幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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幻夜の能力について考えてたんですよ・・・コイツ駄目ですわ。
性格と相まって色々と駄目ですわ。


ゆっくりご覧下さい。


第七十六話 軸ずらし

 

 

side鏡一

 

 

大変、月がピンチだ!よっしゃ滅ぼさねえと!(便乗)・・・とかなると思った?残念!俺達の世界はノーダメージだ!(舌打ち)

 

 

幻夜「あー、疲れた~」

 

 

原理はこうだ。幻夜が世界線欺いて歪ませ、こちらの世界に被害がなかったことにした。

・・・すっげえ無茶苦茶だな。

てなわけで、これから月で会うのは別世界の人間。例えるなら、依姫と会っても他人の依姫。という感じである。・・・代償?ねえよそんなもん。幻夜だから、出来た事。

 

 

刹那さん「無茶苦茶だな。」

 

 

機械性能が無茶苦茶なそちらに言われるとは不本意だ。

 

 

『・・・ま、幻夜だからな。』

 

 

幻想郷トップクラスの奇術師を嘗めるな。いざとなれば別世界と繋ぐ、別れる、法則を書き換えるなどなど、大体出来る。すげえ。

 

 

幻夜「かつてこっちの世界を一から作った神様には言われたくないね~?」

 

 

HAHAHA、黙れ。

 

 

刹那「着いたぞ。ここが俺達の世界だ。」

 

 

うん、普通だな。もっとジェネシスとか浮いてるのかと

 

 

刹那さん「衛星軌道上はカオスな事になっていますが。」

 

 

思って・・・ジェネシスじゃねえか!ジェネシスじゃねえか!(大事な事なので二回言いました)

 

『へえ・・・』

 

 

落ち着いているように見えるが、滅茶苦茶テンション上がってまする。

 

 

『すげえ物作ったなあ・・・あ、なんか見えた。』

 

ユウ「レーダーに反応!数、およそ20億と推定!」

 

 

わあい、多過ぎるわボケ。どないせえっちゅうんじゃ。

 

 

『おいおい、噓だろ?』

 

 

刹那「とにかく、迎撃するしかないか。ユウ達に艦は任せた。鏡一達、すぐ行くぞ!」

 

 

オイコラ、巻き込んでくるな。(内心興奮気味)

 

 

『・・・よしコラ!行くぞ貴様等!』

 

 

四凶「了解!(やだ~)」

 

 

『オイコラ幻夜コラ。』

 

 

幻夜「冗談だって。行くよ!」

 

 

そういやコイツ、あんまり言葉の最後、伸びなくなったな。それに乗じて裏もしょっちゅう出てるし。なんかあるのかね?

 

 

『・・・まあいいや。鏡一、逝きまーす!』

 

 

・・・しまったイントネーションミスった!このままだと行くつもりが逝ってしまう!・・・わけないか。

 

 

『・・・ここが宇宙ねえ。今まで碌な飛び方してねえからな。』

 

 

戦闘機やらダンダリオンやら。まともに宇宙を見たことねえ。

 

 

幻夜「ちょっと頭痛いなー」

 

 

そりゃ酸素なしでISに乗って動いてるからだろ。俺も痛え。(四凶、鏡一揃って無酸素状態)

 

 

『あ、そうそう、未確認物体だが。・・・せっさん、後ろをご覧くださいませ!』

 

 

刹那さん「え?ぎゃあぁぁぁぁ!!」

 

 

綺麗に吹っ飛んだ。腹が痛い。100点満点中満点。

 

 

『やっぱELSですかい。・・・平和だねえ。』

 

 

月にわけわからん物があるのは知らん。ぼくもうおうちかえる。

 

 

刹那「お、久しぶりだな。ELS。」

 

 

刹那の機体に刺さる。うん、そのまま振り回すんじゃねえ。これ以上白髪増えねえぞ。

 

 

刹那「お前ら全部で何体だ?」

 

 

ELS「20ミリオン。」

 

 

おかしいな。今だけ鮮明にELSの、しかもわけわかんねえ数字が聞こえた。勿論冗談だよねぇ?ポール。

 

 

刹那「二十億かい。」

 

 

侵二「ジョン、諦めて下さい。これが現実です。」

 

 

おのれ西行妖!(確実な冤罪、なんでや西行妖関係ないやろ!)

 

 

刹那「取り敢えずISになってくれないか?誰が誰だか分からん。」

 

 

いや、集まれば分かるんかい。・・・おお、徐々に集まっていってるな。ストライクフリーダムなのは突っ込まんぞ(木製のヅダ)

 

 

壊夢「多いぜよなあ・・・」

 

 

その数、約4.5億体。・・・冗談じゃねえ、鰯投げつけるぞ。(謎の鰯)

 

 

ELS「その気になればもっと増やせますよ?」

 

 

何故だ。さっきからELSの声が聞こえるし、言うことがおかしい。・・・ま、ここが宇宙なんで本気出せば勝てるだろうが。まあやめよう。

 

 

刹那「じゃあ、行くぞ!」

 

 

『ほいよ。おら、潰しに行くぞ貴様等。』

 

 

侵二「・・・喰っていいんですよねえ!」

 

 

壊夢「骨のあるやつはいるぜよかねえ?」

 

 

風魔「楽しみだ・・・心行くまで斬らせてくれ。」

 

 

幻夜「・・・じゃ、行こうか。」

 

 

オイコラ幻夜、台詞奪うんじゃねえ。

 

 

 

次回へ続く

 

 

 






ありがとうございました。


勝手ですが、拙者、暫く旅行に行くため17日までいません。申し訳ありません。


次回もお楽しみに。

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