ハイスクールD×S   作:超人類DX

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ゲス回です。

ゲスです。
何度も言いますがゲスです。

これ、後で修正するかもです。


異常で過負荷な三人組

 徹底交戦という意味であるのなら、俺は乗ってやると答える。

 俺があくまでも悪いのであれば、悪いで結構だからお前等をぶち壊すとでも言ってやる。

 

 

「あの魔王一家といい、悪魔にはいい加減うんざりだぜ」

 

「と、ウチの一誠は言っている」

 

「だから排除するわ。

ふ、3対1だけど、人間がアナタみたいな魔王と戦おうっていうんだから卑怯なんて言わないわよね?」

 

「……………。やってみなさいよ……!」

 

 

 ゴミはゴミ箱に。言い得て妙とはまさに意味通りだぜ。

 

 

 

 

 

 常人、そして並みの悪魔なら決して立ち入れない特殊な障壁で覆われた空間の中、三人の人間と一人の魔王は対峙している。

 一人の悪魔と三人の内の一人の人間が互いを憎悪の殺意を剥き出しにしており、もはやお話して平和に解決――という希望は皆無。

 

 

「キミを倒してソーナちゃんの居場所を吐かせる」

 

「だから知らねーよ」

 

 

 あるのは只の殺し合い。

 

 

「素直に言うとは思ってないよ。キミは余りにも悪魔が嫌いらしいからね。

でもね、何もしてないソーナちゃん達にまで八つ当たりしないで!」

 

 

 セラフォルーの激高した声が辺りに木霊する。

 突然現れ、突然ソーナを誘拐した連中の仲間と妙な言いがかりまで付けられた一誠、イリナ、ゼノヴィアの三人からすれば、その激高に恐れる等と皆無であり、寧ろ呆れてしまう訳で。

 

 

「格好からして地雷っぽいが、メンヘラだなありゃあ」

 

「メンヘラ?」

 

「ネットのスラングらしいが、精神的に色々と終わってるああいうのを指すらしいぜ」

 

「へぇ……なーるほど」

 

 

 魔王・セラフォルーの格好と言動からメンヘラ扱いする一誠の説明に何となく意味が分かって頷く二人。

 だがそんな三人の態度に対してセラフォルーは殺意を更に剥き出しにする。

 

 

「どうして見捨てたの!? どうして何もしてないソーナちゃんにまで……! 何処に居るのよソーナちゃんは!」

 

 

 余程妹を失ったのが精神的におかしくさせたのか、ソーナの居場所を言えと連呼し続けるセラフォルー。

 

 

「ソーナちゃん達は夢に向かって頑張ってただけなのに……どうして! どうしてよぉ!!」

 

 

 言われてみれば確かにソーナ達はただ巻き込まれただけだ。

 言われてみれば確かに一誠なら助けられたかもしれない。

 だがしかしだ、それ以前に一誠は最早悪魔である以上全て同じと認識している。

 故にそんなセラフォルーの言葉に対して――

 

 

「そのつまらねー戯言は明日まで掛かりそうか?」

 

 

 ふわぁ……と大あくびをしながら、どうでも良いと一言で片付けた。

 

 

「なっ……!?」

 

「テメーの妹が拉致られそうだから助けなきゃいけない法律なんて人間の中にある訳ねーだろバカ。

それにそもそも仮に拉致した奴等の仲間だとして、カスを拉致るに何の得があるんだ? まさかエロい事でもしろってか? オイオイオイオイ、勘弁しろよ……悪魔とヤるとか何の拷問だよ? 金払われても嫌だわあんな生物」

 

 

 まあ、あの拉致った奴等は変態そうだったから関係無いんだろうけどな……げげげ! と嗤う一誠に、セラフォルーの中で最後に残った何かがキレた。

 

 

「こ、殺してやる……!!」

 

 

 妹を……悪魔をナマモノ呼ばわりした一誠を殺す。

 最早私怨の極致に達したセラフォルーは、辺りを絶対零度で凍結させる程の巨大な魔力を全身から放出させて殺意を全開させた。

 

 

「イリナ」

 

「わかってる」

 

 

 それを見たゼノヴィアがデュランダルをその手に持ちながらイリナと一言の言葉だけで頷き合う。

 

 向こうがその気なら此方とて容赦なんてしない。ましてや相手は悪魔で魔王だ。

 One must die,and one must live(どちらかが死に、どちらかが生きる)

 悪魔を憎悪する一誠と対峙した時点で殺し合いは避けられないのだ。

 

 

「やってみろよ……! 死にてぇならなぁ……!!」

 

 

 意味の解らない言い掛かりで殺しに来たというのであれば、一誠は……一誠の命を狙っていると知るイリナとゼノヴィアの三人に容赦は無い。

 デュランダルをその手に、素手でそれぞれ左右から一誠だけを冷徹に見据えるセラフォルー目掛けて挟み込む様に一気に肉薄するゼノヴィアとイリナ。

 

 

「邪魔……しないで!!」

 

 

 余計な力を出させる前に潰しきる。

 生き続けるだけが目標であり、その目標に賛同した二人に遊び心はただ無く、一気に勝負を決めようとするのだが、セラフォルーとて魔王だ。

 

 

「キミ達に用は無い!」

 

 

 サーゼクスがやられた時点で、そして殺意を持った時点で油断はしない。

 肉薄する二人にそう冷たく言い放つと同時に殺意を向けた瞬間、ゼノヴィアとイリナの中で警告音が喧しく鳴り響き、咄嗟に後ろへと飛び退いた。

 

 

「なるほど、魔王か」

 

「そう簡単にはいかないらしいわね」

 

「……」

 

 

 その警告音は正しく、ゼノヴィアとイリナが足を止めて後ろへと飛び退いたその場所から巨大な氷柱が天を指して伸びている。

 もしあのままセラフォルーに攻撃を加えようと突っ込んでいたら、今頃二人は目の前にある氷の中に閉じ込められていただろう。

 故に二人はスッと目を細めて警戒心のレベルを更に上げつつ魔王を見据える。

 

 

「ドライグ」

 

『おう』

 

 

 となれば一誠も動く。

 ジャケットを脱いでたたみ、身軽な服装となりながら相棒のドラゴンと声だけで意思疏通を交わしながら、左腕に赤龍帝の籠手を生成させると、ゼノヴィアとイリナの二人の肩に軽く触れる。

 

 

赤龍帝からの贈り物(ブーステッドギア・ギフト)

 

 

 そして呟いたその言葉。

 自身で倍加させた力を他者に譲渡する力であり、ゼノヴィアとイリナの身に一誠の力が流れ込む。

 

 

「茶番に付き合う必要も無いし一気に潰そうぜ。腹も減ってきた事だしな」

 

「うむ」

 

「ええ、わかったわ」

 

 

 その力は二人の身体に赤い血潮の様なオーラとして具現化する。

 しかしそれだけでは無い……。

 

 

「赤龍帝からの贈り物+無神臓(インフィニットヒーロー)

 

 

 リアス達に使われてきた経験を元に編み出す、己のスキルの効力の譲渡。

 永久進化のスキルと赤龍帝の力を分け与える事で、より強力な力を持った二人の能力保持者は、貰った一誠の力に妙な安心感を感じつつ――

 

 

時間跳躍(クロックアップ)!」

 

侵壊輪廻(グラウンド・ディストラクション)

 

 

 其々の持つ一誠と同質である時由時在と快楽手義者の力を発動させた。

 

 

「何をするつもりか知らないけど――っ!?」

 

 

 デュランダルを構えたままぴたりとも動かないゼノヴィア。

 地面に手を置いて同じくピタリとも動かないイリナに若干眉を潜めながら何のつもりだと口にしようとしたセラフォルーだったが、直後に目を見開きながら大きくその場から跳躍した。

 というのもだ、寒気のする笑みを浮かべたイリナの地面に置いた手を中心に地面がヒビ割れの様に崩壊し始め、草木は枯れ、岩は崩れ、木は生命力を失うが如く倒壊し、おおよそ人の力では無い何かが起こったのだ。

 

 一誠とゼノヴィア以外の生命を巻き込んだという時点で自分もこのまま地面に立っていたらヤバイと悟ったセラフォルーは、だからこそ大きくその場から跳躍し、今すぐ黙らせようと三人に向けて氷の魔力を撃ち放とうと狙いを定めたのだが…。

 

 

「っ……も、もう一人が居ない……!?」

 

 

 青髪に緑のメッシュを入れたデュランダル使いの姿が忽然と一誠達の傍らから消えている事に気付き、バカなと慌てて姿を捉えようと辺りを探ろうとするセラフォルー

 しかし遅い、時由時在は時間の流れを思うがままに弄れるスキル。

 故にゼノヴィアが作り出した時間の空間ではゼノヴィア以外の全ての生物は時の流れの奴隷となる。

 

 

「ぐぅ!?」

 

「……」

 

 

 故にセラフォルーがゼノヴィアの姿を発見できたのは、彼女がデュランダルにて自分の身を斜めに切り裂く姿であり、肩から切り裂かれて血を噴き出したセラフォルーは驚愕に目を見開きながら痛みに堪える。

 

 

「こ、の……!」

 

 

 咄嗟に自分を切ったゼノヴィアに対して氷付けにしてやろうと手を翳す。

 腐っても魔王、サーゼクスがやられた時から相手には何かあると思っていたからこそ、あらゆる想定をしていたからこそ、防刃の衣装を着込んでいたのが幸いして致命傷を避けられ、即反撃に打って出られた。

 しかしそれでもゼノヴィアから見れば遅すぎた。

 

 

「あがっ!?」

 

「……………」

 

 

 捉えた筈のゼノヴィアは凍らなかった。

 それに驚く暇もなく速さという概念を越えた何かで背後に回られたセラフォルーは背中を大きく斬られる。

 

 

「く、あ………あぁぁぁぁっ!!!!!」

 

 

 だがそれでもセラフォルーの一誠に対する憎悪が勝り、背中を斬られたと同時に全身から魔力を放出させて辺りすべてを凍結させてやろうと解放し、ゼノヴィアの攻撃の手を止めるに成功する。

 

 

「はぁ、この……嘗めるな!!」

 

 

 腕を凍らされたゼノヴィアの動きが止まり、再び姿を捉えたセラフォルーが激昂しながら全力で叩き潰さんと巨大な氷塊を大砲の様に放った。

 どうであれ動きさえ止められれば、訳の解らないスピードは封じられるし、この攻撃も避けられまい。

 そう思いながら巨大な氷塊を何度も撃ち出すセラフォルーはだめ押しとばかりに巨大な氷柱を作ってゼノヴィアを黙らせようと力を溜め込んだが……。

 

 

「げげげ……!」

 

 

 一人に手こずる時点でそれは叶わなかった。

 

 

「っう……!」

 

「3対1だって言ったろ?」

 

『Explosion!!』

 

 

 額から伸びる鬼の様な角。

 白と黒が反転した異形な瞳。

 そして向けられる濃厚な憎悪と殺意。

 

 

「心配しなくても首から上だけは無事にしてやるよ……げげげげげ!!!!」

 

 

 妹を救えた癖に見て見ぬふりをした男。

 悪魔の敵。悪魔を殺す敵である憎き赤龍帝。

 

 

 

「高速のシフトウェイト! 身体を振った反動で……!」

 

「がっ!?」

 

「左右を叩き、きる!!」

 

 

 何も無い宙の筈なのに、まるで地面に立っているかの如く立つその男の容赦無い拳に全身をあっという間に壊されたセラフォルーが最後に見たのは……。

 

 

「生きたまま死ねや!」

 

 

 何処までも自分達悪魔を憎悪する暗き形相だった。

 

 

 

 

 

 悪魔の上層部は緊急の会議を開いていた。

 勿論それは、サーゼクス並びにグレモリー家を潰した赤龍帝の事であるのだが、意見が二つに割れていた。

 

 

「サーゼクス様やグレモリー家を潰しておきながら何もしないだと!?」

 

「そうだ、残ったミリキャス・グレモリーを守り、何としてでもグレモリー家を再興させるべきだと言った。傀儡になぞせずにな」

 

「ふざけるな!! 人間相手に降伏しろとでも言うのか!」

 

「なら貴様等なら勝てるのか? ミリキャス・グレモリーを担いで戦力を整えれば赤龍帝に勝てるのか?」

 

「そ、それは……だ、だが所詮は人間だ! それに赤龍帝と共に居る元悪魔払いを人質にすれば……」

 

「そんな真似をしてみろ。失敗したら彼は本気で冥界を破壊しに来るぞ。

まだわからんのか!! 元を辿れば我等悪魔が調子に乗って意思を無視して悪魔として転生させた事が原因なのだ!!!」

 

 

 たった一人だけ、赤龍帝に報復すべきでは無いと主張する者との舌戦。

 赤龍帝によりリアスが壊された当初から彼の逆鱗にこれ以上触れるべきでは無いと主張し続け、殆どの悪魔から反感を一身に買うこの初老の男性悪魔の名前は、リーベルド・フォラス。

 

 元・ソロモン72柱に序列されるフォラス家出身にて叡知の悪魔と呼ばれる知将だ。

 

 

「それがわからんのであれば、私は今の地位も要らぬ!」

 

「何だと!? リーベルド貴様、何を……!」

 

「赤龍帝と事を構えたければ勝手にしろと、これ以上話を続けても無駄だと悟ったのだ。

その代わり私は今の政権から脱け出す、フォラス家としての財産、領土、地位全てを返還し、貴様達から離れさせて貰う」

 

 

 元々転生のシステムは何れ綻びが出ると予見していた。それが最悪な意味で当たってしまったからこそ、これ以上余計な犠牲を防ごうと訴えたりしてきたのだが、やはり大衆相手にいくらフォラス家の当主としても限界があり、最早赤龍帝を殺すべしの声も止まないと悟った今、リーベルドはそれまで培った全ての地位や名を捨てると公言したのだ。

 

 

「最早殺されても文句は無い。

なら無駄な足掻きなどごめん被る」

 

「臆したかリーベルド! ならば今この場で――」

 

「た、大変です!!」

 

 

 盛大な啖呵に他の悪魔達がこぞってリーベルドに罵倒の言葉を浴びせようとした。

 だがその瞬間、大会議室の扉が乱暴に開き、そこからやって来た警備の悪魔の慌てた様子の伝言が……。

 

 

「セ、セラフォルー・レヴィアタン様が……ひ、瀕死の状態で人間界で発見されました」

 

「なっ!?」

 

 

 四大魔王の内の二人目となる犠牲者という……絶望の現実を知ることになる。

 

 

「…………。赤龍帝か?」

 

 

 慌てて怒声が飛び交う悪魔連中を尻目に、リーベルドが警備の者に確認をする。

 

 

「お、恐らく……サーゼクス様達と同じでしたので」

 

「そうか……。

バカな小娘が……どうして先走った……!」

 

 

 頷く警備に対してリーベルドは毒づき、そして悟る。

 

 

「それが、ソーナ様を誘拐したのに赤龍帝が絡んでると判断なされた様で……」

 

「何だと? 禍の団と赤龍帝は無関係の筈だ。

一体何がどうなってそんな結論に達したのだ」

 

「わ、私にもわかりません。それと関係があるのかどうかも解りませんが、セラフォルー様は全身を破壊されたものの生きてはいます……ですがその……意識があるセラフォルー様から生きる気力というものが無くなっておりまして……」

 

「……。赤龍帝の影響なのか?」

 

「いえ、意識もあり、お話する事の出来るセラフォルー様が譫言の様に『ソーナちゃんが……あは、ソーナちゃんが壊れちゃった……』と仰られていましたのでそれと何か関係があるのかと……」

 

 

 どこまで足掻こうが、一度憎悪を向けられたら終わる事は無い。

 困惑する冥界の実情を目の前に、ただただ思う事しか出来ないのであった。

 

 

 

 

 時は少し遡り、一誠により首から下を破壊されて動けなくなったセラフォルー

 それを見下すは一誠なのだが……。

 

 

「あ? テメーは確か……」

 

 

 一誠の視線はセラフォルーでは無く、別の場所にあった。

 一体誰と話してるのか? セラフォルーは首もまともに動かせず、その人物が見えないのだが……。

 

 

「え、これをコレに見せるの? 何この写真――――ってわーお」

 

「悪趣味だな」

 

「酷いわね……他人事だからそんな感想しか言えないけど」

 

 

 一誠の手に写真が手渡され、それを見て一誠、ゼノヴィア、イリナの顔が嫌悪に歪む。

 セラフォルーはそれが分からずに苦痛に声を出すが……。

 

 

「おい、良かったな。アンタの妹無事に生きてるみたいだぜ?」

 

「!?」

 

 

 微妙な顔をしつつ、片手をセラフォルーの視界外の何かに向かって突き出し、肉身を貫く生々しい音をさせながら片方の手に持っていた写真を自分に見える様にひっくり返した一誠。

 

 

「な……に……?」

 

 

 それをよく見ようと目を凝らすセラフォルーだったが……。

 

 

「予想通り過ぎて引くわ。アンタの妹って誰かと結婚でもするのか?」

 

「あ……あ……ああっ……!」

 

 

 一枚の写真に写るは、探し求めた妹。

 いや、変わり果てた妹の姿……。

 

 

「こりゃ相当にVIP扱いされたみてーだね」

 

「う…あ……!」

 

 

 死んだ様な目で、されど此方に向かって笑顔を浮かべた白いウェディング姿のソーナ・シトリーとゲスな笑みを浮かべる複数のゲスな男達。

 

 意味する事は最早わかりきっていた。

 

 

「あーぁ、でも悪魔も似た様な事をするんだし、お相子だわ」

 

「いや……いやっ!」

 

「嫌って言われてもこりゃ合成でも無いだろうし、無理だろ。

現実逃避でも出来るスキルがありゃあ是非ともさせてやりたいけど、そんな都合のいいもんなんて無いしな。

あ、でも安心しろよ……この写真を渡した奴は取り合えずムカついたからぶち殺したぜ? あ、でもそうなれば居場所わかんなくなるのか? あーすんませんね、余計な事だったわ」

 

 

「嫌ぁぁぁぁっ!!!!! ソーナちゃん! ソーナちゃんソーナちゃん!!」

 

 

 現実はあくまでも非情で平等なのだ。

 

 

「助けてよ、お願いだからソーナちゃんを……うわぁぁっ!!」

 

「知るかよ。散々俺達をこんな連中と一緒にしておいて都合が良すぎるだろ。

良いじゃん、見た感じこのくたばった奴含めてアイドル扱いされてるみたいだし? 見た感じ幸せそうじゃん? まあ、イリナとゼノヴィアだったらさせる前に殺してやるけど、悪魔なんてそれで食ってた様なもんだろ? それがテメー等に返ってきただけじゃん」

 

 

 この瞬間、セラフォルーの心は壊れた。




補足

見つかりました、でも結婚してましたーオチ

どこまでもソーナさんは巻き込まれたまんまです。

取り合えず言える事は、やって来たゲス一味から渡された写真で完璧に心がぶち壊されたセラフォルーさんもまた再起不能です。


その2
快楽手義者。

イリナ自身の両手に触れられたモノは概念に拘わらず破壊される。

戦闘でしか使いどころの無い一誠の破壊技術とは異なり、地面触れれば毒の如く地を伝っていき、そこにあるものは全て破壊される。

言うなれば、一誠が近距離型ならイリナは近~中距離型という感じですかね。

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