幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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和解・・・出来るのか?


ゆっくりご覧下さい。


第七十一話 和解

 

side龍一

 

 

???「なんかすいません。恩を仇で返すような事してしまって。」

 

 

いやまあ面白かったし。・・・後で頭突きするし。

 

 

侵二「別に大丈夫ですよ?・・・美味しかったですし。」

 

 

人様のELS喰うな!吐き出せ!

 

 

侵二「・・・ペッ。」

 

 

壊夢「にしても、硬かったぜよねえ・・・」

 

 

???「ああ、あれは核百発当てても大丈夫ですよ。」

 

 

壊夢「ほーう?」

 

 

うん、硬いな。やめろ壊夢!ここでリミッター外すな!地球が割れる!・・・風魔!お前も刀研ぐな!お前がそっちに行くと突っ込みがいなくなる!

 

 

風魔「・・・チッ」

 

 

そう怒るなよ。どうせ森と地面吹き飛んで・・・アカン、腹立ってきた。落ち着け、クールダウン。

 

 

???「そう言えば、名乗り忘れていましたね。俺はELS刹那さんです。この戦艦・・・ネェル級一番艦ネェル・ラー・カイラム改の艦長をしています。」

 

 

ほほう、それで見たことが・・・

 

 

『じゃ、俺も軽く・・・神矢龍一、只の龍神の兄っす。』

 

 

刹那さん「龍神の兄!?」

 

 

『なんだ?一般人だと思ったか?』

 

 

刹那さん「それはない。」

 

 

『あー、で、ここだけの話、一酸化中毒で死んだ。龍神によってここに来た転生者だ。』

 

 

刹那さん「俺達を助けてくれたのもその龍神なんですよね。」

 

 

あ?・・・くっそあの野郎!アイツの仕業か!次会ったらぶん殴る!これで刹那への頭突きはチャラだ。・・・早く龍源来ないかな~?

 

 

刹那さん「・・・じゃあ、他の面子の紹介を。」

 

 

やっぱ何人かいるのか?・・・約一名知り合いいるんですがそれは。

 

 

???「俺は刹那・OF・ヴィーニングだ。この艦の副艦長だ。」

 

 

???「私は闇那・OF・ヴィーニングだ。同じく副艦長だ。一応不老不死だ。」

 

 

『一応?』

 

 

いやまあ四凶も不老不死説が浮かんできたので突っ込まねえが。

 

 

闇那「刹那が死ねば俺も死ぬ。いわば影。」

 

 

影ね。絶影やってるからよく分かるな。

 

 

???「はいはい、退いた退いた!私はマリオン・ウェルチよ。」

 

 

あー、EXAMの犠牲者ね。

 

 

マリオン「失礼な事言ってない?」

 

 

貴様、ニュータイプか!・・・そうでしたね。

 

 

マリオン「刹那、一旦龍一ぶっ殺していいかい?」

 

 

いやいや、女の子がそんな事言っちゃ駄目よ?

 

 

刹那「好きにすれば?」

 

 

取り敢えず気づかないスピードで刹那を殴った。よし!気づかれてねえな。(黒笑)

 

 

マリオン「オーケー!おいで!死神!」

 

 

魔装準備、ベリアル

 

 

すぐEXAMになったなあ。あ、風魔ストップ!!

 

 

『ああ、すみませんでした(風魔さんに向けて)ハイ。要らん事考えてました。(幻夜が爆発させようとしてた)ハイ』←コイツ反省してねえ。結果的にはいはいしかマリオンに言ってない

 

 

マリオン「まあ、良いわ。私よりもっと怖い奴がいるからな。」

 

 

およ?許されてる。・・・まあいいや。合理的にぶっ飛ばせると思ったのになー。

 

 

侵二がちょろすぎると感じて引いてら。

 

 

???「あー、うるさいところ悪いんだが、俺はユウ・カジマだ。通信係を務めている。」

 

 

よし、次やる時のターゲット一号だな。←落ち着いていない

 

 

ニムバス「よっ、幻夜。俺はニムバス・シュターゼンだ。宜しくな。」

 

 

幻夜「うぃーっす。」

 

 

???「私はクロエ・クロニーチェ。独りにしたら、ぶっ殺すからねぇ?」

 

 

ゲンキダナー

 

 

刹那+俺『「は、はいいいいいい!!」』

 

 

やべ、乗っちゃった。全然怖くないな。真面目に震えてる刹那に一日ブチ切れた侵二といさせたら死ぬな。

 

 

・・・最高神回想中・・・

 

 

侵二「おはようございます。死ね。」

 

 

『お、おう、どうした?』

 

 

侵二「いえ別に?死にさらせ。」

 

 

・・・・・・

 

 

あの時はヤバい。語尾が全部死ねだった。しかも翼が呻く始末。

 

 

???「三日月・オーガス。普段はミカでいいよ。」

 

 

・・・でだ、知り合いだよなぁ!

 

 

アリス「龍一、久しぶりね。」

 

 

・・・what?もういい、考えるのはやめだ!

 

 

『ほい、じゃ、軽くこっちも紹介。』

 

 

侵二「八雲侵二です。・・・喰いちぎるぞ?」

 

 

幻夜「風見幻夜だよ~。・・・脳壊そうか?」

 

 

壊夢「神鬼壊夢ぜよ。・・・ぶん殴っていいぜよ?」

 

 

風魔「風切風魔だ。・・・八つ裂きにしてやる。」

 

 

やめろ貴様等、風魔に至っては冗談じゃないじゃねえか。見ろ、俺にへばりついてる金属が震えてるジャマイカ。

 

 

『・・・ま、まあよろしくな。で、修理する必要があるよな?』

 

 

刹那「そうですね。取り敢えずさっきの爆発でほとんど壊れまして、暫くは・・・」

 

 

馬鹿野郎(建前)けしからん、壊すなら全部だ(本音)

 

 

『どれくらいだ?』

 

 

闇那「大体に週間以上は要るな。それで応急処置だからそれにプラスだな。」

 

 

『んじゃ、暫くは人里に滞在しな。』

 

 

妖怪の山の近くなら間違いなく首がなくなる。人里がギリギリ安全だ。

 

 

侵二「・・・主上、金属反応、人里にて、です。」

 

 

『・・・オルゴイ、聞こえるか?』

 

 

思念伝達。

 

 

オルゴイ「なんだ?」

 

 

『やれ。』

 

 

オルゴイ「・・・それなら既に潰しているが?」

 

 

『何だって!?』

 

 

クソッ、俺の分は無しか。

 

 

『・・・あ、てかこのアクセサリー邪魔なんだが。』

 

 

刹那さん「あ、そう言えばなんとかしないとな。ちょい待って。」

 

 

・・・何をしているのかね?・・・お?馴染んできた?

 

 

刹那さん「二言返事でOKです。」

 

 

ふーん、面白いな。後で侵二の胃袋直行だが。

 

 

幻夜「僕達には~?」

 

 

刹那さん「なんか嫌がってますよ。殺されたとか言ってますし。」

 

 

幻夜「へー。・・・おい、殺されたくなかったら来い。来ねえと・・・!」

 

 

急いで武器に入った。

 

 

幻夜「・・・まあいいか。ありがとう~」

 

 

『じゃ、人里に行くか。』

 

 

・・・戦艦+団体移動中・・・

 

 

『さーて、・・・うわあ。』

 

 

うん、予想はしていたが。・・・そこには

 

 

オルゴイ「これで終わりだな。」

 

 

義炎「龍一殿!遅いですぞ!」

 

 

風穴空いた戦艦二隻と、竹の生えた金属の山が並んでいた。

 

 

・・・まあ、これで人里の被害もおあいこって事だな!

 

 

 

次回へ続く

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。


次回もお楽しみに。

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