デート・ア・ライブ 破壊者が精霊を救う   作:TBの狙撃手

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グロンギ語に苦戦してました。でも、翻訳サイトを見つけました。
「僕の勝ちだ!!勝った・・・!計画通り・・・・」

影騎「お前、セリフがカオスになってるぞ?で、本当に翻訳できるのか?」

サイトの力を信じろ

影騎「それって、他力本願って言う奴だろ?」

「気にするな!!」

あ、それと出してほしい怪人が居れば教えてください。まあ、ウィザードと鎧武はそこまで種類分かってないけどな。
何気に鎧武って龍騎とタメはる位 ライダーの種類多いよな……。ベルトは単一かエナジー対応型かの違いだけど

じゃあ、本編 「頑張っちゃおうかな?」


十香デッドエンド・零奈パラディン
第1話 始まりの日


朝日が影騎の顔に晒され瞼を開くと、青く晴天が広がっていおり、布団から出る

 

「もう少し居たら、二度寝していたな」

 

机の上にはディケイドライバーとライドブッカー、ディメンションブラスターが置かれていた。

すると、扉が開き ドラグレッダーが部屋に入ってくる

 

「おはよ、影騎。意外と早かったのね?」

 

「そりゃ、当然だろ?今日は入学式……物語の始まりだぜ?」

 

「それもそっか。それと、お腹空いた……」

 

「はいはい、お前も手伝えよ?」

 

「分かってるわよ」

 

「でも、まずは着替えさせてくれ」

 

「分かったわ私も着替えないとならないし」

 

そう言い、ドラグレッダーは扉を閉め 自室へ向かっていった

 

影騎はドラグレッダーが行ったと確認し制服に着替える

 

「春休み……やっぱ終わり早いよな〜。残り、1年か……。本当、ジェットコースター並に速いぜ……」

 

部屋を出て、台所に向かい 冷蔵庫を開け 食材を見てから献立を考える

 

「にしても、始まったわね…。原作が」

 

「あぁ、準備は出来る限りやった……。後は、どんなイレギュラーが来るか身構えるだけだ」

 

「そうね?それと、私が頼んだ物は?」

 

「いけね、忘れる所だった。ほらよ」

 

影騎はドラグレッダーに向かって ある物を投げ渡す。それはドラグレッダーが影騎に頼んで作ってもらった物だ。

サポートするには、それと同等並の力が必要だった為だ。

 

「さて、作りますかね?」

 

「今日の主食、なに?」

 

「昨日は、白米だったからな。今日は、パンにするか」

 

影騎はそう言いながら朝食の準備をし、ドラグレッダーは朝食の手伝いをする。

 

「まさか、その数種類のパンじゃないわよね?」

 

バケットの中にはクロワッサンや塩パン、切った食パンが入ってた

 

「気にするな、俺は気にしない」

 

「私が気にするのよ!!」

 

 

 

「ー本日未明、天宮市近郊のーー」

 

「あ?」

 

影騎は朝食を作りながらテレビから流れた言葉に眉を潜めた。それもそのはず、影騎たちが現在暮らしている地域がその天宮市だからだ。

少しの間テレビの画面を観ていると映っていた映像が切り替わり、まるで隕石が落ちてきたかのように地面が抉られ、建物も無残に破壊されている光景が映し出された。

 

「空間震ね…」

 

ドラグレッダーがそう呟きながら出来た朝食をテーブルに並べて、座ると塩パンを手にしちぎって食べ始める

 

「そういえば、最近この辺りって空間震が多くない?特に去年あたりから」

 

パンを食べながらドラグレッダーはそう言う。

 

「動き出すな、そろそろ……」

 

「ええ、そうね」

 

コレから動く事を知っている影騎と内容を全て聞いたドラグレッダーは確信していた。この後のニュース内容を聞くまでは

 

「ー次のニュースです、本日午前××時に木の窪みに嵌められた遺体が発見されました」

 

「・・・・・・は?」

 

その内容を聞き間違えたのかと思った、天宮市で殺人が起きるとは聞いたことがなかったからだ

 

「え!?私、この内容初めて聴いたわよ!?」

 

「コレがイレギュラーか……」

 

神様、やってくれたな?と思いながら、食事を続ける

 

「尚、この不可能殺人が密室に置ける蒸発事件と複数箇所による猟奇的殺人事件との関連性を警察の方で詳しい調査が続けられています」

 

「思いっきりヤバイでしょ、コレ」

 

「この街は、個人的に好きなんだがな……」

 

「片方は私の土俵だけど、残りの二つって……」

 

「どうやら、普通に過ごせなくなるな……」

 

どうやら、コレが神様の言う原作とは違う展開と言う奴だろう。

デート・ア・ライブでありながら、ディケイドと同じような設定になっているからだ。

つまりは

 

「破壊者呼ばわりされるのかー」

 

「そうなるわね」

 

「て事は、あのおっさんが出てくるの明白じゃねぇかよ………」

 

これから起こる事を考えると、正直 やってられない。でも、この世界に転生したんだからな。

 

「抗ってやろうじゃねぇか……」

 

更にこの世界に対する意思を固め、誓った。

 

 

2人は朝食を食べ終え、影騎は食器を洗いながら春休みも終わり新学期が始まるのだ。食器を全て洗い終わりすぐに学校に行く支度を始めた。

 

部屋の机の上に置いてあるディケイドライバーとライドブッカーとディメンションブラスターを取り出し、必要なものしか入っていないバッグの中に入れて準備は完了だ。影騎は家のガレージに入って行き、ガレージの奥にはマゼンタのバイク、マシンディケイダーがひっそりと置かれていた。

ドラグレッダーによると神様からのプレゼントらしい。影騎はこのバイクを日頃の足代わりにしている。マッドブラックのフルフェイスヘルメットを被った影騎はガレージのシャッターを開けるとバイクに跨がり、エンジンを掛けるとドラグレッダーが後ろに乗り、アクセル全開で学校へ走り出した。

 

 

 

影騎が学校に着くと、廊下に貼り出されたクラス表を適当に確認してから、自分がこれから一年間世話になる教室に向かっていく。

 

「2年4組か」

 

「あら、影騎と焔じゃない」

 

声をかけられ後ろを振り返ると、そこには影騎と同じくこの世界に転生したもう一人の転生者であり、影騎の親友である紺野詩乃がこちらに歩いてきた。

それと、焔とはドラグレッダーの人間体時の名前だ

いつでも、ドラグレッダーじゃおかしいからな。

即席で考えついた

 

「よう、おはよう。詩乃」

 

「おはよ、詩乃」

 

「ええ、おはよう。それにしても、また貴方たちと同じクラスなんてね」

 

「『貴方たち』ってことは、士道も同じなのか?」

 

因みに既に俺と詩乃は、五河士道と接触し 同じ高校で過ごしており 面識もあった。無論、人間体のドラグにもだ。

 

「ええ、士道なら先に教室に向かって行ったわよ」

 

 

影騎は詩乃と焔と雑談をしながら目的の教室に着いた。まだ始業時間には早かったが、新学年、新学期ということで時間に余裕を持って登校している多くの生徒たちで教室の中は賑わっていた。

そこで先に登校していた士道がやって来る。

 

「よう、3人とも、おはよう」

 

「ええ、士道もおはよう」

 

 

 

「五河 士道」

 

焔が三人から離れて行くと、突然士道は見知らぬ少女に呼び止められた。

 

「えっと…俺たちになんか用か?」

 

士道はそう応えると少女は微動だにせずに思案して言葉を返す。

 

「覚えてないの?」

 

そんな士道達の様子を見て、少女は

「そう」と一言だけ言うと机から参考書のような本を取り出し、それを読み始めた

 

「あ、脚が動いちゃった」

 

「ぐほぁ!」

 

影騎たちの後ろで詩乃のいかにも棒読みなセリフと何が潰れたような声が聞こえた。その声の主は一応三人の友人である殿町宏人のものだったが、詩乃の蹴りをくらった殿町は床の上で倒れている。だが数秒後なんとか復活した殿町はゆっくりと立ち上がる。

 

「よう五河、久留洲崎。お前ら二人ともセクシャルビーストめ!」

 

「セク…なんだって?」

 

聞きなれない言葉についていけない三人だが、殿町はそんなのに構わず言葉を続けた。

 

「セクシャルビーストだ、お前らちょっと見ない間に色づきやがって。お前ら焔ちゃんだけでなく、いつの間に鳶一折紙と仲良くなったんだ?」

 

「「「…誰?」」」

 

いや、まあ知ってるぜ?お前よりはな……

 

「鳶一だよ、鳶一折紙。てゆーか詩乃!お前去年紹介してやっただろ!」

 

「……ええ。覚えていたわよ?」

 

ーー今の間は絶対に忘れてたな。詩乃の奴……。影騎は心の中でそう呟いた。

 

「ちょっと待て!?何だ今の間は!?お前去年教えてくれって言ったから教えたのに全然覚えてなかったのか!」

 

「あ、そういえば鳶一って確か超天才とか言われてた学年主席だったわよね?」

 

その後殿町がため息をつきながら鳶一折紙について詳しく語り出した。要約すると、成績は学年主席で体育もダントツ、「『恋人にしたい女子ベスト13』では3位の人気らしい。そこで士道が疑問に思ったことを口にする。

 

「なあ、なんでベスト13なんて中途半端な数字なんだ?」

 

士道の問いに答えたのは詩乃だった。

 

「簡単な話よ、士道。主催者の女子の順位が13位なんだ。あ、因みに焔が2位で私がぶっちぎりの1位だったわ」

 

「へえー、じゃあ男子もあるのか?」

 

「ああ、『恋人にしたい男子ランキング』はベスト358まで発表されたぞ」

 

「多っ!最後の方ワーストランキングに近いじゃんか!てか殿町は何位だったんだ?」

 

「私が教えてあげるわ。影騎が1位で、士道が53位そして殿町は見事に358位だった筈」

 

「………」

 

詩乃が言った内容に影騎はどうやって殿町に声をかければいいのか分からなかった。

 

「…えっと…殿町…。その…悪かったな…嫌なこと聞いて」

 

「言うな!1位の奴に励まされても俺が惨めになる!」

 

そう言って殿町は頬に涙を伝わせながら教室から飛び出して行った。

 

 

 

 

「五河、久留洲崎兄妹、紺野。どうせ暇なんだろ、飯いかねー?」

 

今日の日程を終え、帰り支度を整えた生徒たちが教室から出て行く中、先程涙を流して教室から飛び出して行った殿町が話しかけてきた。

 

「悪い、今日は琴里と飯食いに行くんだ」

 

「私もよ。今日は大事な用があるし」

 

「俺も無理だな、焔と飯食いに行くから」

 

「そうそう」

 

「五河、俺もついて行ってもいいか?」

 

「え?別にいいと思うけど」

 

「……殿町、何を企んでいるの?」

 

詩乃はジト目で殿町を見つめた。士道も殿町の口から出る言葉に嫌な予感しかしなかった。

 

「いや、別に他意はないんだが、琴里ちゃんも三つくらい年上の男でもどうなのかなと…」

 

「…残念ね、殿町。君はロリコンだったのか…」

 

「最っ低……」

 

「やっぱお前来るな!ここでぶっ飛ばしてやる!」

 

「はいはい、落ち着けよ。士道」

 

士道は妹への愛が為に暴走寸前になり、殿町に殴りかかりそうなのを影騎が服を掴んで止めにかかる。

 

ーーと、その瞬間、

 

「ウウゥゥゥゥウウウゥゥゥゥゥーーーー!」

 

教室の窓ガラスをビリビリと揺らしながら不快なサイレンが、響き渡る。

 

「ーーーこれは訓練では、ありません。これは訓練では、ありません。前震が、観測されました。空間震の、発生が、予想されます。近隣住民の皆さんは、速やかに最寄りのシェルターに、避難してください。繰り返しますーー」

 

突然の空間震警報に影騎、士道、詩乃、焔、殿町の五人は一瞬呆けてしまったが、すぐに避難行動をとれた。

 

「ほら、早く地下シェルターに行くわよ」

 

詩乃は冷静に歩き出し四人も後を追っていくが、詩乃が突然立ち止まった。

 

「詩乃、どうした?」

 

「彼女、どうしてシェルターとは逆の方向に向かっているの?」

 

そこには人混みをかき分けて逆走をする鳶一折紙の姿があった。士道は声をかけようとしたがすぐに走り去ってしまった。

 

「お、落ち着いてくださぁーい!だ、大丈夫ですから、ゆっくりぃー!おかしですよ!おさない、かけない、しゃれこうべー!」

 

担任のタマちゃん先生は周りの生徒たちより断然焦っていた。その様子に、生徒たちは不安を感じるというより、緊張をほぐされているように見える。

 

「なんか自分より焦ってる人を見ていると落ち着くね」

 

「ああ、それわかるかも」

 

詩乃が苦笑しながらそう言うと殿町も似たような表情を作って返した。その時、士道は携帯のGPS機能を使って琴里の位置を確認する。

 

「ッ!」

 

士道の予想した最悪なシナリオが現実に起きてしまった。琴里の位置を示すアイコンが約束していたファミレスの前を指し示していたのだ。その事に毒づきながら士道は生徒たちの人混みを飛び出して行った。

 

「おい士道!待てよ!」

 

影騎と焔もそれに気づき士道を追いかける。

 

「影騎、焔、士道!どこに行くのよ!」

 

詩乃が後ろで叫ぶが、影騎はそれに構わずそのまま走り去って行く。

 

 

 

 

「影騎!原作通りならこの後はどうなるのよ!?」

 

「確か、原作通りなら空間震が起きて…」

 

あの後、士道を見失った影騎はマシンディケイダーをエンジン全開で走らせ、焔と共に空間震警報が鳴り響く街の中を駆けている。

 

だが、その時、影騎と焔を視界を塗りつぶすほどの光と猛烈な爆風が襲い、マシンディケイダーごと吹き飛ばされた。

 

「うわああああああああ!!!!」

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

気がついたら爆風に飛ばされたのか、影騎の隣には士道が転がって来ていた。それを確認した影騎は士道の元に駆け寄る。

 

「いってえ……おい焔、士道。大丈夫かーーーーえ?」

 

影騎は思わず間の抜けた声を出してしまった。視界が晴れると街が消えていたのだ。ビルは崩れ落ち、道路にはヒビが入り、まるで隕石が落ちてきたかのように地面が削り取られていた。だが、そんな目の前の惨劇よりも、そこにいた二人の少女に目を奪われてた。それは絶世の美女だった。右の少女は神秘的に輝くドレスを着ていて、その美しさに見惚れてしまっていた。この少女を言葉で表すのならば、暴力的にまで美しい。

左の少女は黒い長髪を風に靡かせる長身の少女。全体的には何の物質か判断がつかないボンテージのようなドレスに片袖しかないもの身につけていて、手や脚には橙色を基調とした籠手、具足を装備しており、具足には推進機ブースターを思わせる円筒状のものが取り付けられている

そのどれもが美しく、また儚げで、艶やかでありながら虚しくもあった。右の少女が後ろにある玉座から長大な剣を取り出した。

 

「アレが…?」

 

その剣は光り輝き幻想的なものだった。右の少女は剣の切っ先をこちらのほうに向かって振り上げる。そして剣が振り下ろされると剣の軌跡が三人のいる直線上通り、あらゆるものを切り裂いていた。

 

「なっーー!?」

 

「避けろ士道、焔!」

 

影騎はこちらに迫る斬撃をかわすために士道の服を掴んで無理矢理その場から投げ飛ばす。運のいいことに斬撃は影騎の真横を通ったため、足元には大きな斬撃痕が残っていた。

 

「わお……」

 

「士道!前よ!」

 

突然の出来事に驚愕する影騎、士道に焔が叫ぶが、少女は一瞬で影騎たちの目の前に移動していた。

 

「ーーおまえたちも……か」

 

少女は顔を歪ませて悲しげにそう言うと剣の切っ先を士道に向ける。

 

「ーー君は……」

 

「……名を聞いているのか?」

 

心地の良い調べの如き声音だが、どこか悲しそうに聞こえたように思えた。

 

「ーーそんなものは、ない」

 

 

次の瞬間、無数の銃声と砲撃音が鳴り響いた。

 

 

 

上空を見ると、ボディースーツを着て武装をしている女性たちが少女に向けてミサイルをいくつも発射してきた。その中には影騎と士道のクラスメイトである鳶一折紙までいた。

すると、左の少女が光り輝く盾みたいのが現れ その攻撃を防ぎ、盾の中心にある宝玉が光り 砲塔を三つ程 出現させ撃ち落としていった

 

 

右の少女が剣を振り抜くと、その衝撃で武装をした女性たちが吹き飛ばされる。女性たちは体勢を立て直そうとする。

 

 

 

「ビガラグゲギセギザバ?」(貴様が精霊か?)

 

突然声が聞こえて全員がそちらを見ると、異形の怪物が三体居た。

 

左には両腕に魚のヒレのようなものが付いており、口には鋭い歯が並んでおり 肉食魚を思わせる姿で右手には大振りの剣が握られていた

 

右の怪物は、頭にはターバンを巻いていて 両手には甲殻類の鋏みたいな物が付いていた

 

そして、さっき喋ったであろう怪物は 髪の代わりに小さな鎖を靡かせてる女性型で手には大きな槍を立てていた

 

「ビガラパ、リントバギングバギンドバギングドググドパパンビンヅンンバヂグガスンザ!ボボゼボソギデジャス!」

(貴様は、リント100人分の価値があるんだ!ここで殺してやる!)

 

魚人が大きな両手剣を2人の少女に向け、殺害宣言みたいな事をした

 

「ゲゲルゾバギギグスゾ!」(ゲゲルを開始するぞ!)

 

また、女性の姿をした怪物が言葉を話す

 

 

間違いねぇ、猟奇的殺人でピンと来た。グロンギだ!

アイツら、あの子達を殺して昇格しようとしてやがるのか!

 

しかし、左の少女が大きな盾で三体の怪物の攻撃を防ぎ 吹き飛ばし、右の少女が剣で薙ぎ払う

 

 

 

「なんなんだよ……一体…」

 

士道は怪人たちに恐怖を感じていた。

 

「…士道」

 

「ど…どうしたんだよ、影騎」

 

士道は突然自分を呼んだ影騎の方を見る。その影騎も怪人たちを見つめていたままだった。

 

「あいつらは俺と焔に任せろ。だから…お前はあの子達のことを見ていてくれ」

 

「それって…どういう……」

 

士道が全てを言い終える前に、影騎と焔は怪人達の元に向かっていく。

 

 

「ブゴ!ゴバギングズゴゴドズゴゴビンバンザ!ボボゼギドレデジャス!!」

(くそ!後40人なんだ!ここで仕留めてやる!!)

 

女型の怪人は、焦りながらもほかの二体と連携して攻撃をしていた

 

「おい!」

 

「ン?」

 

女怪人が後ろを振り返ると、そこには影騎が立っていた。

 

「バンザ、リントバジョ」(なんだ、リントかよ)

 

「リントジャベェバ!ボソゴグゼ!」

(リントじゃねぇかよ!殺そうぜ!)

 

怪人達はいつでも殺せるよう正面に立つが、影騎は余裕な表情を浮かべていた。そして、影騎が分かるように話しかけた

 

「ゴラゲダヂゼゴセゾボソゲスババ?」

(お前達に俺を殺せるのか?)

 

「バンザド?」(なんだと?)

 

影騎は右腕を横に伸ばす。

 

「焔!!」

 

「はいはい、ほら やるわよ」

 

影騎が叫ぶと焔がディケイドライバーを持ち、ドライバーを影騎に投げ渡す。影騎は投げ渡されたドライバーを掴むと腰に装着する。そして左腰に連携されているライドブッカーからカードを取り出す。

焔は、近くのガラスにカードケースを向ける。すると、焔の腰に鏡からVバックルが現れ、装着される

 

「ビガラ、バビロボザ!!」(お前、何者だ!!)

 

魚人型怪人は影騎に叫ぶ。怪人のこの言葉に影騎は待ってましたと言わんばかりに叫んだ。

 

「通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ‼︎」

 

ディケイドライバーのバックルにカードを挿入し、バックルを回す。

焔は、城戸真司と同じポーズを取る

 

「変身!」

 

「変身!」

 

《KAMEN RIDE・DECADE》

 

瞬間、影騎の周りに14の紋章と、14のモノクロのシルエットが出現する。

それらが影騎と重なると一瞬だけ発光し、次の瞬間にはモノクロだったシルエットと同一の姿の仮面にバックルから出現したマゼンタのプレートが頭部に突き刺さる。

そこにはマゼンタに輝く戦士がいた。

 

焔は、カードケースをVバックルの中心にスライドさせるように入れ込むと 透明な影が三つ重なると真紅の戦士が刀を携えていた

 

「バビ!?クウガバ!?」(なに!?クウガか!?)

 

「俺はディケイド……仮面ライダーディケイドだ‼︎」

 

「私は、仮面ライダー神龍(シェンロン)!!」

 

 

世界の破壊者が動き出す




どうでしたか?書いてるこっちは大変ですけどね?
特にグロンギ語は……。

次回本編は、戦闘回ですね。
あ、出してほしい怪人・ライダーの募集を掛けます。

後、コメント・意見をお願いします

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