もしもベル・クラネルにこんなスキルがあったなら:短編集 作:自堕落キツネ
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お気に入りの流派東方不敗のベルを読む
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触発される
てな流れです
アポロン・ファミリアとの
「なるほどな、つまりそのペルソナってのを俺達にも使える、じゃないか、呼び出せるようにするのか。」
「うん、だから皆には明日いっぱい使って馴れてもらう為に早めに来たんだ。いきなりは感覚が掴みづらいと思って。」
「分かりました、クラネルさん。では明日早朝から始めるんですね?」
「はい、今日は移動で疲れてるでしょうからもう寝ましょうか。」
『
・
・
・共闘相手の承諾によりペルソナを貸し与えることが可能(各ペルソナと人物に親和性有り)
翌日、ベルからペルソナを借りた四人は馴れるためにチカラを試していく。
「ははっ、こいつはスゲェな。」
「はい、この子はリリにピッタリです。」
「私は少々気恥ずかしいのですが。」
「私は、少々複雑ですかね。」
それぞれが借りたペルソナを模した仮面を被り、率直な感想を口にする。
「じゃぁ、皆馴れたみたいですし明日に備えてもう休みましょう。明日の
「おう!!」「「はい!!」」「えぇ。」
男女に別れてテントへ戻る、明日に備えて、万全を期すために。
『それでは!!
同時刻、開幕を告げる
古城跡地を東西南北に分かれ、ベルとリリ以外は単独で直進する。
「おい、あいつらたったの五人で包囲するつもりか?」
へらへらと笑う見張りのアーチャーとアポロン・ファミリアに賭けた者達。
走り寄る五人は、自身の被る仮面を握り潰し能力を解放する。
「あの
「リリだってベル様の役に立つんです!!いきますよ『ピクシー』!!『テンタラフー』!!」
「力をお借りします!!『タケミカヅチ』様!!『マハジオンガ』!!」
「あなた達の犯した罪の重さを知りなさい。『アヌビス』、『マハコウガオン』!!」
「僕もそれなりに怒ってるんですよ。『ルシファー』、『サタン』、ミックスレイド『ハルマゲドン』!!」
四方から走る炎、混乱をもたらす光、雷、光の柱。一度に喰らい、それでも戦闘の意思を持つモノ達にトドメを差すかのように頭上に現れる光の玉、弾けて辺り一帯を飲み込み、城が半壊どころかほぼ更地となる。それでも死者をなるべく出したくないために威力は抑えたようだ。
盛り上がるどころか唖然となるオラリオの観戦者達、実況も仕事が頭から飛び、神々(特にアポロン)もアゴが外れそうなほど開いている。
ゲームに例えるならば1ターンキル、随分と呆気なく終わってしまった。
「おいおいベル、こりゃぁちとやり過ぎじゃないか?」
「ア、アハハ。まさかこんなに威力があるとは思わなかったよ。」
「これ、もうベル様のだけで終わってましたね。」
「私が助っ人でこなくてもよかったですね。」
「ま、まぁ、もしかしたら狙撃されてたかもしれませんし。」
なんとも締まらない空気で
ノリと勢いで書いたので自分でもツッコミ所満載です。