サンタナ(偽)は究極生命体目指すぜ!   作:柱の男の娘

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この話は悪ふざけとキャラ崩壊で出来ている上にジョジョ成分なんて言うものはネタ以外ありません。

お気をつけてみてください。

そして見る人へ、ようこそ、サンタナの世界へ(謎)


幕間─多才能サンタナさんの日常

《サンタナさんと甘い時間》

 

此処に来て数日、修行に修行を重ねた生活…をしているジョジョとシーザー。

 

え? 俺かい?

もちろん修行はしているよ。

でもね、

 

ジョジョたちに比べちゃうと…緩い気がする。

人間の身であそこまでしちゃうジョジョたちには尊敬の念が尽きないよ。

 

まぁ今回は、修行なんてクソつまらないものより、楽しい日常をしたいわけですよ。

 

「というわけで、どう思うスージーQ?」

 

「いや、どうと言われましてもねぇ…」

 

「じゃあ、世間話をしよう。 俺は日常に飢えてるんだ!」

 

「えぇ…」(困惑)

 

こういう時は自分から振るべきだったな紳士的に考えて。

 

「確かスージーQはリサリサの世話をしてるんだったな」

 

「ええ、そうですよ。 下着の決定権だったり献立だったり色々やってるんです」

 

「ほぉ…料理か」

 

最初の言葉は華麗にスルーしつつ、料理に話しを傾ける。

 

「ついでにリサリサ様はニンジンが好きなんですよ」

 

「ニンジン…ねぇ」

 

世の中のニンジン嫌いのちびっこ達に聞かせてやりたい案件だが…

 

「じゃあ俺もニンジンで何か振る舞おうかな」

 

「は?」

 

厨房まで移動してきたわけだがスージーQが何か不安そうだ。

 

「ちょっ、サンタナさんサンタナさん。大丈夫なんですか? とても料理が出来るような体格じゃあ無いですよ!? 此処を戦場にでもするんですか!?」

 

「クッ!? 確かに料理が出来るような体格じゃあないなコレは…」

 

「そうでしょうそうでしょう、なら潔く私に任せて」

 

「エプロンが着れないじゃあないかぁ!!?」

「そっちですかそうですか!? あくまで作るんですね!?」

 

グヌヌ…このエプロンは俺には小さすぎるな。

そもそもエプロンがこのフリフリエプロン一着って言うのが信じられん。

もう少し種類増やそうよ、服もいいがエプロンもまた料理へのモチベーションがだな。

 

おっと脱線したな。

 

「着れないのなら無理にでも着るまでよ!」

 

「ダメだそんなことぉぉ!!?」

 

サンタナの身体はまるで粘土のように形を崩し、徐々に縮んでいく。

その光景ははっきり言ってグロいの一言に尽きるが、その人型はスージーQと同じくらいにまで縮み、形も丸みを帯びていく。

 

「俺にエプロンが合わないなら、俺がエプロンに合わせればいいじゃない!!!」

 

「オゥフ…スゴイデスネ」

 

そう、サンタナの身体はスージーQ程の女体へと姿を変えたのだ!!

 

サンタナ自体、それほど性別にこだわりがないことからこのような芸当が出来るわけであって、柱の一族全員が出来ることではないと、一応ココに明記しよう。

 

「じゃあ、料理(戦争)を始めよう」

 

「何でもありだなぁこの人…」

 

最早スージーQは思考をする事を無駄だと感じ、完全に現実逃避をしているのだが。

これ以上、何をするのか楽しみでもあったのか、それとも優柔不断な彼女の性格故なのか、直ぐに立ち直った。

 

「まぁ、ニンジンを使うということでね。 甘みを活かしたスイーツの方を作ってみましょう」

 

「本当に作っちゃうんですか…」

 

「材料諸々を確認しましょうね」

 

ニンジンは当たり前として、薄力粉やらバターまたはマーガリン、コーンスターチ、砂糖、卵。

後は、大人っぽくブランデーを用意します。

 

作るのはニンジンを使用したクッキーにパウンドケーキ。

 

工程は二つ一気に出来るし材料も似たり寄ったり、火の扱いさえ間違えなければ対して難しいわけでもない。

 

そして何時も乍ら調理風景は…

 

──キング・クリムゾン!!!

 

※調理風景はスージーQの感想だけでご想像ください。

 

「完成だ。盛り付けも華やかにホイップで飾ってみた」

 

「凄い綺麗ですね。 と言うかなんですかあの調理法、なんで手でニンジンすりおろしたんですか!?」

 

「そっちの方が速いし、そこら辺の調理器具より清潔だし」

 

「じゃあ、髪の毛でホイップクリーム作ってたのは?」

 

「生地作ってたから…」

 

「じゃあじゃあ、なんでこんなにたくさん作ったんですか!?」

 

「みんなで食べたいからだが?」

 

「発想のスケールと女子力の高さで負けた……」

 

女子力なんて言葉、どこで覚えたんだ?

 

「まぁいい、リサリサの部屋じゃあ少しキツイだろう。 大広間にでも運んでくれ、俺はジョジョたちに呼び掛けてこよう」

 

「わっかりましたぁ」

 

切替早いなぁと思いながらジョジョたちがいる修練場まで行く。

エプロンを脱ぐのを忘れながら…

 

丁度休憩時間だったのかジョジョとシーザーが倒れて息を整えており、近くにロギンズとメッシーナの姿もある。

 

「やぁやぁ、ジョジョ。随分とお疲れのご様子だな」

 

「あぁん? 誰だお前、おいシーザー。 お前の知り合いかぁ?」

 

「いや初めて見る顔だが… 新しい使用人かなにかか?」

 

…そういうね、見た目変えっぱなしだったわ。

師範代2人も顔を見合わせて「誰だ?」みたいな顔してるし。

 

「ココ、ココ、この角が見えないんですかぁ?」

 

「柱の女?」

 

「ジョジョ、取り敢えず殴るわ」

 

「ちょい待て! 話せばわかる!!」

 

この後殴って連行しました。

 

 

 

 

 

それぞれの感想?

 

 

ジョセフ、シーザー、リサリサ、スージーQ、ロギンズ、メッシーナ「「「「「「良い(お)嫁さんになれる」」」」」」

 

サンタナ「だが断る!!!(全力)」

 

 

 

 

 

 

 

 




いや、違うんだよ!
ただ息抜きをだね、ネタを挟んで行かないと持たないっていうか…

ちゃんと次から本編書きますハイ…

次回はエシディシ戦デスネ、まぁまったり待っていってね

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