ゆっくりご覧ください。
鏡一「うーん。」
???「目が覚めたか?」
鏡一(次から鏡)「誰だ!」
???「儂か?儂は神様じゃ。」
鏡「は?」
神様「いやだから神様じゃ。」
鏡「(信じるしかないな)そうか、で、神様ここはどこだ?」
神様「信じてくれたか、ここは神界じゃ。」
鏡「てことは俺は・・・」
神様「左様、死んだな。」
鏡「考えていること分かるんだな」
神様「神様じゃからの。」
鏡「それより!あの親子は?」
神様「無事じゃ。おぬしのおかげでの。」
鏡「良かった・・・」
神様「おぬしはいいのか?」
鏡「ああ、で、俺はどうなるんだ?」
神様「そうそう、おぬし、転生したk「やなこった」ゑゑ!?」
神様「そんなこと言わずにさあ。」
鏡「今は嫌かな、整理出来てないし。」
神様「よかろう、いつでも構わん。で、おぬしは今はどうしたいのじゃ?」
鏡「何でもいいのか?」
神様「叶えられる範囲ならな。」
鏡「なら・・・ここで働かせてくれ!」
神様「ん?それが望みか?」
鏡「ああ!あんたにも教えてくれた礼があるしな。」
神様「クッハハハハハハ!!おもしろい奴じゃな。」
鏡「それに、アンタ独りだろう?」
神様「むぅ、それは・・・」
鏡「だからさ、これから頼むぜ、先輩?」
神様「先輩か・・・悪くないのう。よかろう!こちらこそ頼むぞ!」
鏡「ああ!頼まれた!ところで、神様の名前は?」
神様「ないの。」
鏡「なら、つけていいか?」
神様「神に名前をつけるか、かっこいいのを頼むぞ?」
鏡「おう! そうだな・・・龍源(りゅうげん)とかどうだ?」
神様「いいな!気に入ったぞ!これより儂は龍源と名乗る!おぬしにも新たな名前をやろう!そうじゃ!神矢龍一(かみやりゅういち)などどうじゃ?」
鏡「いいねえ!ありがとうよ!龍源!」
龍源「こちらこそじゃ!して、こちらからも頼みがあるのじゃが・・・」
龍一「なんだ?言ってくれよ。」
龍源「友達とやらになってくれ!」
龍一「そんなことか・・・」
龍源「駄目か?」
龍一「その必要はねえ! もうすでに、友達だろ!」
龍源「やはり面白い奴じゃ!気に入ったぞ!」
龍一「じゃあ仕事に取り掛かろうぜ!仕事教えてくれよ?」
龍源「任せろ!これも友達のためじゃ!」
こうして、人間の矢川鏡一改め神矢龍一と神様改め龍源の不思議な関係が生まれた。
のちに龍一が種族で差別を嫌ったのはここからだろう。
そしてこれが幻想郷最強の神が生まれた瞬間である!
龍源「あ、おぬし神になっているからの。」
龍一「言うの遅えよ!!」
龍源「テヘペロ☆」
龍一「しばくぞてめえ!」
・・・たぶん・・・
次回へ続く
ありがとうございました。今回も短めでした。
これからは三人称とside式にすると思われます。