幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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幻夜「・・・え?銀鏡じゃないかって?残念、僕で~す。・・・突然なんだけどさ~、ここから先、空間がおかしいんだよね~誰かが空間すらおかしくさせたんだって~。誰だろうね~?・・・で、つまりね、この先ストーリーが違ってくるのさ。・・・で、既に作者は責任取らされて吊るされてまーす。」

・・・すみません。投稿が追いつかないのでストーリーをそれぞれで変えることにしました。既に許可も取っています。

風魔「では、俳句を詠め。」


えー、では、


風魔「時間切れだ。さらばだ作者。」


えちょ、りふじn(謎の消滅音)


幻夜「じゃあ、ゆっくりご覧下さいね~。」


第七十二話 後片付け

side龍一

 

 

『あー、うん、なんかすまぬ。』

 

 

いやー、おあいことか言ったじゃん?よく見ると動力部ぶち抜いてやがるし、ELSも竹の養分にされかけなんだわ。

 

 

『・・・義炎、悪いがあの竹戻してくれ。』

 

 

義炎「?分かりましたぞ。」

 

 

義炎もおかしかった。何だ、【竹を司る程度の能力】って。地味に聞こえるが反則能力じゃねえか。

 

 

風魔「・・・ふむ、見事だな。」

 

 

いや、まあ、風魔の機嫌は直ったけどよ?刹那達見ろよ、目が点じゃねえか。

 

 

幻夜「これが盆栽か~」

 

 

違う!絶対に違う!

 

 

『・・・修理期間は?』

 

 

闇那「・・・一ヶ月増しだ馬鹿野郎!」

 

 

デスヨネー。・・・しかし!あくまでもそちらでの話!壊夢!出動!

 

 

壊夢「応!主!ダンダリオン借りるぜよ!」

 

 

『いや、取り敢えず地底だな?接続!』

 

 

壊夢「・・・おい!野郎共!仕事ぜよ!」

 

 

鬼達「へい!兄貴!」

 

 

なにこれ。

 

 

侵二「主上、どうしますか?住民出します?」

 

 

『あ、悪いが頼む。』

 

 

侵二「了解です。」

 

 

風魔「・・・さて、すっきりしたから私も手伝おう。」

 

 

『いやほんと助かったぜ、義炎、オルゴイ。』

 

 

オルゴイ「まあ、古くからの付き合いだ。この程度何てことない。」

 

 

義炎「水臭いですぞ?当然ではないですか。」

 

 

しかしまあ、人里の被害はクレーターのみである。よくやるぜ。

 

 

『まあやりすぎなんだけどな?じゃ、責任取って人里の二隻はこっちが全部直す。』

 

 

刹那「いいのか?」

 

 

『気にしなさんな。この程度屁でもねえさ。』

 

 

なんせ地底の建築物を全て一夜で作り上げた大工組織の棟梁がいるんだからな。

 

 

壊夢「野郎共!この戦艦の修理が仕事ぜよ!・・・刹那さんだったぜよか?やっていいぜよか?」

 

刹那さん「あ、はい、お願いします。」

 

 

壊夢「行け!仕事開始ぜよ!」

 

 

もはや解体作業かと聞かれんばかりのスピードで徐々に直って行く。材料出してんのは俺だが。てか壊夢、一々材料を丸太で撃ち飛ばすな。丸太がブームか。

 

 

鬼1「兄貴!エンジンどうしやすか?」

 

 

『あ、それは俺が行く。・・・鏡一変化。エンジン修正!』

 

 

エンジン程度なら直せる。←未だ残るチート能力

 

 

鬼2「兄貴!この材料でかすぎやすぜ!」

 

 

風魔「私に任せろ。・・・喝!」

 

 

真っ二つに。シールドなかったらこうなってたのか・・・ある方が良かったな。なかったら対象年齢がグンと上がる。流血沙汰だぜ。←今更

 

 

鬼3「兄貴!もうすぐですぜ!」

 

 

・・・オイコラ速すぎだろ!何だその組織!確かに鉄骨やらが飛び交ってたがどうなんだよこの速度!

 

 

壊夢「阿呆ぅ!遅いぜよ!さっさと仕上げるぜよ!」

 

 

遅いのかよ!とんだイカれた野郎共だぜ!

 

 

鬼達「へい!」

 

 

壊夢「よし!それが後二ミリぜよ!」

 

 

恐ろしいね(小並感)流石Dai工メンバー。怖いわ!

 

 

闇那「どうだ?・・・は?速すぎるだろ!」

 

 

そうなるよな。でもこれがこっちの普通です。諦めたまえ。

 

 

壊夢「最後!行くぜよ!」

 

 

そう言いながら戦艦をぶん殴る。・・・おい、ましな耐久試験はなかったのか?

 

 

壊夢「・・・よし!完璧ぜよ!」

 

 

刹那さん「どうなってるんです?」

 

 

『聞かないでくれ。』

 

 

一説によると風魔も特殊部隊所持だとかで、その中に文もいるらしい。風魔壊夢が味方で良かった。敵に回すとミンチ確定である。

 

 

侵二「・・・まあ、取り敢えずこの二隻はOKです。・・・後主上、速くクレーター直しましょう。紫殿が倒れます。」

 

 

『やべっ!侵二!後頼んだ!俺ちょっと行ってくる!』

 

 

侵二「了解です。」

 

 

完全に忘れてた。ついでに森も直してこねえと!

 

 

side侵二

 

 

「・・・さて、と。この度は申し訳ございませんでした。」

 

 

刹那「いやいや!顔を上げてくれよ!」

 

 

今回は明らかにこちらのミスですから・・・

 

 

幻夜「何重い事やってんのさ。ねえ、ニムバス?」

 

 

ニムバス「そうだな。こちらも気にしていないだろう?刹那。」

 

 

刹那「・・・ああ、侵二さん、こっちも悪かったんだ。だから顔を上げてくれよ?」

 

 

侵二「分かりました。では私は侵二さんではなく、侵二、とお呼び下さい。・・・後幻夜、少しは自重しなさい。」

 

 

幻夜「やだね~」

 

 

「はぁ・・・」

 

まったく・・・コイツはいつもいつもこの調子ですか。

 

 

『イヤッフウ!たっだいまー!』

 

 

「あ、どうでしたか?」

 

 

『直ったぜ!森も地面も以前通りだ!』

 

 

刹那「え・・・?速すぎじゃ・・・」

 

 

「あ、気にすると負けですよ?私達のルールに【後片付けができる範囲で暴れる事】っていうルールがあるんですよ。暴れるために皆、片付けの技術は負けませんよ?」

 

 

刹那「あー、もう突っ込まない。」

 

 

それで正解ですね。気にしたら負けですよ。

 

 

『・・・で、後はその戦艦だけだが・・・おい、壊夢!見積もりはどうだ!?』

 

 

壊夢「そうぜよねえ・・・内部の修復は勝手に始まってるみたいぜよから、後は外部だけぜよ。が・・・かなり仕組みが厄介ぜよ。」

 

 

刹那「そりゃ、自慢の艦だからな。」

 

 

壊夢「・・・せいぜい三日間ぜよかねえ?」

 

 

刹那+闇那「・・・は?」

 

 

『三日か・・・旧地獄の修繕以来の長時間だな。』

 

 

「かなりかかりますね・・・」

 

 

壊夢「・・・まあ、仕方ないぜよ。」

 

 

闇那「・・・ハハハ、冗談だろ?」

 

 

『いや、行けると思うぜ?壊夢は素材さえあれば何でも作れるからな。』

 

 

羨ましいですね。私はこれといった特技がないですからね・・・←お前が言うな。

 

 

風魔「・・・だからだな、そこで刀を振るんじゃない。いいか?こうだ。」

 

 

三日月「こうか?」

 

 

風魔「そうだ。後は振る速度を極限まで・・・」

 

 

『風魔さん?その剣術増やさないでくれます?誰が機械に乗ってそれ振るの?てか三日月も出来るの?ホントやめて?鞘から刀出さずに切るのはおかしいだろ?』

 

 

風魔「・・・極限まで隙を減らした振り方だ。別に悪くないだろう?それに、三日月はすぐに習得したぞ?」

 

 

三日月「よし、風魔、ありがとう。」

 

 

風魔「気にするな。その程度なら何時でも教えられる。・・・妖夢が覚えられないのは何故だろうか。」

 

 

『いや、普通出来ないから。俺は出来るけど普通は出来ないから。』

 

 

「え?私も出来ますが・・・」

 

 

『黙ってろ。てめえも論外だ。』

 

 

・・・ううむ、不本意です。

 

 

風魔「うん?侵二、羽、増えてないか?」

 

 

「え?・・・あ、二枚増えてますね。」

 

 

・・・もうあれは捨てたはずなんですがね。

 

 

『・・・「二枚増えてますね」じゃねえだろ!これ以上魔境に行くんじゃねえ!』

 

 

「・・・まあ、いいじゃないですか。」

 

 

『あー、もう増やすなよ?』

 

 

自重します。

 

 

 

 

次回へ続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






侵二「ありがとうございました。え?作者?・・・いい人でしたね。」


幻夜「良かったかな~?じゃあ、次回もお楽しみにね~」

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