デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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どうも、投稿が遅れてしまいました。それと、変更点を伝えます

ディケイドのカメンライドの表現をカタカナにさせてもらいます。英語が苦手なんでね

さて、初の戦闘回でございます


第2話 世界の破壊者と真紅の竜騎士

「バビバンザジョ!?ゴングガダパジョォ!?」

(何なんだよ!?その姿はよぉ!?)

 

魚人グロンギが驚愕の表情を浮かべ、大型の剣を向ける

 

いや、グロンギだけではない。士道と武装をした女性たちも、グロンギに精霊と呼ばれた少女2人も、皆が影騎と焔の姿に驚きを隠せなかった。

 

白、黒、マゼンタ色の身体にXの意匠があり、頭部にはエメラルドグリーンの複眼にバーコードをモチーフとしたプレートのようなパーツが装着され、その姿はマゼンタの色に輝きを放ち、圧倒的な力を感じさせた。

 

もう1人は、全体的に龍騎をベースに紅と銀の装飾が更に施され 頭には龍の紋章が金で施されており 両肩には鎧武者のようなアーマーが付けられ 左手には刀型の召喚機 ブレイヴバイザーが握られていた

 

影騎の姿こそが、かつて『世界の破壊者』と呼ばれた次元戦士、その名は……

 

ーーー仮面ライダーディケイド

 

 

 

 

「ラガギギ……ゴラゲダヂドゲギセギゾボソゲダ、ゲゲルパゴパスンザ!ジャセ!!」

(まあいい……お前達と精霊を殺せば、ゲゲルは終わるんだ!やれ!!)

 

ウミヘビ種グロンギが指を指すと先程のように他のグロンギが前に出て、一斉にディケイド達に襲いかかる。

 

だが、ライドブッカーを本型のブックモードから剣型のソードモードに変形させたディケイドは襲いかかるピラニア種とヤドカリ種を切り倒しながらウミヘビ種グロンギに近づこうとするが、他のグロンギが攻撃を仕掛けてくる

 

「はぁぁ!!」

 

焔がブレイヴバイザーでヤドカリ種グロンギに斬りかかり、影騎の負担を軽くする為 ヤドカリ種グロンギと戦い始める

 

「頼むぞ!焔!!」

 

ディケイドはピラニア種グロンギと1対1の状況になり 今の状況でも戦えるが、少し力を試すかのようにバックルにカードを挿入する。

 

「このライダーならどうだ?」

 

《カメンライド・アギト!》

 

ドライバーの音声と共にディケイドの姿が変わる。

メタルチックな黄色いアーマーにクワガタにも似たようなのような角が特徴的な仮面ライダー。

光の力が蒔いたアギトの力を宿した人間が、自然発生や不慮の事故などの理由で力に覚醒して誕生した人類の進化系

仮面ライダーアギトとなった

 

「バビ!?ゴングガダパアギト!?ビガラグバゼ!?」

(何!?その姿はアギト!?貴様が何故!?)

 

ピラニア種グロンギはディケイドの姿の変化に驚きの声を上げる。それに対してディケイド…否、ディケイド・アギトはさらにもう一枚のカードをバックルに挿入する。

 

《フォームライド・アギト ストーム》

 

その瞬間、ディケイド・アギトの姿に変化が現れる、ディケイド・アギトの身体が青く染まり 左腕が特に強化され、風を操る能力が備わったストームフォームである。

そして、専用武器ストームハルバードを振るい ピラニア種グロンギに斬りつけて行く

 

「はぁ!せいっ!」

 

ディケイド・アギト ストームフォームがストームハルバードでピラニア種グロンギの振るう大剣を防ぎながら、細かな隙をつき 斬りつけていく。

 

「アギトォ…ビガラァ!!」

(アギトぉ…貴様ァ!!)

 

ピラニア種グロンギが大剣を振り上げ、ディケイド・アギトに走り出す

 

ディケイドは一枚のカードを取り出す。

 

「トドメをさしてやるよ」

 

《ファイナルアタックライド・ア、ア、ア、アギト》

 

 

ディケイドはカードをバックルに挿入すると、ディケイド・アギトがハルバードをグルグル回し、構える。

そして、ピラニア種グロンギが大剣を振りあげたまま 斬りかかる

しかし、ディケイド・アギト ストームフォームの方が早く、超高速で回転して突風を起こし すれ違いざまにピラニア種グロンギを切り裂いた

ストームフォーム専用必殺技 ハルバードスピンが決まり、ピラニア種グロンギが爆発四散する

 

「ヂ、、ジャサセダバ……。ラガ、ギギ。」

(チッ、やられたか……。まあ、いい。)

 

槍を構え直し、ディケイド・アギト ストームフォームに向ける

 

「なら、次はコレだよな!」

 

《カメンライド・クウガ》

 

すると、ディケイド・アギトの姿がまた変わり始める

顔はアギトと若干似ているが、胸の鎧は赤く 更に手首足首には宝石が埋め込まれたリングが付いていた

古代人がグロンギに対抗するために作られ、現代に蘇り人々の笑顔を守る為に戦った超戦士 仮面ライダークウガ

 

 

「バ、ボンゾパクウガザド!?」

(なっ、クウガだと!?)

ウミヘビ種グロンギは、ディケイド・アギトからクウガに変わった事に狼狽しつつも、槍で貫こうとする

 

「うおっと!」

 

槍を裏拳で弾き、無防備な脇に蹴り込み パンチのラッシュを腹に叩き込み、ジャンプして普通のキックを食らわす

堪らず、ウミヘビ種グロンギが後ろへ下がる。

俺は、更に追撃を加えるため 一気に距離を詰めた

 

 

 

 

〈Side:焔〉

 

「はあぁぁぁぁぁ!!!!」

 

「ゲェギ、クウガゼロバギビンゲングァ!!!!」

(えぇい、クウガでも無い人間がァ!!!!)

 

 

焔はヤドカリ種グロンギと未だに戦っており、ブレイヴバイザーで上段から斬りかかるが、ヤドカリ種グロンギは腕に付いてる鋏型ブレスレットでブレイヴバイザーを持ち前の力で弾き飛ばす

 

「チッ、このままじゃ ジリ貧ね…。」

 

Vバックルの真ん中に嵌めたカードデッキからカードを1枚引くと、目を見開く

 

「こ、コレって……」

 

握られたカードは、自分にも縁があり 身体の一部の筈のソードベント……【ドラグセイバー】を見た

 

(なんで、このカードがブレイヴのカードデッキに……?)

 

キィィィィィィン!キィィィィィィン!

 

と自分がこ”の”世”界”に現れる時に起こる音に反応し、空間震の範囲外の窓”ガ”ラ”ス”を見た

そこには、居るはずも無い奴がとぐろを巻きながら、焔を見つめていた

 

「ドラグ……レッダー……」

 

自分自身の筈のモンスター、ドラグレッダーが吼える

 

(え……私は私?貴方は貴方……?)

 

焔にはそう聴こえた………否 ドラグレッダーがそう言ったのだ。

「お前はお前!俺は、俺だ!!」と

 

そして、私は目を閉じ 鞘に固定されている召喚機にカードを入れ、読み込ませる

 

「ベ、ジラザサベバンザジョ!!」

(ケッ、隙だらけなんだよ!!)

 

ヤドカリ種グロンギが叫びながら、右の鋏型のブレスレットを振り上げる

 

 

《ソードベント》

 

 

天から召喚機で呼び出したドラグセイバーが落ちてき、左手で受け取り 振り下ろされた鋏をドラグセイバーで受け止め、右手に握られた刀のブレイヴバイザーで腹部を斬りつける

 

「ガッ!?」

 

咄嗟に受け止められカウンターを受け、後ろへ後ずさる ヤドカリ種グロンギ

 

 

「なんか、分かったかも……。人々を守りたいって気持ちが…」

 

一気に距離を詰め、ドラグセイバーとブレイヴバイザーの二刀流で斬撃を的確にグロンギへ与えていき、堪らずグロンギは体制を崩す

 

 

「焔!!」

 

何処からかウミヘビ種グロンギが飛んできてヤドカリ種グロンギに激突する

ウミヘビ種グロンギが飛んできた先を見ると、ディケイド・クウガが蹴り上げたままのポーズをしていた。

恐らく、影騎があのグロンギを蹴り飛ばしたみたいね

 

「決めるぞ!」

 

私に向かって、一枚のカードを見せる。

それを見て、そろそろ終わりにする頃合なんだと悟った

 

「分かったわ!」

 

カードデッキからカードを1枚、引く。

そこには、ディケイドと同じように金色でしかも カードデッキと同じマークが刻印されていた。

同時にカードを入れ、読み込ませた

 

《ファイナルアタックライド・ク、ク、ク、クウガ》

 

《ファイナルベント》

 

ディケイド・クウガは、両手を広げ 腕を左右下に下げ 独得のポーズを取り、ウミヘビ種グロンギに向かって走り出す

 

 

窓ガラスからドラグレッダーとは別のドラゴンが現れ、焔の周りを飛ぶ

その姿は東洋的な姿のドラグレッダーとは別で西洋で語られるドラゴンの姿をしており、全身は少しながらドラグレッダーみたいな装飾がされている

焔は、刀を鞘のブレイヴバイザーに収め 力を抜くように構えを取り 後ろから直進してきたドラゴン ブレイヴワイバーンの背に後ろ向きのまま飛び乗り、ヤドカリ種グロンギへ低空で飛行する

 

 

ディケイド・クウガが走る度に足底から炎が走り、空中へ飛び上がり 更に回転を加えた、クウガの必殺技

【強化型マイティキック】をウミヘビ種グロンギの胸部に直撃し、吹き飛ぶ。

ディケイド・クウガが見向きもせず後ろへ向いた数秒後、絶叫と共に爆散した

 

 

神龍がブレイヴワイバーンの頭へ飛び移り、構えを取る

すると、ブレイヴワイバーンが首を縮め バネの要領で神龍をヤドカリ種グロンギへ飛ばし、火炎を放つ。

炎を纏った神龍がブレイヴバイザーの柄を握り、ヤドカリ種グロンギの距離がすれ違う刹那…神龍が勢いよく刀を抜き、必殺の一閃を見舞う。

すると、グロンギが膝をつき 倒れ 刀を鞘に収めると

【ファイナルベント、神炎の型・双神閃】が決まり、グロンギは大爆発を起こした

 

 

 

〈Side:影騎〉

 

「ふぅ……」

 

グロンギを倒したのを確認するとディケイド・クウガは元のディケイドの姿に戻り、大きく息を吐いて両手を弾くように叩く。

そして周りを見ると先程の少女2人がいつの間にかいなくなっていたので、何かを忘れているような気がしながらマシンディケイダーにはいつまにか神龍が後ろに乗っており、前に座りその場を去ろうとした。

 

「待ちなさい!」

 

声のした方を見るとそこにはこちらに向かって武器を構えている鳶一折紙を含めた武装をした女性たちがいた。その中から隊長らしき女性が前に出た。

 

「私は陸上自衛隊のAST部隊をしている日下部燎子よ。早速質問だけど、あなたは何者なの?」

 

燎子と名乗った女性は警戒するような目でこちらを見つめてきた。

 

「さっきも言ったけど、通りすがりの仮面ライダーだよ」

 

ディケイドの答えに燎子は目を鋭くした。まともに答える気はないと分かったらしい。

 

「そう。ならあなたを拘束してじっくりと話を聞かせてもらうわ。総員、戦闘準備!」

 

彼女の指示で他の隊員たちは戦闘態勢に入る。それを見たディケイドは仮面の内側で深いため息をついていた。

そしてライドブッカーからカードを取り出す。

 

「何よ、アンタ達は!人が助けてやったってのに、この恩知らず!」

 

神龍が食って掛かって反論する。

まあ、分からんでもないわ

 

「なっ!?」

 

「俺も嫌だね、捕まって利用されるなんて御免だ」

 

《アタックライド・インビジブル》

 

 

ディケイドはマシンディケイダーと共に晴れた霧のようにその場から姿を消し、神龍はマシンディケイダーから窓ガラスへ飛び込むとガラスの中へと消えていった




如何でしたか?wiki片手に書いていたのですが、では相棒の久留洲崎 焔ことドラグレッダーの解説ー

ドラグレッダー

人間体 灼眼のシャナの シャナそっくりです

契約モンスター 英雄竜ブレイヴワイバーン・無双龍ドラグレッダー

好きな物 昼寝、メープルメロンパン

嫌いな物 恩知らず・礼儀知らずの人間

神様に転生された影騎の相棒として選出された契約モンスター ドラグレッダー。
影騎のサポートの為、影騎に頼んで作って貰った神崎製のカードデッキとその契約モンスター ブレイヴワイバーンとDALの世界で存在していた焔とは別のドラグレッダーと契約している
ドラグレッダーに関しては省きます。

更に自身もミラーモンスターなので、ミラーワールドを行き来出来る


こんな感じですかね?
焔と契約したドラグレッダーは、DALに存在するミラーワールドに存在する個体として扱います

次回は、遂に影騎と焔 ラタトスクと接触!?再び出会う、精霊!?
その瞳に何が映る!!

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