が、ゆっくりご覧下さい。
carm0807様の指摘により、番外編を、修正しました。
ありがとうございました。
side龍一
どうも皆さん、早速ですが、今までの人生の中で一番ピンチです。
え?何故かって?・・・前回、月読命に会い、刀を預けた。ここまではいいのだが、その後、住むのは何処か?と、聞いた。そこからだ。永琳の家ですって?あらヤダ御冗談を・・・と、いうわけで、永琳に会いに行く途中です。
・・・最高神移動中・・・
永琳は・・・いた。しょうがない、言うしかないか。
『なあ、永琳。』
永琳「!な、何?鏡一。」
『実はな・・・』
・・・最高神説明中・・・
『と、いうわけです。』
永琳「「何で敬語?それに、私は構わないわ。(かっこいいし・・・)」
『ん?何か言ったか?』
永琳「う、ううん!何も・・・」
『ならいいや、ありがとうな、永琳。んで、よろしくな。』
永琳「こちらこそよろしくね。さ、鏡一、家に案内するわ。」
かくして、生活の場を手に入れた。(下宿)
・・・鏡一&永琳移動中・・・
永琳「ついたわ。ここよ。」
『・・・デカくね?』
永琳「・・・ええ、私もそう思うけれど、そこそこの位だから、家も大きくしないといけなかったのよ・・・」
『・・・ちなみに、仕事は?』
永琳「この都市全体のデスクワークよ。」
うん、かなりやばい仕事してたよ。
『マジカヨー。しんどいだろ?』
永琳「まあ、かなり・・・」
これで家の家事もか、大変だな。よし、
『なら、家事全般は俺がしよう。下宿させてもらうからな。』
永琳「いいの?確かにここ最近ましな物食べて無いけど・・・」
『・・・尚更やる。いや、させろ。』
永琳「わ、わかったわ。お願いね。」
『ったく、美人なんだから気にしろよ?』
永琳「ふぇっ、び、美人って・・・」
『あ、すまん、ついつい口が滑った。』
永琳「べ、別に構わないわ。」
うん、顔赤いな。熱かね?
『そうか、なら、早速台所借りるぞ。』
永琳「ええ、お願いね。」
さて、とはいえ何を作ろうかね。そうだな・・・時間ないし、あれにするか。
・・・最高神料理中・・・
『ほいよ、できたぞ。』
永琳「ありがとう。」
鏡一&永琳『「頂きます。」』
永琳「・・・!!美味しい!」
喜んでもらえて何よりだ。俺が作ったのはご飯、味噌汁、焼き魚の定番メニューだ。
永琳「私のより美味しいわ・・・悔しいけど凄い・・・」
『そこまで喜んでくれるとは、嬉しいな。』
永琳「ご馳走様でした。」
『お粗末様でした。』
永琳「じゃあお風呂に入ってくるから。・・・覗かないでよ?」
『んな事するかい。』
永琳「なら、いいんだけど。」
永琳が風呂に入っている最中、仕事の広告を見る。
ん?軍人ねえ、話してみるか。
え?除き?馬鹿かてめえら、やらなかったよ。
永琳「ただいま、何してるの?」
『仕事やろうかなーって』
永琳「もう!?・・・それで、何の仕事?」
『軍』
永琳「ああ、軍人を見たとき、表情変わってたわね。いいんじゃない?」
『やった!ありがとな!』
その日は特に何もなく終わった。
翌日
『じゃあ、行ってくる、』
永琳「行ってらっしゃい。」
さて、軍人受付施設に行くかね。
・・・最高神移動中・・・
ついた、ここか。ドアを開けて入る。
三郎「鏡一殿!」
『おう、三郎、怪我は?』
三郎「おかげさまで、治りました。本日は?」
『ああ、軍に勤務しようと思ってな。受け付けてもらえるか?』
三郎「喜んで!まず、テストを受けてもらいます。」
『了解。』
三郎「最初は勉学からです。」
そう言われ、紙を数枚渡される。
三郎「制限時間は一時間です。では・・・初め!」
楽勝過ぎる、ん?最後の問題か。
「貴方、貴方の家族、貴方の友達がいるとします。助けられるのは、このうち二人までです。貴方は、どうしますか?」
へえ。なんて書いても正解な問題か。なら・・・
「自分を捨て、友達と家族を助ける。」と、これでいいのかね。
『終わったぞ。』
三郎「早いですね!では、確認します。」
そう言い、部屋を出る。
三分後、帰ってくる、
三郎「結果ですが・・・満点です。最後の問題も・・・他の試験官も関心していました。」
『ほう、光栄だね。』
三郎「では、実技に移ります。」
・・・最高神試験中・・・
色々やった。結果はこうだ。
・体力 S
・剣術 S
・射撃 判定不可
・判断力 S
などなど、全部Sだった。
・総合評価 文句なしのS
・・・やり過ぎた。流石に後ろ向いて三キロメートル先の的撃ち抜いたのはあかんかった。三郎以外引きつってた。
三郎は「もう驚きませんからね。」とか言ってた。
で、今。どうやら、成績の良いものは、軍の隊長と試合をすることが許可されるらしい。受ける、受けないは自由らしいが、受けて負けた場合、軍に入れないのだとか。
面白い。受けさせてもらおうと言い、相手を待つ。
???「私が相手です。」
声のした方を見ると、顔の整った女性がいた。
兵士1「おい、あれって・・・」
兵士2「間違いねえ、綿月 依姫(わたつき よりひめ)隊長だ。」
兵士3「まさか!綿月の双璧の妹様か!」
ほう、どうやら、相当の実力者らしい。(原作知ってるなんて言えない)
『初めまして。矢川鏡一と申します。本日はよろしくお願いします。』
依姫「こちらこそ、綿月依姫です。よろしくお願いしますね。」
三郎「鏡一殿、本当にされるので?」
『当然!いつでもどうぞ!』
三郎「では・・・ルールは簡単!どちらかが参りました、と、言うまで!それでは・・・試合開始!!」
bgm TRANS-AM (ガンダムOO)
まず、依姫が切りかかってくる、それを最小限の動きで回避し、王宮剣術の構えで「片手で」迎え討つ。そのまま、体制をずらし、わざと隙を出して、切りかからせる。・・・引っかかった!もう片方に隠していた刀で横に薙ぐ。・・・手ごたえがあった。手ごたえ通り、依姫の顔に薄く切り傷が入る。・・・罪悪感やべえ。
依姫「っ・・・!お見事です、貴方を見誤っていました。」
『そのまま、降参してくれないか?』
依姫「無理な相談ですね。ここからは、能力を含めて、本気で行かせてもらいます!!」
『ヤレヤレ、じゃあ、こっちも能力使わせてもらうぞ!」
依姫「行きます!」
また、切りかかってくる。・・・型に当てはまりすぎて、逆に騙しやすい。また、同じように最小限の動きで回避 まずい!そう感じると、液体金属を創造、前面に出す。瞬間、依姫の剣先から炎が出る。危ない・・・液体金属は蒸発したが、炎も消えた。が、間髪入れずに切りかかってくる。・・・次で決めるか。そのまま、片手で受け止め、蒸発した金属を刀の形に変えて、落としたかのように見せる。
『チッ!』
依姫「これで刀も一本ずつです。行きます!」
ここまで引っかかると、面白い。
『ああ!行くぞ!』
刀を左手に持ち、突撃する。対する依姫は真正面から縦切りをしようとしている。が、俺が落とした刀はダミー。そのまま、跳躍し、その内に隠していたもう片方の刀を組み合わせる。人斬り鋏の完成。そのまま、刃を開き、首元に突き付ける。
『ふぅ・・・どうだ?』
依姫「・・・参りました。」
『ありがとうございました。』
依姫「ありがとうございました。」
兵士1・2・3「す、すげえ。」
依姫「鏡一さん、少し質問いいですか?」
『なんだ?あ、敬語外すぞ。』
依姫「はい、では、一つ目は私の出した炎を消した時です。」
『ああ、あれね、液体金属を創造して、炎から酸素を消しただけだ。」
依姫「成程・・・!では、二つ目です。最後、刀が二本あったのは?」
『あれは、さっきの続き、蒸発した金属を刀に変えて、落としたように見せただけだ。この刀は、人斬り鋏と言ってな、もともとは鋏で、二本に分離できるのさ。要するにあれだ、両方ともうまく騙したようなもんだな。』
依姫「お見事です、では、三つ目です。貴方に私と、私の姉の戦術の師匠になってください!」
『はい?いや、軍に入りたいのだが・・・」
依姫「なら、私の部隊の副隊長になってください!」
『三郎、これってルール的にいいのか?』
三郎「一応スカウトに入るので大丈夫ですよ。」
『なら、この矢川鏡一、喜んでなりましょう。しかし、条件があります。』
依姫「条件とは?」
『俺に対して敬語を外すこと、これだけだ。』
依姫「分かりました!よろしくお願いしますね、鏡一!」
『おうよ!依姫!』
矢川鏡一、月読命の国に入って二日目で、副隊長と言うとんでもない職につきました。
永琳にこのこと言ったら凄い驚いてた。
後日・・・明日、依姫の姉に会う予定だ。
依姫と性格は似ていなかったはず・・・
まあ、楽しみにしておくか。
次回へ続く
いかがだったでしょうか。
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ご覧いただきありがとうございました。