ハイスクールD×S   作:超人類DX

11 / 17
修行修行だけじゃない。

そんな三人の日常……


閑話・休日の三人組

 考えてみれば分かる事だ。

 俺、イリナ、ゼノヴィアという例があるんだから、そりゃあ世界の何処かに俺達みたいな存在はいるだろうってよ。

 

 始末し損ねた女然り、コカビエルという堕天使然り……。

 神器使い相手より馴染み深い反面、ある意味神器使いよりも新しい。

 

 くく、おっぱいよりも楽しそうだぜ……くくくっ!

 

 

 

 

 そもそもの始まりは、リアス・グレモリーとその元下僕である兵藤一誠の決定的な確執から始まった。

 

 力を封じ、下僕として制御し、その後偶発的に知った一誠の特性を永遠に自分達で共有しようと縛り付ける事で憎悪をより膨れ上がらせ……そしてその報復を受ける。

 無惨にも破壊され、無惨にも粉々にされ、歩くことも立つことも喋ることも儘ならない身体へと眷属共々……いや、その後両親や兄夫婦までもがされてしまった。

 

 

「駄目です、ソーナ様達を拐った者共の足取りが全く……」

 

「………」

 

 

 その憎悪は報復を終えても尚増大し、遂には悪魔全体へと広がる事で、リアスと共に人間界の学園に通っていたもう一人の純血悪魔とその下僕が、本人から直接にで無いにしろ、テロ組織と呼ばれるはぐれ者の集まり共に拐われてしまった。

 それも、一誠の目の前で……助けられる事もなく見送られる形で。

 

 

「どうやら禍の団(カオスブリケード)のアジトは、カテレア・レヴィアタンが殺害されて以降、転々と場所を変えてる様です……」

 

「つまり、カテレアちゃんがもし殺されなかったらソーナちゃんを拐った奴等も直ぐ見つかったかもしれないってこと?」

 

「………。恐らくは。赤龍帝が出てさえ来なければ……」

 

「そう……」

 

 

 グレモリー家は魔王サーゼクスとその妻であるグレイフィアの子であるミリキャスを除いて実質的に崩壊。

 同じ魔王であり、妹であるソーナをさらわれたまま依然として行方を掴めずに焦りと苛立ちを抑えられないセラフォルー・レヴィアタンは、部下からの報告にただ一言表情暗く返事をすると、一人疲れたように項垂れていた。

 

 

「ソーナちゃん……うぅ……」

 

 

 たった一人の妹。

 大切に想っていた妹。

 命よりも大事な妹。

 その妹が拐われたとなれば、本当なら拐った連中なぞ全滅させてやる。

 だけどその連中は自分達の捜索の網を嗤うかの如すり抜け、今でも行方をが掴め無い。

 

 

『助ける義理なんて無いだろ?』

 

『だって所詮クソ悪魔だしな』

 

 

 だからこそセラフォルーの脳内には、カテレアをボロ雑巾の様に殺した際に見た赤龍帝の台詞が思い出す。

 何処までも悪魔である自分達を嘲笑い、どこまでも悪魔である自分達に際限の無い憎悪を持ち、目の前で拐われそうになっていた妹達を平然と見送ったと宣った……。

 

 

「………。(ギリッ)」

 

 

 分かってる。助ける義理なんて無いのも、発覚したリアス達所業によって憎悪している事も。

 頭では理解しようとしている……サーゼクスやグレモリー家を破壊した事だって理由を考えればまだ出来る。

 

 

「どうして、せめて……せめて誘拐しようとした奴等を何とかしてくれたら……」

 

 

 けれど納得できない。

 何故何も知らないソーナまでそんな憎悪を向ける。

 力を持ちながら、どうして何もしていないソーナを見捨てる様な真似をした。

 

 どうして……どうして……!

 一人レヴィアタンの城の自室で項垂れながら、嘲笑う赤龍帝の表情と言葉を何度も繰り返させながらセラフォルーは、やり場の無い怒りを只膨れ上げさせた結果。

 

 

「そっか、そうなんだ。ソーナちゃんを拐った奴等とグルだったんだ。

うん、そうだよ……そうに決まってる」

 

 

 セラフォルーは遂に自分の中にあった何かがキレた。

 まるで現実逃避の如く、ソーナを拐った連中の行方がまるで掴めない歯がゆさと、何をされているかなんて想像すらしたくないおぞましい事を無理矢理考えさせられ続けた結果、セラフォルーは遂にキレてしまった。

 

 

「……………」

 

 

 椅子に疲れたように座っていたセラフォルーは、何時もの彼女をする者達からすればゾッとすらする様な笑みを一人浮かべながらおもむろに席を立つ。

 報復が報復を呼び寄せる。復讐は新たな復讐を生み出す。

 

 

「…………あは!」

 

 

 たった一つの綻びから始まってしまった連鎖は最早止まらない。

 壊れたかの様に一人ケラケラと笑ったセラフォルーは、その表情とは真逆の殺意を放出させながら一人転移用の魔方陣を足元に展開させその場から姿を消す。

 

 

「あはは、あっはははは! 絶対に許さない……!」

 

 

 失う事で心を壊し、それでも残った復讐心に駆られ。

 

 

 

 

 自分達以外にだって、思いの外能力保持者(スキルホルダー)が多いのかもしれない。

 小猫の姉と言っていた黒歌と名乗る猫妖怪を取り逃がしてしまった一誠の言葉を受け、イリナとゼノヴィアもますますその力を伸ばそうと鍛練に身を費やしていた。

 

 

「あのさ、俺の趣味にまで付き合うこと無いぜ? 女の子なんだから二人で出掛ければ良いじゃん」

 

 

 だが、本日はその鍛練もお休みだった。

 ゼノヴィアが『あまり根を詰めても逆効果だ』という意見を受けての休みであり、自由に時間を潰す日でもあった。

 だからこそ一誠は、意外な趣味である釣りにでも行こうと一人小川に割りと本格的な道具やら格好でやって来たのだが、別に趣味じゃない筈の二人まで何故か当たり前の様に付いてきたのだ。

 

 

「見てても退屈だろうしさぁ」

 

 

 折角の修行休みなのに、わざわざ付いて来て貰っても逆に申し訳ない。

 そう思うからこそ一誠は垂らした釣糸の先に浮かぶ浮きを眺めながら二人に帰って二人で遊んだ方が絶対に楽しいぜと言うが……。

 

 

「正直やることが無い。出掛けるにしても何処に行けば良いのかも解らないし、だったらイッセーについてた方が楽しい」

 

「同意。それに釣りは嫌いじゃないしねー」

 

 

 二人は道中購入した初心者釣りセットで同じく釣糸を垂らしながら帰る気ございませんとキッパリと言った。

 どうもこの二人はイッセーを一人にするのが心配で仕方ないらしく、釣りにでも行ってくると朝御飯の際に一誠がベーコンをかじりながら言った時も。

 

 

『か、川に落ちたら危ないぞ! あ、そうだ、私も行けば安心だな』

 

『そうね、折角だしイッセーくんと釣りをしてみたいし』

 

『……えぇ?』

 

 

 釣り云々より川に何かの拍子で落っこちてしまう事を心配するという、小学生でも扱うかの如く心配しまくるという始末。

 力を取り戻し、全盛期を越えて尚進化を止めない成長を示しても尚、二人にとってはリアス達に縛り付けられていた頃のイッセーのイメージが強すぎて過保護になってしまうらしい。

 

 

『二人の言い分は分かるぞ俺は。お前は無茶やってすぐ自爆するからな』

 

「ドライグまで何だよ。俺はもう17だし、イリナとゼノヴィアと同い年なんだけど」

 

『二人の方が大人って事だよ』

 

「ちぇ……」

 

 

 挙げ句にドライグまでもが子供扱いするので、心配してくれる人達が居るという嬉しさの反面、微妙に納得できない一誠なのだった。

 

 

「うわ、また釣れたわ!」

 

「あ、私も釣れたぞ。これは何という魚だ?」

 

「オイカワだな。オランダ仕掛けは中々釣れるんだぜ」

 

 

 とはいえ、二人の様子は退屈そうにって訳でも無く、針が数個と底に餌籠が付いた仕掛けでホイホイと釣りまくってはハシャイでる姿を見て自然と頬を緩める辺り、付いてきてくれる事自体は素直に嬉しい様子だ。

 

 

「食べられるの?」

 

「オイカワなら唐揚げがおすすめだと昔釣り師のおっちゃんに教えられたな。

まあ、ガキの頃の俺は生で食ってたけど」

 

「腹壊すだろそれ……」

 

「調理するにも、帰る家が無かったしな……」

 

 

 あれよあれよとビギナーズラックが如く釣りまくるイリナとゼノヴィアと、なんやかんやで楽しく会話しつつ、一誠も別仕掛けで狙っていた100㎝ランクの鯉を釣り上げ、携帯のカメラでパシャパシャと撮ってリリースしたりと久々のまったり釣りを楽しむ。

 

 

「あれ、もしかして兵藤……?

そ、それにゼノヴィアちゃんとイリナちゃん!? て、テメェ! 休みに入ってもそんな羨ましい関係かコラ!」

 

「あ? …………あぁ、ごめん誰?」

 

「元浜だよ! こっちは松田! クラスメートの顔くらい覚えろよ! 嫌味か!! てか割りと格好が本格的でちょっとびびるわ!」

 

 

 開けた場所故に、偶々通り掛かった学校のクラスメートの男子二人に見つかり、イリナとゼノヴィアと一緒という理由で盛大に絡まれたりもしたけど、その程度なぞ気にもならない程に楽しかったと一誠は素直に思った。

 

 そう――

 

 

 

 

「釣りなんて呑気だね。冥界(コッチ)はキミの事で大騒ぎなのにさ」

 

 

 その楽しい気分を一気に台無しにする、一誠にとっての邪魔な存在が殺意を剥き出しにしながら現れるまでは……。

 

 

「む、何だこの変な格好の奴は?」

「というか悪魔じゃない?」

 

「だね。ったく、ゴキブリみてーにわらわらと……」

 

 

 元浜と松田なるクラスメートが半べそかきながら悪態と共に去っていった僅か数分後。

 急に人の気配がしなくなった……そして川を泳いでいた魚までもが逃げるように下流へと消えていくのを察知した一誠、イリナ、ゼノヴィアは背後に出現した転移の魔方陣と共に現れし、珍妙な格好――いや、どっかのアニメにでも出てきそうなゴテゴテ衣装を着た女性が、これまたゴデゴテのステッキみたいなものを此方に向けているんだけど……と内心思いつつ、折角のお休みを邪魔されて最悪だぜと隠しもせず顔にだしながら振り返り……一誠はあれ? と首を傾げた。

 

 

「アンタどっかで見たな。

…………………。あぁ、思い出した。学校に意味不明連中が現れた時に会議室に居たクソ悪魔の一人か」

 

「む、そうなのか? 確かあの時は三大勢力間で代表者同士の会談が行われていたと聞いていた」

 

「つまり、悪魔側の代表クラスって事かしら?」

 

 

 現れた女性の姿と顔を見た一誠の言葉に、ゼノヴィアとイリナは竿を横に置いて立ち上がると、一気に戦闘する戦士の表情へと切り替えながら、冷たい表情をする女性を油断無く見据える。

 

 

「こうして話すのは初めてだから言うね、私がセラフォルー・レヴィアタンだよ」

 

 

 そんな二人と小椅子に腰かけたまま平然としている、如何にも釣り人ですな格好の一誠に冷たき殺気を放ちながら、女性は――いや、魔王セラフォルーは名乗った。

 

 

「レヴィアタン……つまり魔王か」

 

「また厄介なのがわざわざ来てくれたものね……!」

 

 

 レヴィアタンという称号でもある名を聞いた元悪魔祓いの二人が、腰を若干落としながら何時でも動ける様に身構えた。

 しかしそんな二人をセラフォルーは一瞥もくれ事はせず、小椅子に座ったまま若干不機嫌な顔つきになり始めてる一誠だけを見据えると……。

 

 

「グルになって拐ったソーナちゃんは何処?」

 

 

 ただの思い込みで至った結論をそのままに、ソーナの居場所を殺気を帯びた表情と声で質問した。

 

 

「は?」

 

「……。何を言ってるんだこの女?」

 

「ソーナ? 確か禍の団に拐われたって悪魔の事よね?」

 

 

 それに対して三人は心の底から意味がわからないと、ステッキの切っ先を向け始めるセラフォルーを見る。

 

 当たり前だ。何せ一誠達は禍の団とグルでも無ければ、ソーナを拐った連中の仲間でも無いのだから。

 

 

「教えてよ。教えてくれたら私は黙って帰るから」

 

「はぁ? 相変わらず悪魔の言う事は意味がわからねぇな。

つーかなに? ソーナ・シトリーはまだ見つかってもねーのか? おいおいおいおい、悪魔ってのは揃いも揃って無能か?」

 

「っ……!」

 

 

 セラフォルーの言った事に何と無く事態が飲み込めて来た一誠は、怒る以前にどこまでも的はずれな悪魔に呆れてしまう。

 

 

「妹だか何だかが見つからねぇからって、俺があのカス共とグルって言いてぇのか何だか知らないけど、哀れ過ぎて返す言葉もねーよ」

 

「え、私達が奴等の仲間と思ってるのか彼女は?」

 

「ちょっとやめてよね。私達はあんなのと仲間でも何でもないわよ」

 

 

 一誠の言葉にゼノヴィアとイリナも漸くセラフォルーの言いたいことを理解しつつ、勘弁してくれと呆れるが、妹を失った影響でほぼ病んだセラフォルーはそれで納得せず、殺意を剥き出しにしながら周囲の温度を零下まで一気に引き下げるほどの冷気を魔力に乗せて放出する。

 

 

「黙って……教えろっ!!」

 

 

 魔王としての強大な圧力が、押さえ込んでいた怒りと共に三人を押し潰さんと襲いかかる。

 

 

「チッ、誰かのくだらん入れ知恵か? いやでも仮にも魔王が簡単に鵜呑みすると思う?」

 

「さぁな、私達は悪魔じゃなく人間だからな。奴等の考えなぞよく解らん」

 

「聞く気無しって感じだし、ほとほと面倒だわ」

 

 

 そんな魔王としての殺意と圧力に対し、ほとりに居る三人はまるで動じずに受け流しながら呑気に会話すると。

 

 

「魔王だってなら3対1でも卑怯とは言わねぇよな?」

 

「寧ろ、此処であんな殺気出されたら人間に迷惑だし、迅速に黙らせる必要大アリだ」

 

「つまり……とっとと終わらせるって事で良いわね?」

 

 

 其々持つ、持たざる者からすれば悪魔すら思い知る『異常性』を剥き出しに立ち上がった一誠を真ん中に並び……。

 

 

「「「じゃあ、とっとと終わらせるしか無い」」」

 

 

 ただ生き続けるという目標の為に、邪魔になる存在の排除を執行する。

 

 

時由時在(オーバークロッカー)

 

快楽手義者(ハンドレッドブレジャー)

 

無神臓(インフィニットヒーロー)―――――って、俺だけ名前負けしてら」

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヴァーリ・ルシファーは仲間を作った。

 赤龍帝に勝つ為に自らが必要と悟ってスカウトした仲間。

 その最初の仲間こそ、一誠との戦いで命からがら生還した猫妖怪……黒歌である。

 

 

「アザゼルに頼めば保護してくれると思うが……何か笑われそうだし、暫くは秘密にしておこう」

 

「はぁ……大丈夫なの?」

 

「多分な。バレたら事情を話せば良い」

 

 

 そんは黒歌と共にヴァーリは只今自分で用意した隠れ家に居た。

 決して広くは無いが狭くもないワンルームの隠れ家だが、黒歌を暫く匿うには十分な場所だ。

 

 

「暫くは修行だ。このまま行っても返り討ちされるのがオチだからな」

 

「うん……わかったにゃ」

 

 

 正直な所、黒歌としても奇跡的というべき運で生きていると自覚してるし、拾われた相手が白龍皇だったというのも幸運だった。

 赤と白の宿命がある限り、何れは復讐の機会が再び巡ってくるという意味を考えれば、ヴァーリの仲間になるのは悪くない話なのだ。

 

 しかし黒歌は何と無く不安だった。

 

 

「あの、ところでなんだけど……」

「む、何だ? 何か必要な物があるのか?」

 

 

 拾われた身なのでヴァーリの意向に逆らうつもりは無い。

 そして提供された隠れ家にしても十分な生活設備が揃ってるので全然文句もない。

 変なプライドか何かで、ヴァーリ曰く育ての親に自分の事を話す機会をずらすのも別にどうでも良いし、何か普通に平然とこの隠れ家で就寝を共にしようとしてるのだって、ヴァーリの性格を端的に理解したので大丈夫だと思ってる……。

 

 思ってるのだが……。

 

 

「その格好は……なに?」

 

 

 黒歌はある意味一つ不安が残っていた。

 

 

「何? 何って、寝る際のスタイルだが?」

 

「あ、うん。そうなんだ……わかったにゃ」

 

 

 

 

 

「すぴー……すぴー……」

 

「……」

 

 

 ベッドを使えと言われ、甘えるままにベッドで眠ろうとするすぐ横で、まるで異性の意識なんてしてませんとばかりにお布団でスヤスヤ眠るヴァーリ。

 そのヴァーリの格好が――

 

 

「着ぐるみみたいなパジャマで寝てるせいで、色々とイメージがおかしくなるにゃ」

 

 

 よくある着ぐるみパジャマだった。

 しかも猫耳が付いたフードまでご丁寧にかぶってスヤスヤと寝てるという意味のわからないこだわりっぷり。

 

 

「Zzz……」

 

「変な奴だにゃ……」

 

 

ヴァーリの直ぐ隣のベッドから覗いていた黒歌もこれには変な意味で力が抜けるというか……。

 自分を誘った時の凛々しさが嘘でしたと云わんばかりの格好に、ほんのちょっと不安になるのだったとか。

 

 

終わり




補足

そんな三人の日常に現れた魔王。

ソーナさんが見つからなすぎてまともな判断すらヤバイというね……。

ぶっちゃけ彼女とソーナさんも巻き込まれまくった結果ですからねぇ。


その2
ヴァーリきゅんの寝る時のスタイル。

着ぐるみパジャマ。

理由・小さい頃コカビーにワニタイプのを買って貰い、それを気に入ったまま成長したから。


バリエーションは、今回の猫。ワニ、狐、ブタ、パンダ、熊、ドラゴンと……様々でありフードはスッポリかぶってなんぼという拘りもある。

故に精神がちょっとだけお子様なせいか、異性と同じ部屋でスヤスヤ寝るのに抵抗が一切無い。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。