マインドクラッシュは勘弁な!   作:あぱしー

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謎のデュエリスト(笑)VSアヌビス 前編です

ですがデュエル自体は少なめ、他の説明が多いです

――残りのデュエルは後編で終わらせられるかと


そして《光のピラミッド》が仕事する前に除去される可能性を考えた結果のデッキ
多分ピン挿しでしょうから……



前回のあらすじ
乃亜、初めてのお留守番

アヌビス氏を酷い目に合わせつつ、人造闇のアイテムのお披露目会 の巻!




第39話 そ、そのカードは幻の!

 

 先行を得たアヌビスはドローするためにデッキに手をかけるも不意にその手が止まる。

 

 

 アヌビスはこの闇のゲームがどういったものなのかを大まかではあるが把握し始めていた。

 

 

 本来、賭け事では自身の賭けるものは自分で決めるものである。

 

 しかし、この闇のゲームでは審判である《冥帝エレボス》が「相手の何を欲するか」を尋ねた。

 

 よってこの闇のゲームの本質は「奪い合い」――勝者が望んだものを敗者から奪えるものであるとアヌビスは予想する。

 

 

 だがそう考えると一つだけ腑に落ちない点があった。

 

 明らかに「賭けたものが釣り合っていない」点である。

 

 アヌビスが勝てば相手のデュエリストの「命」を生命エネルギーと言う形で奪える。その結果相手は間違いなく死ぬ。

 

 つまりアヌビスは相手に「命」を賭けさせているに等しい。

 

 

 それにも関わらず相手の神崎が望んだのはアヌビスの「全知識」のみ、アヌビスが仮に負けても死ぬことはない筈だ。

 

 

 だが《冥帝エレボス》はそのことを咎めることもなく、対戦相手の神崎もアヌビスから他の何かを要求しなかった。

 

 

 《冥帝エレボス》の宣言を信じるならば「レート」を下げる相談も可能なはずであり、仮にアヌビスがその要求を拒否したとしても相手はアヌビスと「同程度」のモノまで賭けさせるべきである。

 

 こういった勝負ごとに置いてその行為は相手にプレッシャーを与えることができるゆえに。

 

 

――コイツは何を考えている……

 

 

 長考するアヌビスに対し神崎は何も言わずに佇むだけ――その謎のデュエリスト(笑)の風貌も相まってアヌビスに警戒心を与えられているようだ。

 

 いきなり粉砕機にかけられたゆえに警戒心を持つのは無理もないと思われる。

 

 

――だが勝てば問題無い筈だ!

 

 そんなデュエリストらしい結論をだしたアヌビスは己のデッキからカードを引く。

 

「我の先行! ドロー! 我は魔法カード《魔獣の懐柔》を発動! デッキよりカード名の異なる効果を持った獣族のシモベを3体呼び寄せる! 現れよ! 《不幸を告げる黒猫》! 《素早いモモンガ》! 《子狸ぽんぽこ》!」

 

 小さな子狸がぽこぽこと太鼓の音が鳴らし、それに合わせてモモンガが滑空しながら太めの黒猫を地面に投下し、その後、着地する。

 

《不幸を告げる黒猫》

星2 闇属性 獣族

攻 500 守 300

 

《素早いモモンガ》

星2 地属性 獣族

攻1000 守 100

 

《子狸ぽんぽこ》

星2 地属性 獣族

攻 800 守 0

 

「永続魔法《冥界の宝札》を発動! そして《不幸を告げる黒猫》と《素早いモモンガ》を生贄――今はリリースにアドバンス召喚と言うらしいな……アドバンス召喚! さぁ! 結合しその姿を現せ! バトルキメラ! 《モザイク・マンティコア》!」

 

 2体の獣が混ざり合い究極の戦闘生物――キメラとして生まれ変わる。

 

 その背に生えた蝙蝠の羽を広げ、蠍の尾をチラつかせ獅子の身体で咆哮を上げる。

 

《モザイク・マンティコア》

星8 地属性 獣族

攻2800 守2500

 

「2体のシモベをリリースしてアドバンス召喚に成功したことで《冥界の宝札》の効果により2枚ドロー!」

 

 アヌビスは己の怒りを示すかのごとくカードをデュエルディスクに叩きつける。

 

「さらに永続魔法《一族の結束》を発動! 我の墓地の全てのシモベの元々の種族が同じ場合、我の同じ種族のシモベの攻撃力は800ポイントアップ! 我の墓地には獣族のみ! そして《モザイク・マンティコア》も同じ獣族だ!」

 

 墓地の怨霊が《モザイク・マンティコア》に取り込まれ、その全身に力をみなぎらせた。

 

《モザイク・マンティコア》

攻2800 → 攻3600

 

「最後に永続魔法《強欲なカケラ》を発動しカードを1枚伏せターンエンドだ!! エンドフェイズに《魔獣の懐柔》で呼び出されたシモベは破壊される! さぁ貴様のターンだ!」

 

 太鼓が破裂し空の彼方へと飛んでいく《子狸ぽんぽこ》。

 

 

 そんな姿を気にすることなく力強くエンド宣言するアヌビスを余所に神崎は仮面の奥で疑問が芽生える。

 

 

――マンティコア? スフィンクスじゃなくて?

 

 

 神崎の知るアヌビスの使用していたデッキは永続罠《光のピラミッド》を使用しての《アンドロ・スフィンクス》と《スフィンクス・テーレイア》の特殊召喚を行うデッキ。

 

 彼の知る限り《モザイク・マンティコア》のカードは影も形もなかった筈だった。

 

 

 だが考えてもみれば当然である。

 

 《光のピラミッド》関連のカードはいわゆる「特殊なカード」であり複数枚存在しない可能性を多分に含んでいる。

 

 そして《光のピラミッド》がその力を発揮する前に除去されようものならその関連カードは他の手段で呼び出す必要がある。

 

 それゆえのカードであった。

 

 

 神崎は相手の使用カードから大まかな相手のデッキを予測する――《光のピラミッド》軸のデッキを予想していただけに、この変化には注意が必要であろうとの考えからだ。

 

 何時の時代もどこの世界でも情報アドバンテージは重要だ――それはデュエルに置いても同じである。

 

 

――《冥界の宝札》に《一族の結束》……最上級獣族軸と言ったところか、分かりやすいデッキで助かる。

 

 

 ドローエンジンである《冥界の宝札》に全体強化の《一族の結束》を初手に引き込めるアヌビスのドロー力を羨ましく思いつつ神崎は己の手札を見る――微妙だった。

 

 

 過去に比べれば遥かにマシである――これもたゆまぬ野生との対峙でデュエルマッスルを鍛錬し続けたたまものであろう。

 

「私のターン、ドロー」

 

 いつものように全てを賭ける意気込みのドロー。

 

 その姿を見たアヌビスは神崎への怒りを抑え込む。まだ序盤にも関わらずこの様相、何かあると警戒しているようだ。

 

 そして引いたカードは追加でドローできるカード――今神崎が使っているデッキはとある事情であるカードの採用を余儀なくされた故に手札事故がこじれる可能性があったが、その心配が若干下がり内心安堵する。

 

「私は魔法カード《成金ゴブリン》を発動。カードを1枚ドロー。そして相手はライフが1000回復する」

 

アヌビスLP:4000 → 5000

 

「フッ……余程手札が悪いらしいな!」

 

 嘲笑するアヌビス――笑えないことに実際あまり良くない。

 

 

 そして《成金ゴブリン》で引いたカードはまたも《成金ゴブリン》。

 

 カードの「相手のライフを回復して差し上げるのです」との声が聞こえる――だが精霊などではなく幻聴である。

 

 

「2枚目の《成金ゴブリン》を発動。カードを1枚ドロー。そして相手はライフが1000回復する」

 

アヌビスLP:5000 → 6000

 

「何を企んでいる……」

 

 二度目のライフ回復に強い警戒を見せるアヌビス――実際はキーカードを呼び込むのに必死なだけである。

 

「魔法カード《トレード・イン》を発動。手札のレベル8《巨神竜フェルグラント》を捨て2枚ドロー」

 

 金の鱗の鎧を纏ったドラゴンが光となり新たなカードを呼び込む。

 

「魔法カード《手札抹殺》を発動。互いは手札を全て捨て、捨てた枚数分ドローする。5枚捨て5枚ドロー」

 

「我は2枚捨て2枚ドローだ」

 

「3枚目の《成金ゴブリン》を発動。カードを1枚ドロー。そして相手はライフが1000回復する」

 

アヌビスLP:6000 → 7000

 

 アヌビスの「何か有る」と言わんばかりの視線が神崎には痛い――何もないのだが。

 

「魔法カード《一時休戦》を発動。互いは1枚ドロー。そして次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。カードを1枚伏せてターンエンド」

 

 

 あれだけカードを引いたにも関わらずカードを1枚伏せただけ、神崎のデュエルが読めないアヌビスには言い得ぬ不気味さだけが残る。

 

 だが己の手札を見て問題はないとデッキに手をかけた。

 

「己を守るシモベすら出せんか……我のターン、ドロー! このドロー時に《強欲なカケラ》に強欲カウンターが1つ乗る!」

 

強欲カウンター:0 → 1

 

「そしてこのスタンバイフェイズ時に《モザイク・マンティコア》の効果が発動され、このカードのアドバンス召喚のためにリリースしたシモベを可能な限り特殊召喚する! 蘇れ! 《不幸を告げる黒猫》! 《素早いモモンガ》! 2体とも守備表示だ!」

 

 《モザイク・マンティコア》の身体の一部がドロリと溶け、そこから2体の獣がヌルリと地面に落ちる。

 

 そして《一族の結束》の効果で強化された。

 

《不幸を告げる黒猫》

星2 闇属性 獣族

攻 500 守 300

攻1300

 

《素早いモモンガ》

星2 地属性 獣族

攻1000 守 100

攻1800

 

「だがこの効果で呼び出したシモベは効果は無効化され攻撃できぬ、安心するんだな」

 

 壁モンスターすら出せない神崎を嘲笑するようにアヌビスは説明を入れるが、そんなことなど意に介さず神崎は効果を発動させる――色々と余裕がない。

 

「スタンバイフェイズ時、前のターン墓地に送られた《アークブレイブドラゴン》の効果を発動。《アークブレイブドラゴン》以外の自分の墓地のレベル7・8のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚する」

 

 アヌビスの宣言の後に発せられた神崎の言葉に前のターンの思惑にアヌビスは理解を見せる。

 

「ほう、それが狙いだったか……」

 

 前のターンに《トレード・イン》で墓地に送られていたドラゴンのレベルは当然8――遊戯や海馬とのデュエルの前の肩慣らしにはなりそうだと考えるアヌビス。

 

 

「選択するのは墓地のレベル8ドラゴン族――」

 

 

 

 だがそんな考えや抱いていた警戒を吹き飛ばすような耳を疑う言葉が届く。

 

「――《青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)》を特殊召喚」

 

 身体の節々に黄金を散りばめた《アークブレイブドラゴン》が光となってゲートを開き、聖なる龍を呼び戻す。

 

 姿を現した聖なる龍はその白き翼を広げ、聖なる光を放ち、闇に魅入られた相手と対峙する。

 

《青眼の白龍》

星8 光属性 ドラゴン族

攻3000 守2500

 

 

「――なっ! 何故貴様がそのカードを!!」

 

 驚きに目を見開き動揺を露わにするアヌビス。

 

 

 だがアヌビスが驚くのも無理はない。

 

 アヌビスにとって《青眼の白龍》は神官セトの持つ精霊(カー)であり、そしてその生まれ変わりである海馬瀬人が持つカードでもある。ゆえにその動揺は計り知れない。

 

 

 

 神崎とて海馬に発覚する可能性を考えて出来れば使いたくなかったのだがアヌビスと対峙することを決めた段階で使う必要性が生まれてしまったのだ。

 

 それはアヌビスが劇場版にて倒される際に遊戯たちがデュエルで勝利したにも関わらず、真の姿を現し、石油のような身体になって巨大化。そして冥界の王となりリアルファイトを仕掛けてくるためである。

 

 そのアヌビス最終形態ともいえる冥界の王は最終的に《青眼の光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)》の破壊効果「シャイニング・ノヴァ」にて闇と共に封印されるのだが――

 

――この世界でペガサスが生み出した《青眼の光龍》にはOCG仕様だったため破壊効果が備わっておらずシャイニング・ノヴァれなかったのである――無念。

 

 

 

 そのためプランAであった「破砕機にて物理的冥界帰還法」をついでに試みた。

 

 だが失敗したため、プランBである「人造闇のアイテムでの消去」と、

 

 プランC――「カードの精霊的な不思議パワーでの浄化」を試みているのである。

 

 

 アヌビスの反応を見るに効果はありそうだ。

 

 

 

 デュエルに戻ろう。

 

 

 アヌビスの驚きと共に発せられた疑問に神崎は答えない――今の彼にそんな余裕などない。

 

 そして世界の危機に直接立ち向かうのがいかなるものなのかを身を持って味わいながら神崎はこれまでにない程デュエルに集中し余分な感情を削ぎ落す――プレイミスは許されない。

 

 

 何も答えない神崎に業を煮やしたアヌビスは怒号と共に己のシモベに指示を出す。

 

「何故貴様がそのカードを持っているのかは知らんがそのカードでは我が止められないことを思い知らせてやろう! バトルだ! 《モザイク・マンティコア》よ! その目障りな精霊を焼き尽くせ! ブレス・ファイアァアア!!」

 

 《モザイク・マンティコア》の身体の節々から炎が噴出し、口元から灼熱のブレスとなって《青眼の白龍》目がけて発射される。

 

 《青眼の白龍》を焼き尽くさんと迫る炎。

 

 

「永続罠《リビングデッドの呼び声》を発動。墓地の《巨神竜フェルグラント》を特殊召喚」

 

 だがブレスと《青眼の白龍》の間に割って入るように金と白の甲殻を持ったドラゴンが現れ、その黒い翼でブレスを防ぐ。

 

《巨神竜フェルグラント》

星8 光属性 ドラゴン族

攻2800 守2800

 

 攻撃した際に新たなモンスターが呼び出されたことでアヌビスは攻撃対象を変更できる。だがアヌビスの選択は決まり切っていた。

 

「新たなシモベを呼ぼうともその目障りな精霊には消えてもらう!!」

 

 《青眼の白龍》への攻撃を続行するアヌビス。だが神の力を宿した巨竜が動き出す。

 

「《巨神竜フェルグラント》が墓地からの特殊召喚に成功時、相手のフィールド・墓地のモンスター1体を除外し、このカードの攻撃力・守備力を除外したモンスターのレベル×100アップする――《モザイク・マンティコア》を除外」

 

 再度ブレスを放とうと体内のエネルギーをチャージした《モザイク・マンティコア》は《巨神竜フェルグラント》の突撃により体勢を崩す。

 

 そして《巨神竜フェルグラント》の光の波動を放ち《モザイク・マンティコア》の身体が打ち抜かれ、その身体が崩れていく。

 

「させんっ! 速攻魔法《神秘の中華なべ》! 我のシモベが1体《モザイク・マンティコア》をリリースしその攻撃力か守備力を選択し、その数値だけ我のライフを回復する! 我は攻撃力を選択する!」

 

 崩れかけた体は暗い光となってアヌビスを覆う。

 

アヌビスLP:7000 → 10600

 

 とっさに躱したもののアヌビスにとって目障りな《青眼の白龍》は健在だ――アヌビスの苛立ちは募るばかりである。

 

「クッ! おのれ、忌々しい……我はバトルを終了し、永続罠《光のピラミッド》を発動!」

 

 アヌビスの宣言により2人のデュエリストの間の空中にピラミッドが現れ、光を伸ばし周囲を《光のピラミッド》で覆い隠す。

 

 

 これで己のエースと呼べるシモベを呼ぶ準備は整ったとアヌビスはニヤリと笑う――この力があれば《青眼の白龍》など恐れるに足りぬ、と。

 

「そしてフィールド上に《光のピラミッド》が存在する時、ライフを500払うことで手札からこのカードを特殊召喚する! 出でよ! 試練を与える美麗なる魔獣! 《スフィンクス・テーレイア》!!」

 

アヌビスLP:10600 → 10100

 

 アヌビスのライフを糧に人間の女性の頭部を持ち、背に羽の生えたライオンの身体を持ったアヌビスの守護獣が一体が音もなくフィールドに降り立つ。

 

《スフィンクス・テーレイア》

星10 光属性 獣族

攻2500 守3000

 

「さらに同じ条件で手札からこのカードも特殊召喚だ! 現れよ! 獅子の力持ちし賢人! 《アンドロ・スフィンクス》!!」

 

アヌビスLP:10100 → 9600

 

 人の知識を携えた鎧を纏った獅子が大地を揺らし、雄叫びを放つ。

 

《アンドロ・スフィンクス》

星10 光属性 獣族

攻3000 守2500

 

「そして《一族の結束》で更なる力を得る!!」

 

 墓地の怨霊が2体のスフィンクスに取り込まれ、その全身に力をみなぎらせる。

 

《スフィンクス・テーレイア》

攻2500 → 攻3300

 

《アンドロ・スフィンクス》

攻3000 → 攻3800

 

 恐らくピン挿しである2体のスフィンクスの登場にドロー運の格差を味わいながら思わず素で沈黙する神崎。

 

「我のシモベを前に声も出ぬか。カードを1枚伏せターンエンドだ!」

 

 2体のエースモンスターを呼び出したアヌビスは沈黙を崩さない神崎に対し得意げに鼻を鳴らす。

 

 

 だがアヌビスの言葉よりも神崎は2体のスフィンクスから発せられるプレッシャーの方が問題だった。

 

 

 それはただのモンスターである筈である。「神のカード」という訳でもない。

 

 

 しかしその2体のスフィンクスの憎悪に溢れた姿に「これが本場の『闇のゲーム』なのか」と考えつつ、神崎は揺れそうになる己の心を立て直す。

 

 

 神崎は知っている――これよりも恐ろしい感覚を知っている。

 

 ゆえに2体のスフィンクスに対する感情を削ぎ落す――今の自分に必要なのはただデュエルするのみ。

 

 そこに感情は不要だと。

 

 





 劇中でアヌビスを倒す青眼の光龍(ブルーアイズ・シャイニングドラゴン)が入手できなかったが故の青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)の聖なるパワーでのゴリ押し――これで浄化を目指す!!

 ちなみにこのプランでもアヌビスを倒せなかった場合

プランD
 己の肉体の限界を超え、冥界の王に自身の命を燃やしながらリアルファイトを仕掛ける――おい、デュエルしろよ

プランE
 地下工場そのものを爆破して生き埋めにし、予め仕込んでおいた封印術式を発動。その後KCに連絡が入り、遊戯たちに牛尾が事情を説明し友情教パワーで討伐。

一緒に生き埋めになる? 頑張って脱出すれば問題ない! 無理なら死ぬ。


デュエルに敗北した場合? 十中八九死ぬ――現実って悲しいね?


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