お騒がせしました。
ゆっくりご覧下さい。
第十八話 欲望って何だっけ
side絶影
どうも、皆様、前回諏訪の国を飛び去った絶影です。え?龍一はって?いや、前から数千年経っていまして、まあ、今は飛鳥時代です。で、今聖徳太子の居る町?村?に居ます。・・・流石にすぐに面会はな?で、妖怪退治を裏で少々証拠を残してやってます。そろそろ気づくかな?
侵二「気づくと思いますよ?」
『まあ、そうだといいがな。』
sideout
side???
???「太子様!また妖怪が減っております!」
???「またか・・・どうします?太子様?。」
私は豊聡耳 神子(とよさとみみのみこ)今話している二人は物部布都(もののべふと)と、蘇我 屠自古(そがのとじこ)。二人ともよく私のために働いてくれている。
「では、屠自古に妖怪を減らした犯人を探してもらいます。そして、連れてきていただけますか?」
布都「我はどうすれば?」
「布都には私の手伝いをしてもらいます。」
布都「分かりました!太子様!」
「屠自古も、お願いしますね。」
屠自古「分かりました。では、行ってきます。」
誰がやったのでしょう?詳しく調べないと・・・
sideout
side絶影
俺たちは、今、団子屋にいる。ここの店主の娘さんが攫われたのを助けたのが原因。
店主「あ!旦那、また来てくれたんですかい。」
『ああ、今日もいつものもらえるか?』
店主「あいよ!」
娘「どうぞ。」
侵二「ありがとうございます。」
壊夢「頂くぜよ。」
風魔「やっぱり旨いな。」
幻夜「美味しいね~」
屠自古「そこの方、ちょっといいか?」
『ん?何だ?』
屠自古「最近、この辺で妖怪が減っている。何か知らないか?」
『いや、特に、』
ここで言うと怪しまれる。俺は茶を口に含む。
屠自古「話によると、五人組でだそうだが。」
茶を吹いた。こいつ絶対気付いてるだろ!
店主「旦那、俺の娘を妖怪から助けてくれたじゃないですか。」
屠自古「ほう、どうやら、貴方たちらしいな。」
『ゲホッゲホッ、・・・何の用だ?』
屠自古「太子様・・・聖徳太子様が、貴方たちを連れてきてほしいと言っていてな。来てもらえるか?」
『まあ、いいが・・・お前ら!集合!』
侵二「聞こえてますよ。」
壊夢「何ぜよ?」
風魔「何だ?」
幻夜「何~?」
『太子殿とやらが、お呼びだそうだ。行くぞ。店主、これ代金な。また来る。』
屠自古「では、案内する。こちらだ。」
・・・人間+化け物一団移動中・・・
屠自古「太子様、連れてきました。」
神子「ありがとうございます。わざわざ来ていただいてありがとうございます。」
『いえいえ、では、名乗らせて頂きます。絶影です。』
女性がひっくり返る。
神子「ぜ、絶影!?」
『続けますね、』
侵二「侵二です。」
壊夢「壊夢ぜよ。」
風魔「風魔だ。」
幻夜「幻夜です~」
神子「冗談ですよね?」
『いや、本気で。』
神子「なら、欲を見させてもらいます。」
侵二(ここを詳しく見てみたいですね。)
壊夢(酒が飲みたいぜよ。)
風魔(ここに刀はないのか?)
幻夜(団子食べたいな~)
神子「(フリーダムすぎる。絶影さんは・・・)」
絶影(無欲)
神子「何なんですか?無欲って。見たことがないんですが・・・」
『いや、そう言われてもな、認めてもらえるか?』
神子「認めるしかないでしょう。で、何故妖怪退治を?」
一同「気分」
神子「・・・・・」
『で、貴女は?』
神子「し、失礼しました。私は豊聡耳 神子です。」
屠自古「私は蘇我 屠自古です。」
神子「もう一人いるのですが・・・布都ー!」
布都「何ですか?神子様って何奴!」
よし、ふざけるか。
『フハハハハ、私は侵入者だ。』
布都「神子様!侵入者ですぞ!」
屠自古「・・・布都、侵入者が名乗るわけないだろう。」
布都「はっ!では、そちらの方々は?」
神子「妖怪退治をしていた絶影さん達です。」
布都「おお!そうでしたか!我は物部布都だ。」
自己紹介省略
『でだ。何で呼んだ?』
神子「お礼がしたかったのです。」
『ああ、そうでしたか。じゃあ失礼する。また来ても?』
神子「ええ、どうぞ。」
『では、・・・帰るぞ。観光はまた今度安定してからだ。』
四凶「了解」
俺たちは飛び去った。
次回へ続く
今回はやや短めでした。
次回もお楽しみに。