今回いよいよ諏訪大戦。
ゆっくりご覧下さい。
side絶影
現在場所は諏訪の国の一キロメートル先。
さあ、おいでなすった。
『諏訪子、大丈夫か?』
諏訪子「うん、もう覚悟は出来てる。」
使者「貴様らが諏訪の者か?」
何だあの態度、ぶっ飛ばすの確定だな。
諏訪子「ああそうさ。」
使者「で?降伏するのだろう?」
諏訪子「いいや、しない。私は戦う!」
使者「なら、戦争ですね。無駄なあがきを・・・ そう伝えてきますよ。」
『その必要はない。』
使者「何故です?妖怪。」
『それはな、俺らが突っ込むからだ!』
俺は使者を吹き飛ばす。
『行くぞてめえら!神は死んでも復活する!大和にな!』
四凶「おう!!」
『これよりは地獄だ!覚悟はいいな?』
侵二「当然です。」
壊夢「待ちわびたぜよ!」
風魔「勿論だ!」
幻夜「本気出すぜ!」
『よろしい。ならば戦争だ。』
bgm 凛として咲く花の如く
『見つけたぞ!大和の神共!』
神1「何だ貴様ら!」
『我々は諏訪の代理人、我らの仕事は諏訪に攻めてくる愚者を、形残らず絶滅させる事!と、言うわけで消えろ!』
俺は近くにいた神を縦に真っ二つにする。
『さあ、やれ!てめえら!』
sideout
side幻夜
「さ~て。殺していいんだよね。」
僕の能力は地味に見えるけど、こうやって。
神2「死ね!」
「危ないなあ~パチンっと。」
指を鳴らすだけで脳内を殺せる。
神3「何をしやがった!」
答える義理はないので爪で切り裂く、え?物理攻撃出来たのかって?できるよ。
「僕、最近つまらなかったんだ。だから・・・」
「楽しませてくれよぉ?」
sideout
side風魔
幻夜が暴れだした。ああなると手がつけられない。・・・おっと、今は楽しまないと。
神4「囲め!一斉にやるぞ!」
馬鹿め、私の能力は広範囲用だというのに。
私は津波を出し、周りを呑み込ませる。
悲鳴が聞こえるが知らない。どうせ生き返るのだ。ついでに頭も冷やしておけ。
「さあ、もっと来いよ、その程度か?阿呆共。」
さて、次はどうしようか。
sideout
side壊夢
「誰か力自慢はおらんぜよか?」
全く、さっきから来る奴は一発で地面にめり込むぜよ。
神5「俺が相手だ!」
「しっかり耐えるんぜよよ?」
相手は拳を振りかぶる。遅すぎぜよ。
「ふんっ」
一撃で吹き飛ぶ。全く、とんだ雑魚ぜよ。
「他にはおらんぜよか?」
周りがどよめいている。あれだけでぜよか?
「来ないなら、全員吹き飛ばすだけぜよ。」
拳を地面に叩きつける。地面が隆起し、立っていた神々が飛んでいく。
さて、他の皆はどうなってるぜよかね。
sideout
side侵二
おや?ここが一番神が多いようですね。まあ、どちらにしろ皆殺しですが。
大体五百万程度でしょうか。敵全体は。こちらは諏訪子殿を国に戻らせたので五人。百万分の一の勢力。・・・大和も名前ばかりですかね。それとも、私たちが強すぎるか。・・・多分後者のほうでしょうね。とりあえず、翼で近くにいた神々を喰らう。龍一曰く、神喰らいと言う行為らしいのですが、関係ないですね。喰うと終わりなので。
「しっかりしてくださいよ?唯の国の妖怪でしょう?」
神6「お前らは妖怪じゃねえ!化け物だ!」
一人が切りかかってくる。無謀でしたっけ?このような行為は、勿論、頭から頂きました。
さあ、主上はどうしていますかね?
sideout
side絶影
『ほらほら!もっと大人数で!本気で来いよ!』
俺は走りながら目の前の奴らを切り伏せる。数が多い。
『めんどくさい!魔装、アモン!』
辺り一面を焼き、
『切り替え!魔装、バアル!』
雷を落とし、
『更に切り替え!魔装、フォカロル!』
竜巻を巻き起こす。
『あらかた片付いたかな?』
侵二「主上!」
壊夢「主!」
風魔「主上!」
幻夜「マスター!」
『お前ら!そっちはどうだ?』
侵二「片付きました。」
壊夢「こっちもぜよ。」
風魔「後は本陣のみだ。」
幻夜「最後はどうするの~?」
『全員、武器を出せ。構えろ。』
四凶「了解!」
幻夜「どうするの~?」
『見てろ。魔装、ダンダリオン。』
『七星・転送方陣(ダンテ・アルタイス)』
『全員、適当な方向に攻撃しろ。』
四方から、氷、風、溶岩、雷が飛んでくる。
『転送!』
それらを転送し、束ねて本陣に照射。一人だけ此方に連れてくる。
『属性複合光線(カオス・ライフル)』
辺り一面が更地になる。生物の気配はない。
使者「あわわわわ。」
『おい、』
使者「ひいっ!」
『お前の嘗めていた奴らの実力だぞ?感想は?』
なんか、悪役みたい。
使者「すみませんでした!」
『お前が謝っても意味がない。大和のお偉いさんに伝えろ。』
使者「な、何と?」
『通達が届き次第、そちらに伺います。とだ。』
使者「わ、分かりました!」
『じゃあ行け。』
使者は逃げるように走っていった。
『久しぶりに殲滅した。』
侵二「雑魚でしたが、楽しめましたね。」
壊夢「確かに、面白かったぜよ。」
風魔「余裕そうな顔が崩れたのは、爽快感があったな。」
幻夜「久しぶりに暴れれて楽しかったよ~」
『次は悪いが待っていてくれ。ちょっとohanashiするんでな。』
侵二「とりあえず、戻りましょう。」
・・・化け物一団移動中・・・
『諏訪子、今戻ったぞ。』
諏訪子「あんた達、怪我は?」
一同「無傷」
諏訪子「・・・本当に凄いよ。ありがとう。」
『何、俺の本題はこれからだ。』
諏訪子「何をするんだい?」
『大惨事大戦だ。』
おっと、使者が着いたか。
『悪いが行くわ。侵二、後の説明は頼んだ。』
侵二「了解です。」
風魔「気をつけろよ?不要な心配だが。」
『おうよ、じゃあ、また帰ってくる。』
・・・絶影移動中・・・
さて、ここが大和の国か。武装、二丁拳銃。
bgm MH ウカムルバス戦 絶対零度
門番「ひいっ!来たぞ!早く門を閉めろ!」
使者め、余計なこと話したな。まあいい、元から想定内だ。拳銃を門の間に挟み、こじ開ける。
『open sesami ご機嫌よう。門番諸君。勤務ご苦労、そしてさようなら。』
門番を打ち抜き、入る、
神7「ひいっ!来たぞ!迎え撃て!」
俺はガンダムヘビーアームズの装甲を装備、全弾掃射する。
瞬く間に、通路が赤一色に染まる。
『大和の神はいねえかぁ?』
部屋の扉を開けて、全弾掃射をする。
『さあて、他には?』
須佐之男「何者だ?答えなさい!」
『ああ、須佐之男じゃねえか。元気だったか?』
須佐之男「貴方のことなど知りません。」
『薄情な奴だ。・・・八岐大蛇。』
須佐之男「・・・!兄上ですか?・・・死んだはずでは?」
『あれで死ぬかよ。証拠を見せてやる。』
俺は妖力を神力に変える。
須佐之男「兄上・・・何故このようなことを?」
『これが理由だ。』
須佐之男「これは!姉上が書いたものです。」
『天照(あまてらす)か?』
須佐之男「ええ、兄上が死んだと聞いてから、言いつけを破っています。お願いです、言えた身分ではありませんが、姉上を止めて下さい。お願いします!」
『・・・クシナダ姫は?』
須佐之男「元気です。」
『・・・行くぞ。』
須佐之男「どこにです?」
『馬鹿、天照のところだ。』
須佐之男「では!」
『その前にちょっといいか?』
・・・最高神説明中・・・
須佐之男「分かりました。」
『よし、なら、すぐさま開始だ。』
sideout
side月読命
大変なことになった。諏訪の国に五百万人で攻めて、たったの五人に全滅した。更に一人の男が此方に来ているらしい。
須佐之男「月読命兄様!捕えました!」
須佐之男が帰ってきた。しかも捕まえてきただと?
「よくやった。彼ですか?侵入者は。」
全く、恐ろしい妖怪もいたもんです・・・あれ?どこかで見たような・・・
天照「妖怪、貴方がやったのですか?」
『ああ、そうだが』
天照「妖怪ごときがここにくるなど許されません。」
『貴女か?諏訪の国に大群を送ったのは。』
天照「だから何です?たかが一つの国ぐらい。どうなったっていいでしょう?」
「天照!止めなさい!」
『そうか・・・ならば、』
『許さん。』
思い出した。彼は、兄上だ。
月読命「・・・龍一兄様?」
天照「月読命兄さん?何言ってるの?こんな奴が兄上な訳・・・なによ、このふざけた神力。」
『まだ分からんか。』
天照「まさか、本当に・・・」
『そうだったらどうする?』
天照「何故たかが小さな国や唯の妖怪に味方するのです!」
『ド 阿 呆!!』
室内に雷が落ちる。
天照「ひっ!」
『貴様らのみでこの世界は成り立ってないわ!バランスを考えろ!大体五百万人が俺たちにやられるなどだらけすぎだ!仕事をしろ!鍛えろ!大国などと調子付きおって!・・・いっそのことここら一帯更地に戻そうかなぁ~』
天照「すみませんでした!」
『許してやらんことはない。ただし、条件がある。』
「条件とは?」
『一つ目、諏訪の国の洩矢諏訪子と同じ程度の神を連れてきて、二日後、一騎打ちをさせろ。
二つ目、今後一切神だからと偉そうにするな。次してみろ。今度こそ更地にするからな。』
天照「はっ!はい!」
『ならいい、通路は掃除しておいた。殺した奴らも復活してるはずだ。二日後全員連れて来い。以上だ。・・・騒いですまなかったな。龍華も連れてきてくれ。じゃあな。』
龍一兄様は去っていった。
天照「こ、怖かったー」
「天照、反省しましたか?」
天照「はい、須佐之男にも迷惑かけたわね。ごめんなさいね。」
・・・本当、嵐のような人だ。
sideout
次回へ続く
次が本当の諏訪大戦。
次回もお楽しみに。