さばげーがえり!   作:一織

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はい!とうとうショッピングモール編完結です!
それではどうぞー!


第7話 みんなで

凛音「あー...重かった...ひっさしぶりに米30kg担いだ」

凛音は車に戻り、米を積み込んだ後、StreamのトランクからKrebs Tactical Rifle03を取ってきた。

米を積み込むのには少々邪魔だったし、この銃には光学サイトを装備していて、遠距離を狙撃することも可能なのだ

 

ヒワインド「よしそれじゃあ、各自バックパックは背負ったね?服を調達だ!」

 

女性陣「おー!」

 

薫男「......なあ、凛音」

 

凛音「何?薫男」

 

薫男「めっちゃ服選び長くね?」

 

凛音「まだ30分しか選んでないけど?」

 

薫男「いや!明らかになげえよ!」

 

卓「女子だったら、こんなもんさ」

 

薫男「まじかー...」

 

薫男は女性陣の服選びの長さにげんなりしているが案外他3人は平気そうだ。

それもその筈、もとより凛音はウインドウショッピングが趣味レベルで好きだったし、卓は昔彼女が居たこともあって待つのには慣れている。ヒワインドは時間などあまり気にする人間ではないので、薫男だけが疲労していた

 

由紀「ねえねえゆっきー!」

 

薫男「んお?由紀か?どした?」

 

薫男が顔を上げると

 

由紀「じゃーん!」

 

胸元がセクシーに開いたドレスを着こなす由紀が居た。

 

薫男「うおっ!?(顔真っ赤)露出度高すぎだろ!」

 

由紀「えへへー///でも、ゆっきー、喜んでくれるかなーって...」

 

薫男「まあ、なんだ...結構似合ってるぞ...でもあんまり俺以外の前でそういう格好はして欲しくないかな...」

 

薫男には薫男なりに由紀に対する思いは譲れないようだ

 

悠里「ど、どうかしら...?///」

 

凛音「悠里、ずっと一緒に居よう。」

 

悠里「んもう!///当たり前よ」

この2人は本当甘々である。ブラックコーヒーが欲しい所である

 

慈「ええっと...ヒワインド...くん...?//」

 

しっかりとしたスーツのような格好

 

ヒワインド「d('∀'*)」

 

 

胡桃「えーっと...どう...かな?」

 

卓「うん、いい感じだよ。」

 

胡桃「えへへー...///」

 

と言った感じで女性陣の服の調達が終わり、男性陣はとりあえず動きやすい服装と下着を調達し、5階へと向かう途中

 

凛音「!!」

 

凛音はある事に気がつく。5階の映画館近くに薬莢が落ちていたのだ。

 

凛音「皆、もしかしたら銃を持った生存者がいるかも」

 

一同「!?」

 

凛音「この薬莢、俺たちの銃の物じゃない」

 

薫男「...対人戦闘か...だが由紀たちは俺が守る」

 

卓「絶対に誰も欠けさせないよその為なら...撃たせてもらう」

 

一方ジョン達

 

ジョン「さて、荷物整理はOK?」

 

圭「うん!」

 

美紀「うん、大丈夫」

 

ジョン「脱出だ!」

 

ジョンはそう言うと、近くにゾンビが居ないことを確認し、圭と美紀を連れ、部屋を出る

 

ジョン「ヤツらに囲まれそうだったらコイツを使う」

 

圭「えーっと、防犯ブザー?」

 

ジョン「こうするのさ」

 

そう言うと防犯ブザーを鳴らすと同時に自分たちの進行方向から遠い方へ投げる

 

ジョン「こうすれば、音に気を取られてヤツらに襲われない。」

 

美紀「へー...ジョンはそうやって戦ってたんだ...」

 

ジョン「ま、これだけじゃなく、ペンライトなんかも使ってたがな」

 

一方 学園生活部

 

凛音「...!防犯ブザーの音?やっぱり生存者が...」

 

薫男「一旦安全な所に身を隠すぞ」

 

 

一同「......」

 

 

 

一同「|ω・)ジー」

 

 

ジョン「よし、圭、美紀、走るぞ!」

 

 

 

凛音「やっぱり生存者チームか!」

 

薫男「なあ、さっきの奴の声ジョンっぽくね?」

 

物資は確保し、生存者捜索はジョン達がいると分かれば後は車に戻るだけだ。

 

ヒワインド「みんな車に戻るよ!」

 

一同「了解!」

 

 

ヒワインド「やっぱり固まっているな...」

 

 

凛音「悠里、下に爆弾(ペンライト)ばら蒔いて」

 

悠里「分かったわ」

 

卓(なんでペンライトってわかったんだろ...)

 

 

凛音「よし、行けるぞ」

 

そして1階まで行き、3人に追いついた所で

凛音はジョンに声を掛ける

 

凛音「よお、ジョンハーレムか?」

 

ジョン「おうっ!?凛音!やっぱりお前か!」

 

 

圭「ジョン、その人が凛音さん?」

 

凛音「始めまして、掛名沢凛音です」

 

美紀「どうも、直樹美紀です(ぺこり)」

 

圭「祠堂圭です(ぺこり)」

 

薫男「とりあえず車まで行くぞ!」

 

そして無事、車の停めてある場所まで着いた一行

 

ジョン「ふむ、学校で暮らしてたのか...」

 

凛音「まあ、一時的にだがな、シャワーもあるぞ」

 

シャワーがあると言う単語に反応したのは美紀と圭だった

 

圭「ホントですか!?」

 

悠里「ええ、電気が太陽光で生きてるから、電化製品も使えるのよ」

 

美紀「やった...」

 

慈「それじゃあ、学校に帰りましょうか?」

 

一同「はーい!」

 

こうして無事にジョン、圭、美紀を連れ、学校に戻った。




ここまで読んでくださった皆様ありがとうございますm(*_ _)m
いかがでしたでしょうか?無事に圭を救う事が出来ました!←(ぶっちゃけこの為に書いていたと言っても過言ではない
これからは新たに3人を加え学園生活部11人での生活です!

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