結ばれしシン世界   作:薫製

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携帯がどんどん重くなっていく…
クソ辛い…


巨災対

総理官邸

 

ついに巨災対委員会がおこなわれた。

 

自由な発言が許可されているのでいろいろな考察が飛び交っている。

 

矢口は

 

(このメンバーなら…怪物を何とかなるかもしれない…)

 

と思った。

 

すると突然矢口の電話が鳴った。

 

「もしもし…はい…分かりました。すぐにいきます。」

 

そして電話を切った。

 

「すまない。仕事が入った。何か分かったら電話してくれ。」

 

と言って矢口は出ていった。

 

総理官邸屋上

 

矢口と赤坂はヘリに乗り込んだ。

 

「いきなりなんでしょうね?」

 

と矢口は赤坂に聞いた。

 

「分からん。あいつらは何を考えているのか分からんからな。」

 

そしてヘリは飛び立って行った。

 

ネルフ本部

 

「巨災対とネルフによる第一回直接会議。場所はネルフ本部。政府はよくなるとしてよく司令から許可を出さしたわね。」

 

リツコは資料を整えながら言った。

 

「電話だけじゃ通じないものもあるわよ。」

 

ミサトは言った。

 

矢口達の乗っているヘリはネルフ仕様なのですぐに第3新東京市まで来れる。

 

なのですぐに準備をしなければならない。

 

「全く。前みたいにヘマをするかもしれないというのに。」

 

「その事に関しては心配無用。私が取りしきるから。」

 

とミサトは胸を張って言った。

 

リツコはため息をついた。

 

同時刻ジオフロント行き列車内

 

「凄い設備ですね…よくこんなの作れましたね…」

 

矢口は驚くばかりだった。

 

「あぁ…だけどついたら気を引き締めろよ。我々は政府の代表でもあるからな。」

 

これまでネルフと政府は関係は使徒殲滅だけだった。

 

なのでこの機会に交流を深め合おうというのだ。

 

ネルフ本部会議室

 

「ではただ今から巨災対、ネルフによる第一回直接会議をおこないます。改めて自己紹介ですが私は葛城ミサト一佐。こちらは赤木リツコ博士です。」

 

ミサトはそう言った。

 

「私は矢口蘭堂巨災対委員会委員長。こちらは赤坂秀樹内閣総理大臣補佐官です。」

 

と矢口が言った時

 

「何で総理補佐がここに?巨災対メンバーのはずでは?」

 

とリツコが言った。

 

「今回の会議は突然なので巨災対委員の矢口と代行の私しかこられませんでした。また総理は今の関係より更に深めようとしています。なので来たのですが何か問題でも?」

 

と赤坂が反論した。

 

少し黙ってから

 

「分かりました。」

 

とリツコが言った。

 

「…まぁとにかく会議をしましょう。」

 

とミサトが焦り気味で言った。

 

「今回はお互いどのように目標を調査しようとしているのかを発表したいと思います。」

 

と提案した。

 

「まず我々ネルフですが…」

 

以下略

 

「…というふうにやっていきたいと思います。」

 

すると矢口が手を挙げた。

 

「サンプルをMAGIで出してどのようなものなのか調べるのは分かりました。しかし、あの状況でよくサンプルが採れましたね。」

 

リツコが

 

「あなた達も採っていたのでは?」

 

と質問した。

 

赤坂が

 

「あのサンプルはその後アメリカに全て回収されてしまいました。」

 

と説明した。

 

「一体何で?」

 

とミサトは聞いた。

 

「多分アメリカしか知らない情報があるんだと思う。それが開示されるのはあちらからの接触があってからだろう。」

 

と赤坂が言った時矢口の電話が鳴った。

 

「すみません。もしもし…何だと…」

 

と言い矢口は携帯をスピーカーにした。

 

「説明してくれ。」

 

それは巨災対委員会からの報告だった。

 

「怪物は進行する事に進化していっています。東京湾のを第一形態とすると品川到達時点で第三形態になっています。」

 

と尾頭は説明した。

 

「まだその進化は進みますか?」

 

ミサトは聞いた。

 

「可能性は0ではありません。」

 

「動力源は?」

 

リツコはコーヒーを飲みながら聞いた。

 

声は尾頭ではなく間邦夫(学会の異端児)がでた。

 

「背中に背びれのようなものがある事を確認しました。恐らく太陽光パネルのように太陽をエネルギーにしているかと。」

 

と討論している同時刻

 

ジオフロント

 

広場のようなところにベンチがある。

 

加持はそこに座ってタバコを吸って待っていた。

 

「遅くなりました。」

 

そこにシンジが現れた。

 

「かまわないよ。例の子分かったよ。」

 

と加持が言いファイルを渡した。

 

シンジはそれを受け取って中を見た。

 

「よく分かりましたね。」

 

「彼の情報からだいたい読み取って接触が可能な人をあげて後は俺の勘だがな。」

 

と加持は答えた。

 

「ありがとうございます。」

 

シンジはそう言って答えた。

 

(これが瀧さんの探していた人なのか…)

 

そう思った。

 

ネルフ本部会議室

 

討論はまだ続いていた。

 

「やはり太陽エネルギーかと。」

 

「まだ何とも言えないわ。」

 

とリツコらが討論しているころ矢口はパソコン

 

を見た。

 

(民間人が何か載せているかもしれない)

 

そう思って投稿を探していた。

 

すると

 

「何かあれが通ったあと放射能出てるんだけどマジ最悪。」

 

という投稿を見つけた。

 

(まさか…)

 

矢口は思い携帯に向かって

 

「怪物の進路に放射能があることを確認した。すこし合わせてくれないか。」

 

向こうでデータを合わした時、

 

「あーーーっあーーーっあー!こんなのありかよぉぉぉーーー!」

 

と安田龍彦(オタク)が叫んだ。

 

放射能の分布と怪物の進行した跡と完全に一致した。

 

「じゃぁ原動力は核分裂なの…?」

 

リツコはそう言った時。

 

矢口の見ていた投稿が次々と転送されていく。

 

「このままだと街が混乱してしまう!赤坂さん!」

 

「分かった。我々はこれで帰るお互い何かあったらまわしてくれ。」

 

そう赤坂が言い会議室を出ていった。

 

その後政府は状況を説明して混乱をなんとか止めた。

 

東京上空

 

1機の飛行機が向かっていた。

 

「あの国はしっかりやるのかね?」

 

電話から外国人の男が英語で言った。

 

すると電話に出ているいる外国人の女が

 

「心配いりません。私が信じている国ですから。」

 

そう言って窓を眺めた。

 

まもなく機体は東京の地に降り立つ。




投稿遅れます。
迷惑をかけます。
すみません。

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