幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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コラボ期間中は今更ですが短くなります。


ゆっくりご覧下さい。


第七十五話 どんでん返し

 

 

side鏡一

 

 

どうしてこうなった。

 

 

・・・ついてこれない?よし、一から雑に説明しよう。

 

 

あれは今から36万・・・いや、数分前か。突如人里に理性のない妖怪(侵二の獲物)が大量に来た。勿論迎撃(殺戮)に向かい、安定して殺り・・・迎撃出来た。そこまでは良いんだ。勿論野郎共全員と刹那達で殺した。・・・俺以外のいつものメンバーがISに乗って。

 

 

そう、野郎共は乗り回しやがったのだ。人里で。

 

 

更にだ。そこで倒れていた奴がいた。幸い怪我がないのか普通に話せた。・・・数千年前に会ったような奴なのだが。

 

 

で、今。

 

 

『・・・すまん、会ったことないか?』

 

 

???「あります!覚えていますか!?あの都の元門番です!!」

 

 

ハッハッハ、ポール、面白いジョークを言うもんだね。・・・マジか。

 

 

『いや、まあいいや。・・・何の用だ?ただ事じゃないだろ?』

 

 

門番「・・・お願いします!月が謎の生物によって壊滅状態です!どうか、助けて頂けないでしょうか!!・・・このままでは月が絶滅します!」

 

 

刹那達「ハアアアァァ!?」

 

 

『・・・続けたまえ。』

 

 

門番「はい・・・」

 

 

どうやら、謎の緑色の触手が地面から生えて、月を殺戮のステージにしているらしい。・・・途中、触手や生物と聞いて侵二の翼が吼えたのは言うまでもない。やめろ馬鹿野郎。

 

 

・・・で、精鋭部隊のみが残ったが、孤立状態なのだと。

 

 

『はあ・・・めんどくせえなあ。』

 

 

どうせ俺の『やれ』で全部殺せるんだ。不死身だろうが知るか。生憎だが・・・神喰いと神斬りと神崩しと神狂わせがいるんだ。しかも幻想郷の外、つまり本気でねじ伏せられる。能力無効?それすら喰らい、壊し、斬り、欺く、そして殺す。・・・やっぱ面倒じゃねえや。俺は行くぞ。こんな合法的に暴れられるチャンスもう二度とねえぞ。

 

 

『・・・前言撤回!行くぞてめえら!』

 

 

四凶「了解!」

 

 

万が一失敗して月が壊れても、何故かここ最近著しく妖力と何故か出現した魔力が増え、裏人格がしょっちゅう出だした幻夜に過去、未来、歴史。全てを欺き、何もなかった事にしてもらおう。・・・相変わらず幻夜は謎が多い。まあ侵二もどっこいどっこいだが。・・・ちなみにこいつらは酸素を必要としない。もはや生物ではないのか。あ、俺も要らないです。

 

 

『じゃ、刹那達!いきなりで悪いが行くか!!』

 

 

刹那さん「了解した!刹那!闇那!お前等!行くぞ!鏡一達も乗ってくれ!」

 

 

あ、乗らせてもらえるのか。別に飛んで行けるのだが。(化け物検定初段、月まで飛んで行ける)

 

 

『なんだそうか。・・・てっきり飛んで行くかと思ったぜ。・・・よし!乗らせてもらう。すまんな。』

 

 

刹那「待て、飛んで行くってなんだ。」

 

 

『・・・普通だろ?』

 

 

刹那達「普通じゃねえ!!」

 

 

うむ、やはりそうか。

 

 

 

 

次回へ続く

 

 

 

 

 

 






ありがとうございました。


次回もお楽しみに。

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