ゆっくりご覧下さい。
side龍一
何故か幽々子が起きたので絶賛料理中。何故だ!
侵二「壊夢の酒にも耐性があるとは・・・」
しかし、幽々子の食欲を侵二が喰って、精神安定剤を別生活で俺達宛に頂いたのでかなり安定した。二時間程全員喜怒哀楽が少なくなり、機械的に動いたが・・・これでラストだ。
食材は精神安定剤と共に別生活で頂いた。大感謝。
幻夜「お待ちどお~」
幽々子「ありがとうねー」
終わった。・・・料理時間、まさかの六時間、一日の四分の一が料理。ここ、飯屋じゃねえからな?
『終わった・・・お疲れ様。』
幻夜「お疲れ~」
侵二「お疲れ様です。」
暫くは宴会はしたくない。てか、料理したくない。
壊夢「主、終わったぜよ!」
『お、こっちも終わったぞ。』
萃香「・・・あのさぁ、龍一。」
『ん?』
萃香「・・・迷惑かけて悪かったね。」
『いやいや、遊んでただけだろ?被害者が俺達だけなんだ。セーフだ。』
色々と犠牲はあったがな。(主に精神面)
萃香「・・・いや、でも、」
『俺なんて昔・・・四凶を式にしたばかりの頃、こいつ等との遊びで山一個ぐらい普通にぶち壊したからな?』
否、正確に言うと山二峰。馴染んだ後は大和と月の軍半壊。反省はしていないし、後悔もしていない、むしろすがすがしい。
萃香「・・・あ、ああ、そうかい、ありがとう。」
『謝るんなら霊夢に言いな、霊夢が宴会をまとめてたからな。』
萃香「・・・ああ!分かった!」
『・・・でだ、壊夢、これからどうするんだ?』
壊夢「・・・どう、とは何ぜよ?」
『萃香だよ、地底に帰らせるのか?』
壊夢「いや、残らせるぜよ?萃香は残りたいらしいぜよし。」
『そうか、ならいいんだがな。』
壊夢「・・・なあ、主。」
『あ?』
壊夢「・・・妹って、難しいぜよねえ?」
『・・・慣れるしかないんじゃねえの?俺も龍華が出来た(?)時は悩んだしな。』
あの時は驚いたし苦労した。今は立派になったがな。おかげでお兄ちゃんは個人的に仕事が出来る。・・・そこ!丸投げとか言わない!てか管理時間俺の方が数倍長いから!
壊夢「そうぜよか・・・」
『そうだな。忙しいだろうが頑張れ。』
壊夢「そうぜよね!主、助かったぜよ!」
『何もしてねえよ。・・・まあ、いずれ働いてもらうからな?』
壊夢が獰猛な笑みを浮かべる。怖いわ。
壊夢「・・・了解ぜよ。楽しみにしてるぜよよ?」
『おう、その前にも異変がそっちでも起こるかもしれねえから、その時は頼んだ。』
壊夢「了解ぜよ!」
霊夢「あれ?壊夢さん帰るの?」
『壊夢はこう見えて地底の鬼の棟梁だからな。忙しいんだ。』
誰もが納得できるわな。山一峰ぶち壊したのこいつだし。
壊夢「こう見えてって何ぜよ。」
風魔も妖怪の山の裏ボスである。この幻想郷怖い。←元凶
萃香「・・・もう帰るのかい?」
壊夢「ああ、また来るぜよ。・・・偶には顔、見せに来るぜよよ?」
萃香「ああ!ありがとう!」
壊夢「んじゃ、また来るぜよ!」
そう言って飛び去った。・・・音速超えて。メンバー全員が音速超えたぜ!(白目)
『で、萃香。これからどうするんだ?』
霊夢「神社に居候するらしいわ。」
萃香「と言うわけさ。宜しく。」
『宜しく。あ、そうだ霊夢。』
霊夢「何?」
俺は店の儲けの一割を渡す。二割が俺の取り分だったが、多すぎて使い道がねえ。
霊夢「・・・え?こ、これ何?」
『寄付金。俺の神社だし、これで生活してくれ。』
霊夢「・・・ありがとう!」
多分、中の金額は前世で言う数万ぐらい?貧乏巫女卒業だな。
萃香「・・・やっぱり、龍一達のすることは規模が大きいねえ。」
『そう言われてみるとそうだな。』
遊びで山を壊し、他人との喧嘩で国を半壊、作るものは化け物レベル。・・・確かに!
『まあ、大は小を兼ねるって言うじゃん?』
萃香「・・・兼ねてないと思うよ?」
『言うな。てか、俺は自重してるからな?』
侵二「・・・どの口が言ってるんですか?」
紫「龍一!おはよう!」
うん、突っ込みどころが多い。まず侵二に言われるいわれはない。次、紫、起きるの遅い。
『・・・おはようじゃねえよ。もう昼だぞ?』
紫「い、忙しかったのよ。結解の補修とかで。」
『おい、こっちを見ろ。』
目ぇ逸らしてんじゃねえか。
『・・・まあ、別に悪かねえがな?動かないと体に悪いぞ?』
侵二「・・・私は?」
『黙ってろ規格外生命体。お前も動いてるだろうが。てか寝ねえだろうが。』
てか寝てても立ちながら寝てるだろうが。今度龍源にこんな生命体生まれるのか聞こう。
紫「・・・そうよね、」
幻夜「うんうん、それに、太っちゃうよ~?」
あ。
紫「・・・・・・」
『・・・阿保、それは禁句だ。デリカシーが無いぞ。』
幻夜「ん~?幽香は何も言わないけど~?」
幽香も苦労してるなあ・・・この無神経戦闘狂マイペース野郎が。こいつが教師とか世も末だ。
『紫?別に太ってないからな?俺はどっちでも良いし。』
前世は女子に興味が無かった。彼女いるわけねえだろうがなんて言ったが、彼女も実際要らなかった。
紫「・・・本当に?」
『このタイミングで噓つくと思うか?』
幻夜「つくんじゃないの~?」
黙れ、てめえは能力があるからそうなるんだ。
『・・・大丈夫、信じろ。』
紫「・・・うん!」
侵二「・・・めでたしめでたし。ですかね?」
幻夜「良かったね~」
『お前が言うな。誰のせいだと思ってんだ?』
幻夜「さあね~?」
手応えがねえ。・・・ま、内心謝ってるし許そう。
萃香「・・・紫、終わったよ。博麗の巫女の強さ、よく分かったよ。」
紫「そう、良かったわ。楽しめたかしら?」
萃香「ああ!・・・後、霊夢、すまなかったねえ。」
霊夢「別にいいわよ。龍一さんが凄くお金くれたしね!」
紫「・・・いくら渡したの?」
『・・・店の儲け一割?』
紫「・・・いいの?」
『別に?使い道が無いしな。』
てか買い物しても龍神様だからとか、侵二様の主様だとかで割引される。
俺もう龍神じゃねえからな?龍神の兄、だからな?偉くねえぞ?
侵二「・・・まあ、これで宴会と異変は終わりですね。」
『やっとか・・・暫くは宴会したくねえな。』
幻夜「もう連続は御免だね~」
侵二「そうですね・・・ちょっと休みたいですね。」
『そうだな。暫くは普通に過ごすか。』
異変は解決した。何とか死亡者も0だ。薬飲んだが。
・・・めでたしめでたし、と。
次回へ続く
彼等は遊びで山を壊します。(諦め)
次回もお楽しみに。