クロスアンジュ エクストリーマー    作:オービタル

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第13話:進化するガンダム

 

その頃、司令室ではジル達が慌てていた。

 

「地中より未確認機が襲来!」

 

オペレーターが戦場の映像を付けると、映ったのはモビルアーマーレグナントと2機のエンプランスであった、

 

「何......あれ?」

 

「大きい......でも...."恐い"......」

 

オリビエがレグナントに恐怖を感じると、それを見ていたジルとアストラも見る。

 

「.......」

 

「やっぱり此処に眠っていたのか.........モビルアーマー.....」

 

《モビルアーマー?》

 

「パメラ.....直ぐに第一中隊を帰還させろ」

 

「え!?.....は、はい!」

 

パメラはアストラの命令に従った。

 

 

 

 

 

 

一方、第一中隊全員がモビルアーマーに驚いていた。

 

「何なの......あれ?」

 

「おお~!カッチョイイ~!」

 

「最悪だ.....!」

 

マサトは歯を噛み締めた。

 

「え?」

 

「隊長.....直ぐにアルゼナルへ.....」

 

サリアは驚くと、マサトがレグナントと2機のエンプランスへ向かっていった。

 

「俺が奴等の囮になります.......その間に.....アルゼナルへ!」

 

マサトはヴァリアブルガンで応戦する。するとエンプランスの一機が上空にいる第一中隊を睨む。エンプランスの前方部が展開し、大型ビーム砲を放とうとした。

 

「ヤバイ!」

 

マサトは急いで第一中隊へ向かい、前に出ると同時にシールドを構えた。エンプランスの大型ビーム砲が発射し、レオスのシールドに直撃した。幸いなことに、シールドの装甲がビームを拡散し、後方にいた第一中隊に当たらなかった。

 

「っ!!」

 

「熱っ!!実戦でのビーム砲ってこんなに熱かったっけ!?」

 

マサトはビームの光熱で暴言を吐いていると、ナオミが心配する。

 

「マサト!」

 

「早く!」

 

すると通信機からジルの緊急報告が入り込んだ。

 

「第一中隊全員に告ぐ。現在マサトが交戦している大型機体は光学兵器を武装している。今の兵器では太刀打ち出来ない事もある。よってマサトを置いて、アルゼナルへ帰還しろ。」

 

「しかし司令!仲間を置いていけません!」

 

「サリア!」

 

「っ!」

 

「既に奴等はマサトを眼中に入っている。奴等のお前達の目に入らないよう彼は戦っている.......」

 

「........」

 

「分かったなら、ヴィルキスとアンジュを連れ、アルゼナルへ帰還しろ......良いな?」

 

「.......イエス マム」

 

サリアは全員に命令し、ヴィルキスを抱え、アルゼナルへと帰還した。

 

「やっと行ってくれたか......」

 

マサトはビームダガーとヴァリアブルガンでレグナントとエンプランスと応戦する。

 

「少しは.....ヴァリアブル・ガンのダメージが効いている筈だ.........何ッ!?」

 

レグナントが可変しアーマー形態のままレオスに突進した。

 

「グッ!」

 

レグナントは大型クローアームでレオスを掴むと、機首からビーム砲が展開された。

 

「ヤバイ!」

 

その直後、レグナントの頭部にグレネードが直撃した。マサトはグレネードが飛んできた方向を見ると、ナオミのグレイブがアサルトライフルを乱射する。

 

「マサト!」

 

「ナオミ!?何で此処に!?」

 

「マサトの援護に来たの!」

 

「止せ!ナオミ!」

 

するとレグナントはMS形態へ変形した。レグナントはナオミのグレイブに向けて、大型クローアームに武装されている大型GNファングを射出した。

 

「っ!?」

 

ナオミはグレイブを旋回し、GNファングを回避するが、大型ファングはナオミのグレイブを追尾してくる。マサトはレグナントの武器に驚いていた。

 

「何だあの武器は!?」

 

「助けて!」

 

「クソッ!」

 

マサトはレオスのビームサーベルでレグナントのクローアームを振り払い、ナオミの救助へ向かっていった。マサトはレオスの手首を回転し始め、ビームサーベルでのシールドを展開し、GNファングの攻撃を防御する。しかし大型のせいなのかレオスが押されていた。

 

「グアッ!」

 

「マサト!」

 

すると徐々にビームシールドに大型GNファングの爪先が見えてきた。

 

「クッ!.....ここまでか.......(スマン.......リナ、シア、アストラ兄さん.....そして皆.......!)」

 

マサトが死を覚悟した瞬間、右方から誘導ミサイルが飛んできた。

 

「っ!?」

 

誘導ミサイルがレグナントや2機のエンプランスに直撃すると、森の中からザクウォーリアとザクファントム、シグーディープアームズ、ジンハイマニューバ、ジンハイマニューバ2が現れた。そして通信機からマティスが入ってきた。

 

「助けに来たぞ!マサト!」

 

「その声はマティス!?何で!?」

 

「恩返しがしたいってマサトを助けに来たんだ!行くぞ皆!」

 

《おお~!》

 

マティスのブレイズザクファントムがエンプランスに向かっていき、ビームアサルトライフルを乱射する。パトリックとメリー、エルマのガナーザクウォーリアが"M1500オルトロス 高エネルギー長射程ビーム砲"で援護する。

セリカはもう一機のエンプランスに向かっていき、NOL-Y941 レーザー重斬刀を取り出し、ニコラスとリクトのジンハイマニューバとジンハイマニューバ2も"JDP2-MMX22 試製27mm機甲突撃銃"、MA-M92 斬機刀を構えると、エンプランスがエグナーウィップを射出してきた。

リクトとニコラスはエンプランスのエグナーウィップを回避し、リクトが斬機刀を降り下ろし、エグナーウィップの有線を切断した。

マサトは皆の機体の事で頭がこんがらがっていた。

 

「皆!?どうしたんだ!?それにその機体って!?」

 

「学院長からのプレゼント♪」

 

「え?」

 

「学院長は!態々、俺達のためにこの機体を作っていたらしいんだ!マサトを守るために!」

 

ガイはスラッシュザクファントムの"MA-MRファルクスG7 ビームアックス"でレグナントのGNファングを凪ぎ払う。

 

「だから!アタシ達は精一杯戦っているマサトの為に戦う!」

 

アイカのケルベロスザクウォーリアが"頭部型リトラクタブルセレクション内ビーム砲"を放ち、次々にGNファングを撃ち落としていく。

 

「皆.......」

 

マサトは皆の勇姿に感動していた。セリカがレーザー重斬刀で片腕のエンプランスの攻撃を防御する。

 

「クッ!」

 

エンプランスがビーム砲を発射しようと、機首を展開した。

 

「ガイ!リクト!アイカ!」

 

「「「応!」」」

 

ガイはバックパックに2門装備されるエネルギー系ガトリング砲"MMI-M826ハイドラ ガトリングビーム砲"を乱射し、エンプランスの射程を変える。その隙にアイカがオルトロスでエンプランスのジェットブースターを失い、エンプランスは起き上がろうとしたとき、セリカとリクトの刀が上から突き刺した。

 

『キシャァァァァァァッ!!!』

 

エンプランスは悲鳴を上げる。セリカはレーザー重斬刀を捻らせ、リクトは斬機刀を突き刺したままエンプランスの頭部にビームアサルトライフルを撃ち続ける。そしてエンプランスのビーム砲から爆発し、絶命した。

 

「先ず一体!」

 

そしてもう一体のエンプランスがメリーにビーム砲を放とうとした。

 

「行くよ~っ!」

 

メリーは元気よく、オルトロスをエンプランスに向ける。

 

「アタシ専用のザクウォーリアの必殺技!」

 

オルトロスの砲口に粒子が集まるなか、エンプランスがビーム砲を発射した。そしてメリーもオルトロスのビームを発射し、必殺技を言う。

 

「"ギャラクシーカノン"!行っけ~!」

 

両機のビームが激しくぶつかり合い、メリーが押されておると思っていたら、メリーはオルトロスの出力を4分の3まで上げると、オルトロスから放出しているビームの出力が上がり、エンプランスのビームを押し返す。そしてエンプランスのビームが拡散し、メリーのビームがエンプランスのビーム砲に直撃し、同時に装甲を貫通した。

 

『キシャァァァァァァッ!!!!』

 

エンプランスは断末魔の悲鳴を上げ、上空で爆散した。マサトは一人では勝てなかったモビルアーマーの3機の内2機がマティス達の協力で撃破していくことに、驚いていた。マサトは今まで皆の為にと思っていたが、仲間と協力することで新たな目標を決意し、立ち上がった。

 

「俺も......負けてられないな!........レオス!」

 

その時、マサトの声と共にコックピットが光だした。

 

「っ!?」

 

レオスの装甲が黄金に輝き、レグナントやⅡ年Ⅳ組メンバーを照らす。

 

《っ!?》

 

レオスの腕部にユニットや背部と脚部にバーニアが追加されていき、コックピットが変形し始め、座席式からモビルトレースシステムへと切り替わり、マサトの髪が焦げ茶色から白へ、瞳も水色から赤へと変色した。そしてマサトは形状が変わったレオスを起動し、音声が鳴り響いた。

 

『格闘進化状態!"ゼノン・フェース"!!』

 

レオスから熱気の波動が広がり、さらにマサトの様子が一変していた。

 

「格闘進化ぁ!!ゼノンが全てをたたき潰すッ!!」

 

暑苦しい程の気合いと逞しさにⅡ年Ⅳ組メンバーとナオミが語る。

 

「マサト.........」

 

「アイツ..........」

 

「何か...........」

 

《性格が変わってる~!!?》

 

するとレグナントがゼノン・フェースへとなったレオスにGNファングを射出する。レオスは格闘家のポーズを決め、こっちに向かってくるGNファングへ突進した。レオスは腕部に装備されているバンカー・ユニットから火球を生み出し、気合いを火球に注ぎ込み、GNファングへ放った。放った火球によりGNファングが破壊され、爆煙が起こる。すると煙の中からレオスが現れ、強烈なレオスナックルをぶつける。レグナントの装甲にレオスの拳跡が残ると同時にレオスがナックルを続ける。

 

「特盛レオスナックルッ!!」

 

マサトの怒りの鉄拳による百烈拳が炸裂する。

 

「オラ!オラ!オラ!オラ!オラ!オラァ!!!!」

 

レオスの百烈拳でレグナントの装甲がへこんでいき、そして渾身を込めた一撃が炸裂し、レグナントの装甲を貫いた。

 

『ンヮアアアアアアアアアアアッ!!!!!』

 

レグナントは悲鳴を上げ、エグナーウィップでレオスに襲い掛かかった。マサトはレグナントのエグナーウィップに気づき、エグナーウィップを掴み、レグナント本体ごと持ち上げ、地面に叩き付けた。

 

「もっと!もっとだ!レオス!お前の全力を奴に叩き込め!」

 

マサトの言葉にレオスが目を光らせた。レグナントが起き上がろうとしたとき、レオスがレオスナックルでレグナントの肩部の装甲を貫き、内部の電子コードや機材を抉り抜く。

 

「こんなもんかよ?モビルアーマー!?」

 

レオスはレグナントの本体と肩部を連結している骨組みを引きちぎった。

 

「そろそら狩りを終わらすか!」

 

マサトはそう言うと、レオスの部位が黄色く発光し、レグナントを空高く蹴り上げた。そしてレオスも蹴り上げたレグナントを追うと、腕部のバンカー・ユニットが展開し、レグナントに撃ち込んだ。

 

「極限全力!!シャァイニング、バンカァァァァァ!!」

 

バンカー・ユニットから高熱のエネルギー波を送り込むと、レグナントの装甲が膨れ上がっていく。

 

「ぶっ壊れろおおおおおおおお!!」

 

そしてレグナントのコアが砕け、マサトはシャイニングバンカーを止め、決め台詞を言う。

 

「パイルピリオド!」

 

決め台詞を言った直後、レグナントが爆散した。マサトの戦闘を見ていたⅡ年Ⅳ組メンバー全員とナオミが茫然していた。

 

「な......何と言うか!?......」

 

そして司令室でも、ジル達はマサトの戦闘で唖然しているなか、アストラがレオスを見る。

 

「レオス.......お前はまだそんな力を隠していたのか......」

 

そしてレオスが通常の姿に戻り、ナオミのグレイブをかつぎ上げ、Ⅱ年Ⅳ組メンバー全員と一緒にアルゼナルへ帰還した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルゼナルへと帰投した皆は今回の戦闘配給をしていた。

 

「うひょお~~!こんな大金!夢みたいだ!」

 

「ゆ....夢じゃないよ!」

 

ロザリー達は山積みされたキャッシュに興奮する。その中でアンジュだけは、

 

「少ない...」

 

今回の報酬のが少なく、マサトの報酬は何故か大量の山積みにされたキャッシュが置かれていた。

 

「仕方ないよ、角を折っただけだし、それと何で......俺のだけこんなボーナスが?」

 

その山積みにされたキャッシュにココとミランダ、ナオミ、リナも驚いており、一緒に数えていた。

 

「しかも、持ちきれない程の」

 

「そりゃそうよ、お前が倒したのはリーダー的な奴だったからな......報酬は初物、レグナントを含めて8000万キャッシュだ」

 

「......これはさすがに持ちきれない.......皆に100万キャッシュずつあげるわ」

 

マサトの突然の言葉に皆はさらに喜ぶ。

 

《おお~!》

 

するとサリアがマサトに近づいて言う。

 

「....有難う、マサト....あの時は、助けてくれて」

 

「礼ならマティス達に言ってくれ.......俺もアイツ等が居なかったら本当に死んでいた。」

 

マサトがマティス達を見ると皆がマサトやサリアに微笑みで返した。

 

「どう?これで満足?」

 

サリアはヒルダ達にある事を言う。

 

「色々あったけれど私達はこのチームでやっていかなくちゃいけない。アンジュを後ろから狙うの…もうやめなさい。そしてアンジュも報酬独り占めやめなさい。アンタは放っておいても稼げるんだから。これは隊長命令よ」

 

「へっ、誰もアンタの言う事なんか聞きやしないって『良いわよ別に』!?」

 

「私の足さえ引っ張らなければね」

 

アンジュの言葉にヒルダ達は驚くと、クリスも言う。

 

「私も良い.....かな、今回はマサト達やアンジュのお蔭で助かったし......」

 

「ま、まぁ....アタシはしばらく金がある内は.....良いかな」

 

「チッ.....裏切者」

 

ヒルダは納得できないのか立ち去る。

 

「ヒルダ......」

 

リクトがヒルダの様子に少し考える。

 

「それじゃあ!行きましょうか!」

 

っと、エルシャがアンジュを連れて何処かへと向かっていった。

 

「アイツ等......何処へ?」

 

「きっと女子会だよ♪」

 

「それなら俺たちも♪それに.......まだ、話してなかったことがあるな!」

 

「ん?」

 

マサトもマティス達に連れられ、食堂へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

席に付いたⅡ年Ⅳ組メンバーはマティスが前に出て、演説する。

 

「集まったね?では、改めて.......僕達は正式に"第四中隊"を結成しました!」

 

「お~」

 

マティスの言葉にマサトは驚いた。

 

「パラメイルだけだと戦力不足ってアストラさんが言っていたから、司令に頼んで貰い、リナとシアを除いた第四中隊を結成してくれたの。」

 

「それで、アタシ達の機体はノーマ管理委員会も知らない地下室を使うらしいって。」

 

「マジかよ........お前らは良いよな、あの機体をカスタム出来る武装を持っているから......俺なんかあの格闘用だぜ、」

 

マサトが皆の機体で羨ましがると、セリカがマサトの背中を叩き、謝る。

 

「ごめんな♪」

 

「ごめんで済むなら、レオスに乗れや!.......まぁ、お前達が乗っても無理だけどな.....」

 

マサトがさらに羨ましがり、Ⅱ年Ⅳ組メンバー全員は笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ある黒い空間で、

 

「まさかレオスが"ゼノン・フェース"へと覚醒するなんて........」

 

「マズイわねぇ......」

 

空間から突然全身が傷だらけの男が現れ、他に女声のような声を発する男も現れた。

 

「ま、俺のXラウンダーの脳波でモビルアーマーを起動し、アイツのガンダムの戦闘データが取れたけどな、」

 

クロノスのパイロット『デシル・ガレット』が二人の男に先の戦闘の報告をする。

 

「お前はあのガンダムフレームを侮ってはいかんぞ!」

 

「......レオス見たいなガンダムは他の機体よりも半端じゃないのだ。」

 

「あれが真の覚醒へと変われば.......」

 

「危険だわ.........我々の"イクス"の力がレオスを制御し、あの女を捕らえてよかった.......」

 

「だが、問題はあのレオスに乗っている少年とあのモビルスーツだ......」

 

「あの子の力は元々、我等"キング"の力の一部.......」

 

「そしてあの子を助けているアイツ等は旧世界に存在した残党軍.......一刻も早く奴等を始末しなければならない.......我等にとって奴等は.....」

 

「"計画の邪魔者だ"......そしてレオスと少年を捕獲しなければならない.....」

 

デシルが二人の男に次の任務を言う。

 

「"エース"あのガキはマサトと言うお坊ちゃんだ.....俺にアイツの捕獲を『黙りなデシル!嫌、"ジャック"......』....ケッ!」

 

デシルはエースと呼ばれる傷だらけの男性に怒鳴られた。

 

「油断して、"コマンダー・フェニックス"に殺されかけた癖に!」

 

「あの時、私達が特異点を開かなかったら貴方はまたあの世で永遠の敗北感を味わっていたのですよ!?」

 

「チッ!.....分かりましたよ、"エース"、"ゼノビア".......」

 

ゼノビアと名乗る女声のような声を発する男性もデシルに怒鳴っていると、デシルの後方から紫色のロングヘアーをした女性"ダイヤ"が言う。

 

「マサト・ラスタルの捕獲は私に任せてください。」

 

「アンタ達の場合はレオスに顔を見られているのよ......奴は自我を持っているから.......そうだねぇ」

 

「"彼女"に任せたらどうだ?」

 

エースがあることを言うと、ダイヤは首をかしげる。

 

「"彼女"、と.......申しますと?」

 

「お前達の新幹部だ!」

 

「仲良くして上げてね♪この子.......本気出したら、貴方やジャック、スペード、ハート、クローバー、でも太刀打ち出来ないから....」

 

「「その名も!........"ジョーカー"(切り札)!!」」

 

エースとゼノビアの後ろに赤い髪をした少女が立っており、少女の後ろに赤いガンダム"テスタメントガンダム"が仁王立ちしていた。

 

「ったく、あの馬鹿は何も分かっていない!自分が何れだけ貴重で価値な存在なのかを!........だから、私がアイツを連れてくる!そして教え込む!」

 

少女の度胸にエースとゼノビアは感心する。

 

「良いじゃない.....」

 

「頼んだぞ.......ジョーカー」

 

ジョーカーと名乗る少女はテスタメントガンダムに乗り込み、黒い空間から姿を消した。


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