【大空】と【白夜叉】のミッドチルダの出会い~改~   作:ただの名のないジャンプファン

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標的3 この頃の犬はホームという前に戻ってる事がある

 

~sideなのは&銀時+定春~

 

急いでティアナ達の所に行こうとする銀時一行。

ティアナ達とまだ距離がある所で、

 

(なのはちゃん!なのはちゃん!ティアナ達の周辺のガジェットの反応が消えてもうた。)

 

はやてから念話が入り、それによると、ティアナとスバルの交戦相手のガジェットの反応が消えてしまったのだと言う。

 

「えっ?」

 

なのはは飛行を止めて、その場に立ち止まる。

もしかして、ティアナとスバルの2人がガジェット片付けたのだろうか?

しかし、数からいって、まだティアナとスバルの2人で対処できる数ではない。

ならば、ヴィータかシグナム辺りが自分達より先に現場に到着したのだろうか?

 

「ん?どしたー?」

 

突然、止まったなのはに銀時も定春の足と止めさせ、止まった理由を尋ねる。

 

(急になぁ~ガジェットの反応がなくなってな、それとなさっき、ティアナ達に気を取られていたから言いそびれたけどな、実はティアナ達のそばにも次元震の反応があったんや。)

 

「っ!?ちょっと待って、銀時さんと整理させてもらえる。」

 

「?」

 

なのはの狼狽理由がわからないという顔をしている銀時。

 

「えっと、今入って来た情報によれば、私の仲間たちを囲んでいた敵の反応が消えて、新しい次元震 多分次元漂流者が現れたらしいでいいのかな?」

 

(うん、バッチリやでなのはちゃん(๑•̀ㅂ•́)و✧)

 

「で、その事件投稿者は敵なのか?」

 

「だから、次元漂流者!!(次元漂流者!!)」

 

そんなやり取りがあり、確認の為、なのはと銀時+定春はティアナ達の所へと向かった。

 

「大丈夫!!ティアナ、スバル」

 

そして、なのはがティアナとスバルの2人の姿を確認し、声をかけた。

 

~side2組の深層心理~

 

ツナたちはあるものに注目していた。

それはなんて神がかった天パ .....じゃなかった白い巨大な犬に‥‥

 

((何!?あの巨大な犬!?と言うよりアレ犬なの?))

 

とティアナとツナ。

 

(犬、イヌ、いぬ、デッカイ犬!!)

 

と炎真は定春を見て、身の危険を感じていた。

 

(うわぁ~おっきいワンちゃん。触っても大丈夫かな?)

 

一方、スバルは目をキラキラさせていた。

 

反対に銀時達もあるモノを見て思っていた。

 

((何でこんなところに赤ん坊が!!))

 

そして互いの静寂を打ち破るかのように、

 

「ちゃおっス」

 

赤ん坊(リボーン)がなのはと銀時に声をかけてきた。

 

((しゃべった(´°Д°`)))+なのはは(かわいい!)

 

~深層心理終了~

 

 

合流したなのはは、ティアナに何があったのかを尋ね、ティアナはなのはに此処で何があったのかを説明し、反対にティアナもなのはがデカイ犬(定春)を連れている訳をなのはに尋ねた。

 

 

~説明終了~

 

話を聞き終えて現在は六課の本部の中にいる。

そして扉の前まで来たらなのはが扉をノックし、

 

コン コン

 

「はい、どうぞ」

 

「失礼します。高町なのは一等空尉任務の報告参りました。」

 

「お疲れ様。んで、その人達が残りの次元漂流者?」

 

「うんそうだよ。みんな自己紹介して。」

 

「どーも、坂田銀時でーす。」

 

「沢田綱吉です。」

 

「古里炎真です。」

 

「ちゃおっス、リボーンだ」

 

「ほんまに赤ちゃんが喋っとる。 ここの部隊長の八神はやてです。よろしく。」

 

八神はやてと名乗った女性は茶髪でショートヘアー、口調にはエセっぽい関西弁が混じっている。

 

「お前が此処の部隊長か?それで先に来たメガネとチャイナ服はどこだ。」

 

「あぁ~あの2人なら神楽ちゃんが「お腹減ったアル」って言うたから新八くんとフェイトちゃんが付き添って食堂に行ったで、多分もうすぐ帰ってくるやろ。」

 

はやてがそう言っているそばに、

 

コン、コンと、

 

ドアをノックする音が聞こえ、

 

「はいってええで」

 

はやてが入室を許可する。

 

「失礼します。」

 

するとフェイトが入ってきた。

フェイトの後ろからは、

 

「「銀さん(ちゃん)」」

 

神楽と新八が入ってきた。

 

「銀ちゃん定春は?」

 

「でかいから外。」

 

「何しているアルか!私、中に入れてくるネ。」

 

「あっ神楽ちゃん。」

 

「ほっとけどうせ道に迷って保護されるのがオチだ。そんなことよりお前もここにいとけ。」

 

そしてはやてが コホン、咳を一つして

 

「綱吉くんが言っていた並盛町を調べてみたんやけど、そんな街の名前は、私らが知る日本にはどこにもそれらしき町があらへんかった。」

 

「ッッッ!!」

 

自分達の町が無かったと聞き、炎真とツナは驚いたが、リボーンはキリッと睨んで

 

「やっぱりか‥‥」

 

と、1人納得しているように呟いた。

 

「どうゆうことだよ、リボーン。何か知っているの!?」

 

「色々あってわからなかったかもしんねーが、あれから何時間たったと思う?」

 

「「あっ」」

 

時計を確認すると、既に10年バズーカの効果が切れて、元の世界に帰れる時間は当に過ぎている。

にも関わらず、自分達は転移していない。

 

「でも原因が‥‥」

 

きっと何かの原因で帰れる時間が伸びているんだと思っているツナ。

 

「よく、思いだしてみろ、あの時10年バズーカに当たる前何があった?」

 

リボーンは10年バズーカに当たる前の事を思い出せと言う。

 

「えっと‥故障して何故か不発して‥‥」

 

ツナが記憶を遡っていると、

 

「あっ!?まさかあの時の赤い石!!」

 

先に思いだした炎真が声を上げて言った。

 

「「「赤い石!!」」」

 

「なぁ炎真くん赤い石ってこんな感じとちゃうん?」

と言いながらはやてはある画像を見せた。

 

「あっ、それです。ねぇツナくん。」

 

「はい、確かにこんな形をしていた」

 

「あんな、これはレリックと言ってな。用途はまだわからんけどとてつもない力を秘めた結晶体や」

 

「つまりそれが10年バズーカに変な影響を与えた訳か。」

 

「なぁ、さっきからちらほらでとる10年バズーカって一体何なんだ?あのドS王子がいつも使っているバズーカよりもスゲェバズーカなのか?」

 

銀時が10年バズーカについて尋ねる。

 

銀時の反応は当然だった。

あれだけの会話で10年バズーカの効果がこれでわかったら天才だろう。

 

「あぁ、えっと‥ですね‥10年バズーカと言うはですね(以下略)」

 

「なるほどな、つまり普通なら5分で帰れるけどレリックのせいで誤作動を起こしてさらには次元を超えていやったわけか。」

 

「ツナ君たちの世界ではそういうのが沢山あるの?」

 

とスバルがツナ達の世界の事を尋ねる。

 

「いやあれは特別だから・・・」

 

ツナはあんなモンがその辺にゴロゴロ転がっている訳ないじゃないと言う。

 

 

「さて、次は銀時さん達の説明をお願いします。」

 

はやてが銀時達にこの世界に次元漂流してきた経緯を尋ねる。

 

「あぁ~説明する前に、その『銀時さん』はやめてくれ、言われるとなんだかむずがゆい」

 

「ほんなら銀ちゃんで」

 

「あぁーあと新八ー頼む。」

 

「えぇ僕(;゚Д゚)!?」

 

てっきり銀時が説明するのかと思ったら、彼は新八に全て押し付けた。

 

「そのために此処に置いといたんだから」

 

「ったく、僕らがこの世界に来た経緯は・・・以下略」

 

「なるほどな」

 

新八がはやて達に自分達がこの世界に転移した経緯を説明した。

 

「つぅ訳だ、だから俺達はすぐに帰れる。新八あのタイム〇シンはどうした?」

 

っとここで新八は顔を青ざめ、フェイトは何とも言えない顔をした。

 

「ん?どしたーパッあぁん。ほら、早く出せ」

 

「あの‥ですね‥‥銀さん。その‥‥とても言い難いことですけどね‥‥」

 

新八は言いにくそうにこの場にあのカラクリがない事情を説明した。

 

 

~side六課に着く前のフェイト達~

 

銀時と別れフェイトに呼んで貰ったヘリに乗った新八と神楽。

 

「あの貴方達が所属している組織って一体何をしているんですか?」

 

「機動六課はねぇ、君達みたいな次元漂流した人の保護やロストロギアと呼ばれる物体の回収をしているの。」

 

「ロストロギアってなんですか?」

 

「ロストロギアって言うのは‥‥」

 

説明省略

 

「なるほどつまり取り扱い危険みたいなものを集めているアルか。」

 

「クス、えぇ、そうよ。」

 

と雑談している内にタイム〇シンが急に光り、

 

「「えっ」」

 

「何アルか!」

 

ゴォーーンと音を立てた後、ピシュンっと消えてしまった。

 

・・・・・そして

 

「何があった(アルか)ーーーー!!!!」

 

「た、大変だ!!タイム〇シンが無い!!」

 

と神楽と新八の叫びがヘリの中で響いた。

 

 

~回想終了~

 

何とも言えない表情の銀時が発した最初の言葉は、

 

「えっ?何?って事は、あの‥帰れないとかそゆこと?」

 

「はいそう言うことです。」

 

「オィィィ!!あのクソジジィ俺達を帰さない気か!!あンのジジィ帰ったら絶対殺してやる。」

 

「落ち着いて銀さんほかの人達みんなびっくりしていますよ。それに帰れないのにどうやって源外さんを殺すんですか?」

 

「知るかってんだ!!」

 

「あの~銀ちゃん。」

 

「あぁ(#゚Д゚)!?」

 

「それで銀ちゃんたちが来る前にな、あんたらたちを機動六課の民間協力者として入ってもらおうと話しててん。」

 

「話してったって誰と」

 

「このリィンと」

 

「はい」

 

「「「「「!!」」」」」

 

「あの~何ですかこの小人は!?」

 

「妖精?」

 

「ティンカーベルね!!」

 

「リィンは私のユニゾンデバイスや。」

 

「「「「「ユニゾンデバイス?」」」」」

 

「あっ、そっか銀さんたちは私達が魔導師と言うの知らんのか。」

 

「魔導師って事はなのはたちが空から来たのはそれのおかげか。」

 

「そや」

 

「でもツナくんたちは私達と同じ感じじゃないの?」

 

「えっ?」

 

「だってツナくん炎出したり、炎真くんはサイコキネシスみたいなことしてたじゃん。」

 

「あっあれは。「おい」」

 

「そこらへんは戦えばわかるぞ。ここも戦闘の絶えないところなんだろなら、どんな戦い方か見といた方がいいと思うぞ。」

 

とリボーンが提案すると

 

「そやな、なら模擬戦しよか。」

 

ツナはその実力を見せるために模擬戦をする事になった。

 

 

 

・・・・続く


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