灰色の狼ーー職業は武偵!?   作:白牙

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今回は準備回です

シフの装備が決まりました

詳しくは、後書きまで!!

あ、あとスロットの数を間違えてました!
orz <スミマセンデシター!

ステータスの書き直しも書いてます


第4弾 初登場!!主役と巡礼者(神)

ーーside シフ

 

「そっかぁ〜!お星様(エンブレム)取れたんだ〜」

 

『うん!それで今からアリア先輩の部屋に向かってるの♪』

 

 

辺りが暗くなり始めたころ、シフは自分の寮の部屋に向かっていました

歩いている最中にあかりから電話がかかり、無事にエンブレムに合格したと、報告を受けています

 

 

「うむうむ!これでゴールと思わず精進するのじゃぞ?」

 

『はーい!』

 

 

一応忠告も入れ、あかりからの返事を聞きます

その返事に満足し、部屋にも着いたので、じゃあね〜、と電話を切ろうとしたときです

 

 

『あ!そういえば、つぐみちゃんがシフくんを探してたよ!!怪我したまーーー』

 

「あーーあーー、聞こえな〜い。電波くんが遊んでるみたいだ〜、じゃあね〜あかりー!」

 

 

あ!ちょっと待って!と言う声が、聞こえなかったフリをしながら、ドアのロックを解除し、部屋の中に入ります

 

 

「たっだいまぁ〜♪」

 

「……ん?あぁシフか……ふぁああ……おかえり」

 

 

ルームメイトの()()が返事をしてくれました

どうやら眠っていたのを起こしてしまったようです

 

「なんか嬉しそうだな?何かあったのか?」

 

「そーなんですよ!そーなんですよ!友達が!Sランクの!先輩と!戦姉妹契約出来たんですよ!!」

 

「あー、ハイハイ良かった良かった、だからもう少しテンション下げろ」

 

 

テンションMAXのシフを先輩が落ち着かせます

シフは鼻歌を歌いながら、自分の部屋に入って行きます

 

 

「あ、そうだ、シフ、平賀さんから依頼の品だって渡されたぞ?」

 

「!!おおっ!もう出来たんですか!?」

 

 

今日は色々ついてるなぁー!などと考えながら、踵を返して先輩から品の入っている袋を受け取ります

 

 

「おぉーー!!」

 

「……なんでそんなに大量に入るんだ……?」

 

 

中身は二つの種類の『矢』です

木の矢、鉄の矢、練習用の矢、()()()()

これらがそれぞれ3()0()()()()入っています

 

普通はこんな量を持ち運ぶのは難しいのですが、シフの使っている袋は、某◯元ポケットの如く何でも大量に入るので、前世の武器の弾を作って貰う際に一緒に渡していたのです

 

何これ!?どうなってるのだぁ!?気になるのだぁー!!?と、先輩に言われましたが、一応大切なものなので解体は勘弁して下さいと、先輩にお願いしたのは余談である

 

中を見ていたら急に物が出現して、再び先輩が目を輝かせたのも完全な余談である

 

 

「って言うか、何で矢なんだ?」

 

「いや、銃が使えないんで、ならば弓矢を使えばいいじゃない!と、考えつきまして」

 

「どういう屁理屈だよ………」

 

 

もちろん理屈はあります

シフが銃を上手く使えないのはある理由があるからです

弓矢を使う場合は、その理由が関係しないので、上手くいくはずです

さらに、前世では、『鷹の目のゴー』という、竜をも大弓で射止めるという離れ業を繰り出す人物の技量を間近で見てきたので、少しは上手く扱えると思います

更に、()()ならば、使い方についてのレクチャーもしてくれるでしょう

 

 

「ふ、ふ、ふ〜♪これで狙撃手(笑)なんて言われないぞ〜♪」

 

「………お前の絶対半径(キリングレンジ)って幾つだっけ?」

 

「1メートルです」

 

「短っ!!!?」

 

 

絶対半径とは、狙撃手が確実に銃弾を当てられる距離の事です

もちろん、他の生徒達はもっと遠くから当てられます

Sランクにもなると、2051メートル先からでも、文庫本を撃ち抜く事が出来ます

シフがそれを見たときは

 

( ゚д゚) 〜〜(魂)

 

という状態になりました

当然です。自分の2051倍もの距離から正確に当てられるのです

放心せずにはいられません

 

 

「お、お前よく入試に受かったな……」

 

「ま、入試の内容が良かったのでね…」

 

「………あれ?何か親近感が……」

 

「………?先輩は確かS()()()()で合格したんですよね?」

 

「……あぁ、まぁ色々あったんだよ………」

 

 

 

 

そんな感じの会話をしつつ、シフは、自分の部屋に籠りました

 

 

そして、狼ゆえの優れた嗅覚を駆使して、盗聴器等が仕掛けられていないことを確認します

ドアに鍵を掛け、窓を閉め、カーテンを閉ざす

 

外部と遮断された空間を作り出すと、シフは自分のソウルの中から、()()()()()()()を出しました

 

 

「リリちゃーん♪出てきて〜♪」

 

 

そして、金属に向かって呼び掛けました

すると、

 

 

「……ん。お待たせ。」

 

「いやいや、全然待ってないよ〜」

 

 

金属から声が聞こえて来ました

 

 

「…それで?どうかしたの?」

 

「えっとね?前回から結構日にちが経ったし、そろそろレベルアップ出来るかな〜つて♪」

 

「…ん。わかった。」

 

 

そして、シフが金属に対して跪きました

 

 

「…………」

 

「………どれくらい上がりそう?」

 

「……ん。5回は上がりそうだね。一体何してたの」

 

「あっははぁ〜♪鬼ごっこだよ〜」

 

 

何とーーーもとい、誰としたかは言いません

 

 

「……ん。どんな風に上げる?」

 

「えっとね。新しく弓矢を使えるようになりたいから、ショートボウが使えるまで、筋力と技量を上げてね!あまりはリリちゃんに任せるよ〜♪」

 

「ん。わかった」

 

 

こうして、シフは明日の準備をするのでした

運命(原作)が始まる始業式に向けて…………

 

 

ーーーーto be continued!!






ーーstatus シフ

レベル 9(+8)
種族 狼
毛並み 灰色
年齢 15(+9)

生命力 8
持久力 20
体力 19
記憶力 20(+1)
筋力 13(+2)
技量 12(+4)
適応力 9(+1)
理力 18
信仰 1

魔法
記憶スロット 4+1(訂正+2)(+1)
擬態
身を焦がす炎 (訂正)
落下制御 (訂正)
見えない武器 New
魔法の武器 (増加分)

装備
ショートボウ (点検中)
ブロードソード
銀鷲のカイトシールド

防弾帽子
防弾制服
防弾シューズ

鷹の指輪
南の祠祭の指冠

道具
エスト瓶 (1回分)
零石 ×10
投げナイフ ×30
木の矢 ×30
鉄の矢 ×30
????矢 ×30

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