凛音「.........」
凛音はココ最近、学園生活部の部室の窓から外を眺めてぼーっとすることがあった。
薫男「凛音、どうした」
凛音「なあ薫男、俺らってさ、誰かを救えたのかな?」
薫男「急にどうした?凛音」
凛音「......俺はさ、がっこうぐらしの世界を知ってて、この状況になってる。俺はさ、あの子たちが普通に高校生として、遊んで恋して、泣いて笑って、そんな学園生活を送って欲しかったんだ。」
凛音「でも実際はどうだ?俺達が力を持っていても、結局騒動が起き、彼女達は学校に閉じ込められて、今まで一緒に勉強して来た友人だって大勢死んで、俺は一体彼女達の何を救えた?俺はどうしたらいいんだ?」
薫男「......凛音、そいつは違うな、俺達は力を与えられたが何も神じゃ無い。ただの人間だ、それに俺達がいなければ、もっと多くの奴が死んでたんじゃ無いの
か?」
凛音「......」
薫男「それにな、過去は変えられねえんだ。時間と命は決して止まることは無い、変化とは生命の法則である。そして過去や現在しか見つめていない者は確実に未来を見過ごすこととなる」
凛音「...ジョンFケネディ大統領の名言か」
ヒワインド「そうだな…薫男の言う通りだ。俺達がいなきゃ、めぐねえも圭も死んでたんだ。全く救えなかった訳じゃない。確かに先輩は残念だったが、どうしようもなかったじゃないか...」
凛音「ああ......そうだった、俺達は生き残れなかった人の分まで生きるんだ...」
凛音(だから、多少誰かに依存するのは良いのかもしれない)
一方学園生活部チーム
悠里「凛音...最近なんだか元気無いみたいなんだけど...」
慈「え...?凛音さんが?」
由紀「そうだよね、なんか最近りーくん空返事だもん」
胡桃「確かに最近凛音元気無いよな。」
悠里「それになんだか1人で居る時に泣いてたような気がしたの...」
慈「え?」
由紀「え?」
悠里「えっと?2人ともどうしたの...?」
由紀「今すぐりーくんの所に行って慰めてあげてりーさん!」
慈「そうね!今すぐ慰めに行ってあげて!そしてちゃんと着けるのよ!」
悠里「え?え?」
圭(......今度ジョンの事を逆レしてみよっかな)
ジョン(うっ......今なんか寒気が......)
美紀(ああ......ジョンとのキス良かった......もし激しくって言ったらもっとすごいことしてくれたり...///キャー///)
そして悠里視点
悠里(うわ~...由紀ちゃん...薫男さんとそういうことしようと思ってたのかしら?正直びっくりだわ...由紀ちゃんの事だから赤ちゃんはコウノトリさんが運んで来るんだよ!とか言うと思ってたんだけどなぁ...)
悠里「うっ......実際に凛音とそういうことしようと思うと心臓が...」
悠里(それにめぐねえが悠里さんならきっと上手に出来るわって言ってコレを渡してきたんだけど、ね、もうね子作りしてるのかしら......?)
凛音「悠里?どうしたの?こんな時間に?」
悠里「ちょっとお話しない?凛音」
はい、この後悠里と凛音が何したのかは想像におまかせします。という訳でここまで読んでくださりありがとうございますm(*_ _)m