幻想創星録   作:青銅鏡(銀鏡)

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新年、明けましておめでとうございます。


今年も文才が進歩しないこの小説をよろしくお願いします。


第四十六話 説教

 

side霊夢

 

 

魔理沙に案内された所に着いた。

 

 

魔理沙「ここだぜ。」

 

 

言われた通り何か怪しい部屋だ。

 

 

「よし、入るわよ!」

 

 

???「お姉さま、来たよ!」

 

 

???「珍しい客だな。人間か?」

 

 

「あんたがこの異変の犯人かしら?」

 

 

???「そうだ。私がここ、紅魔館の主、レミリア・スカーレットだ!」

 

 

???「私はその妹、フランドール・スカーレットだよ!」

 

 

「そう、洗濯物が乾かないし、止めてもらえる?」

 

 

レミリア「無理な相談だ。」

 

 

フラン「勝負して決めよう!」

 

 

「・・・はあ、行くわよ、魔理沙。」

 

 

魔理沙「おう!何時でもいいぜ!」

 

 

sideout

 

 

 

side侵二

 

 

オルゴイ殿と談笑中、突如爆音が響いた。

 

 

オルゴイ「何だ?」

 

 

「・・・ああ、異変を解決しに来た霊夢達でしょう。」

 

 

オルゴイ「そうか、・・・五月蠅いし、」

 

 

「・・・止めますか。」

 

 

オルゴイ「・・・そうだな。」

 

 

私達は部屋を出て歩いた。

 

 

「そう言えば、娘さんの能力が危険だと聞いていたのですが・・・」

 

 

オルゴイ「フランの事か。龍一が狂気を消してくれたから大丈夫だ。」

 

 

「・・・まあ、主上に狂気は効きませんからね。」

 

 

オルゴイ「・・・龍一には感謝していた。」

 

 

「あ、多分帰ってきますよ。」

 

 

オルゴイ「・・・確証は?」

 

 

「無いですけど、何か『何度でも蘇るさ。』みたいに帰ってきそうじゃないですか?」

 

 

オルゴイ「フフッ、確かに。」

 

 

「まあ、着いたので止めましょうか。」

 

 

オルゴイ「そうだな。・・・止めんか馬鹿者!!!!!」

 

 

「いい加減にしなさい!!!!」

 

 

レミリア+フラン「お父様!?」

 

 

霊夢「侵二さん!?」

 

 

魔理沙「何でここにいるんだぜ!?」

 

 

オルゴイ「・・・お前達、確かに好きにしなさいと言った。・・・だがな?館を壊してどうする。」

 

 

レミリア「・・・ごめんなさい。」

 

 

フラン「ごめんなさい!」

 

 

おやおや、説教中ですか。・・・こっちもしますか。

 

 

「あのですね、こんなに壊してどうするんですか?修理にどれぐらいの費用と時間がかかると思います?」

 

 

霊夢「ごめんなさい・・・」

 

 

魔理沙「わ、悪かったぜ・・・」

 

 

「はあ・・・今回だけですよ?壊してもいいですが、しっかり後片付けできるようになってからして下さいね。」

 

 

霊夢「気をつけます・・・」

 

 

魔理沙「これから注意するぜ・・・」

 

 

「はい、よろしい。オルゴイ殿、終わりましたか?」

 

 

オルゴイ「そろそろ終わる。・・・いいな?咲夜にこれ以上迷惑をかけさせるなよ?」

 

 

レミリア「はい・・・」

 

 

フラン「咲夜、お父様、ごめんなさい。」

 

 

咲夜「私はいいですよ。」

 

 

オルゴイ「今回だけ許す。・・・終わったぞ。」

 

 

「じゃあ、私が修理します。・・・捕食、数分前の衝撃全て。」

 

 

衝撃を喰ってなかったことにする。

 

 

オルゴイ「・・・すまないな。」

 

 

「いえいえ、・・・貴女達、決着をつけるために表に出なさい。」

 

 

オルゴイ「・・・行ってきなさい。」

 

 

レミリア「分かったわ。行きましょ、フラン。」

 

 

フラン「はーい。」

 

 

霊夢「じゃあ、私達も行きましょう。」

 

 

魔理沙「そうだな、行こうぜ。」

 

 

霊夢達は外に出た。

 

 

オルゴイ「・・・ここは平和だな。」

 

 

「ええ、平和ですね。」

 

 

咲夜「・・・あの、お知り合いですか?」

 

 

おっと、名乗っていなかったですね。

 

 

「初めまして、侵二と申します。咲夜殿ですね?」

 

 

咲夜「はい、・・・何故ご存知なのでしょうか?」

 

 

「絶影・・・シュナイダーの友人です。」

 

 

咲夜「先生の!?じゃあ、先生の言っていた何でも喰う化け物って・・・」

 

 

「多分、いや、絶対に私です。」

 

 

咲夜「そうでしたか!先生は今何処に?」

 

 

オルゴイ「・・・・・・」

 

 

「・・・主上は遠くに旅に出かけています。暫くは帰ってきません。」

 

 

咲夜「・・・そうですか。あの、さっきから主上や絶影って・・・」

 

 

「シュナイダー、これも名前の一つです。絶影でもありますしね。貴女の言う先生は。」

 

 

咲夜「先生が絶影!?」

 

 

「ええ、で、主上と言うのは私は絶影の式だからです。」

 

 

咲夜「先生って、私が知っている以上に凄かったんですね・・・」

 

 

まあ、誰だって驚きますよね?

 

 

オルゴイ「・・・そう言えば、絶影の能力って何なんだ?」

 

 

「ああ、【影を司る程度の能力】ですね。」

 

 

オルゴイ「影を?規格外だな。」

 

 

「オルゴイ殿は?」

 

 

オルゴイ「【跳ね返す程度の能力】だ。」

 

 

「オルゴイ殿も規格外じゃないですか。」

 

 

オルゴイ「・・・まあ、そうだな。」

 

 

「主上は規格外すら生温いぐらいですが・・・」

 

 

オルゴイ「止めてやれ。」

 

 

「そう言えば、咲夜殿は人間ですよね?何故ここにいるんですか?」

 

 

咲夜「私は親がいなくて、五歳の時に先生に引き取ってもらったんです。」

 

 

「・・・それで主上に影響を受けたと。」

 

 

咲夜「はい。」

 

 

主上、置き土産多すぎです。どうしてくれるんですか。

 

 

再び爆音が発生する。

 

 

「・・・じゃあ、霊夢達見に行きますか。」

 

 

オルゴイ「そうだな。娘達も見に行くか。」

 

 

咲夜「私も行きます。」

 

 

さて、どうなってますかね?

 

 

 

 

次回へ続く

 

 

 







ありがとうございました。


次回もお楽しみに。

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