サンタナ(偽)は究極生命体目指すぜ!   作:柱の男の娘

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ワムウはドイツ軍が話していた事を辛うじて聞いていたためサンタナの呼び名を知っている、という事になっています。

今回もメチャクチャ飛ばしていくぜ!!


ワムウに全力で謝ろう!

[side サンタナ]

 

遂に来た!

 

来てしまった! 来たくなかったのに!!

 

アワワワ、どうしよ…マジどうしよ!!

こっち来てるよぉ〜

 

顔とか隠してるし、何もしなければどうにかなるが…

 

「コレは!? ドイツ兵の皮だ!」

 

「マルクを連れて来なくて良かった… しかし、やられっぱなしにも出来ない!!」

 

まぁ、こうなりますよねぇ!

知ってましたよ!!

 

「必殺! 『シャボンランチャー』!!!」

 

アッサリと破られるシャボンランチャー、瞼を切ったとはいえ大袈裟過ぎるリアクションで負けるシーザー。

 

「コイツらは2000年前に波紋にあっているぅ!!?」

 

「波紋戦士はこの男だけの様です」

「オホン、オホンオホン!」

 

…もう帰らして!!?

 

なんでわざわざ勝負するの!? 馬鹿なの? 少年漫画なの!!?

 

ぁ、少年漫画だったわ… 泣きそう

 

「ワムウ、外で待ってるぞ」

 

──計画通りだ!!(歓喜)

 

「おい、サンタナ!! なーに1人サボってんだ! お前も俺と一緒に戦え」

 

「なぜ呼んだし…」

 

終わった… ワムウめっちゃ見てんじゃん!

ガン見だよあれ。珍獣見たみたいな顔してるよ!!

 

「サンタナ、貴様まさk「!?」

 

あ、『クラッカーブーメラン』がタイミング良く顔に…

激おこですわアレ。

 

「このワムウの顔にキズを付けたのは貴様が初めてだ」

 

「ソイツは光栄だなぁ、だが構わず追撃させて貰うぜ」

 

『クラッカーヴォレイ』の連撃が打ち込まれてるなぁ…

 

「おいサンタナ!!」

 

呼ぶなよ!! 有耶無耶にできると思ったのに…

 

──こうなりゃヤケだ! 俺は謝罪(物理)を選ぶぜ!!

 

「ジョジョ、お前はさっきのクラッカーとにかく仕掛けてこい!」

 

「あいよぉ、任せな!!」

 

「貴様サンタナ!! まさかだとは思うが、仕えるべき主を忘れているという事はあるまいな!?」

 

承知の上ですゴメンなさい…

 

「ゴメン…」

 

「ふざけるのも大概にしろよサンタナ!!」

 

怖いよ! でも戦わないと!!

 

俺は戦うことを強いられているんだ!

だから俺は悪くねぇ、俺は悪くねぇ!!

 

服を脱ぎ捨て戦闘の準備をする。

 

繰り出す攻撃は!!

 

「『エメラルド(ミート)スプラッシュ』!!」

 

 

[side スピードワゴン(解説王)]

 

そうだ、彼も、サンタナもまた柱の一族なのだ。

敵なら恐ろしいが味方ならこれ程頼もしい存在はいない。

 

サンタナから聞いた能力の合致、今現在戦闘への協力。

 

「やはりサンタナはこちら側に属す存在か」

 

「スピードワゴンさん、アレはいったい…」

 

「アレは恐らくサンタナの肉塊だ! 肉塊を飛ばしている!!

サンタナの肉体はゴムの様な弾力性を持たせることが出来る。つまり、あの技は柱の男の膂力と耐久力をあわせたゴム玉のような物!!

たとえ、ワムウがその肉塊を弾こうとも、結局は自身に返ってくるという搦手でもあるんだ!!」

 

「だがあれでは上手くワムウへ当てられません! ゴム玉と言うのであれば乱反射するはず。軌道が読みにくいが命中率が悪すぎる!」

 

まだまだ若いな。

敵の方だけを見て味方を見ていない…

 

さぁ答え合わせだ。

 

「よく見ろ、サンタナを!!」

 

「なっ!? なんだあの手の動きは!!?」

 

「操作しているんだ! サンタナは恐らく幾つかの肉塊を操作している。しかし!! あれもまたブラフの可能性がある!」

 

「ブ、ブラフだと? 一体何の為に?」

 

「さっきシーザーくんは言っていただろう、肉塊は乱反射し軌道が読みにくいと! つまりアレは、わざと視覚情報を取り入れさせることで意識を拡散させ、更に複雑化しているのだ!!」

 

流石だ、これが柱の男の実力!!

たとえサンタナが一番実力が低くても、これならギリギリカバー出来るということか。

 

「ジョジョォー! 今だ!!」

 

ジョジョ? そうだジョジョは何処だ?

 

「準備終了だぜ。 『クラッカーブーメラン』くらっていきな!!」

 

これは!? まさかサンタナは囮か!!

攻撃力の低いジョジョを本命に持っていくことで、サンタナに的にし、有効な攻撃方法を見いだせたジョジョでトドメを。

 

「なんて狡猾なんだ!! 守りの硬いサンタナ、知恵の働くジョジョ!! このコンビなら活路を見いだせるかもしれない!! 」

 

そう、嘗てのツェペリさんやジョースターさんみたいに…

 

 

[side サンタナ]

 

怖い、怖すぎる。

目の前で殺気立っているのはワムウなんだ、怖くて当然何だが…

 

そろそろいい頃だろう、憎き肉片(ミート・インベイド)発動!!

 

「ジョジョォー!今だ!!」

 

「『クラッカーブーメラン』!!」

 

2組のアメリカンクラッカーがワムウに迫り脇腹を大きく抉る。

原作より大きなダメージが入っているはずだ。

 

「よっしゃあ! まだまだ痛めつけてやるよぉ!!」

 

ジョジョは直接波紋を送り込む為なのだろう、ワムウへ走り込んでいく。

 

「ジョジョォ!! 止まれ、行くんじゃあない!!」

 

ワムウはまだ流法(モード)を使っていない…

まさか、 甘んじて受けていたという事か!?

 

ワムウは油断をした事への教訓と戒めとして必要以上に抵抗しなかった。

そもそも、ワムウたちとサンタナには力量の差がかなりついていた筈、最弱は最弱という事か!!

 

「闘技! 『神砂嵐』!!」

 

「「「ジョジョォーー!!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




カオスになったかな?
カオスだったらいいなぁ…

次回は飛ばしに飛ばしてリサリサから行きます。
え?神砂嵐? あの後原作と同じだし…

書いて欲しいなら、感想で言ってくれれば書くかも?
(書くとは言っていない)

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