Fate/is inferior than Love   作:源氏物語・葵尋人・物の怪

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第三十八話 君の名は。

 熾烈なる戦いは続いていた。

 キャスターが召喚したスフィンクスや竜は打ち倒され、攻撃に使用したファラオを乗せる太陽船やギリシャの英雄たちと共に数々の伝説を打ち立てたアルゴー号は残骸と化していた。

 戦車の類も殆どが破壊され、地に突き刺さる武具は刀剣、槍、斧と出自の違うものが様々。

 こんな出鱈目な戦い方をしているにも関わらず、騒ぎになっている様子はなかった。キャスターが展開した宝具が結界の役割をし、人々の認識を阻害していたからだ。

 故にどのようなことが起ころうと騒ぎになることはない。

 

「“栄光の空中庭園(グロリアスガーデンズ・オブ・バビロン)”」

 

 ――仮令、上空から巨大な建造物が墜落しようとだ。

 あらゆる武器を使い、それでも山の翁には通じず、その末にキャスターは遂に建造物を直接ぶつけるという荒業に打って出た。

 アブラハムの宗教に於いて、バビロン捕囚の主導者として知られるバビロニアの王ネブカドネザル二世。彼がメディアから王妃を迎え入れる際に彼女を喜ばせるために作ったと言われる空中庭園である。

 実際に現存した空中庭園は宮殿内に建てられた階段上のテラスが遠目に見ると宙に浮いているように見えたというだけの代物でしかない。併し、宝具化するに辺り、この空中庭園はネブカドネザル二世の栄光と、庭園そのものに集められた信仰により“本当に空に浮かぶ”巨大な庭となった。

 外敵を迎撃する砲台を構え、庭園内には肉を欲し毒素を放つ数々の幻想植物が跋扈し、主を強化する魔術工房のような機能をも兼ね備えた移動要塞である。

 だが、キャスターはその機能を一切使わない。というよりも、召喚した所でキャスターは“留まる場所を持てない”という自身の在り方が故に工房や神殿としての側面を持った宝具の殆どを使いこなせない。

 だが、こうして単純な質量兵器として使う場合は別である。

 然も、ただの質量兵器ではない。高さ五十メートル、最大面積百二十平方メートルを持つ土や大理石などの石材、そして水、更には無数の幻想植物がないまぜになった超質量兵器である。

 それが時速三百キロメートルで頭上に落ちるのだ。幾ら山の翁と言えどただでは済まない。

 だが、そんなものを黙って受ける程、山の翁は甘くない。

 

「“悠久葬焔(ミカイール)”!」

 

 真名解放の後、山の翁の右目から青白い炎が噴出し、頭上に落ちてきた庭園を焼き払う。

 ミカイール――キリスト教に於いてはミカエルと呼ばれるその天使は、近代以降誕生した魔術の中のあっては四属性の内火を司る。それ故か、その名を冠したこの宝具も焔(ほむら)として顕現する。

 そしてこの宝具の正体とは熱く、燃え尽きることのない山の翁の情熱そのものである。信仰に掛ける燃え滾る情熱は蒼炎を象り、その身に纏う鎧に宿ったのだ。そして、一度真名解放をすれば、火焔として噴出しはあらゆるものを滅する、積屍氣と化すのである。更に、山の翁の情熱を反映したこの炎は決して燃え尽きることはない。

 ――対象物を余さず灰にするか山の翁が鎮まれと念じぬ限りは。

 だが山の翁がこの宝具を対人戦に於いて解放することはない。彼が信ずる神が焼殺を許していないからだ。堕落と腐敗への罰は首を断つだけで良い。それを許しとし、地獄に堕ちることを救済とする。地獄の責め苦すら許さない消滅など、山の翁は誰かに与えたいとは思えない。

 それは今こうして敵対しているキャスターに対しても同じであった。尤も、使った所でキャスターに通じるかどうかは山の翁にとって甚だ疑問ではあったが。

 

「……剣を引け。これ以上の流血は無価値である」

 

 故に、山の翁は今一度交渉を試みた。

 この戦いが長引けば、今度は無辜の民をも傷つける。神託は百の貌のハサンの名以外を示してはいない。であるならば、これ以上戦闘を激化させるわけにもいかない。死すべきでない人間が死ぬことになるかもしれないからだ。

 故にキャスターには引いてもらうより他なかった。

 

「それが分かっているなら君が諦めろ」

 

 併し、キャスターに譲歩の意志は無かった。

 

「愚昧、死すべき者が死ぬというだけのことだ。何故それが分からぬ?」

「分かってないのは君の方だ!」

 

 山の翁からの苦諫にキャスターは声を荒げた。

 髑髏の眼窩が、紅蓮に瞬く。

 

「死ぬべきだなんてそんなこと関係ない! 生きたいかどうかだろ!」

 

 キャスターは叫ぶ。その心中を。

 

「あの子は、人として生きたいんだ! そんなあの子に生きていて欲しいって思ってるヤツがいるんだ! だったら生かしてやりたいだろ!」

 

 山の翁は沈黙した。

 何かを思惑するかのように。その時だった。此方に向かい、飛来する光をキャスターが見止めたのは。

 彗星と見紛うそれは轟雷をまき散らしながら疾走する戦車であった。

 

「AAAALalalalalaie!」

 

 戦車を牽く牡牛が力強く夜空を踏みつける度に、紫電が走る。

 見間違いようもなく、ライダーの戦車である。ミナも、薫もいる。そして、覚醒したウェイバーがライダーの隣にいた。

 

「行けェェェェ! ライダァァァァアー!」

「応よ! “遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)”!」

 

 ウェイバーの言葉に応じ、ライダーは“神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)”を最大解放する。

 その瞬間、一歩、一歩と加速し最大速度に到達。その価、通常使用時の平均速度のほぼ二倍。纏う雷電のエネルギーも超大に膨れ上がり、直撃した際の威力は計り知れないものとなった。

 当然、標的は山の翁ただ一人。

 流石に直撃は拙いと判断し、山の翁は身を翻す。キャスターも咄嗟に盾の宝具を召喚し、そこに身を隠す。その判断は正しかった。事実、戦車の衝突により爆風が巻き起こったのだ。巨大なクレーターが生じ、砕けた土石が宙を舞う。雷電の熱量もまた凄まじく、運動場だった場所は一部熔解していた。

 

「今のを躱すか」

 

 呆れたように唸るライダーは、それでも笑っていた。

 山の翁の器量を讃えるだけの余裕が戻ったのだ。

 

「アレク! なんで戻って来た!?」

 

 併し、そんなライダーにキャスターは怒鳴りつける。

 勝ち目がある筈もなく、それどころか犬死する可能性すらある。故にキャスターはライダーを逃がし、またライダーもそれを理解していた筈なのに。

 

「こやつの言葉でな、気が付いたのよ。至極当然のことにのぉ」

 

 ウェイバーの肩を叩きながら、ライダーはキャスターの問いに答える。

 

「我が名は征服王イスカンダル! 多くの勇者を束ね、固き友誼の上に王道を歩む者! 故にこそ我は、盟友(とも)を決して見捨てはしない!」

 

 両腕を天に突き上げ、ライダーは己の在り方を有らん限り吠える。

 

「暗殺者よ、貴様には何も奪わせんぞ。キャスターも、この娘もな」

 

 ミナの肩に手を置き、ライダーはグランドアサシンを見据える。

 恐れはない。何故なら、イスカンダルの隣には、試練を乗り越え、一つ大きく成長した勇者がいるのだから。

 

「……ってことだ、髑髏ヤロー」

 

 その勇者もまた、山の翁を睨む。

 彼の威容にも、全身から滲み出る絶大な闘気にも、怯えることなく真っ直ぐな目で。

 

「ミナを泣かせてみろよ! キャスターを傷つけてみろよ! 僕はお前を許さないからな!」

 

 殆ど見えていなくても、決して敵から目を逸らさず、ウェイバーは啖呵を切った。

 山の翁は押し黙り、次に御者台の奥にいる百の貌のハサンを見た。

 

「もう……怖くないよ。お兄ちゃんがいるから。なんだって乗り越えられるんだから!」

 

 震えていたのが嘘であるかのように、少女の姿をした暗殺者はウェイバーと同じように叫んだ。

 山の翁はゆっくりと天を仰いだ。

 そして、考える。生前、百の貌のハサンは果たして首を断たれる時、ここまで生きようとする意志を見せたかと。否、百の貌のハサンだけではない。希望を持って死を乗り越え、生きようとした山の翁が今までいたであろうか。死への恐れから生きようとした者はいた。自身の在り方に耐え切れず絶望し死んだ者がいた。己の力の至らなさから、自身に訪れる死を希望とした者はいた。

 だが、希望を持って生きたい、生きてやると渇望した者が山の翁の中にいただろうか。

 鐘の音を聞き、まだこうしていられるのだろうか。

 山の翁はふと、耳を澄ます。颯々と哭く夜風の間を縫って聞こえる筈の鐘の響きに。

 併し、彼の耳にその響きが届くことは無かった。

 

「天命は過ぎたか……」

 

 ぼそりと呟き、山の翁は剣を納め、身を翻した。

 

「は、ちょ……おい、待て! 何処に行く気だよ!」

 

 唐突にこの場から立ち去ろうとする山の翁をウェイバーは思わず引き留めた。

 山の翁は立ち止まり、振り返った。

 

「帰る。我が在るべき場所に。幽世と常世の境界に」

「は?」

「百の貌のハサンを示す晩鐘が止んだ。最早我が此処に在る意味もない」

「どういうことだよ?」

 

 言い回しの難解さ故に、ウェイバーには山の翁が何を言っているのかまるで分からない。

 

「ミナを殺すつもりはもうないってことなんじゃないかな?」

 

 今まで戦車の御者台の中で黙っていた薫が、山の翁の言葉を意訳する。

 

「そうなのか?」

「然り」

「じゃあそう言えよ! お前の言ってること分かり辛いんだよ!」

 

この場に、ミナの他に歴代の暗殺教団の長が居合わせていたのならば、もれなく卒倒していただろう。恐れ知らずな少年の非礼に。

 

「それからな!」

「何だ?」

 

 だが、山の翁は恐ろしい程に寛大に、ウェイバーの言葉に耳を傾ける。

 

「この子はな! 百の貌のハサンじゃないぞ! ミナだ! アサシンなんかじゃない、ただの女の子だ!」

 

 寧ろ、ミナの頭を撫でながら自身に向かって断言するウェイバーに、

 

「フハハハハハハハハハハッ!」

 

 山の翁は哄笑した。

 

「嗚呼、そうだ。確かにこの少女は一度たりともハサンとは呼ばれていなかった」

 

 さも愉快そうに手を打ち鳴らす山の翁を見て、この場にいる誰もが思った。

 笑うと怖いな――と。

 

「――では然らば。汝らの歩みに幸多からんことを。ビスミッラー、ヒッラフマー、ニッラヒーム(慈悲深く、また恵み降らす、主の御名に於いて)」 

 

 一頻り笑うと、山の翁はこれからを生きる者達に祈りを残し、今度こそ来た場所へと帰ろうとした。

 数歩、進んだ時だった。山の翁は突然振り返った。

 

「一つ、言い忘れていた」

 

 枯れ井戸の如くどこまでも深い髑髏の眼窩から差す真紅の光はキャスターに向けられている。

 

「……何だい?」

 

 キャスターが聞くと山の翁は、

 

「貴様は其処に居続ける気か?」

 

 と問い掛ける。

 この場の誰にも、キャスターですらもその意図が掴めなかった。

 

「成程、安寧に微笑みを浮かぶは心地よいことだろう、偉大なるイーサーが友よ」

「イー……サー……?」

 

 その音を紡ぎ出すキャスターの唇は震えている。

 

「だが、それが貴様の成すべきことか。此処にいる意味か?」

 

 薫も山の翁の言葉に魅入られていた。

 彼は何かを知っているのだ。キャスターに纏わる重大な何かを。

 魂の仰臥を伝える断罪者は一層語気を強める。

 

「“永遠を歩く人(カルタフィルス)”よ、今一度考えろ。そして、働け」

 

 薫の耳に、山の翁が紡いだ響きが染み付いて離れない。

 “永遠を歩く人(カルタフィルス)”――特にその音が。

 聞いたことがある言葉だった。だが、何処で聞いたのか、それが何だったか、薫には思い出せない。

 

「ねぇ、おじいちゃん――」

「インシャラー」

 

 その言葉の意味を、そしてキャスターが何者なのかを、薫が正そうとしたのと同時だった。

 山の翁は、伝えるべきことは伝えたとして、今度こそ闇夜に、泡沫の如く消えた。

 “神が望むなら”――と何処か皮肉めいた言葉を残して。

 

「何だったんだ今の?」

 

 ウェイバーは、正直な感想を漏らす。

 

「分からん……が、彼奴の言葉が正しければキャスターは……」

 

 ライダーはウェイバーの言葉を受けて、自身の考察を述べようとした。

 だが、続きを言うことは適わなかった。

 

「ウァァァァァァァァァァッ!」

 

 鼓膜を裂くような金切り声に遮られた為に。

 キャスターは膝を付き、月に向かい、狂ったように吠えていた。

 白目を向き、涙腺からは血が流れ落ち、鼻腔からも血が溢れ、口からは唾液をだらだらと垂らしている。

 

「キャスター!」

 

 薫は戦車から飛び降り、彼の下に駆け寄った。

 

「アァァァァァァァッ!」

「大丈夫、大丈夫だから……」

 

 激痛に震え頭を抱えなおも叫び続けるキャスターを、薫は抱きしめた。

 こうすることしか、薫には出来なかったから。

 強く、強く、抱きしめる。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 悲鳴が止むとキャスターは荒い呼吸をした。

 額には脂汗が滴り、元から白い肌は、一層蒼白になっている。

 

「……落ち着いた?」

「あ、ああ。大丈夫……もう……」

 

 とは言うものの、尋常でないことくらいは薫にも察することが出来た。

 

「キャスター!」

 

 ウェイバーは自分の足の状態も分からなくなるほど慌て飛び降りようとし、ライダーに止められた。

 

「ちい兄ちゃん!」

 

ミナは恩人の無事を確かめようと駆け寄った。

 

「……心配かけた、ね」

 

 不安そうな顔で自分の顔を覗き込むミナの髪をキャスターはそっと撫でる。

 浮かべる微笑みが、無理をしていることを隠し切れてはいなかった。

 

「一体どうしたのだ?」

 

 そう問いかけたのは、ウェイバーを抱きかかえながらゆっくりとキャスターに歩み寄るライダーであった。

 

「……思い出したんだ。僕が何者なのか」

 

 この時点でキャスターの目は虚ろになっていた。

 

「僕は……」

 

 そして、そう言いかけた所でキャスターは気を失った。

 

「ライダー! 戦車を出して! 何処か寝かせられる場所に! マッケンジーさんの家に戻って!」

「お、おう」

「早く!」

 

 ライダーは薫の剣幕に押され、キャスターを戦車に乗せる。

 こうして慌ただしく、彼等は拠点へと引き返した。

 ――これが最後だった。この同盟がこうして共に行動をしたのは。

 次の日の朝、ウェイバーとライダー、そしてミナが目覚めると、キャスター陣営は姿を消していた。

 




【CLASS】グランドアサシン

【マスター】なし

【真名】山の翁

【性別】?

【身長・体重】192㎝・120kg

【属性】秩序・悪

【好きなもの】首

【嫌いなもの】堕落・怠惰・劣化

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運E 宝具A

【クラス別スキル】
 気配遮断A:自身の気配を絶つスキル。併し、彼は暗殺する対象に必ず気付かれてしまう為、殺す者以外にしか作用しない。

【固有スキル】
 晩鐘EX:黄昏を告げる儀礼の鐘と一体化した結果彼に与えられた特殊スキル。死ぬべき者に死の訪れを知らせ、また断罪者たる己に裁きの時を知らせる。死の運命が降りた者は生きる意志を失い、即死効果を受けやすくなる。

 戦闘続行EX:往生際の悪さ、生命力の強さを表す。ここまで来ると、運命が山の翁を生かしているようなものであり、山の翁が死ねないと思っている以上は絶対に死なない。

 信仰の加護A+++:一つの信仰に情熱を注いでいることの証左。実際に神から加護を与えられているのではなく、信仰から来る自身の肉体と精神に対しての絶対性である。精神干渉系の魔術・宝具を阻害し、痛覚によるスタン判定を有利に行える。但しランクが高すぎると精神に異常を来し、意思疎通が難しくなる。特に彼が死すべき者に裁きを与えようとしている場合はまず話が通じないと見て良い。

 境界にてA:死という概念と一体化していることを示す。自身が死そのものであると同義の為、即死及び魅了を受けづらくなり、反対に総ての攻撃に即死効果を付与する。

 対魔力B:三節以下の詠唱の魔術を無効化する。大魔術であっても彼を傷つけるのは難しい。
 
【宝具】
『死告天使(アズライール)』
ランク:C 種別:対人
レンジ:1 最大補足:1人
 
 山の翁の死するべき者を裁くという信仰が染み付いた、何の変哲もない大剣。
 通常攻撃でも極小ながら即死の可能性があり、真名解放により、あらゆる概念への死の付与を可能とする。

『狂想天恵(ジブリ―ル)』
ランク:C 種別:結界宝具
レンジ:0 最大補足:1人

 山の翁の砕けない信仰心が染み付いた盾。
 防具として恐ろしく頑丈であり、Aランク相当の対人宝具の直撃にすら耐える。真名解放により、彼が住む聖廟の環境を展開し“死”で以て“死”を殺す。

『悠久蒼炎(ミカイール)』
ランク:B 種別:対物(対人・大軍)
レンジ:1~100 最大補足:0人(50人)

 山の翁の燃え滾る情熱が具象化した蒼い炎。
 普段は纏う鎧や盾の中で絶えず燃えているが、真名解放と共に外界に放たれる。そうなったが最後、翁が消却を望むか対象物が余さず灰にするまで消えることはない。
 併し、彼の信仰する神は焼殺を許していないこと、また人の肉体を消してしまうことに山の翁が忌避感を持っている為、人に対して滅多に放たれることはない。

『崇信裁決(イスラフィール)』
ランク:A 種別:対精神
レンジ:1~20 最大補足:10人

 山の翁伝説の始まり。霊山へと若者を誘う香気。
 神託を受け、山の翁自身が作り出した本物のハシンである。
 真名解放と共に彼の体から噴出する虹色の霧は、吸った者に漠然とした多好感を抱かせ、生存の第一目的を“ハシンを得ること”にすり替える。
 これを防ぐにはAランク以上の信仰の加護、勇猛、精神汚染・異常などが必要となる。

【詳細】
 なんやコイツ。
 ゆで理論の塊のような聖職者。即死宝具が効かなかろうが、どんなチート能力が身についていようが信仰心といえば許されそうな気がする。
 ハサンはムスリムやってるからな。
 そして、一挙手一投足が兎に角コワイ。
 でも意外とお茶目。そんな人。

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