幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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・・・やっとテスト期間が終了しました。


今回にて、コラボ回は終了となります。


では、ゆっくりご覧ください。


第八十四話 野郎共、別世界でも暴走す④

side鏡一

 

 

『どっから沸いてきたお前らぁっ!』

 

 

ELS再生するのかよ!しかも数増えてんじゃねえか!

 

 

『んのやろぉ!・・・いいだろう。それならこっちにも考えがある。・・・シュナイダー、能力使用、・・・召喚、ELS!』

 

 

俺等の世界だと架空の生物(?)だからな!一応召喚範囲に入る!

 

 

『これでお互い邪魔者は無し。・・・さあ、闘争を続けようぜ!』

 

 

せっさん「望むところだ!」

 

 

bgm [cytus] rabpid-sanktity

 

 

二丁拳銃(弾幕)を撃ちまくる。向こうはビームライフル(殺戮兵器)、・・・滅茶苦茶不利だわ。

 

 

『・・・しかも当たらねえと来た。だめだこりゃ。』

 

 

せっさん自体の動きも速い。・・・よし、

 

 

『・・・仕方ねえな。どっちかがぶっ倒れるまでタイマンと行くかぁ!!』

 

 

せっさん「・・・絶対に勝つ!!」

 

 

あんまり時間かかるのは苦手なんだがな。・・・そうでもしねえとあのハンデで勝てん。

 

 

『まあ、行くぜ!鏡符【ねじれ鏡】。』

 

 

せっさん「ん?・・・ゲッ!ビームが歪む!」

 

 

『・・・これ使ってる間は遠隔攻撃全部当たらなくなるからな。・・・俺もな!』

 

 

このスペル効果が強過ぎるな。・・・いや、これ欠陥品か。修正する・・・別に良いか。

 

 

せっさん「・・・じゃあ、接近戦で行くか!」

 

 

『・・・やっぱ、こうじゃねえとつまんねえだろ!行くぜ!』

 

 

新月を抜き放ち、縦切りをするが・・・案の定防がれる。

 

 

せっさん「おっと!」

 

 

『・・・やべえな。ここ最近新月使ってねえからなぁ・・・グダグダになるな!!』

 

 

・・・五時間経過・・・

 

 

せっさん「はあっ!」

 

 

『なんのっ!』

 

 

ブースト全開で突進・・・人にする攻撃じゃねえだろぉ!?

 

 

『やるな!だがな。隙だらけだ!!』

 

 

せっさん「そうかな?」

 

 

そのままブーストで逃げた・・・!?

 

 

『ヒュゥ!流石!・・・だが、よーく考えると紫をしばく必要があるんだ。・・・これで最後にするぞ!』

 

 

新月を前に構える。・・・突撃!

 

 

せっさん「行くぞぉっ!」

 

 

『来いっ!』

 

 

・・・ぶつかり合いながら俺は切りつけ・・・いない!?

 

 

せっさん「貰った!」

 

 

『後ろか!』

 

 

まさかこのタイミングで加速されるとはな!

 

 

『・・・っ!んのやろぉ!』

 

 

せっさん「・・・っ!うらあっ!」

 

 

斬撃、峰打ちの後・・・

 

 

せっさん「ぐふっ・・・強すぎるだろ。」

 

 

立っていたのは俺で、

 

 

『・・・よく言うぜ、右眼抉ったくせによ・・・』

 

 

斬られたのは俺だった。

 

 

・・・ここに、二つの世界を巻き込んだ喧嘩が終わった。

 

 

・・・二時間後・・・

 

 

せっさん「あ~!楽しかったー!」

 

 

『ハハハ!俺も楽しかったぜ!』

 

 

侵二「主上と相打ち・・・化け物はここにいたんですね。」

 

 

『・・・否定できねえな。』

 

 

風魔、壊夢、幻夜は口を揃えて「伊織(茜)(幽香)の所に戻る。」との事らしい。わあフリーダム。・・・うちの馬鹿共が申し訳ない。

 

 

せっさん「・・・じゃあ、そろそろお別れか。」

 

 

『あ、ちょっと待て。ぶっ壊れたIS貸してくれ。ここで修理する。』

 

 

せっさん「いや、こっちで直せるから大丈夫だぞ?」

 

 

『まあまあ、修理開始。』

 

 

ついでに装甲材質の性能を20%上昇させる。・・・これは内緒の事。

 

 

『・・・よしと。色々と悪かったな。』

 

 

せっさん「俺達もまあ・・・お互い様だろ?」

 

 

『そう言ってもらえると助かる。・・・んじゃ、そろそろ帰るか。』

 

 

刹那「ああ、ありがとう。」

 

 

闇那「ありがとうな!楽しかったぜ!」

 

 

クロエ「ありがとうね!侵二、次は負けないわよ!」

 

 

ユウ「ありがとう。・・・また会えたらいいな。」

 

 

せっさん「他の奴らはちょっといないが・・・じゃあな!ありがとう!」

 

 

『ああ!・・・じゃ、最後にプレゼントだ。・・・気分神の加護だ。これを受けていれば何かある・・・かもな?じゃあな!

 

・・・また会おうぜ!ダチ公!』

 

 

世界線を捻じ曲げて入り込む。・・・見納めかねえ。

 

 

せっさん「じゃあなー!」

 

 

そのまま俺と侵二は空間に入り込んだ。

 

 

『・・・終わりか。』

 

 

侵二「楽しかったですねぇ・・・」

 

 

『あ、そうだ侵二、幻想郷縁起書き直すように頼んどいてくれ。無敗の次に、一度だけ引き分けがあった。・・・とな。』

 

 

侵二「・・・そうですね、承りました。」

 

 

『・・・よし!じゃ、戻るぞ!』

 

 

空間から出るとそこは・・・

 

 

『今戻った・・・あ?』

 

 

夜だった。

 

 

『・・・侵二、現在時刻。』

 

 

侵二「幻想郷は1025、まだ朝・・・のはずです。」

 

 

『ふざけんなよゴラァッ!!』

 

 

夜の中、俺の怒り交じりの叫びが響いた。・・・どうせ月だろ!

 

 

『野郎、ぶっ飛ばしてやる!!』

 

 

次回へ続く

 

 

 

 





ありがとうございました。


次回もお楽しみに。

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