もしもベル・クラネルにこんなスキルがあったなら:短編集 作:自堕落キツネ
『
・支援行動に対し効果向上、特殊効果付与
・支援行動による
・戦闘行動による
オラリオに着いてすぐ、と言える程に迅速にロキに勧誘されたベル、ウサギの様な容姿と純朴そうな雰囲気から、よろしくない者達に狙われていたので、ロキの行動にはナイスとしか言いようが無い。
ロキ・ファミリアホーム『黄昏の舘』では、朝食の準備が進められていた。
「ベル、これぐらいで間に合うっすか?」
食材がこれでもかと積まれたコンテナ達を押しながらラウルが厨房に入ってきた。
「ありがとうございます、ラウル兄さん。それだけ有れば足りると思います。このスープの味見をお願いしても良いですか?」
ベルが渡した小皿の湯気がたっているスープをラウルが飲み干す。
「ん、いつも通りウマイっスよ、ベル。こっちの鍋のスープはなんスか?」
満面の笑顔のラウルにベルは苦笑気味に
「昨日の宴で二日酔いの人が居そうなので、特製スープです。効果は高いんですけど、味がちょっと…。」
「アハハ、アレっスか。確かに二日酔いには良いっスけどね。」
二人で冷や汗を垂らしながら空笑いしていると
「ねぇベル、こっちの食材って何に使うの?」
アナキティ(通称アキ)が分かりやすく寄せられた食材を指差す。
「そちらは、ティオネ姉さんと一緒に団長用の朝食を作るからです。朝から食べ過ぎは良くないですから。」
以前ティオネが団長用にと作った特盛料理を思い出し、苦笑を浮かべながら答える。
「あぁ、ベルが作らないとステータス補助が付かないんスよね。」
ラウルもまた料理を思い出し、ベルと一緒に作る理由の内二つが分かった。
ベルの作る料理には所謂
事前に言っておけば好きなメニューも作ってくれるため、ロキからはベルママ と呼ばれている。なお、よく頼むのはベート(がっつり肉、にバレないように野菜入り)とアイズ(自家製じゃが丸君)だったりする。
他にも、ガレスの頼みで酒も試作していたり、極東の故郷の料理を懐かしんで頼む者もいる。
料理のレシピを増やすために『豊穣の女主人』でバイトしているため、本人は知らぬがファンが増えていっている。
シーンが思いつかないため設定のみ
魔法『
詠唱文『肩を並べて戦うに能わず、背中を守るに能わず、故に私の想いはアナタと共に、どうか無事に帰ってきてほしい』
対象:仲間と認識している存在、ただし距離に限界有り
効果:継続的なケガの回復、ステータスの上昇(ランクアップ程ではない)
しかしスキルにより切り札的な強さである
ファミリアでは最年少のため基本は名前に兄さん、姉さん呼び
例外はフィン(団長)、ガレス(お爺ちゃん)、ベート(ベートさん、本人希望)
リヴァリアは姉さん呼びに内心悶えてる
容姿
顔はより女性的に
背丈は低く
胸はアイズ並
かなぁと
えぇ、妄想ダダ漏れです