サンタナ(偽)は究極生命体目指すぜ!   作:柱の男の娘

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サンタナさんの友好関係って謎っスね…
細かく書き込むときっと長々としそ〜

それではどうぞごゆっくり〜


クリーミーな要素を用意したぜ!

[side サンタナ]

 

はいどうもぉ、香港です!

間違えた…サンタナさんです!!

 

現在俺たちジョースター御一行は香港のジョジョ曰くオススメの店にいる。

 

諸君、俺は食事が好きだ。

炒め物が好きだ、揚げ物が好きだ、麺類が好きだ、丼物も、熱々のスープも好きだ。

故に、俺は飯時を邪魔されるのが嫌いだ…

 

そこを踏まえてこれから起こるイベントはどうするべきか…

おそらく今回は原作よりも厄介になるのだ。

これは既に決まった未来であり、変えられない真実である。

 

ならばどうする? 簡単だ…

 

「悪いんだけどちょっと外に出てるわ…」

 

──逃げるんだよぉお!!

 

ちゃんと今日のために他の店に目星は付けてある!

何にも問題無い、大丈夫だ完璧な計画だぜ!!

 

「『ハーミットパープル』!!」

「『スタープラチナ』!!」

 

「え?」

 

「「何処に行くつもりだ?」」

 

『ハーミットパープル』で席に固定され、『スタープラチナ』に押さえ付けられる俺……

完全にスタンドの無駄遣いである…

 

「いや、ちょっと外に…ね?」

 

「ほぉ、食事直前でか? お前がのぉ」

 

「じじいの言う通りだぜ。 サンタナの食い意地の凄さはわかってるんだ。 そんなお前が席を立つ、これほど奇妙な事はねぇ」

 

つまり彼等が言わんとしていることは、「怪しい」である。

 

「そ、そんなぁ、酷いじゃあないか御二方。 俺はちょっと外に出るだけだし、すぐ戻るって…」

 

「あのぉすみません。 ちょっとよろしいですか?」

 

柱の様な髪型をした男が話しかけてきた、完全にタイムアップです本当にありがとうございました。

 

ジョジョは食べたかった物とは全然違うもの頼み、柱頭の男は同席した。

 

「改めて自己紹介を、私はジャン・ピエール・ポルナレフと言います。 実は探し人がおりまして…お話聞いてもいいですか?」

 

「ワシはジョセフじゃ。 そういう事なら構わない、何でも聞いてくれポルナレフ」

 

「ありがとうございます。 実は…ン? 失礼ムッシュ、あの顔を背けている人は?」

 

「あぁ、アレは…」

 

……俺である。

 

ポルナレフは俺の顔を覗き込もうとする。

俺は勢い良くまた顔を背ける、これを数十回繰り返す。

ポルナレフはそんな俺の顔を執拗に追い回す、俺は粘りつつも徐々に顔を変形させ、別人を作り上げる。

 

そして、ポルナレフは俺の頭を鷲掴みにして固定する。

 

「師、匠?」

 

「オレ、シショウ、違ウネ」

 

「いやアンタはサンタナ師匠だ!」

 

「私はサンタナ何て知らないネ! ミスター・チョー言うネ…」

 

ちなみにジョジョたちはポカーンとしている。

いや正しくは、ポカーンとしているのは花京院だけで、それ以外のメンツは「またか…」と呆れているようだ。

 

ポルナレフは師を見つけられた喜びからか笑を零し、問い掛けることを止めない。

 

「何でいきなり消えちまったんだよ師匠」

 

「だから、私はミスター」

「シェリーも心配してたんだぜ?」

 

「だから…」

「師匠、目の下のペイント消えてねぇぜ?」

 

「はっ!?」

「嘘だ」

 

カマを掛けられてしまった…

会うのが気不味いのと、飯時だったから頑張って避けていたのに…

 

まぁ店に入る前に、この場を離れようとしてもどうせ『スタープラチナ』に捕まる……

本気をそんなことに使うわけもなく結果同じだろう。

 

「はぁ…数年ぶりかな。 元気にしてたかポルナレフ」

 

「本当だぜ、一体どれ位俺が探したと…」

 

「ワシら完全に置いてきぼりなんじゃが…」

 

「師匠は俺に戦い方とスタンドの使い方を教えてくれたんだ。 そして何より妹の命の恩人でもある」

 

「貴方もスタンド使いだったのか…」

 

「DIOの刺客…ではないようだな」

 

ポルナレフとの出会いのきっかけは、俺がフランスへ遊びに行っていた時に、本当に偶然ポルナレフの妹シェリーとその友人が下校している時だった。

 

友人の頭が跳ねられそうになったその時、俺が助け、J.ガイルを追っ払った…

 

結果、ポルナレフと会い、弟子入りを願われた。

最初は断ったし、相手にもしなかったんだが…

まぁ最終的にこうなったわけだ。

 

いや、違うよ? 師匠って言われて段々気持ち良くなっていたとか、シェリーは可愛いなぁ…とかで弟子入りを認めた訳じゃあ無いんだからね!

 

「なるほどのぉ…」

 

「師匠は見つけた。 後は両手とも右手の男をぶん殴るだけだぜ!」

 

どうやらまだJ.ガイルの事を引きずっていた様だ…

俺は原作通り、両手とも右手の男としか伝えてない。

どちらにしても行き着く先は変わらないらしい。

 

「だがまぁ、なんだ… また師匠は逃げそうだからな、俺もこの旅を同行させて欲しいんだが?」

 

「戦力は大いに越したことはありませんし。 私は構いませんよ」

 

「僕も構わないと思います」

 

「ワシもそう思っとった」

 

承太郎も口を挟まないため賛成の様だった。

全てのメンバーが同じ指針を示している中、俺は黙っている。

そうすると全員がこっちを見てくるわけで…

 

「此処で反対する程無謀じゃあないよ…」

 

もし反対したら、スタンドが飛んできそうだ。

ヤワな攻撃じゃあ死なないって全員知ってるからな、容赦なくオラオラしてくることでしょう。

 

──イジメ、ダメ、絶対!!

 

こうして、タロットの戦車を暗示するスタンド『銀の戦車(シルバーチャリオッツ)』の使い手、J(ジャン)P(ピエール)・ポルナレフが仲間になった。

 

 

 

 

 

 

 

 




ポルナレフに救いがあったよやったねシェリー!!
没ネタだと食事の邪魔をされたサンタナさんが泣きながらポルナレフをビンタで終わってました…
本当に良かったなポルナレフ……

次回は偽船長ですねぇ…
サンタナさんは活躍するのか、しないのか!?
次回までどうぞよしなにお願い致します

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