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side???
「あいつつつ。着地失敗だな。」
やっちまった。まさか神界から飛び降りたのは良いものの、あんなに高かったとは・・・
「・・・取り敢えず、ここ何処だ?」
まずは場所確認。・・・神社か?
「・・・まさか、博麗神社か?」
もうそんな時期かよ。時間かかりすぎたな。
「・・・そうだ、賽銭入れておくか。」
取り敢えず賽銭箱にある程度のお賽銭を入れる。・・・それにしてもだ。
「この景色と気温はおかしいだろうがオイ!!」
春じゃねえのかよ!?一面雪景色じゃねえか!
「・・・クソッタレ、異変じゃねえか。」
時期が悪い。ちきしょう、紅霧異変見れなかったぜ。
「・・・あ、そうだ。」
俺は神社の裏の桜の下に行く。
「・・・風魔の野郎、やりやがるな。」
刀に紙が括られていた。
「・・・拝啓、主上。
長旅ご足労様だ。幻想郷は平和そのものだ。・・・感動を返せ。
敬具、風魔」
何て文だ。・・・まあ、俺が悪いんだが。
『・・・てか、俺って分かったじゃねえか。・・・ま、いいか。』
俺、帰還完了。感動も何もない始まりである。
『・・・侵二の奴も、武器の手入れしてくれていたのか。・・・侵二は?』
・・・待てよ、終わらない冬、いない八雲家・・・まさか。
『・・・西行妖ぃ!!』
西行妖が復活する。許さん、奴は許さん。紫を殺しかけたんだ。処す。
『・・・ライフルは準備完了。新月も問題なし!ぶっ飛ばす!』
あ、冥界って何処だ?
『・・・分からん。』
始まりからグダグダである。
『・・・取り敢えず、人里に行くか。』
・・・龍一移動中・・・
『・・・よし、てか、人いないな。』
この寒さのせいか、人がいない。
『うーむ、どうしたものか。・・・ん?』
人影が二つ、・・・あれ?
『おい、義炎か?』
義炎「ん?おお!龍一!」
妹紅「あ、龍一じゃん。久しぶり。」
『・・・お前等、変わらねえな。・・・じゃねえ!』
義炎「どうした?」
『義炎!冥界って何処だ!?』
義炎「・・・冥界?何故ですかな?」
『話は後!何処か知ってるか!?』
妹紅「そういや、さっき侵二が向こうに行ったよ。」
侵二がいるか、よし!
『ありがとう、妹紅、義炎!急いでるんでな、じゃあな!』
ダンダリオンで瞬間移動しようと思ったが、細かい位置が分からないので不可能。フォカロルで飛ぶ。え?神力?ザガンを桜に移して補給していたから大丈夫だ!
『・・・間に合えよ!』
sideout
冬の雪景色の中、高速で飛ぶ神が一人。
まだ、冬は終わらない。しかし、確信できる事がある。
彼がいる限り、BADENDは受け付けない。
あるのはただ・・・
気分とHAPPYENDのみ。
さあ、天を仰げ、主が戻る。
ありがとうございました。
次回もお楽しみに。