。

 

「何が.......起こっているの!?」

 

アンジュがそう呟いた直後、サリアがヴィルキスのコックピットカバーを強引に剥がし、アンジュは前を見るとサリアが出て来て銃を構えた。

 

「さようなら、アンジュ」

 

アンジュに胸に一発の銃弾が撃ち込まれ、アンジュは倒れてしまい海へと落ちて行く。

 

「(な...なんて様なの....、依りによってサリアにやられるなんて…)」

 

そう思いつつアンジュは意識を失う。

 

『...様、.......リーゼ様? アンジュリーゼ様!」

 

「はっ!!」

 

いきなり呼ばれた事に驚いたアンジュは思わず飛び起きる、周りを見ると嘗て自分が過ごしていた豪華な部屋であった。

アンジュは呼ばれた方を見るとモモカが居た。

 

「モモカ...?」

 

「良かった~!アンジュリーゼ様!無事でなりよりです!」

 

「どうして....?それにここは...」

 

「はい!ここは『ミスルギ皇国』です!」

 

っとモモカが言った言葉にアンジュはベットから下りて窓を見ると、目の前にアケノミハシラがあり、モモカの言う通りアンジュとモモカが居るのはミスルギ皇国であった。

 

「(戻って来たんだ....また)」

 

そう考えつつアンジュは着替えようとしたら、モモカが「私がやります!!」っとすっかり筆頭侍女としての立場へと戻っていて、仕方なくモモカに頼むしかなかった。

着替えを終えたアンジュはすぐさま武器になる物を探す。

 

「アンジュリーゼ様?」

 

「本当ならライフルや手榴弾が在ればいいんだけどね」

 

「それはできないね」

 

っと聞き覚えのある声がした途端アンジュは振り返ると、扉に軍服の様な制服を身にまとったサリアとイルマ、ターニャが居た。

 

「あなたは大事な捕虜なのよ。勝手な事しないで」

 

「元気そうねサリア、一体何があったの?あんなに司令好きのあなたが......」

 

「別に、目が覚めたのよ....ネロス様のお蔭でね」

 

話しによると、サリアはアンジュに落とされた後、ネロスに助けられ自ら迎えてくれた事に感謝をしていた。

そして自分を全く必要としていないジルからネロスへと鞍替えした。愛するジルからネロスへと…。

 

サリアは頬を少し赤くしながら、ネロスから貰った指輪を見る。

 

「そして私はネロス様の直属の親衛隊『ダイヤモンドローズ騎士団』、騎士団長のサリアよ」

 

「ダイヤモンド....」

 

「長…、要するにあなたはあのナルシスト男に惚れたって行く事ね」

 

っとアンジュが言った事に言うとした時。

 

「そうよ。」

 

そこにジョアンヌが来た。

 

「ジョアンヌ!」

 

「あら、名前を覚えてくれていたのね?」

 

「当たり前でしょ!」

 

「フフ、面白いわね貴女は.....」

 

「何がよ!?」

 

「まぁ、良いわ.......率直に言うわ、アンジュ........ネロス様がお呼びよ......付いてきなさい」

 

「断ったら?」

 

アンジュが問いただした直後、いつの間にか後ろに回り込まれ、首や腰にハンドガンとナイフを突き付ける。

 

「殺すよ♪」

 

ジョアンヌはニッコリとした表情でアンジュに言う。その事にアンジュは表情を引き締め、ジョアンヌはサリア達に命令した。

 

「貴女達は持ち場に戻って良いよ♪」

 

「行けません!アンジュは危険です!」

 

「......サリアさん♪」

 

ジョアンヌはニッコリとした笑顔を見せつけているが、サリアはジョアンヌから只ならぬ威圧と殺気に圧される。サリアは歯を噛みしめる、ジョアンヌが言った事にアンジュは内心で悔しがる、実際ジョアンヌには全く歯が立たないのは事実でもある。

 

仕方なくアンジュとモモカはジョアンヌに付いていき、サリアはまた必要とされてないと思う。

 

その中でアンジュはマサトとナオミ、タスクの事を考える。

 

「(タスク.....マサト.....ナオミ、無事いて......)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗い夜を照らす大都市の光、その上空にワームホールが現れ、市民はパニックになる。そしてワームホールからレオスとエクセリアが落ちる。レオスは何処か広い場所に不時着し、エクセリアはそのまま大都市のビルに直撃した。市民はパニックになり、逃げ惑う。エクセリアのコックピットが開き、中から血だらけのナオミが倒れる。市民はナオミに近寄る。

 

「おい、人が出てきたぞ!?」

 

「もしかして、あの機体.......ガンダム!?」

 

「と言うことは、異世界から!?」

 

「早く救急車を!」

 

「119番!!」

 

市民はケータイやスマホで連絡し、救急車やパトカー、消防車が駆けつけ、ナオミは意識不明のまま救急車に運ばれる。

そしてマサトはモニター画面に映る太陽の光によって、目を覚ます。

 

「.....う........うう......!?」

 

マサトは血だらけの姿になっているが、慣れており、頭を抑え付けながら起き上がる。そしてあの時の事を思いだし、自分の手を見る。

 

「俺の体.......一体、どうなっているんだ?」

 

マサトはそう呟き、前を見る。目の前にダイナミックな潰れた子供の顔がマサトを見ていた。

 

「うわぁっ!!?」

 

マサトは驚き、周りを見てみると、数十人子供がレオスに登ったり、叩いたりしていた。数人の子供が木の棒でレオスのメインカメラをつつく。マサトは急いで知らせる

 

「今、開ける!開けるから退いてて!(どうなっているんだ!?)」

 

マサトはコックピットから出て、ヘルメットを外した。そこは何処かの小学校の運動場であった。すると子供達がマサト見て叫ぶ。

 

「真人兄ちゃんだ!」

 

「真人兄ちゃんだよ!」

 

「真人!真人!真人!」

 

「......え?」

 

マサトはレオスから下りると、子供達がマサトにコールを言う。。

 

「真人兄ちゃん!あのガンダム動かして!」

 

「お願~~い♪」

 

《ガンダム♪ ガンダム♪ ガンダム♪ ガンダム♪ ガンダム♪ ガンダム♪ ガンダム♪》

 

「俺は..........ごめん!!」

 

マサトは急いで子供達から逃げる。小学校から逃げ、数十メートルまで走る。

 

「嘘だろ!?」

 

後ろを振り向くと、子供達がマサトを追い掛けてきた。さらに目の前からも、マサトは横の通路を走りながらこの状況の事を思いきって叫ぶ。

 

「何なんだよここは!!どうして、俺の名前を知っているんだ!!?」

 

マサトは追われながらも、走りまくる。すると三人の青年と通り過ぎる。

 

「あれって!?」

 

「真人だ!」

 

「俺達も行こう!!」

 

三人の青年達は急いでマサトを追う。その頃マサトは何処かの商店街に到着し、骨董品が売っている雑貨屋に隠れる。子供達が雑貨屋を通りすぎていく。

 

「助かったぁ~.......」

 

マサトは再度確認しようと雑貨屋から出た直後、三人の青年達が待っていた。

 

「もう、勘弁して.......」

 

「やっぱり、真人だ!」

 

「諦めたよ、大人しくガンダムに.....「真人!覚えているか!?高校の時同級生だった翔を!!」....え?」

 

「俺も!大樹だよ!マサト!」

 

「は!?」

 

「飛鳥!飛鳥!グフカスタムを使っていた飛鳥だ!」

 

「........何なんだここはぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!????」

 

謎の三人に捕まえられたマサトは天に向かって、叫ぶ。

 




グダグダで何か、すみません。

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