幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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幻夜が全力を出すとこうなる。・・・どうしましょう。


ゆっくりご覧下さい。


第九十三話 奇術師の本気

side幻夜(幽夜)

 

 

bgm A Strannger I Rimain

 

 

「んじゃ、行くぜ!」

 

 

霊夢「させない!皆!行くわよ!」

 

 

魔理沙「おう!」

 

 

妖夢「はい!」

 

 

鈴仙「は、はい!」

 

 

・・・上等じゃねえか!俺の存在意義があるってもんだぜ!

 

 

「オラオラオラオラ!!」

 

 

霊夢達は全員弾幕を撃ってくる・・・一対一は不利ってか?甘い!!

 

 

「幻術【騙された友人】!!」

 

 

魔理沙「うおわっ!」

 

 

鈴仙「キャッ!・・・あれ?当たって・・・」

 

 

当たらねえよ。只の時間稼ぎのスペルだからな。全部偽の弾幕だ。・・・そこを狙って撃つ!!

 

 

「ほーらよっ!」

 

 

妖夢「させません!」

 

 

「・・・チッ!」

 

 

惜しい。・・・なかなかやるじゃねえか。

 

 

霊夢「そこっ!」

 

 

「うわっと!・・・ええい!」

 

 

数が多い!面倒だ!

 

 

・・・幽夜!半分借りるよ!?

 

 

あ?幻夜か?よく分からんがいいぞ?

 

 

・・・そいっと!

 

 

「よしよし、行けた・・・後ろに魔理沙!」

 

 

そう言うことね!!やるじゃねえか!

 

 

・・・よし!反撃と行こう!

 

 

bgm Cytus Ververg

 

 

「よし来た!凍符【フリーズランス】!!」

 

 

魔理沙「なっ!何で分かったんだぜ!?」

 

 

・・・次!妖夢のスペルカード!

 

 

よし来た!丁度いい、幻夜、俺の体の能力はこう使え!

 

 

妖夢「貰った!人符【現世斬】・・・なっ!」

 

 

地面に腕を突き刺す!伸ばす!・・・よし!掴んだ!!

 

 

「捕まえた!」

 

 

霊夢「どうなってんのよその体!?」

 

 

「新しい能力だな!教えねえがな!」

 

 

そのまま地面に叩きつける。

 

 

妖夢「ぐっ・・・!」

 

 

戻す。・・・どうだ?他にも使えるぜ?

 

 

・・・やるねえ。今度使おうかな。

 

 

・・・おい!話してる最中に悪いが、右から鈴仙の弾幕、上から魔理沙!霊夢は夢想天生の準備中だぞ!

 

 

・・・了解!幽夜!霊夢はあのスペルで撃退!魔理沙と鈴仙はいつもので行くよ!?

 

 

了解した!行くぜ、相棒!

 

 

「「「奇術【スリーフィーリング】!!」」」

 

 

幻夜「よし、出れた!行くよ!」

 

 

幻夜3「へいへい!行くぜ!」

 

 

「おうよ!・・・んじゃ、行くぜ!」

 

 

幻夜「先ずは僕!幻術【一感消滅】!」

 

 

魔理沙「・・・ま、前が見えないぜ!」

 

 

鈴仙「・・・あれ?耳が・・・」

 

 

「おいおい!視覚と聴覚かよ。お前らもやるじゃねえか!」

 

 

幻夜3「んじゃ、俺も!凍符【雪上の追跡者】!」

 

 

辺り一面雪景色、地面は氷ってか。最高だなぁ!

 

 

幻夜「よし、僕は魔理沙、そっちは妖夢と鈴仙ね!」

 

 

幻夜3「よし来た!任せろ!」

 

 

悪いな、二人共、・・・って、瞬殺かよ!まあ、俺達のホームグラウンドの雪上で満身創痍と視覚、聴覚がねえんだし当然か。ちょっと本気出させてもらったぜ。

 

 

霊夢「くっ!・・・でも、これで!【夢想天生】!」

 

 

・・・マスターから霊夢の切り札、当たると死ぬ。と聞いてたが・・・実に厄介そうだな。

 

 

「ま、今の俺達には勝てねえさ!」

 

 

もう一人じゃねえ。こいつ等がいるからな!

 

 

「奇術【オールコピー】!!・・・発動!【夢想天生】!!」

 

 

『せこい!』

 

 

「黙ってろマスター!」

 

 

外道なのは承知してんだよ!!相手のスペルを丸写し、その10%上の火力なんてよ!!

 

 

「これでトドメだ!!」

 

霊夢「なっ!・・・くっ!」

 

 

・・・霊夢も倒れた。・・・何とか三人で勝てた・・・か。

 

 

幻夜「お疲れ様~」

 

 

幻夜3「おう、お疲れさん。」

 

 

「ああ、お疲れ様。」

 

 

・・・ともかく、俺は勝てた。

 

 

 

sideout

 

 

 

side龍一

 

 

せこいわ。なんじゃあの【オールコピー】って。勝ててたまるか。

 

 

・・・実は幻夜、今、侵二以上の妖力がある。・・・何故増えたかは明確。こわっ、混沌とカオスこわっ。

 

 

咲夜「・・・先生、幻夜さん勝ちましたよ!」

 

 

絶対にあいつ反則だろ。・・・結構このスペルカードルールガバガバだな。(狂喜乱舞創作加担者)

 

 

『・・・そうだな。』

 

 

めでたいんだが、圧倒された霊夢達が酷い。・・・ったく。適当に理由付けて休ませるか。あれか、幻夜がイライラしてた、で行くか。・・・滅茶苦茶納得行くんだが。

 

 

幻夜「終わったよ~」

 

 

『・・・おう、幽夜、お疲れ様。』

 

 

幽夜「俺の勝ちじゃねえ。俺達の勝ちだ。」

 

 

『ふーん、・・・変わったな。幽夜。』

 

 

ちょっと変わりすぎだがな。主人公かお前は。

 

 

幽夜「・・・ああ、何でこいつが必死だったか分かる気がする。」

 

 

『へぇ・・・良かったじゃねえか。』

 

・・・勝てねえ。無理無理。本気の5割出さねえと負ける。

 

 

『・・・で、行くか?彼岸旅行。』

 

 

咲夜「いやそれ旅行じゃないですよね?」

 

 

幻夜「そうだねぇ・・・行く?」

 

 

幽夜「行こうぜ。」

 

 

幻夜3「どうせ暇なんだ。さっさと行くぞ?」

 

 

咲夜「え?ちょっと待って下さい。」

 

 

はい決定。

 

 

『それでは4名様、ご案内ー!』

 

 

幻夜「お先!」

 

 

幽夜「そらよっ!」

 

 

幻夜3「ほいっと!」

 

 

咲夜「え、ちょっと何で私もキャァァァァ!!」

 

 

『・・・ミスった。・・・ま、良いか。』

 

 

咲夜関係なかったな。・・・まあ、近くにいたんで。

 

 

・・・最高神+奇術師+少女移動中・・・

 

 

俺だけ先に出る。

 

 

『よっこいしょ!・・・ゴハッ!』

 

 

おい!誰だ上乗ったの!!

 

 

咲夜「すみません先生!!」

 

 

・・・全てを許そう。てか滅茶苦茶軽い。

 

 

『大丈夫大丈夫、まだまだ体は元気だか・・・てめえは駄目だ!』

 

 

人里幻夜は逸らす。幽夜も逸らす。幻夜は咲夜を担いで退けた後、サマーソルトで蹴り飛ばす。

 

 

幻夜「ぐっふう!」

 

 

咲夜「幻夜さん!?」

 

 

蹴りの体制で出て来やがった。油断も隙もあったもんじゃねえ。誰だこいつの飼い主。←お前だよ!

 

 

『おい、寝てんじゃねえ。行くぞ。』

 

 

幽夜「・・・ったく、行くぞ幻夜。」

 

 

幻夜「・・・ほいよー、よっと。」

 

 

しれっと首の骨を折って衝撃を逸らして戻すな。気持ち悪い。(どストレート)

 

 

『・・・ほい、じゃあ三途の川泳いで行くぞー』

 

 

幻夜「ほーい。」

 

 

幽夜「分かった。」

 

 

幻夜3「初めて泳ぐなぁ・・・」

 

 

咲夜「いやいやいやいやいや!!泳ぐところじゃないですよね!?」

 

 

ナイスツッコミ、しかし俺達は泳げる。否、俺は泳いだ!残念!

 

 

『・・・まあ、泳がないが。ちゃんと陸路で行くぞ。幻夜、凍らせろ「うぃーっす。」よし、これで先に「違いますよね!?」・・・チッ、ああそうだよ音速で飛んで行くんd「いやだから違いますよね!?」・・・死神探すぞ。この辺で寝てるだろうしな。』

 

 

今更だが、小町とも映姫とも面識がある。俺が川泳いで怒られたのは何を隠そう映姫。勿論お説教は聞き・・・流した!大体3時間聞いてからな。その先は極端論で受け流しを続けた。・・・小町はその時に会った。といっても何度か他にも会っている。え?知らない?普通すぎてネタにならねえんだよ!まいったか!!

 

 

幻夜「あそこで寝てる娘ー?」

 

 

娘ってなあ。・・・実際年齢コイツが上か。じゃあ仕方ない。・・・まあ、俺の呼ばれ方も、・・・分かるよなぁ?

 

 

『おい、また寝てんのか。起きろ!』

 

 

小町「うーん、もうちょっとだけ『ほざけ小娘。』・・・痛ったぁ!!」

 

 

デコピンで起こした。

 

 

『おい、また映姫に怒られるぞ。』

 

 

小町「うん?・・・あ!龍一兄じゃないか!」

 

 

・・・知ってた奴、挙手!・・・妹分が増えてんだよど畜生。

 

 

『よう、じゃねえ!また寝てたのかお前は!?』

 

 

小町「いやー、あのー、これは、・・・そう!休憩だよ!」

 

 

『眼が右向いてるぞ?「え?噓?」嘘だ。「あ、」・・・そう言うことにしてやるよ。・・・オイコラ右から三番目の魂!何しとるんじゃゴラァ!コンクリ詰めにして三途の川に沈めるぞゴラァ!』

 

 

逃げた・・・ここまで来て何盗み働いとるんじゃ。侵二がいたら喰わせてるぞオイ。

 

 

小町「あはは・・・相変わらずだねぇ・・・」

 

 

『相変わらずじゃねえよ。・・・あ、で、要件なんだが。この辺で花が咲き乱れてんだが、あの季節か?』

 

 

小町「・・・あー、多分そうだと思うよ。でも、一応四季様に聞いた方が良いかな?」

 

 

『・・・いやー、それはちょっと・・・』

 

 

幻夜と相性が絶対悪いだろうしな・・・

 

 

映姫「呼びましたか?」

 

 

来ちゃったよ。・・・うーわ、どうしようか。

 

 

 

次回へ続く




ありがとうございました。


・・・なんやこの化け物。


次回もお楽しみに。

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